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― 住宅街・地蔵堂 ―
[礼斗君にニュースの話を聞き、頷く]
あったわね……。凄い災害ねって。そう思ってた。
まさか、あれが。
[誰かがもみ消したのだろうか? 眉を寄せ、考える。
そして彼の、希望ともいえる言葉に顔をあげた]
あるの。 本当に、あるの。
神楽……ってあの舞ってた子よね?
[私の顔は、目に見えて明るくなっただろう。
にやりと笑い、言う]
わかった。 貴方の事、信じる。
憑魔が慎重にさせるような事、言う訳ないもの。
/*
お。
伽矢
1回 残1453pt
百華
1回 残1453pt
母子シンクロすげえ。
[気が抜けたからって、遊んでないの]
ママ 百華が「時間を進める」を選択しました。
中
あーでも、状況的にすっぽぬけ?でもいいのかも。
こう、微妙な感じが。
無理しなくていいって言ってるしなぁ。
まいっか。考えよう。
そしてデフォ票またにいちゃですか。あいしてるなにいちゃ(
……。
[歩き始めてから、さて、何分経ったか。
それを数えておくほど、無駄なことはないだろう。
そのようなことよりも重大なことは]
……迷った。
[なんか妙に入り組んでいる地形に入り込んでいたようで、そこから抜け出すのには、また更に*時間が必要だった*]
巫女 神楽が「時間を進める」を選択しました。
―瑶子宅―
[未だ少し温かいコーヒーと共に、1人きりで残された。
困惑の最中。
止まった思考が、軋みながらも再び動き出す]
……
そう、だ。
桜……大樹って。
[ぐ、と下唇を噛み締めて、外へと飛び出した]
ねぇ、何か手伝いできない?
最後の一匹を見つけるの。
[私はてっきり礼斗君が力を持つ者だと思い込み、申し出た。
彼が桜の所へ行くと言うのを聞けば、
桜を使って憑魔を探すのだろうと納得する]
私も行くわ。 結果、知りたいもの。
[けれど、断られてしまった]
一人で集中したいの?
……そうよね、大変そうだし。
わかった、途中まで行くわ。
結果でたら教えてね。 私、店の近くにいるようにするから。
[私は公園の少し手前まで礼斗君と歩き、途中で繁華街の方に曲がる。
そこで少し立ち止まり、公園に消える彼の背中を明るい顔で見送った]
少女 千恵は、巫女 神楽 を投票先に選びました。
[道中百華と礼斗がちょうど分かれるところに出くわした。
話しかけてもどうせ聞こえないのでなんとなく立ち止まり二人の姿を見送る。
礼斗は公園の方へ、百華は繁華街へと向かった。
どちらも自分は行く気は起きなかったのでそのまま二人とは別の方向へと歩き出す。]
あっ、静音さん。
[しばらくすると神楽が何か道をうろうろしている姿を見つけた。
死者を見ることができると言っていた神楽は自分に気づくかもしれない。
そう思い声をかけてそちらにいくが反応はない]
そんな都合のいい話なんてあるわけないよね。
探査出来るチカラがあればなぁ。
どこに居るのか直ぐに分かるのによ。
[全員にマーキングしておけば楽だったのかもしれない。
一堂に会したあの時。
やれば良かったのだが、その時は全員にマーキングする程のチカラは持ち得て居なかった]
一人だったら飛んで探しもしたんだけど。
んなことしたら千恵にバレちまう。
─中央広場─
うんっ。
[見ればいいと言われ、嬉しそうに
通りの黒ずみには気づいて、不思議そうにうさぎが首を傾げたが、伽矢に手を引かれその場からはすぐ離れてしまう。
伽矢に連れられ中央公園へとやってくると、周囲を見回し瑞穂と百華を捜した。]
みずねえちゃー、ももおばちゃー?
[てってっと、伽矢の手を離しあちこち歩き回る。
近くにいるから、勝手に動いても咎められない。
がさごそと、おおよそ居ないだろう茂みの中にまで顔を突っ込んでは、二人を捜した。]
[がさり、茂みを掻き分けると、そこにはお守りが落ちていた。]
ぁ。
[呟いて、拾う。百華の血塗れたお守りを。
小さなそれは、子供が扱うには丁度いい大きさで。
柄を握って、くるりとかえす。血にぬれたそれは、日の光に照らされ鈍く光った。]
おばちゃのおまもり、だいじにしないと。
[悲鳴をあげる原因の一端となったそれを、無くさないようにと絵本の中に挟みこんだ。
そうして周囲を見回すと、近くに桜の木があった。]
………おうか?
[いるかなと思い、見上げて捜すが姿は見えず。
ててっと近づいて、ぺとり、片手を木につけた。]
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