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……あなた、一体……。
[何を、どこまで知っているのか。
続く言葉は、今は飲み込んだ。
赤と蒼の交差。
赤は紅に濡れて倒れたまま、蒼は同じ色に染まりつつ立ち上がる。
それを視界の隅に収めつつ、女は自身に縋りつく少女をそう、とかき抱く]
……大丈夫。大丈夫ですから、エッタ様。
[何がどう、とは言わずに、ただ、そう繰り返す。
その様子を、少年は怪訝な面持ちで見つめるか]
……っ…
[ラッセルの胸に沈む銀。
始めは滲んで、そうして噴出し、流れる赤]
……そんな……
[ラッセルは言っていた、「シャーロットがおおかみだ」と。
そうして、そのシャーロットが、ラッセルを殺した]
なぁ…何でだよ…
何で誰も止めてくれなかったんだよ!
[聞こえないのはわかっている。だけど、叫ばずに居られない。
おおかみはそこに居る、それなのに]
追い掛けて来た。
殺されてしまう。
[トビーとは耳にした言葉を一つ違う意味に取って居た。
隠せば即ち隠れてなら殺しても良いと。真実が何方かは判らない]
トビー様は私をずっと見ていたと。
此処に来る前から。此処に来てからもずっと。
[アグレアスの問いに震えるコエで答える]
旅人 ハーヴェイが「時間を進める」を選択しました
―二階廊下―
[目の前で起きた凄惨な殺し合い。ギルバートが横たわる側で、今度はラッセルが朱に染まっている]
シャーロット殿・・・お主・・・。
[殺し殺されたのは、かたや大人しい青年、かたや普通の少女。
狂っている。全てが]
/*
票も思ったよりバラけたな…時間が遅かったからだろうか。
<シャロ
んまぁ俺も襲撃乗っちゃってるし。あんま気にするな。
表には地味に出ようと思います。
―二階廊下―
[耳に別の情報が入って来る。
困惑もあり、護るべき者達から一瞬、意識が逸れる。
はたと気がついて目を戻した時には、事は既に結末を迎えていた]
クラフ様、
[地に伏した青年の名を呟く]
[仰向けになったことで余計に視界が歪む。
涙を拭う余裕はない。
ナイフを持った手はそのままシャーロットへと吸い込まれていく]
[けれど、それは狙った場所とは異なるところへと刺さった]
────っ!
[シャーロットの握る短剣が命の源へと沈み込む。
刹那すぎて、叫び声は出なかった。
ごぼ、と喉奥から血を込み上げ吐き出し、それに合わせ身体が痙攣する。
直ぐにその痙攣も止まり、身体から零れた紅がじわじわと床を広がって行った]
-見つけたのに
-目の前におおかみは居るのに
-僕はまた何も出来ずに終わるのか……
[数年とは言え共に過ごした相手。
拾ってくれたアーヴァインの養女。
自分から接することは少なくても、ラッセルは彼女を「家族」として認識していた。
拾ってくれた時、アーヴァインがそう言ってくれたから──]
[意識が闇に落ちた後。
気付けば自分の躯の前に立っていた]
…僕がもっと強ければ。
もっと早くに気付いていれば。
違う結果になったのかな……。
[過去に彼女に触れて知っていればどうなっていたのだろうか。
自分が積極的に人狼を探していればどうなっていたのだろうか]
[今はもう、後の祭り]
[何故止めなかったのか。
ラッセルを信じている自分にはわからない]
あいつが嘘をつくようなやつじゃないって…何でわかんねぇんだよ…
あいつが俺を殺してどうするんだよ…なぁ…
[どれだけ言った所で聞こえるはずはない。
それでも]
どうして…
/*
ハリセンは私の方が。ラッセル様に投票しましたし。
風呂鳩からの速度低下申し訳ありません。
トビー様のはフラグを見て来られたかと考えてました。此方が反応しきれなかったので後で補いたいと思います。
武芸者 マンジローが「時間を進める」を選択しました
[ハーヴェイに抱き寄せられて。
視線はそちらに見上げる。震えはとまったかもしれない。]
……
[返す言葉はない。自分の左腕にはラッセルが刺したナイフが刺さったままに。
痛みも感じていたかもしれないが今はそれに思うことはない。
ハーヴェイの腕の傷が見えてそこに手を伸ばしかけて、
血塗れた自分の手に気づきその手を下ろす。
ハーヴェイにもう大丈夫だからというように軽く手で押し離れた。]
……
[床に仰向けに倒れたまま死んでいるラッセルに視線がいく。
膝をついてその亡骸をそっと抱いて、その名前を呟いたユージーンに視線を向けた]
偉いよ、インサニア。
無事でよかった本当に…。
[それは心からのコエ。
人狼の力を隠しとおしてよくやれたなと、彼女を抱きしめいたわりを込めて背を撫で続けた。
ピュエリアの断片的なコエは聞いて取れた。
仲間を怯えさせる物の存在を知り、殺意は急速に沸いてくる。]
あいつが…トビーが追跡者なのか?
ならば殺そう。ピュエリアの為に。
[そう低く低く宣言した後で。]
だから大丈夫だよピュエリア、踊り子の君の傍にいておいで。
[そう最後は優しく告げた。]
/*
風呂鳩…本当に無理しない程度に。
いえ投票は狼陣営+キャロ:他村側で4:4になるかと思っていましたが、これはもうばらけた分はしかたがないと思ってます。
襲撃の方トビーさんじゃなくマンジローさんかラッセルさんにいくべきだったかなと。
トビーさん襲撃の流れ作ったの私でしたので。
まぁ、いまさらですね。気にしすぎないようにエピまでがんばります。
(中/)
さてと、どうやって会話に加わろうか。
どこまで知ってんのかね、このキャラ。
困ったら、「顛末をトビーから聞いた」でもいいんだが(苦笑)
―時間は生者より少し先に―
[食べるような場所もないのに、と思ったかもしれない。
でもどっちにしろ、それを伝えるすべもない。
僕は死んだのだと思った。
たとえ僕が死んでも、ヘンリエッタは逃げられないのに。]
…………
[ユージーンを見たまま口元が動く、しかたがなかったよねと声には出ず。
左腕はナイフが刺さったまま血が流れ出し、ラッセルのそれと混じっていく。]
……っ
[その痛みを思い出し意識すれば苦痛に顔がゆがむ。ナイフを抜こうとそのナイフに手を添えた。]
/*
ピュエリアは 無理 しないの。茹ってきなさい。
俺もランダムに持ってけるかと思ってた<投票
ラッセルもそんな感じに動いてたっぽいし。なかなか上手くいかないもんだな。
村の文句はエピでたっぷり聞こう。残り日数頑張ろうか。
……ラッセル?
[倒れた体の側にもう一つのたたずむ姿。
自分と同じになってしまったのだと思う。
彼に、自分は見えるのだろうか?とふと考える]
[何よりシャーロットが生きていた事に心から安堵していた。
ラッセルの様には、ちらと目を向けたが。今は何を言う事も出来ない。
彼女が腕の傷に手を伸ばそうとして、刺さったままのナイフに気づく。]
…とにかく、傷の手当てをしないと。
[シャーロットもだが、自分も右腕に怪我を負ったままだ。服の下、指先からは血が流れ落ちている。]
ジーン、医療道具がある場所を教えてくれないか。
場所だけ教えてくれれば、手当ては自分で何とか出来る。
[おそらくラッセルの事を気にかけているだろう、墓守にそう言った。]
[名を呼ばれ、ハッとした表情へと変わる]
ギル……。
[視線を向けると、そこには自分が信じた、死なせてしまった人物。
じわりと涙が滲み、抱きつくように飛びついた]
ギルっ……僕、また何も出来なかった……!
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