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ピュエリア、大丈夫、だよ。
私達が…守るから、もうこれ以上…仲間が傷つくなんてやだから…。
[震えるコエをあげるピュエリアに優しいコエで囁きかける。
けれどもどこかつらそうに途切れるのは怪我のためか?それともラッセルを殺してしまったことに対してか。
同居人で接することのおおいラッセルを実際にその手にかけたことは少しばかり心が痛んだから。
けれどもすぐにアグレアスからかけられる賞賛のコエとこちらの無事に喜ぶコエ]
うん、私がんばったよ。
[背を撫でられ体の震えはとまる。
もう心も痛まない。]
ラッセル殿・・・
[床に伏す青年と血まみれの少女を交互に見やる。この二人は同じ屋敷の同居人だったはず。だが自分がここに来た時、彼らはお互い刃物を手に憎しみを飛ばしあっていた。やり切れぬ思いで視線を逸らす。その先にはトビーとヘンリエッタ達の姿が見えた。]
・・・童っぱ、お主もここにいたでござるか。
[そう言って、彼のもとへと歩み寄る。様子がおかしいのに気付いたのはそのときだった。]
[殺されるわけではないのにと言うトビーの言葉は信じられなかった。其れは言葉の取り方の違いでもあり育った環境の信条の違いでも在った。
殺されると思い殺されなくても捕まりたくないと思った]
大丈夫。ええ。
ありがとうキャロルさん。
[そう言えたのは全てが終わって更に少し時間が経ってからだった。
少年は其れをどう見て居たのだろう。呆れて居ただろうか。何時かの様に自分とは違うものとして受け止めるだけだっただろうか]
中
アッーそういえば今更だが、全部が終わった後でマンジローの登場って…。何このデジャヴ。
昨日と同じパターンじゃないか…あーあーあー。
…いや、もう何も言うまい。
明日頑張るよ俺。
[ラッセルの亡骸は自分の膝に横たえて、自分にささったナイフに手を添えたところでマンジローから自分の名前を呼ばれる]
……
[視線はそちらを向く。
悲しむでもなく、怯えるでもなく、痛みにわずかに顔はしかめていたかもしれない。
目元からはかすかに涙がこぼれていたかもしれない。]
養女 シャーロットは、武芸者 マンジロー を能力(襲う)の対象に選びました。
養女 シャーロットは、墓守 ユージーン を投票先に選びました。
養女 シャーロットは、武芸者 マンジロー を投票先に選びました。
旅人 ハーヴェイは、武芸者 マンジロー を能力(襲う)の対象に選びました。
[声が届いたのかこちらを向くのに気付いて、触れる事はできるだろうかと近づこうとして。
飛びついてきたラッセルを受け止める。魂同士なら触れることも叶うのかと苦笑する。
ラッセルの言葉に小さく首を振って、そんな事は無いと伝えて]
側に居る、って…約束、守れなくてごめんな?
[ラッセルを宥めながら、最初に口にしたのは謝罪の言葉]
マンジロウ…。
[全てが終わった後、遅れてきた来訪者に視線を向ける。だがどう説明すればいいのか。
そもそもの切欠は何だったか。
ヘンリエッタと、ラッセルが狼を言い当てて…それからヘンリエッタはラッセルに飛び掛り、ラッセルはそれを跳ね除け、シャーロットに襲い掛かって、それを庇ったが今度はシャーロットがラッセルに向かって…。
思考を纏めていたが、腕の痛みに眉が寄った。]
悪い、手当てを先にしたいから、状況は他の奴に聞いてくれ。
[短くそれだけ告げた。]
でも、前も何も出来なくて、逃がして貰って……。
[しゃくり上げながら泣き続けて、抱きつく腕に力を込めた。
謝罪を向けられると勢いよく首を横に振って]
僕が、弱かったから…。
もっとちゃんと、探してたら、ギルもこんな事にはならなかったのに……。
[やって来たマンジローには、軽く、視線を向ける。
彼が声をかけるトビーには、やや、睨むよな一瞥が向いた。
それでも、少年の態度は変わらぬか。
それが彼の幼いなりの人生観、価値観に基づくものであるのは理解しているが、今は感情での容認には至らない]
……よかった。
[それから、ヘンリエッタの返事にほっと安堵の息を漏らす]
……とりあえず、ここは殿方にお任せしましょう。
先に打った部分が痣になっているかも知れませんし、見ておいた方がいいでしょうから。
[できうる限りやわらかい笑みと共に、こんな言葉を投げかけた**]
[トビーの元に歩み寄ろうとして、ふとシャーロットと目が合う。だが彼女の瞳からは感情を読み取る事はできなかった。彼女を長く見ている事は耐えられず、すぐに視線を逸らす。
もしかしたら、その瞳にはかすかに涙が溢れていたかもしれない。だが、一種運の事ではそれを確認することはできなかった。]
我の事は構わぬよ、ハーヴェイ殿。
シャーロット殿を見てあげると良い。
[自分に気付いて話し掛けたハーヴェイにはそれだけ答えて、自分はトビーのほうと歩み寄った]
―二階廊下―
[青年の遺体を抱く少女が、こちらを見ていた。
唇が動くのが見えた。
沈黙の後、一度首を振り、顔を上げる。
真実が何れかは墓守には未だ分からないが、今は先にすべき仕事があった]
シャーロット様。
[名前を呼び、その傍で片膝をつく]
クラフ様を頂いても宜しいですか。
[彼の慕っていた雑貨屋も、未だ後ろに横たわったまま。
両腕を伸ばしながら、少女に尋ねた]
道具なら、使用人の部屋に。
[姿勢は変えないまま目を僅かに上げて、傍に立つ青年を見た。
常のような、静かな低音が問いに答える]
[マンジローがすぐに視線をそらし、自分の視線もユージーンの方に戻った。
ユージーンが首を振る様子に自分は何も返せず。]
……(こくり
[ユージーンの言葉にナイフから一度手を離し、
立ち上がり少し距離を置いた。ユージーンの邪魔にならないように。]
それにしても、どうしてこのキャラはいつもいつも大事な場面に遅れてくるのかねwww
書庫の時は、まぁ確信犯(誤用)だったけどw
私は捕まりたくありません。
殺されない保証等無いではありませんか。
[深呼吸をしてトビーに言う]
貴方も信じられません。
星は見ておりませんが信じる事等出来ません。
近付かないで。
[正面から言えば彼は近付かないだろう。
マンジローと会話を始める様なら此方からも視線を切る]
キャロルさん。
此処から逃げる時も一緒に来て下さいませんか。お願い。
[手を握り懇願した]
はい。
[答えは如何だったか。
穏やかに提案されれば頷いて立ち上がる。
歩けない様な事は無かった]
失礼致します。
[トビーに向けなければマンジローにも向けられなかったかもしれない。ユージーンと視線が合えばその前に向けられた声を思い出して怯えを掠めさせたかもしれない。
何処か逃げる様にして其の場を*立ち去った*]
[前も、と言うのを聞いて、それがラッセルの兄のことだと思う。
だけどそれは口には出さない]
何も出来ないなんて事はないだろう?
ラッセルに生きていて欲しかったのさ…俺もな。
[ぽふ、とひとつ、ラッセルの背を叩く]
弱くなんかないさ。
ラッセルはちゃんと探そうとしたし、俺の事は…俺がそうしたいと思っただけで、ラッセルのせいじゃない。
ただ…向こうが一枚上手だったみたいだけどな。
[ラッセルを宥めながら、軽く肩を竦めて見せる。
気にする事はないんだとそう言って]
トビーを殺すんだね。アグレアス?
ピュエリア、私がピュエリアの不安を拭い去ってあげる。
ピュエリアが私のこと助けてくれたから。今度は私がピュエリアを守ってあげる番。
[かけるのは仲間に対する優しいコエ。]
ピュエリアがキャロルさんと一緒にいられるように…。
すまないな。
[そうマンジローに告げてから、ユージーンの言葉が届くと、ありがとうと返した。]
任せっきりですまない。
…行こうシャロ。
[考える事はいくらでもある。
だが今は彼女の怪我のない方の肩を抱き、使用人の部屋へと急ぎ向かっていった。]
ありがとうございます。
[離れる養女に頭を下げる。
その腕に刺さるナイフに触れようとしないのは、治癒の為の扱いを知らぬ故]
シャーロット様をお願いします。
レイさん。
[代わりに少女が慕う青年にそう言って、墓守は未だ温もりの残る死者を抱き上げる]
[ようやく周囲の様子に気づく余裕もできて、
ヘンリエッタ達とトビーが何かただならない雰囲気だったかもしれない。
何があったのか正確なことは知らない、けれどもヘンリエッタに害をなす存在だとは思った。
トビーの元にマンジローがよっていく。]
……(こくり
[ユージーンの礼の言葉には小さく頷く。
ハーヴェイに促されれば頷いて返し、素直にそのまま使用人の部屋へと連れて行かれる。]
[自分のせいじゃないと言ってくれることが、自分を責め続ける枷を取り払ってくれる言葉をくれるのが嬉しくて。
零れる涙が止まらなかった]
……ひっく……。
…ギル……ありがと……。
[呟いて、俯いたまま眼元を擦った。
それから視線を上げて、周囲へと向ける]
……シャロがおおかみだって言ったのに、ハーヴはシャロを庇った。
…気持ちは、分かる。
人の想いは、そう簡単に変えられるものじゃないから…。
[かつて自分が「それ」を口にした時も同じだった。
その時は街単位で信じて貰えなかった。
相手があまりにも強大過ぎたのだ]
…これから、どうなる、かな…。
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