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ありがとう、アグレアスは私のせいで怪我したのに…。
でも、それじゃあ私が…、
[言葉は一度区切りかみ締めるように]
トビーを…狩る…。
[コエにして血はざわめく。
今すぐにでも駆け出したい衝動を*抑えながら*]
[強がる様子に笑ってみせる。
少しでも気持ちが落ち着くならそれでよかった]
そうだな…
[力の事はわからない。だから余計な事は言わずに居た]
俺があそこに居たら、ヘンリエッタに手を上げていたかもしれない。
お前が「見える」事を知ってるから。ヘンリエッタの言う事は嘘だってわかるから。
だけど、それが本当かは他にはわからないしな…
[あの時、話を聞いていたはずのハーヴェイでさえ、シャーロットを守るほうを選んだ。
それが彼にとっての正義だから。
自分がラッセルを選ぶように]
[小さな謝罪と共に腕に掛かる重み。
そっと笑って、宥めるようにして]
あぁ、気が済むまでそうしてていいぜ?
…どこにも行かないから。
[果たせなかった約束。ここでしても意味はない気がするけれど。
ラッセルががそれを望むならと、支えた腕に力を*篭めた*]
─2階・廊下─
[一緒に、という言葉。
女はひとつ瞬いた後、ゆる、と首を傾げ]
ええ。
エッタ様をお一人で放り出すような事はしませんわ。
[少年の言葉。
『連れ戻しに来る』。
それが望まれぬ事と感じたから、そうならぬよに、と。
それは、今の女にとってはごく自然な発想]
では、参りましょう?
墓守殿、申し訳ないけど、後はお願いするわ。
[去り際、墓守にはこんな言葉をかけ。
ひとまず、向かったのは自分の客間。
そこで、ヘンリエッタの背に打ち身の痕がないかを確かめたり、少女の気を紛らわせるために他愛ない物語を聞かせたりしている内に、大分時は過ぎていた]
……お茶をお持ちしましょうか。
あと、何か食べるものを。
あんな事の後で食欲はないかも知れませんけれど……何か、食べておきませんと。
[手伝う、といわれたなら、お疲れでしょうから、とやんわり遮って。
ひとり、部屋を出る。
廊下には、死者の姿も生者の姿もない。
静まり返った館内を、女はゆっくりと歩く]
さて……どこにいるかしら。
いつも通りなら、広間だろうけれど。
[小さく呟く。
ひとりで出てきたのは、少年に会うつもりだったから。
時間を置いたのは、自身の気を静め、冷静さを保つため。
少年が発した言葉。
その意を問わねばならない、という思いからの事だった]
[ヘンリエッタの抱える事情については、深くは知らぬ。
流浪の舞手が踏み込むべき領域ではない、と一線を引いていたが故に。
けれど]
……さすがに、この状況では、そうもいえないものね。
[少年が何をどこまで知っているのか。
それを、問いただしておきたかった。
彼は、何も知らぬと言っていたけれど。
追う者がいるというなら、その情報は得ておきたい。
話を聞き、その上で少年が己が目的を阻む要因となりうるならば取り除く事も視野に入れて]
……もっとも。あまり、手荒な事はしたくないのよねぇ。
[経験がないわけじゃないけれど、と。
そんな呟きは、ここ数日で何度も接したもの──血のにおいに遮られる]
……また……誰か?
[掠れた声で呟く。
狼は、まだいるというのか。
そんな疑問を抱えつつ、においを追う。
やがて、目に入ったのは僅かに開いた玄関の扉。
そちらに近づくにつれ、においは強くなるようだった]
─館外・玄関前─
[僅かに開いた隙間を押し開き、外へ出る。
湿った風が吹きぬけ、金の髪を揺らした。
身に纏った紅の紗が翻る──その色の向こうに見えた、それよりももっと深い、紅]
……っ!
[玄関の、すぐ横。
倒れ伏した少年の身体を中心に開く、色鮮やかな、大輪の花]
……何故?
[口をついたのは、短い言葉。
少年の、痩せ細った身体には、はっきりそれとわかる獣の爪痕]
まだ、いるという事、ね……。
[低い呟きが口をつく。
女はしばし少年の亡骸を見つめ、やがて、ひとつ、息を吐く]
ねぇ。
あなたは、何を知っていたの?
……あの時、何を「見てた」と言うの?
[ヘンリエッタが笑っている、と。
少年の発したその言葉は、捉えてはいた。
けれど、それが何を意味するのかは女にはわからない。
否、わかりたくもない]
このままには、しておけないわね。
皆に知らせて……中に、入れてあげないと。
ここは……寒いもの、ね。
[呟くように言って、立ち上がる。
一際強く吹き抜けた風が、金と紅を大きく揺らした**]
―使用人の部屋→厨房―
[自分の治療は自分では難しいので。
シャーロットに包帯を巻いてもらい血止めをした後、脱いでいた上着を着た。
少し落ち着いたところで部屋を出ようと立ちあがり、扉を開けようとして手を止めた。]
そうだ…腕の怪我はすぐ治るだろうけど、なるべく暫くの間、使い辛いように振舞うんだよ。
もし使った後は痛むようにするのを忘れないように。
[そう言い聞かせるように助言して、扉をあけた。
そうして一旦、水を求めて厨房へと向かう。
シャーロットは共に来たか、それとも途中で分かれたか。
左手で水を飲みながら、残った者の事を考えていた。]
(霊能者と占い師は死んだ。守護者は…分からない、元々いないのかもしれない。
居たとしても、もう遅い。)
……さぁ、次はどうする?
[誰に言うともなく、ぽつと小さく*呟いた。*]
―使用人の部屋→広間―
[いくらかの時間がたった後、ハーヴェイとそこで別れた。
別れ際にかけられる言葉には頷いて、微笑みかけた。]
……(こくり
[廊下を歩きながらあたりは人の気配も少なくなったせいか静かだった。
向かう先はまず広間、そこにトビーは一人でいた。]
……
[どうしたの、シャーロットさん。血に汚れたままだよと彼は笑いかけるのだろうか?
そちらによっていききゅっと抱きしめた。トビーの反応はどうだっただろうか?]
―広間→館外・玄関前―
……とびーが…いけないんだよ……
[小さく呟く声はきっと彼の耳に届いて、それは微かな声だったためか恐怖をあおるかもしれない。
彼の小さい体を抱き上げて口をふさいであたりに注意をしながら広間を後にし、玄関を出て外に。
ここで見つかったら元も子もないから。あたり人の気配を感じないの確認してから玄関の外に。
抵抗をしようともがくトビーをこのまま崖の下に放り投げればその行方もわからなくなるのだろうけど。
そんな考えも浮かんだけど、左腕の治療されたところを何度も叩かれる。痛みとともにもうここで殺してしまおうと思って……]
―館外・玄関前―
[トビーの首をまず裂いて言葉を奪う、以前にアグレアスがそうしたように。
塞いでいた口から吐き出された血が手を濡らすが気にしない。]
……もらうね……
[胸を刺し貫いて小さな体からその鼓動を取り出す。
トビーの抵抗は段々となくなっていくその身を地面に放り出し、手の中でまだ鼓動を止めぬままに噛り付いた。]
…………(はふぅ
[漏れ出すのは歓喜の声、十数年ぶりの狩りとそれによる獲物の味。
自分の中を巡る色濃い人狼の血が歓喜と狂気を増していく。でも、その狂気に支配されるまでにはまだいたらない。]
あははははっ!アグレアス。
おいしいね、人の味は…最高だよ。
[足元には地面に転がる少年の死体。もう動かない。血が広がり大輪の花のように地面に広がる。
あとはこの体をどうしてやろうか、考えている間に人の気配が近づくのを感じてその場を後にした。]
―館外・玄関前→浴場―
[屋敷の中に戻ると物影に隠れてキャロルが外に出て行くのを見送る。
キャロルの姿が見えなくなったのを確認してから見つからないように注意深くそこから離れた。]
……
[ラッセルとトビーの返り血でだいぶ血塗れていたので浴場に向かった。
トビーの抵抗のためか傷口はまだ開いたままなのでそこに注意をしながら血を落とすだけにして、ハーヴェイの忠告を思い出す。
ちょうどいいのかもしれないとそっと包帯の巻かれた左腕を*撫でる。*]
―二階廊下―
嬉しい。
[望む言葉を貰えて微笑む。
此の状況下で笑みが出る事は異常を感じさせるだろうか。最前に指摘されても其処まで考えが至らない。
本心からの想いは自然と顔に出てしまう]
ジーンさん。
お願い致します。
[キャロルが頼むのを聞けば視線は合わせず頭を下げた。
キャロルの部屋に入ると思い出した様に身体の痛みを感じ始める。青黒い内出血の痕が大きく背に残されても居た。
特に頑強でも何でも無いのだから当然の事だった]
[シャーロットが来た時に、多分、死ぬんだなと思った。
ラッセルさんは、狼だといっていたし。
ただ、死ぬんだって、声を聞いて思った時、死ぬのが怖くなってあがいた。
ぶざまだった。たぶん、とても。]
―キャロルの部屋―
[痛みや不安を紛らわせようとする様に踊り子は物語る。
他愛無くとも其の話は緊張を解し落ち着きを取り戻すのに十分過ぎる程だった]
ええ。食べる物は余り欲しく在りませんけれど。
それならお手伝いを。
[答えながらの提案は何方も穏やかに拒絶された。
此方を気遣っての事とも判るから強くは言えず大人しく其の場で待つ事にした]
キャロルさんと一緒に私も旅をする。
何て素敵かしら。
ありがとう。
[続く名前は空気を震わせず囁き落とされた]
ありがとう。インサニア。アグリアス。
安心して旅が出来る。
[歓喜のコエに感謝と喜びを伝える]
アグレアスもインサニアも怪我は大丈夫?
私は少し痛いだけだから大丈夫。
二人は痛くないと好いの。
私は幸せ。
あの御本や母さまと違って一緒に居られるのだもの。
[一人きりの部屋に響く小さな笑い声。
其処に宿る物を人間は「狂気」と呼ぶのだろう]
私本当に気付いて居りませんでしたの。
教えて下さった事には感謝致します。
あの人達はきっと私と母さまの事を知っている。
だから捕まえに来たのでしょう。お父様も知っていらっしゃるのかも。
だから母さまは逃げる様にと教えて下さったのでしょう。
感謝は致しますけれど貴方は邪魔でしたの。
[死者は天に昇るもの。
其方に語り掛ける様に窓越しの空を見上げた]
貴方達がいけないのです。
「私達」の邪魔をしようとするのですから。
[歪んだ月が唇に浮かぶ]
本当の価値を知っているのは人間では無いのですから。
[キャロルが知らせに来るのは如何程後の事になるだろうか。
聞いた最初は驚きを示し後は仮面の様な無表情を*作った*]
[今も、僕にはわからないことだらけ。
言ったことに後悔はしてない。
最善の手ではなかったかもしれないが、マンジローとの約束を破って内緒でなくしたのは悪くないと思う。
僕には、なにもできない。
ラッセルさんが死ぬのを、止めるのも。
だから、知る人は多い方が良かった。]
シラヌイさんには、生きててほしいなぁ
[しばらくギルバートにしがみ付いて、気が落ち着くとその手を離す]
……ありがと、ギル。
もう、大丈夫。
[力を込めていた腕を離すと、しがみ付いていた身体を離した。
現世を見やれば、部屋の中に運ばれ行く自分の躯とギルバートの躯。
それを運ぶユージーンの後について行く]
……その言葉だけで十分だよ、ジーン。
ありがとう。
[頭を下げる様子に小さく微笑んだ。
気にかけてくれていたのだと、それが分かっただけでも嬉しかった。
並べられた躯にシーツが被せられ、赤に染まって行く]
気をつけて……彼らも生きるために必死だろうから…。
[届かないと分かっていても、ユージーンの身を案じて言葉を紡ぐ。
静かに、扉が閉められた]
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