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団長の孫 イレーネは、天文学者 オトフリート を能力(襲う)の対象に選びました。
ん?いや、そんなことじゃーないさ。
ほらほら伝承にもあるでしょうて、人狼の天敵。
如何なものか見抜くもの。それにエリ兄調べられてるよ。
[ローザのことについては一瞬顔を顰めたが、それは窓を見ながらなので見えるか否か。ただローザを殺したから殺されるというのを否定して]
…なんでだろ。正直わかんない。
あえていうなら…仕組みなんかな。
エリ兄は服のボタンを掛け間違えたらどうする?かけなおす?そのままにする?
俺はそんなズレをそのままにして生きるやつみたい。
/*
で。
もしも生き残ってしまった場合の占先はどうしましょうか。
……まあ、ここまでくるとさ、うん。
フルオープンだし、システム無視してブラフっちゃってもいいんだけどさ!
うにゅう。
……、
[その前後を音にはせず、隣に腰を下ろして、イレーネへと両の腕を伸ばす。
頬にも首筋にも触れず、通り過ぎた少年の手は、少女の肩へ、背へと回された。己のほうに引き寄せようとはしたけれど、抱き締めるほどには強くない。
少女の頭に頬をすり寄せて、]
レーネ、
……ごめん、眠い。
ちょっとだけ、寝させて……。
[囁きは力の抜けたものだった。
ここ二日、まともに寝てはおらず、体は重い。それより尚重たい瞼に負けて、寝息を立てるのは*間もなくのこと*]
―1階・廊下―
うん、僕は、双子の弟で――
[問われるままに、まだ呆然としたまま答えて。
ふと、対する少年の様子に気付いて、瞬いた。
が、何を言うのか、考えるよりも先にフォルカーは去ってゆく。
その後ろ姿を見て、ぽつり、と呟いた]
ハイムさん……?
俺の命はあと少しもしんないってことか。
[ユリアンから教えられた事実にそう呟き、
窓の外を眺めながら]
俺は普段ならかけなおすけどな。
[そう返しながら]
今はどうしたいのかわからない…。
ただ、本能の赴くままに従うと心地いい、抗うことができない…。
できたらでいいや、力になってやってくれよ。
俺のことは…、自分で適当にするさ。
[その言葉が何を意味するか相手に伝わるだろうか、
部屋を出ようとドアの方へ向かいながら]
広間いってくる。
―外―
[ずっと見ていた。それしか出来ないから。
此岸に嘆きが溢れてからは暫く顔を俯けていた]
ヘルミーネさん…。
ローザちゃん…。
[小さな小さな呟き。
上げた顔は悲しみを残しながらも微笑んでいた。
長い沈黙を挟んでようやく浮かべられた表情だった]
─広間─
[伸ばされた手。一瞬、冷やりとして息を飲むも、手は肩と背へと回り。焦りは別のものへと変わった]
わ……。
……うん、お休み、フォル。
[向けられた言葉に、フォルカーへと身を擦り寄せた。自分が包まっていた毛布をかけようかと思ったが、既にフォルカーは眠りへと落ちていて。起こさぬよに気をつけながら、凭れかかるフォルカーを支えた]
そう…だよねー…ぁあ…やっぱそうだよね
そんなズレを止めることなくいき続けるなんて…ねぇ
[静かにどこか諦めたような笑みが浮かぶ]
そういう風に作られちゃってるんだよ。皆…
でも俺は…
[そこで口をつぐむ。どうしたものかと思う。
己のドロドロとした感情はこの次の…守りあいたいものが殺しあう光景を望んでいる。
だから頼むという言葉に返事は返せずに]
あ、それと、人狼としては恨んでないよ。ちゃんと喰らわずにローザ殺したのはなんか嫌だったけどね
じゃエリ兄。またな。俺も後で…
[部屋を出ようとするエーリッヒを阻むでもなく。ただ静かに至極あっさりとした挨拶をしながら見送った]
団長の孫 イレーネは、旅の商人 エーリッヒ を投票先に選びました。
─二階・個室─
Diese Untersuchung, daß ich mich sehnte, und war fähig, gedrängt zu werden, um fähig zu sein, dich zu wollen, dem Boden der Entfernung sanften Wind bitte zu erreichen
Ich bin Glück der für jetzt abgelegen du……
[小さな声で、歌を紡ぎ終える。
猫がなぁう、と鳴いて、尾を振った]
……ユエ。
ん……お前は、大丈夫だよな?
[確かめるような呟き。猫は甘えるように足に擦り寄ってくる。
その頭を、ぽむぽむ、と撫でて]
……さて。
億劫だけど、そろそろ動きますか。
[のんびりとした口調とは裏腹、翠は静かなまま。
ゆっくりと、部屋の外へと向かう]
―1階・廊下―
[少しの間か、それとも長かったか。時間の感覚を少年はつかみかねた。
ただ、玄関へと視線をやって、
廊下の隅に座り込んだ。
膝を曲げて、そこに顔を押し付けて]
ヘルムートさん…が……。
[ぎゅうっと膝を抱えて、泣いた。
泣いているうちに、疲れてしまって、意識は闇に包まれる]
村長の息子 フォルカーは、団長の孫 イレーネ を能力(守る)の対象に選びました。
村長の息子 フォルカーは、旅の商人 エーリッヒ を投票先に選びました。
まぁ、ユリアンはユリアンの好きに生きればいいんじゃないか。
[ユリアンの語る言葉、そしてこちらの質問に返事はなかった。
だからそう返して]
下に下りて食いにいく…面倒だったから…。
[ローザの件はそう言いながら]
この期に及んで迷っていたのかもしれないな。
あんときの俺に聞いてくれ。
[そう答えて、部屋を出る前に後ろ手に振りながら]
ああ、またな。
[ドアを開けるとオトフリートの姿が見えて]
よぉ。
[軽く手をあげて挨拶、後ろを猫がついていくのが見える。
そのまま階段を下りようと、そちらに向かう。]
─二階・廊下─
[ひとまず階下に向かうか、と歩き出すのと、尋ね人の姿が見えるのは、どちらが先か。
軽い挨拶は、常ならばのんびりと返す所、だけれど]
……ちょっと、お話ししたい事があるんですが。
あー……悪いんですけど、後で、はなしで。
[身の内を巡るものがざわめくのを押し込めつつ、こう返す。
理由はわからない、けれど。
この熱の赴くままには動きたくはなかった]
ああ、そだな。
[言葉少ない返事。ローザの件に関しては反応を返すでもなく。廊下に出て行くのを気配で察して]
いらなかったな
[もしも理性もなんもないようなものなら殺してしまってもいいかと思った。
そのほうが彼らが不完全燃焼でよかろう。
だが理性があるようだから殺さなかった。罪悪感などが生まれるだろか?]
……気持ち…悪い…
[ずるずるとへたり込む。こみあげてくるものを無理矢理のみ下し、背を壁に預けて呆けたように天井を眺める]
/*
む、二階廊下で遭遇か。
ちょっとそっちになると向かいにくいが……広間に逃げ込むなりすればやれるかしら。
まぁ拘らなくても良いんだけど。
―二階・廊下―
[階段の前で立ち止まり、返された声に振り返り]
歩きながらじゃだめか?
[その様子から、用件の大体は想像がついていたが]
広間に行こうと思ってたんだが。
ユリアンは明確な敵じゃないみたいだな。
[部屋を出る前に発するコエ、それは伝えるべき相手に届いただろうか?
部屋を出て、オトフリートから声をかけられ]
なぁ、イレーネ。
お前はまだ、生きたいか?フォルカーと一緒にいたいか?
[かけるのは唐突な質問]
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