情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―外―
[ローザは何も言わず、苦笑を返すのみ。
それ以上何を言えば良いか分からずに、女は口を噤んだ。
別の方から微かな声が届く]
…嗚呼。
[首を巡らせた場所にあったのは、先に喪われたはずの微笑み。
困ったように、仄かな笑みを返した]
―二階・廊下―
歩きながら話せるような事でもありませんから。
[言いながら、一歩ずつ、距離を詰める]
それに……俺の方は、時間があまりないもので。
[こう、告げながら、わらった]
…そうなの?
敵に回らないなら、それに越したことは無い、か。
[聞こえたコエに僅かばかりの安堵を含めた聲を向ける。しかし唐突な問いが向けられると、訝しげな気配を乗せた]
……フォルとは、一緒に居たいよ。
でも、ずっと一緒に居られるとは思ってない…。
ボクが生きたとしても、この村からは出るつもりだから。
それでも、少しでも長く、フォルと一緒に、居たい。
[生きたいかどうかについては答えなかった。けれどエーリッヒに返した言葉は、紛れもなく自分が望むこと]
…急にどうしたのさ?
[嫌な予感が擡げ、短く問う]
―外/墓標近く→集会所内―
[微かな苦笑をエルザとヘルミーネに向けた後は、ハインリヒたちのする事をただ眺めていた。
ハインリヒに『自分』が抱き上げられるのを、複雑そうな表情で見つめて。
彼の呟きが聞こえたなら、顔を紅くするだろうか。それとも、いまにも泣き出しそうな顔をするのだろうか。
ハインリヒがオトフリートと一緒に集会所に戻っていくのを見れば、その場に佇むヘルミーネたちを振り返り、ハインリヒの背を見て。
少し迷ったけれど、ハインリヒの後についていこうと]
ハインさん……っ!?
[先を歩いていたハインリヒに追いつけば、半ば無意識にその袖を掴もうとして。
掴む事ができずに素通りしてしまった手に、驚いたようにその場に立ちつくす。]
………そっか。もう、ハインさんに触れる事、できないんだ……
[寂しそうに苦笑を零して、小さく呟いてから。
改めて、ゆっくりとハインリヒの後ろについて歩いていった**]
―一階・廊下→外―
[ふ、と目が覚めて、そのまま玄関へ。
死体はない。
ただ、新しい土が盛り上がっていた。
ぼぅっと、そこを見詰める。
口を開く。
泣いたままの目は閉じて、
覚えたばかりの祈りの言葉を、つかえながら、ささやいた。
すべての死者に平等に。
しばらくの間は、祈りを捧げる姿勢のまま動かずにいた]
そうか。
[答えるコエに返しながら、微かな笑みを浮かべて]
俺たちのこと、見つけられるやつがいる…。
そいつのことは俺に任せておけ。
[次にかけたのは優しさを含んだ色のコエ、どこか苦しそうでもあったけど]
まぁ、細かい事は気にするなよ。
─二階・廊下─
[向けられる警戒の目。
それに対したのは、静かな翠]
用件自体は、簡単ですから。
[さらりと言いつつ、足を止め]
……全てを、終わらせるために。
あなたの命をいただきたい。
―二階・廊下―
[告げられた要件に、頭を後ろ手にかきながら]
残念だが、命は売り物じゃないんでな。
それに、人呼ばなくていいのか…?
オトフ一人で。
[言いながら浮かべる微かな笑み]
―外―
お話できるように、なっちゃったわ。
[何を言おうか少し悩んでから言った。
その間にローザがハインリヒを追い掛けてゆく。
オトフリートも戻っていったのでヘルミーネを窺うように見た]
やっぱり、行きますか?
……誰、それ。
早くどうにかしないと……って、え?
一人で大丈夫なの?
[獣の意識が呼び起こされ、俄かに殺気立つ。けれど妙に優しいコエに気付き、訝しげな色が乗った]
細かいこと…なのかは分からないけど。
自信があるなら、任せるよ。
─二階・廊下─
さすがに、容易くはくれませんか。
[口調はいつもと変わらない。ある意味では、異様な様子]
人を呼んでる時間も惜しいんですよ。
[相変わらず、口に出す言葉に嘘はない。
それに、例え自身の力が及ばずとも。
手傷を負わせられれば、後に託す事もできるだろうから、と、そう、思っているから]
それに……非力な病人だって、やるときゃやるもんですよ?
―外―
そうだな。
[エルザにはやはり困ったような笑みのまま、そう返した]
…いや。
もう少し、此処にいたい。
[目の奥が僅かに蔭る]
それに、
[もう1人、気に掛けている者がいた。
それを告げる前に、当人がこちらに来るのが見える。
やや目を伏せて、紡がれる聖句を聞いていた]
─二階・階段─
[向けられる言葉。
何かを感じたのか、猫が低く、唸る]
……ありがとうございます。
じゃあ、頑張ってみましょうか。
[言葉と共に、右手は懐へ。
掴みだすのは、黒の布の包み。
巻きつけられたそれを解き、直後にエーリッヒの顔の辺りに投げつけながら距離を詰め。波打つ刃を横に薙ぐ]
[彼らは人狼も人狼以外も…狂ったものの存在を知らぬのだろうか。そんなことを考えてる最中。廊下の空気。話し声に眉を顰める。
はっ…こんなとこではじめるのかよ
[広間でやれや。と思わず毒づく。]
俺がやろうとしてるのは…語り部の真似事か…?
[答えがわからない。ずっと、生まれたときからズレっぱなしで何がいいのか悪いかさえわからぬ。
ただ…前のときは酷かった。思わず、人狼を裏切って、全員殺してしまうほどに。その欲求不満な感情が燻っているのだろうか]
―回想・西の崖付近―
[あっさりローザを殺したと、言ったエーリッヒに戦慄した。ハインリヒの反応はどうだったろうか。
ローザが否定しなかったといったが、ローザは人間だ。それは『見た』自分が一番よく理解している。
ローザが冗談でも言ったか、適当に濁したのか、それとも、エーリッヒが嘘をついているのか。
よく分からなくなっていった。
それから自衛団が集まり、ローザはハインリヒに抱えられて、おそらくはエルザの墓のある方へと運ばれてゆく。その間ハインリヒはローザを誰にも触らせようとはしなかった。
団員の、検分がどうの、とかいう密やかな声が聞こえてくる。]
……埋められてたら掘り返すなよ?
[ぼそりと呟く。後ろ頭をかきながら、ローザは狼じゃないからと、念押すように呟いた。理由を問われても、今は何も答えなかった。]
―外―
それに?
[尋ねている間に現世の人の気配。
孔雀色を何度か瞬いて。
とつとつと流れる聖句を静かに聞いていた]
…そうでしたね。
この人はヘルミーネさんを追ってこんな時期に。
おそらくはオトフだ。
今は…どこに誰といる?
[コエをかけながら]
フォルカーと一緒なら離れるなよ。
[そう告げるコエは冷たいものに、人の意識はもうほとんどないのかもしれない。]
―二階・階段―
がんばらなくていいさ。
[投げられたそれを左の手で止めて、
横に流れた刃を左の腕でうけながら舌打ち]
ちっ…いてぇんだよ…イラつく…。
[オトフリートの体を掴み後ろに下がる。
オトフリートの体を掴んだまま階段を転げ落ちることになるだろうか。
掴む右腕は獣のように毛が生えて、鋭い爪がのびていた]
―外―
[そしてその人だけではなく平等に。
そう祈ってくれることは嬉しかった]
ありがとう…。
[祈り終わっても佇むウェンデルに届かぬ囁きを送った]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新