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─自宅─
[しばらくの間は絵に必要な残りの染色液の調整をして。一区切りついたところでふと、視線をキッチンへと向けた]
……うん、そうだった。
[キッチンに置きっぱなしだったゲルダがくれたパン。そのうちの一つである蜥蜴型のパンを取り出し口にした]
…ん、辛みが利いてて美味しい。
俺の好みで赤い粉って言ったけど、これなら黒い粉を混ぜてもまた違った味になって良いかも。
見た目のインパクトもあるし、商品として出しても十分通用するね。
[いつも試食した時と同じように感想を口にする。次いで緑キノコ──「美人髪」を使用したパンを口にして]
……お、キノコの歯応えが新鮮。
付け合わせ程度で載せるなら、このくらいで丁度良いかも。
でもキノコで味が薄まるから、肉の味をもう少し濃くしても良かったかな。
[先と同じように感想を口にして。どちらも食べかけの状態のまま、キッチンのテーブルへと置いた。軽く眉根を寄せた後、右の掌で顔全体を覆うように当てる]
……感想遅くなってごめん、ゲルダ───。
[まだ聞いているかも知れない、ユリアンが言ったその言葉を信じ口にした感想。それが届いたかどうかを知る術は無かった]
……に。
悩んでても仕方ない、し。
心配事があると、気持ちも散るし。
やっぱり、先にお代、きちんとしとくのだよ。
[幾つ目か、花を咲かせたところで、結論はそこに落ち着いた]
……そしたら、後は、大人しくしてればよいのだし。
[最後が微妙に後ろ向きなのは、ともかく。
作りかけの細工は丁寧に、最終的な配置の形に並べ。
母に、道具屋に行く、と声をかけるととてとて、外へと歩き出した]
―ユリアン宅―
[いつもの部屋に通されて。
お茶の次に見せられたパンと親友の言葉に、一瞬黙った]
ああ。
[頷いて、手を伸ばす。
パンを食べ始めるユリアンは、いつもと同じに見えた、けれど]
……ゲルダは、
[1つを手に取って]
お前と、同じだったんだろ?
[その顔を見ながら、静かに問うた]
─自宅─
[机に乗っていたパンを一口分だけ千切った]
[木苺の味が広がるこれは狩りにもよく持って行った]
[何度も何度も噛み締めて味わいながら食べた]
他にやっておきたいこと。
そうだな…。
[片腕で抱える大きさの壷を道具屋の方へ運んだ]
[一度品台の上に置き「薬師宛」とメモを書くと蓋に挟む]
[同じと、パンを手にした親友の問い]
死神に憑かれてた。
[頷いて答えた後に]
どこでわかった?
[問い返しながら]
ああ、無理には答えなくてもいい。
─村の通り─
[通りのあちこちで、ひそひそと村人が囁きを交わす中、ヒカリゴケや茸照らす硬い土を掘った道を勢いをつけて走り抜ける。できるだけ──呼吸が止まりそうなぐらいの。走ることしか考えられない速度で]
……
[ユリアンの畑と家が見えた距離で、
は。と、詰めていた息を吐いた。
息が熱くて、呼吸が困難で、肩が上下する。]
最後にゲルダ、すごい悲しんでた。
寂しがってた。
結局、力になってやれないままだった。
[ぽつりぽつりと語り、パンを一口]
むしろ、悲しませた、のかもしれない。
そのまま、憑かれた死神に刈られていった。
殺したような、もんだな。
─村の通り─
[二人が木苺を手に取るのを見ると、少しほっとして。
自分も一つ二つ口にしていると、エーリが戻ると言ったので、ベッティの顔を見、それからエーリの方を見て頷いた。]
うん、まかせて。
…エーリも、無理はしないで。
[そう、離れる背に向けて。
顔はエーリの背を見送ったまま、ベッティに声をかけた。]
…いつまでもここじゃなんだし。
送ってくよ。
─ユリアンの家─
[前に駆けつけたときと同じか、それより荒い呼吸のまま、
こんこん、とノックを二つ]
ユリアン?
[呼吸が整わない間に、声を掛けた。
耳元を血流がすぎる、ごう、という音が煩くて
中で交わされる会話はほとんど聞こえない。]
―時系列未定・エーリッヒの家―
[死神が動く気配は、まだない。
ゆっくりと、村の中の様子を歩いて見て廻った。
次は誰が死ぬのかと、不安げにしている住人の様子を見ていたり。
ふいに歩き出した先に、知った家があったのでそっと中を覗いてみた。
エーリッヒが、パンを食べているのが見えたので、す、と家の中にこっそり入った。
最後に渡した新作の、パン。
何時ものように言ってくれる感想を、最後まで聞いて。]
…ありがとう、エーリ。
[味覚がアレだった自分の変わりに、的確に味の指針を示してくれた。
もうその感想を生かすことは出来ないけれど。聞けてよかったと、思った。
ごめんと告げられた謝罪には、緩く首を振って。
死を悼む人に、嘆かないでと囁いた。]
そういえば、新作キノコ使ったパン、食べ損ねたな。
[それには少し興味があったので、コエに少しだけ残念そうな色が混じった]
―ユリアン宅―
[緩く首を振った]
影が、空に昇って行くのが視えた。
[視えることへの説明はせず、声は淡々としていた]
あの時は、誰のものか分からなかったが。
お前が辛そうだったと、エーリッヒが心配していたからな。
[そうも付け加える。
親友の独白を聞く間は無言で、先程視た残滓を思い返しながら]
…あ、ごめん。
[ふいに届いた囁きに、申し訳なさそうに呟いた。
肉をくれた人達と、いつものように味見係には渡しておいたのに。
きのこを作った本人に渡すのは忘れていた。]
─村の通り─
[家を出て、とてとてと道を歩く]
細工、仕上げて、じいちゃの家に届けて。
足がよくなるまで、かたつむりのとこには行けないかなあ……。
[それはそれで、ちょっと寂しい。
長が気遣っていたかたつむりは、自分にとっても大事なものの一つになっていたから]
……でも、行ったらまた怒られるし……。
にぃ。
[零れるのは、小さな呟き。
ぶつぶつと歩きながら進む様子は、ある意味では、目立つ。かもしれない]
─村の通り→白雪亭─
[送っていくというイレーネの言葉に、こくりと頷くと、一緒に家路へとつく。
そうして、白雪亭までやってくると、]
レーねぇ、ありがと。あとは大丈夫だから。
[そう言って、ばいばいしようとしてふと気付く。]
あれ、レーねぇ。足から血が……
[草木で切ったのか、数箇所に血が滲んでいた。]
応急処置くらいしか出来ないけど、それでよかったら中入る?
ううん、お礼にもならないけど、せめて治療させて?
[そう言って、こてしと首を傾げる。]
―回想―
うん、役に立つね。
良いことだよ。
[色々苦労した(主に周りが)ことも忘れて、笑顔であった。]
食事も忘れてたけどね。
うん、大事だ。
今は要らない…っていうと本当に死んだんだなぁって実感してくる。
――うん、みんな元気だといい。
でも無理に笑うのも、好きじゃないなぁ。
泣いて、その後で、笑ってくれるのが一番良い気がする。
[しかし色々と考えていたものは、なんだか危険な言葉を聞いた気がして、全部飛んでいってしまった。
まじまじとゲルダを見る。]
ごめん、ゲルダ。
何のパン?
なんか、すごく怪しい気がするんだけど……。
その、さすがに、遠慮したいっていうか……。
[今はもう渡される心配はないというのに、逃げ腰だ。
しかしユリアンがゼルギウスをなでている姿を想像して、思いっきり吹き出した。]
ゲルダ、それ有り得て…!
おかしい!
[けらけらけらけらと笑いまくってしまう。息も絶え絶えだ。
そこまで笑い捲ったことが知られれば、きっと酷い鉄拳が待っているに違いない。]
――あぁ、なるほど。
[長の名前に、ようやく納得したように頷いて。
それから、言葉をきいて、うん。と頷いた。
しかし、きのこの名前と聞くと首を傾げて。]
きのこがゲルダっていう名前になったの?
[心底不思議そうであった。
死神の話には、そうなんだ、と面白そうな顔になる。]
憑くっていうくらいだから、大変なんだと思ってた。でも、動くのがわかるのも、辛かった?
もう一人?
[誰だか思い当たる節はなくて、不思議そうな顔になったが。
嬉しいという言葉を思い出して、ゲルダの表情を見て、そっと問いかけた。]
好きだったの?
―自宅―
ゼルは見えるのか?
[たしか父親の時にも、そういうものがいたらしいことを聞いたかもしれない]
エーリがか、心配かけてしまったな。
普段どおりすぎた、かな。
[目配せに親友の頷きがあれば戸を開けて]
大丈夫か、ミハエル。
[前の時のように水の入ったコップを手渡した]
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