人狼物語 ─幻夢─


6 箱庭―in the miniascape―

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【墓】 歌姫 エルザ

[頬に触れる直前で、怯えたように手が止まる]
[赦しを乞う子どものような顔で]

エーリッヒ。…触れて、いい?

(+62) 2007/03/24(Sat) 13:44:20

【墓】 青年 アーベル

[旅人の姿を眺めつつ、思い返すのは、ここで神父と交わした短い言葉。

死んだ母は、彼の言葉に救いを感じていたように幼い彼には見えた。

けれど。
母は最期まで……救われたようには思えなくて]

……そういや、俺のカミサマ嫌いは、母さんが死んだ時から……『俺自身』が死んだ時から、始まってたんだよな。

[ふと思い出し、掠めるのは。
苦笑]

(+63) 2007/03/24(Sat) 13:44:30

【墓】 研究生 エーリッヒ

[赤い傷口が見えて、小さく震えた。
けれど拒む事はしない。]

(+64) 2007/03/24(Sat) 13:45:48

【墓】 歌姫 エルザ

[エーリッヒの方から寄せてくれた頬に、触れて呟く]

…ありがとう。

[微かな、これは、温もり?]

(+65) 2007/03/24(Sat) 13:46:04

【墓】 旅人 ハンス

[ふわふわした気持ちが、一気に覚める心地がする。
だって自分は今棚の前で?
引き戸を開けようとして?

取っ手に手をかけた。そうだ。取っ手に手を。
かけている。俺の目は悪くない。]

あれ?あれ?あれええ…?!

[彼が生きていれば、全身に汗を滲ませただろう、
その焦燥。]

掛けられない引き戸の取っ手を、
なんども引っかくようにつかもうとして、
つかもうとして。

[彼の後ろで、それをぼんやりと眺める青年の姿。]

あれえ? あれえええ?

(+66) 2007/03/24(Sat) 13:47:40

【墓】 研究生 エーリッヒ

・・・嗚呼。

[安堵。
昨日青年が僕の背に触れた時のような。]

(+67) 2007/03/24(Sat) 13:48:22

【墓】 青年 アーベル

……無理だぜ。

[蒼の瞳に静かな色彩を宿して、小さく呟く]

……触れる事は、できない。

[それから簡潔に、それだけを告げる]

(+68) 2007/03/24(Sat) 13:50:16

【墓】 歌姫 エルザ

[神様になんて、祈らない]
[乞うべき赦しは、むしろ]

謝らないで。

[じっとエーリッヒを見つめた]

あの子を、赦してください。

(+69) 2007/03/24(Sat) 13:50:33

【墓】 旅人 ハンス

[何か嫌な予感がするものすごく嫌な予感がする。
楽しい気持ちなどふきとんで。

その取っ手をあきらめて、今度は食器戸棚を。
食器戸棚がだめであれば、今度は紅茶の缶を。

何か一つでも、彼の手にさわれれば、さわれれば、]

なんで、なんでですか、なんで…?!

[びくびくと周りを見渡せば、
ぼんやりと考え事をする青年の姿が目に入って。]

ぎ、ぎゃああ!!!

[叫び声を上げた。
旅人が青年の死を知っていたならば、
その悲鳴はさらに大きかったのだろう。
幸運(?)なことにも、
部屋に閉じこもっていた彼はそれを知らない。]

(+70) 2007/03/24(Sat) 13:50:51

【独】 青年 アーベル

/中/
Σ
そういや、死んだの知られてなかった!(今更のように気づいて見た)

(-24) 2007/03/24(Sat) 13:51:56

【独】 旅人 ハンス

//中//

死んでもヘタレーぬ・ハンス。

(-25) 2007/03/24(Sat) 13:52:04

【墓】 歌姫 エルザ

[エーリッヒの緊張が解けていくのが、嬉しい]
[わずかに浮かべた笑みは涙混じり]

(+71) 2007/03/24(Sat) 13:52:49

【独】 青年 アーベル

/中/
ていうか、タイミングあってなーい(笑)。

ごめん、多分まだ頭が寝てる。

(-26) 2007/03/24(Sat) 13:54:41

【墓】 青年 アーベル

……うるせぇな。

[叫び声に何故か、感じるはずのないもの──頭痛を覚えた]

大の男が。
ぎゃあぎゃあと騒ぐんじゃねぇよ……。

(+72) 2007/03/24(Sat) 13:57:18

【墓】 研究生 エーリッヒ

赦す?

[赦すも何も、悪いのは僕だから。初めから、赦すような罪なんて。
けれど。]

僕が背負わせてしまっているなら。
そんなもの、捨ててしまって良い。

[見上げる其の先には笑顔。]

(+73) 2007/03/24(Sat) 13:58:25

【墓】 旅人 ハンス

[うんざりした青年の声に、我に帰って]

あ、いや、すいません。
突然厨房に入ってきてたもんだから、
びっくりしちゃって。

ところでアーベルさん。
ちょっとこの戸棚、あけてみてもらえません?

[にこりと愛想笑い。人差し指で、
自分があけようとしていた戸棚を指差して]

なんかあけられないんですよー。
僕また力弱くなっちゃったのかな…。
でもと棚もあけられないって、
どういうこっちゃってー……。

[不機嫌そうな様子を感じ取り、
だんだんと、かける言葉は尻すぼみになりながら]

(+74) 2007/03/24(Sat) 14:00:39

【墓】 研究生 エーリッヒ

[階下から悲鳴が届いて、其方に視線を。

声の主は、先程の旅人は、もしかしたら昨日の僕自身だ。]

(+75) 2007/03/24(Sat) 14:01:10

【墓】 歌姫 エルザ

[心からの感謝に、瞳を瞬く]
[こぼれる涙]

…ありがとう。

[その時...の耳にも悲鳴が届く]

(+76) 2007/03/24(Sat) 14:02:53

【墓】 青年 アーベル

突然も何も、ついさっきからいたんだが。

[こう言った所で、生前──『幽霊』だった頃から気配を感じさせなかった彼では、説得力が薄いかも知れないが。

戸棚を、という言葉に一度、それを見て。
それから、ぐしゃ、と前髪をかき上げる。
呼吸するはずもないのに、何故かため息がもれた]

もし……『俺も開けられない』って、言ったら。
どうする?

[問いかける声は静かに、淡々と]

(+77) 2007/03/24(Sat) 14:05:33

【独】 青年 アーベル

/中/
意地悪なのは仕様です(何。

(-27) 2007/03/24(Sat) 14:06:17

【墓】 研究生 エーリッヒ

[小さく首を横に振る。礼を言われる資格なんて無い。
それから、また階下を見る。]

・・・・ハンスさん。
もしかしたら、未だ気付いていないんじゃ・・・

[呟いた。]

(+78) 2007/03/24(Sat) 14:07:41

教師 オトフリート

―昨晩/二階―

[やはり廊下は、静まり返っていた。
それはこんな時間だからか、もうこの屋敷にいる人数が少ないからか。

ハンス。彼の部屋は私の隣。E。
近づいてみると、扉はだらしなく開いていた。
その扉から望む部屋には、中を覗かれまいとしているのか、扉のすぐ奥に磨かれ光る木の板がごたごたとある。
其処から辛うじて、壊れた窓が見えるか。
…微かに、血の匂いが。

風が吹く。


嗚呼。プレートは白い。]

(53) 2007/03/24(Sat) 14:09:02

【墓】 歌姫 エルザ

ええ、きっと…。

[...はもとより『視る』者。死には近しい。けれど、より血の薄いハンスであれば気づかずにいるも道理か]

(+79) 2007/03/24(Sat) 14:09:19

【墓】 旅人 ハンス

[返ってきた青年の言葉は、
まるで全てを知っているようで。]

えっと…?
どういう…?

[ああ、こいつのこういうところが、本当に腹が立つ!

そんな思いが珍しく、自分から知を求めるような、返答を。]

(+80) 2007/03/24(Sat) 14:10:59

【墓】 研究生 エーリッヒ

嗚呼。
行ってみよう、か・・・

[言いながら僅か躊躇い、目を伏せる。
自らの終わりを知った時の深い恐怖と絶望は、何よりも僕自身が知っている。]

(+81) 2007/03/24(Sat) 14:13:51

【墓】 歌姫 エルザ

…行きましょう。
彼をあのままにしてはおけないわ。

[踏み出す目の前で、時空はぐにゃりと歪む]
―階段→台所―

(+82) 2007/03/24(Sat) 14:13:52

【墓】 青年 アーベル

[旅人の内心に気づいたのかは定かではないものの。
蒼は、疲れたような笑みを浮かべて、戸棚に歩み寄る]

……言葉通りの意味しかねぇよ。
そして、実際に……。

[言いつつ。
すい、と戸棚に手を伸ばして。

……当然の如く、それは戸棚を突き抜ける]

『俺にも開けられない』。

……Du verstehst?

[わかりますか、と。わざと異なる言葉で、問う]

(+83) 2007/03/24(Sat) 14:15:51

【墓】 旅人 ハンス

Ja.

…………。
そっか。

[ぽつりと、ひびいて。]

(+84) 2007/03/24(Sat) 14:18:11

【墓】 歌姫 エルザ

[あたしに『視る』力はもうない。ハンスが何者なのかは分からない。
 これはその代わりなのだろうか。移動しようと思えば、次元が自在に変わる気がする…?]
[そんなことを考えるうちに、壁をすり抜けて、台所へ現れる。それはハンスの目の前かもしれない]

(+85) 2007/03/24(Sat) 14:18:54

【墓】 旅人 ハンス

[一瞬、形の悪い大きな目をまるくして、
それから、ふう、と息を吐く仕草をして。]

なんだぁ。そっかぁ。

[頭をぽりぽりかいた]

つまんないなあ、僕これ、このこと、
小説にでも、起こそうと思ってたんだけどなあ。
売れると思いません?すっごく。

[愛想笑いを復活させて、困った風に青年に同意を求め]

ああ、ジブリール。ジブリールどうしよう。
家主のおばあさんになついてたし、平気か、うん。

[その姿は、ゆっくりと消えていく。
また時間がたてば、彼は姿を現して、悲しむのだろう。
笑うのだろう。死んでいるのに、*表情豊かに*。]

(+86) 2007/03/24(Sat) 14:19:08

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