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― 納屋→ ―
アザ出来るかもな。捕まってナ。
[全部痛いと言うフォルカーに>>26そう言い落とさないよう抱えて玄関口へと向かう。
納屋を出る前に出た問いには、歩きながら答えた。]
ああ、さっき言った事か?
さぁね。狼だったらさ、死ぬ前とか苦しい時は、本性出さないかナって思ったから。
じゃないと分んないデしょ?ホントに狼殺したかどうか、なーんて。
[死体が全部人間だった場合、自衛団に信じて貰えるかねぇ。なんて事を考えていたので。]
旦那が狼だったかどうかは…結局俺にも分らんないネ。
ただお前のやった事が、間違ってるとも思ってないよ。
誰が誰を殺しても、殺されても文句言えないんだから。
狼が誰か、ちゃんと分ってる奴以外はネ。
[そう言うと、いつも通りの笑みを見せて広間へと入ってゼルギウスを探す。
血まみれでフォルカーを抱えている様を見れば何事かと思われるだろうか。]
/*
あうち、メモ見直したら場所間違ったままになってたwwwwwww
昨日の一発目のメモをコピペしたもんだからwwwwwww
今はその都度書いてるから良いよね!?
/*
……納屋から玄関口までわざわざ回るの?
[納屋は勝手口の傍]
いやまぁ、いきなり厨房は色んな意味できついだろうけども。
ゼル、ちょっとフォルカー見てくれ。
ヴィリーの旦那に蹴られてさ、顔やら腹やら痛いらしい。
痛み止めとか何かある?
[何があったと聞かれればそう答える。
広間の椅子のある所に、フォルカーは座らせ、ゼルギウスに診せた。ゼルギウスは手際よく、フォルカーを診察するだろうか。
こちらの血の事を問われれば、首を振る。]
俺は怪我はしてないヨ。無傷。
これは旦那の血。
殺してきた。旦那は…納屋で死んでるよ。
[簡潔にそう答えるだろう。]
[ブリジットに色々任せながら、外に出てゆくエルゼリートを「よろしく」と言いつつ見送った。
ひら、と手を振って、それから苦笑する]
シチュー…簡単なやつで作っちゃうかな。
[人はそれを手抜きという。
とりあえずはもう一つ、鍋がきてからだと考えながら]
ブリジットはシチューとか、最初からしっかり作ったりしてた?
基本、楽なのばっかりやってたからなぁ…。
[わざわざホワイトソースを別なんてことはしない。
なんて、呟いて。
とりあえずは料理を始めよう**]
―→広間―
[アザができることは特に気にはならなかった]
たしかに……狼…わからなきゃ…意味ないか……
[見分けられる人が誰なのかはわからない。
少なくともヴィリーがそうだったなら、狼のときと同じように言うはずだろうとは思い。
いつもの笑みを浮かべるアーベルの言葉をただ信じることにした]
そう、だよな……
[そうじゃないと、自分のしたことを正しいと思わないと、直接手を下したわけでなくとも自分が殺したようなものだったから。
広間につくと治療をされるのなら大人しくそれは受けて、エーファは自分の様子に驚いたり心配したりしていたかもしれない]
…何かしら、広間から声が…
──…アーベル…?
[エルゼが出て行って程なくか、広間からゼルを呼ぶアーベルの声が聞こえて首を傾げた。
何事か起きたのだろうかと思いつつも、ゼルから料理してて、と言われればゲルダとも目を見合わせ、とりあえずは料理を作り上げてから広間へと行くだろう。**]
─勝手口外─
[薪小屋は納屋の隣だったな。一回行ってるし覚えてる。
そう確認しながら勝手口を出ると、アーベルが…あっちはフォルカーだよな、うん。
フォルカーを抱えて玄関の方へ向かうのが見えた。
……何でわざわざ向こう回ってんだ?
つか何、逢引き?
あれ、アーベルってヴィリーと一緒にクレメンスの墓掘るとか言ってたんじゃないっけ。
………ヴィリーは? あいつどこ行った?]
…道具は納屋、って、オレ言ったよな。
[納屋は直ぐそこ。薪小屋の隣。
何だか嫌な予感がして、少しの間オレは納屋を凝視した。
誰かが出てくる気配は無い]
―クレメンスの部屋―
[おとうとの姿が見えなくなれば少しだけ寂しげな表情が浮かぶ。
其れを隠すようにクレメンスへと向き直り静かにシーツを掛け直した。
傍を離れたくないけれど此処にずっと居るわけにもいかない]
――…ラーイとおにいさまと、三人で
おとうさまや子供達のもとに帰りたかった。
ずっと、一緒だとあの日まで信じていたの。
けれど、私が弱いせいで、おにいさまが……。
[義兄に相談できなかったことを後悔していた。
核心に触れる言葉は告げられないまでも仮定として話せば、と。
勘の良い義兄のことだから言わずとも何かに感じていたかもしれない]
おにいさまは生きて帰られるべき方、なのに。
[養父の跡を継ぎ人々を導くべき存在。
物心つく前から前を歩いていた兄を妹は誇らしく思っていたから
女の胸には罪悪感と後悔の念が募る]
―二階・自室―
[菫色に見詰められた深緑は少しだけ明るさを取り戻して。
いいこ、という子供扱いには肩が落ちかけたり。
それでもほんの僅かな時間、穏やかな日常に戻った気分になれた]
これなら大丈夫だな。
[赤黒く濡れて重たくなった服を脱ぎ、少し湿り気の残る服と着替えた。手についた色は、同じく洗うことになるシャツで拭う。
洗濯する物をそれでも丁寧に畳んで約束通りに扉の内側に置く。
下の騒ぎは聞こえたけれど、少し休みたくて寝台に腰掛けた。
いつも身に着けていた十字も外して黒革の書物の上に。
頭痛を堪える仕草で息を*吐いた*]
― 広間 ―
[フォルカーを降ろし、心配するかのように顔を覗いて様子を見、安心させるように頭を撫でる際に、本人にしか聞こえないよう小さく囁いた。]
余計な事は言わずに黙っとけ。
[囁きの後はにこりと笑って、それから身を離す。
血塗れた服のままだったが、誰かに説明を求められれば。]
フォルカーと旦那が人狼云々でやりあって、フォルカーがこんなだから、結局俺が旦那を殺したヨ。
[そう説明するだろう。
それは嘘ではないのだから**]
/*
あ……、部屋の中なのか、そうか。
ラーイの部屋に取りに行けということですね。
部屋に行って襲撃されればいいんですか。
そろそろ喰ってくれますかね?
[アーベルの説明に嘘はなかったが、自分が先に手を出したことは説明されてなかった。
けれど自分には多くを語れるほどの余裕はなく、アーベルから黙っていろとその言葉を素直に聞いていた]
ごめん……
[アーベルが皆に説明をする中ぽつりと出る謝罪の言葉はどこに向かってのことだったか]
─勝手口→納屋─
[アーベル達を見たのは角を曲がる直前だったから、アイツらが赤く染まってたとか言うのにはオレは気付いていない。
フォルカーが抱えられてたことだって辛うじて見えたくらいだった]
……おいヴィリー、居るのか?
[納屋に近付く前にオレはヴィリーを探して周囲に声をかける。
返事は無い。
…もう穴掘りに行ったのかな。
そうも思ったけど、オレは念のため納屋の中を確認することにした。
道具探しててオレの声が聞こえなかったかも知れないし]
[でも、そんな期待は思い切り裏切られたんだ]
っ、お、い。ヴィリー…?
[納屋の中はそんなに明るいわけじゃなかったけど、光が差す小窓があったから部屋の中を見回すのにそんなに苦労はしない。
でもそのお陰で異変には直ぐ気付いた。
───何でヴィリー、紅いんだ?]
―クレメンスの部屋―
[義兄の対となる存在を知った。
支えるべき双花の片割れである彼女。
支えなければと本能が告げるのに
今は未だ弟の事を告げる気にはなれない。
月のいとし子は彼だけでは無いと知ってしまったから。
心の何処かでその存在を見出さねばと思う。
けれどこの日、女が見極めようとしたのは双子の片割れ。
教会に縁の深かった少女。
幼い彼女が獣でないなら此処から逃したいと思っていた。
其れが叶うか叶わぬかは別の話であるが――]
そうでしょう。
だからしない。
[獣の気配を押さえ込もうとして、息苦しそうに囁く。
この時にも衝動を押し殺すのは楽ではなく。
気を緩めれば途端に獣の意識も交じり合ってしまう。
それが人狼となった、今の自分だ]
うん。そうさせてもらう。
[リエルが突然に気を変えてナータを襲う可能性は、頭から落ちていた。そうならずに済んだのは僥倖だったのかもしれない]
/*
襲撃決定お疲れ様です。おまかせ許可ありがとうございました。
かなりの低速になりますが、こちらはもう少し覘いています。
更新前の話。>>*43
ナータのことを知られてリエルに食べられたら、逆に流されて獣となりきってしまうのもありだなと思いました。まずないと思いますがリエルが吊られるような事態があればそうするかもしれません。
今日は霊対決狙えば良さそうでしょうか。
相打ちに持ち込めるともっと良い?
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