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─ 夕方過ぎ/空部屋 ─
ソフィー様……!
[退室してから夕方にかけては恐らく寝ているだろうと考え、様子を見に行ったのは陽が地平線へと身を隠し切る頃。
そこに在ったのは既に事切れ、虚ろな瞳を瞼から覗かせるソフィーの姿だった]
…誰が……誰が、このようなことを…!
[近付きベッドの傍で膝を付く。
毛布に手をかけるといつも以上に重く、見ればソフィーからの出血らしき跡がべったりと付いていた。
傷は首筋にある切り傷のみ。
人狼の痕では無いことが見て取れる]
あ、ぁ……申し訳、ありません、ソフィー様。
貴方は人狼では無いと、先に皆に伝えてさえ居れば。
きっと、このようなことには───。
[膝を床についたまま、俯いて両手で顔を覆った。
殺された理由が疑い以外にあるなんてことは頭には無く。
何もかもが後手に回っているように思え。
人狼がはっきりしてからと考えていたが、そんな余裕は無いのだと感じた]
…申し訳ありません、ソフィー様。
埋葬は、しばらくお待ちくださいませ。
[ソフィーに語りかけながら、手で開かれていた瞼を閉じさせる。
もはや埋葬に時間をかけている場合ではないのかも知れない]
[シーツを取りに行く姿は誰かに見られたかどうか。
問われたならソフィーの死を伝えることになる。
人の手で殺されたのだと、そう付け加えて]
[ソフィーをシーツで包む作業が終われば、伝え切れていない人にソフィーの死を伝える。
先の時もそうだが、伝達の際、相手の反応を注意深く観察した。
彼の死は誰によって齎されたものなのかを探る*ために*]
[喋れるのかともし問われれば、緩く頭を振る。
赤い声に応えた事はなかった。
だから、出来るかどうかは知らない。
もし応えれば、自分がどうなるかなど、知りはしなかった。
男もまた無知だった。己に関して。]
/*
後、囁き狂人の存在を俺は知らないけれども、
そちらは知っていたり、本能的に知っていて、
そちらの本能が目覚めていく過程で、囁き狂人の扱い方を自然に出来るようになるというのも有かなあと考えています。
/*
にょっき。
流れ的にハーヴェイキリング起こしてから(俺がやるにしろグレンがやるにしろ)ニーナに向かいたいところなんだけど。
ニーナがログに溺れてる感がなぁ。
基本鳩っぽいし、楽にしてやりたい部分は少なからずある。
しかし投票はハーヴェイから動かしていないのであった(笑)。
─ 空き部屋 ─
[それでも、ウェンディが水を運んできてくれた時には起き上がり、冷たいそれが一時熱を冷ましてくれるのにほっと一つ息を吐く]
ん、へーき、大分楽になったから。
……なんだか、情けないとこ見せちゃってるなぁ……しっかりしないといけないのに。
[体調を案じられたなら、こう言って笑う。
親しい者を立て続けに亡くした衝撃は大きいけれど、自分よりも幼い少女の前で取り乱すわけには、と抑える程度の自制心は残っていた]
……ん。ああ、ハーヴにいさん。
話……って、ああ、さっきの。
[ハーヴェイの再度の来訪>>12の時には、薬が効いていたのか大分落ち着いていて。
前置きの後、告げられた内容に、え、と短く声が上がる]
……メイちゃん、が?
でも、え? なんで、にいさん、それがわかるのさ。
[戸惑いながらの問いに返される答え。
死を持って判ずる、という言葉は、すんなりと理解に落ちた。
何故かと言えば、亡き母にもそんな力が備わっていたのだと。
そんな話を、一度だけ聞かされた事があったから]
でも、そっか……メイちゃん、が。
[親しく接していた相手だけに、碧の翳りは深い。
彼女が養い親を、という事も、彼女が既に死した事も。
どちらも、やはり衝撃を感じるもので。
そちらに捉われていた意識は、ハーヴェイの手の刃>>13には気づけず]
[それから、どれほど時間がたったのかは自分でもわからない。
ただ、途切れた色々は、不意に繋がって。
繋がった色々は、嘆く声>>26 >>27を捉えて]
……ヒュー、さん。
[向けられる謝罪、その内容に僅かに首を傾ぐ、ものの。
ずっと世話をかけてきた彼に、より大きな負担をかけてしまったのだと。
それが──酷く、苦しかった]
謝んないでよ……ヒューさん、悪くないよ。
ぼくが……ぼくが、迂闊だったんだよ。
[紡ぐのは、届かない謝罪。
養い親が死んで、メイを手にかけて、ネリーが死んで。
更に、自分まで、こんな事になって。
辛い思いをさせているのが、言いようもなく、辛くて。
そんな思いに捉われていたから。
同じように彷徨うものがいる、という事に気づくまでは、しばし、時を要しそうだった。**]
― 昨晩 ―
[幾つか言葉を交わした後、男は尋ねた。]
最後に一つ訊いておきたい。
……ローレンス家の娘(こ)は、人狼か?
[喩え黙った侭の狼としても、
人狼同士なら誰が狼なのか分かるだろうか。
答えを聞けば、男は自室へ帰った。]
― ネリーの遺骸発見日 ―
[ケネスの言葉に、分かっていたとしても息を呑み、
唇を強く結び、視線を僅か下にし、黙って頷いた。
向かう途中にヒューバートと遭えば、
既に自室に運び込まれているのを知る。]
ネリーが、ここに居ると。
[ネリーの部屋は既に人が多かった為、
扉辺りでヒューバートから更に詳しくネリーの様子を聞く事となる。
ヒューバートから見て男の様子は如何捉えられたか。
感情の表出は乏しく、親しい者が感情の起伏を捉えられる程度だ。
この時もまた、男は真顔の侭、視線を一点に留めて頷き、
横たわるネリーへと伏せがちの黒曜石の眸を向け、
凝っと見るだけだった。]
[男はネリーの部屋の外で佇み、
化粧が終わるのを待つ事にする。]
何故、ネリーを襲ったんだ。
[ややあって、ぽつりと問いかけるように呟いた。
この惨劇に対してへの呟きと、聞こえた事だろうか。]
― 一階・階段傍 ―
[他の人に伝えるために歩いていれば、階段傍にかたまっているのが見える。
ソフィー>>3:105がちょうどこちらを見て問いかけてきた。
ウェンディがいるのをみて、どうしたもんかと一度迷うものの、口を開き]
……あァ、メイドの嬢ちゃんが襲われた。
人狼にやられたみたいだなァ。
[淡々とつげればソフィーが崩れ落ちた。
ハーヴェイ>>3:109のどこか白々しくも見える驚き方にはわずかに瞳を細めた。
ヒューバートを手伝いにいくというオードリーを見送り。
水をとりにいくウェンディ>>3:128を見送った]
……他の奴らにも伝えてくらァ……
[ソフィーを助けようとするハーヴェイ>>8に一度視線を向けて。
グレンやもう一人の少女にネリーのことを伝えにいった]
[グレンやニーナと会えたのがいつのことかはっきりとは覚えていないが。
二人にもネリーのことを伝えて。
グレンにはほかに手伝うことがあるかどうかの確認ぐらいはしておいた。
そしてなにもやることがなければ、また自室に戻り。
夕方。
執事>>28がソフィーの死を伝えにきたときには意外な人の死に驚き]
ソフィーが?
なんでまた……
[あれだけ弱っていた様子を見れば、人を襲った人狼であるとは思えなかったから男はソフィーを疑うことはせず。
だからこそ、その結果に驚きを隠せない。
執事が他のものに伝えにいくというのを見送る前に、なにか手伝えることがあるのかは、きいておいた**]
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