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……ふむ。
魔力吸収の特性までは、写せてはおらんようだな。
[ばたんきゅー、なふわふわを、欠片と一緒に時空間の狭間に放り込む。
その肩の上で、水晶龍が物言いたげに尾を振った]
……あー、あー、わかっとるわかっとる。
落ち着いたら、『お方様』に頼むから、むくれるな。
[イロイロと特異すぎる体質のため、通常の治癒は受け付けない、というのが、知られざる特性。
そのためか、水晶龍は直接ダメージを受ける事には口煩かった。
とりあえず、傷口は適当な布で縛っておいて、また歩き出し]
……お?
[倒れている姿>>38に気がついた]
― 世界樹の仔 ―
オトフリートさんと、エーリッヒは違う。
ダーヴィさんは、そういうのが分かるんですね。
[ダーヴィッドの話>>27に、あっさりと頷いた。しかし]
気をつける…どんな風に?
ゼルギウス師は、そういう人も見つけられたらって言ってましたけど。パッと見ただけで分かるような人、いませんでしたし。
[またミリィと顔を見合わせてみたり。
その結論として、邪魔をして尻尾を捕まえられたらというような話>>25になる辺り、どこかズレていたかもしれない。
だが突き詰めた話をする前に、新しい騒ぎ>>32が発生して]
ハインリヒ師!ダーヴィさん!
[救助や手当てをしなければと構えた目の前で、恐怖の現象が起こった。大量に溢れかえったふわふわ>>34の一部が雪崩れ、一方向に向けて転がりだす]
ひっ…
[その先に居たのが運の尽き]
…ぃやぁぁっ!
[迷宮じゃないのに以下略パートツー。ふわふわウェイブによって世界樹の仔近くからどこかへと運ばれてしまうのでした。
途中でふわふわの数が減っているようなのは謎現象。
ウェイブが止まる頃には、小さなたまりが出来るかどうかの量に収まっていた]
─ 結界外・中庭 ─
……っと、こまっかい事は、気にすんな!
[問いかけ>>+17には、さらりとこう返す。
気にかけてもらえたのが嬉しかった……とは、さすがに言えず。
背を叩きながらの言葉に、むー、と露骨に不満げな声を上げた]
じーさまに気に入られてもなぁ……そりゃ、一部の導師よりはマシかもしんないけど。
[それから、ある意味では危険発言をぽつり。
もっとも、それは周囲の賑わいがどっかに消してくれる……はず]
ああ、元々は聖夜祭の中継用モニターだったのを、臨時で使ってるらしい。
……まあ、そんなわけで、お前が外に出されるとこはばっちり見てたりしたんだけど。
[モニタについては、簡単な説明をして]
ん、中も気になるし、また見に行こうかな、とは思ってるけど……って、どした?
[話の途中、どこかを指差したエーリッヒ>>+18に、きょとん、と瞬いてその指し示す方を見やる]
て、あ。
奇行のひと。
[口をついたのは、どんな認識、と突っ込まれそうな呟き。
大体同じタイミングで出されていた、という彼とは、まだ顔を合わせてはいなかった]
─ 結界内のどこか ─
きゃうぅぅぅ……。
[ティルはクルクルと眼を回しています。
さっきからふわふわにやられっぱなしで、体力が落ちているのもあるのでしょう]
…ふにぇ?
[幸か不幸か、ゼルギウスがかけた声にティルは反応しました。
仰向けの状態でゆるりと瞼を持ち上げます]
………ぅ? ぜる どーし?
[先ず眼に入ったのは銀糸の髪。
それから眼の焦点がゼルギウスの顔へと合わさり、ティルは何度か瞳を瞬きました]
/*
うにゃん……クロエはだいじょぶじゃろか。
いやま、強制進行する事はできるけど、あれ、めどいのよね……!
[※主に、よけいなものをみないようにする処置が]
― 『世界樹の仔』 ―
[ダーヴィッドと一緒に埋まってる>>34らしい。
埋めてるふわふわの中には{3}(奇数なら回復系、偶数ならドレイン系)が{6}匹くらい混じっているようだ]
─ 結界内・何処か ─
おう、気がついたか。
[声に反応して目を開けたティル>>45に、ほっと一息。
全系統マルチ対応の次元魔法には回復魔法もしっかりあるが、如何せんこの場ではふわふわへの干渉がこわい。
視界には敢えて入れていなかったが、さっきのもふらいおん戦でも、ぽぽぽぽーんがおきていたりしたし]
『大丈夫? どこか痛むのかしら?
……痛いところがあるなら、ちゃんと言わないとダメよ?』
[瞬くティルの傍らに水晶龍がふわり、と舞い降り、気遣うような言葉をかけた]
― 『世界樹の仔』傍 ―
[ふわふわふわふわ、ころころころ、ふわふわふわ、ころんころんゴロン]
ぶはっ!
[ベアトリーチェを押し流していったふわふわウエィブ>>44の余波で、ふわだまりからかろうじて転がり出たのは幸運だろう。
43分で復活するどこかの魔族の導師と違って、こちらは普通の人間である。これ以上埋まっていたら真面目に窒息の危機だった]
導、師…?どこです…?
[ふらふらになりながら、それでも埋まる前の事は覚えていたので、ふわふわを掻き分けて、ハインリヒの姿を探す]
― 結界境近く ―
[クラクラする頭を振りながら、握っていた袋を確認する。
がっちり口元を握り締めていたので手放さずに済んだようだ]
こんなの。
外でもやられたら、迷惑。
[半身を起こし、空いてる手をギュっと拳に握って低く呟いた]
[幸いもふらいおんは混ざっていなかったらしいが、何しろ雪崩になるような数だ。しかもふらついているときては、いつまた埋もれるか怪しいもの]
うわ、と!
[言ってる端から、ふわだまりに足を取られてこけました]
― 『世界樹の仔』の傍 ―
こんなトコで死んでたまるかーっ!!
[回復系ふわふわに骨のヒビとかボロボロんなった筋肉とか癒された悪魔っぽい導師が、ダーヴィッドの腕を引っつかんで起き上がった。
手に持ったままの回収袋は→{4}(奇数なら(10)匹ふわふわが転がり込んだ。偶数だと収穫なし。
恋人いない歴[20]×10年のまま死ねるかボケぇっ!!
という心の声は、流石に生徒の前では口に出せません]
─ 結界内のどこか ─
きゅうぅ……。
[水晶龍に訊ねられて>>47、小さく鳴きながら眉をハの字にしました]
おっきー ふわふわ いた。 つぶされた の…。
[さっきからふわふわ集めの結果も芳しくないため、ちょっぴり心が折れかけているようです。
しょんぼり、と言った様子がとてもぴったりな姿でした]
いたい だいじょぶ。
ぼく かいふく できる。
[ふわふわが増えることは特に気にしていないようです]
はーい。またいつでも撫で回していいからねー。
『アンタんな勝手に……まあいいけど……』
[『世界樹の仔』の前であったことは知らないまま。
一人と一匹は去っていくティルを見送って]
よっし、ボクらも行くよっ。
『俺まだしんどいんすけど……』
[などと言い合っていたところ、何やら近づいてくる音が]
……ん?
─ 結界内・何処か ─
……ああ。
たまに、異様にでかくなるヤツがいるからなぁ……。
[小さく鳴く様子>>52に、大体の状況を察してぽつり。
水晶龍は、しょんぼり、とした雰囲気に、よしよし、と尾の先で頭を撫でていた]
『そう、大変だったわねぇ……。
でも、回復できるなら、大丈夫ね?
……自分を大事にできるのは、いい事だわ』
[かいふくできる、という答えに、水晶龍、はたり、と尾を一振り]
……ラヴィ、お前、何が言いたい……。
[こっちはこっちで、ちょっと半眼になってたりします]
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