人狼物語 ─幻夢─


75 花を見上げて君はわらう

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【独】 キリル


 ボクは───…、



  ……ロランと仲間で、嬉しかった。

(-32) 2012/05/15(Tue) 19:14:15

【独】 キリル

[本当は少し、カチューシャに悪いとも思った。
村に残る幼馴染は3人きり。
カチューシャはロランに親しく、料理も上手い。
ほんのちょっぴり、仲の良さに妬けたことすらある。
それは随分、子どもじみた我儘であったのだけれど。

ロランも、カチューシャも大切だった。
だからどちらの一番でもいたかった。
自分だって、どちらも本当に大切に思っていたのに]

(-33) 2012/05/15(Tue) 19:15:01

【独】 キリル

[子どもじみた思いだと分かってた。
けれども、少し。…本当に少しだけ]


 …ロランとの秘密みたいで、嬉しかった。


[そっと白状をする。
誰にも何も届かない、今、ここでなら]

(-34) 2012/05/15(Tue) 19:15:23

【墓】 キリル

 ……ん、

[彼は兄を喰らうのだという。
こわくない、と。密やかな声に呟き返して瞑目した。


 ───紅い月が、同胞の目が紅く染め上げている]

(+15) 2012/05/15(Tue) 19:16:45

【墓】 キリル

 兄貴、……ごめんね。
 ボク…は、

[止めない。止められない。
兄は呆然と立ち尽くして見えた。そうだろう。
目の前で自分は死んでしまった。
憎むなら、と兄は言った。殺されてもいいと言った。
勘違いだったと言った。

ならばあの行為はきっと、
───…自分を守るためだったのだろう]

(+16) 2012/05/15(Tue) 19:18:35

【墓】 キリル



   ………。ごめんね。

(+17) 2012/05/15(Tue) 19:18:43

【墓】 キリル

[兄が決して明かさない引き出しがあった>>3:48
厳重な管理に、何か良いものでも隠しているのと、
冗談めかして聞いたことがある。

ラブレターとか。
そんな風にからかって、笑って逃げた。
結局、引き出しの中身は知らず終い。

年の離れた兄は頼もしくて、
生意気を言いながら随分頼りきっていたように思う。
軽口を叩くのも、甘えているから。

そうして過ごして、兄の内心までは知らなかった。
その心の奥を知ろうとしなかった。
知らずとも、兄はそこにいてくれるのだと思ってた。

───傍にいてくれるのだと、思っていた]

(+18) 2012/05/15(Tue) 19:27:11

【墓】 キリル

 …ごめんね、兄貴。
 ごめん、……イヴァン。

[兄が飛び掛ってきた時、恋人は咄嗟に自分を庇った>>3:+4
彼は逃げろとこちらに叫んだ。

あの時、もっと早くに動いていれば。
兄の手から、あの鋏を奪い取っていれば。
イヴァンを死なせてしまうことも、
兄を苦しませることもなかった筈なのに]

(+19) 2012/05/15(Tue) 19:32:20

【墓】 キリル



[ ────、いや ]
 

(+20) 2012/05/15(Tue) 19:34:20

【墓】 キリル

[あれがなくとも、いつか恋人は死んだだろう。
兄もきっと死んだだろう。
自分が殺した。いつか殺したに違いない。
この牙にかけ、その血肉を啜ったに相違ない。

彼らを殺したのは自分。
大切な人たちを苦しめたのも自分]

(+21) 2012/05/15(Tue) 19:37:05

【墓】 キリル




[自分には、庇われる資格も必要も、何もなかった]
 

(+22) 2012/05/15(Tue) 19:37:56

【墓】 キリル

[狼が人狼の指示に従い、暴風のように兄を襲う>>13

止めない。止められない。
…止める資格も言葉もありはしない。
死して紅い月の呪縛は解けたのだろう。
生への執着、その本能は命と共に消えてしまった。

見える、黒銀の狼が幼馴染を背に乗せるのを。
狼の口が兄の身体を咥えている。
浚い、食べるつもりなのだろうと知れた]

(+23) 2012/05/15(Tue) 19:38:37

【墓】 キリル

 ────…。

[言葉なく、その光景を見守る。
目を逸らさずにすべて見た。
兄の首にナイフが振り下ろされるのも見た]


 ……、…

[ごめんね。と、唇だけで形をつくる。
向けたは喰らわれる兄へか、涙止まらぬ同胞へか。
自らにも判然とはしない。どちらへも、であった]

(+24) 2012/05/15(Tue) 19:40:16

【独】 キリル

 …───ん。
 そうしたら、ボクはずっと、ロランの傍にいる。


[ロランの声に、こくと頷く>>*6
聞えなくても構わなかった。

けれど……想いが、少しでも伝われば良いと願う。
この血肉が、彼の孤独を癒せばいいと──想う]

(-35) 2012/05/15(Tue) 19:41:13

【独】 キリル




 ………、傍にいる。

[マクシームも、イライダも。
兄も、イヴァンも……そして自分も。
きっと彼の傍で共にあれると、そう思った]

(-36) 2012/05/15(Tue) 19:41:59

【墓】 キリル

[さわりさわりと花が静かに揺れている。
花々に抱きしめられたような気がした。

そんな資格ないはずなのに、
優しく慰められたような気がした。

───大好きな、イヴァンの微笑みを見るようだった]

(+25) 2012/05/15(Tue) 19:50:12

【独】 キリル



 だから───…
 

(-37) 2012/05/15(Tue) 19:50:26

【墓】 キリル

[目を閉じる。
じわりと眦に涙浮かぶ心地がした。

ただ一人の同胞、
寂しい彼の元へも温もりが届けば良いと思う。


…その腕に、触れられれば良いのにと願う]

(+26) 2012/05/15(Tue) 19:51:28

【独】 キリル



 ……────なかないで。
 

(-38) 2012/05/15(Tue) 19:51:54

カチューシャ

― ユーリーの家 ―

[夜が白々と明けるまで、幼馴染との思い出を思い返してる。
 日の光が窓から差し込んできた頃、家の中で動く物音がする。

 けれど、起きて行く事はしなかった。
 一睡も出来なかった顔は酷い事になっている]

 ――……キリル……

[目を閉じて居れば、兄やイヴァン、キリルの姿が脳裏に浮かび。
 嘆くロランと、妹をなくしたレイスの姿も浮かんだ。

 思考はまとまる事もなくちぢに乱れて。
 ミハイルが泊まっていたのなら、その物音も聞こえなくなった頃、ようやく起き上がった]

(36) 2012/05/15(Tue) 19:55:04

【墓】 キリル

 …贅沢かな。

[我侭でもあるのだろう。
溜め息のように苦笑を吐いて、そっと瞼を*閉ざす*]

(+27) 2012/05/15(Tue) 19:55:11

カチューシャ


 ――会いに、行かなくちゃ。

[レイスか、ロランか。
 どちらかが息断えた姿で見つけられるだろうことは解っている。
 それでも、どちらにも生きた姿で会えれば良いと願っていた]

(37) 2012/05/15(Tue) 19:55:11

カチューシャ


[ユーリーが用意した食事は、食欲がなかったから、レンズ豆のスープだけいただいた。
 日常を思い起こさせる素朴な味に、ほんのすこし目元を和ませ。
 食卓の上を綺麗に片付けてから家を出た]
 

(38) 2012/05/15(Tue) 19:55:19

【墓】 イヴァン

[花が揺れる。
 揺れながら低く詩のない唄を歌う]

[肉体から溶け出した何かが、懐かしい何かに触れた気がした]

『キリル』『キリル』

[花が歌う。弾んで歌う。
 まるで祭りの篝火で、青年が恋人の姿を見つけてぴょんとかけよるみたいに]

(+28) 2012/05/15(Tue) 19:57:06

【独】 キリル

/*
おおおお イヴァンと入れ違った
イヴァンは意識ないのかどうなのか!!
喋れたらいいけどなあ

>>+28
ちょっとかわいいww

(-39) 2012/05/15(Tue) 20:00:08

カチューシャ、メモを貼った。

2012/05/15(Tue) 20:00:53

【墓】 イヴァン

[幸せだった。
 あっという間に壊れていった]

[殺された。
 そりゃまあ痛かったし嫌だったし訳が分からなかった]

[日常を愛してた。愛してた相手の裏面まで見切れてなかった。未練はきっと数え切れないほど]

『……………』

[あぁ、まぁしょうがないか。
 花はさらさらわらう。きっと紅い血と一緒に何かそういうものは手放してしまった気がした]

[まるであの紅花が黄色い染料を水に溶かしきってしまうみたいに]

(+29) 2012/05/15(Tue) 20:13:45

カチューシャ

[キリルの家に泊まったときに使う予定だったものは、ユーリーの家での着替えになった。
 黒ではないけれど、深い茶色のワンピースを選んだのは、兄の死を悼むためであったのに、今ではイヴァンやキリル、イライダを悼むためのものだ。

 イライダの死は、昨日、ユーリーの家に落ち着いてから、ユーリーからか、またはミハイルから聞いていた]

(39) 2012/05/15(Tue) 20:26:54

【墓】 イヴァン

[花が揺れる。畑から畑へ]

[そういえば、少し前にイライダの感触に触れたなと思った。
 ふらふらさらさら揺れる。
 風に任せていれば、旧友の魂にもふれられる気がした]

『ごめんな』

『シーマ。ごめん』

[謝る。何に対して?
 彼の恐れを共有できなかったことに対して。
 彼の仇を愛していることに対して。
 幸せになれなかったことに対して。
 醜さを隠していたことに対して]

[シーマに馬ァ鹿と後頭部を叩かれたような気がした]

(+30) 2012/05/15(Tue) 20:37:44

ロラン、メモを貼った。

2012/05/15(Tue) 20:51:12

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生存者 (3)

カチューシャ
167回 残8880pt
ミハイル
70回 残11410pt
ユーリー
104回 残10148pt

犠牲者 (3)

マクシーム(2d)
0回 残13500pt
イライダ(3d)
109回 残10042pt
レイス(4d)
98回 残10714pt

処刑者 (3)

イヴァン(3d)
14回 残13105pt
キリル(4d)
157回 残8633pt
ロラン(5d)
232回 残7470pt

突然死者 (0)

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