人狼物語 ─幻夢─


77 【Prayers stone】

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視点: 人

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彫刻師 カルメン

[食堂のカウンター席で物思いに耽るように
手許で揺れる水面をぼんやりと眺めている。
思い悩むような吐息は微かなれど繰返し溢されて
温度を失いつつある紅茶を静かに飲み干しカップを置いた。
片付けを、と思った矢先、団員からベアトリーチェの事を聞いた]

――…あ、 嗚呼。

[驚きの音に次いで、後悔の音色が漏れる]

そんな……、嘘よ。
ど、して……

[理由もまた紡がれるがふるり女は首を振る]

(61) 2012/08/17(Fri) 14:59:09

彫刻師 カルメン

[戻ってきたウェンデルが
ベアトリーチェの力について話すが聞こえる]

ベアトリーチェが死者を判断する者……
ね……、いつから、知ってたの ?

[ウェンデルへと確かめる声。
其れを知っても仕方ないともわかっていたから
女はゆるり首を振り返事を求めるを止める]

――…っ。

[俯いた女の表情は隠されて
くちびるを噛むのが微かみえるのみ]

(62) 2012/08/17(Fri) 14:59:27

彫刻師 カルメン

[ライヒアルトが部屋に戻る際の声掛けには頷き向けて]

……ええ。
わかったわ。

[彼の部屋が何処か確認をして見送った。
漏れる息は何処か重い。
暫し間をあけてから席を立ち]

部屋で、少し休んでくる。
アーベル、食事の時間に、呼んでくれる?

[アーベルに頼みごとをして食堂を後にする。
カップと蓋の開かないジャムの瓶はカウンターに残されたまま]

(63) 2012/08/17(Fri) 14:59:40

彫刻師 カルメン

―宿屋/個室―

[他の部屋と中はさほど変わらない。
違っているところといえば他より机が少し大きい事。
机の引出しの中に彫刻用の道具がいくつか残されている事。
此処でお世話になった時にこの宿で作った翡翠の一輪挿し。
一輪挿しには月下美人の華が彫刻されている]

――…。

[口を開けば弱音が零れそうになる。
滅入りそうになる言葉を避ければ吐息しか残らない]

(64) 2012/08/17(Fri) 14:59:54

彫刻師 カルメン

[ベアトリーチェが描かれたスケッチブックを見詰め
女はその紙をそっと、撫でる。
ふるり、また首を振るい、新たなページを開いた。
深い呼吸を繰返し、お守りの玉を握る。

とくり、とくり。
規則正しい鼓動は生きている証。

覚悟を決めたように、スケッチブックに向かいペンをとる。
其処に描くのは6年前に知り合った美術商の伴侶。
白い紙に描かれた彼女の姿は普段と変わらぬ姿。
動かぬのが不思議とも思えるその絵に余計なものは一つも無い]

(65) 2012/08/17(Fri) 15:00:21

彫刻師 カルメン

――…は、

[張り詰めていた糸が切れる。
抱いた思いは複雑に絡み合い自身にも把握しきれない]

覚悟、を

[決めなくてはいけない。
ライヒアルトやエーリッヒの言葉が思い起こされて
覚悟をと思いながらも未だ迷う心]

       ……、っ

[こわい、とくちびるのみで綴り置いたペン。
女は顔を両手で覆い、肩を震わせた**]

(66) 2012/08/17(Fri) 15:00:38

宿屋の息子 アーベル

[食事は胃にも優しく、体を温めるスープを作り振舞って。

団員や、ウェンデルからベアトリーチェの話を聞けば、
青年にしては珍しく、壁を叩いて苛立ちを示した。

その後、ゲルダを伴って部屋の掃除>>36へと向かい。
聞かされた事>>37に頭痛を覚えた。]

……ねぇ、ゲルダさん?
ほいほい自分の能力言っちゃっていいの?
もし俺が人狼だったらゲルダさんが真っ先に狙われるけど、それでもいいの?

[少し困ったように告げて。**]

それでもいいなら、手伝って?

[と、手を伸ばした。]

(67) 2012/08/17(Fri) 16:09:01

未亡人 ノーラ

[紅茶に加え、胃にも優しいスープ>>67を貰った。
頭痛の原因となっている血の冷えるような感覚が遠のいて、やっと落ち着きを取り戻せてきたと思ったら。
今度はベアトリーチェの訃報が齎され、黒瞳を大きく見開いた]

そんな、嘘でしょう。

[同じような言葉は他からも聞こえているよう。
いっそ笑い出したくすらなってきた口元を、手で覆い隠す。
アーベルが壁を叩く音>>67にも驚いて顔を向けた。
近くにゲルダがいたのなら、その顔も見てから視線を逸らした]

(68) 2012/08/17(Fri) 17:07:42

彫刻師 カルメン

[アーベルが振舞うスープは予め少なめに装ってもらい
気持ちばかり口にする。
食べなくては体がもたない。
わかっていたが結局必要と思われる半分も食べられなかった。

声かけを願うは掃除がはじまる前。
夕餉までには食堂に戻る心算だったが
それまでに心を決められるか否かは自身にもわからない]

(69) 2012/08/17(Fri) 17:10:05

未亡人 ノーラ

[ウェンデルの報告も受けると、衝動は更に高まった。
注視している者がいたら、手で隠しきれない唇の端が少し震えているのも見えただろう]

そう、それで。いいえ、でもおかしいわね。
自衛団の方はそれも知っていらっしゃったのかと思ったのに。
団長さんのお話があった日、ベアトリーチェさんとよくお話していらっしゃったから。でもそれなら選ばれませんわよね。

[聞き耳を立てていたのか、見張り役の団員が窓の外で居心地悪そうに身動いだ。団の総意ではないと言いたかったのかもしれない]

どちらにしても、今日はもう誰かを選ばなくても良くなってしまったのですわね。
アーベルさん、湯を使わせていただいていいかしら。
身体が冷えてしまっているようなので。

[掃除に向かう前のアーベルに風呂を借りたいと頼んだ。
芯から温まれば不調も消えるかと思ったが、そう楽にはいかなかった。身の内深く、毒のように回るものはすぐには消えない]

(70) 2012/08/17(Fri) 17:14:49

未亡人 ノーラ、メモを貼った。

2012/08/17(Fri) 17:16:17

彫刻師 カルメン

― 宿屋/個室 ―

[笛の音が何処からともなく響いていた。
穏やかな音色に手が緩む。
暫らくその旋律に耳傾けていれば
肩の力がゆっくりと、抜けてゆく]

(71) 2012/08/17(Fri) 17:18:41

未亡人 ノーラ

[常に鍵をかけていては、何かがあると暗に告げるようなものだ。
鞄には別に鍵がかかるようになっているから、中の空気が凝らないように窓すら少し透かしてあった。

部屋の床には一本だけ、黒い髪も落ちている。
淡茶の髪も当然のように幾本か見つけられるだろうけれど**]

(72) 2012/08/17(Fri) 17:30:53

未亡人 ノーラ、メモを貼った。

2012/08/17(Fri) 17:41:03

彫刻師 カルメン、メモを貼った。

2012/08/17(Fri) 18:05:34

刺繍師 ゲルダ

―回想:部屋の掃除の申し出―

[アーベルの言葉>>67には、少しばかり
いつもの無表情に驚いたような色を掠めさせてから
じぃと相手を見詰める時間は、少し、長い]


 …わ、ワタしがじ、人狼、で、う嘘ついてル、
 とは、お、思わなイ、の?

[不思議そうに少しだけ首を傾けてから。
伸ばされた手に、遠慮がちに手を伸ばした手は、
ヨハナに握ってもらった時のように、震えはしない*]


    …わ、タシハ、多分、ま、不味い、よ。

―回想:了―

(73) 2012/08/17(Fri) 18:08:41

服飾師 エーリッヒ

……そう?
自分でも気付いてないなら、アタシにはどうにも出来ないわ。

[カルメンの言葉>>40に返すのは自嘲を含んだ声。
自分で気付いていないことをどうして口に出来ようか。
だから、それに対しては緩く苦笑いを浮かべるしか出来なかった]

──ええ。
その時は、必ず。

[届いたささやかな声にはにこりと笑んで頷きを返す。
その後はゆるりとしながら紅茶を口にして周囲の話を聞いていた]

(74) 2012/08/17(Fri) 18:15:15

服飾師 エーリッヒ

[その話が食堂に伝わったのは唐突だった。
自衛団員からの言葉>>43に緩く瞳を瞬かせる。
それに対し発する言葉は無く、ただ、その事実を受け止めて。
ウェンデルが告げた言葉>>50に対しては、軽く隻暗緑を瞠って、「あぁ…」と小さく零すだけに留まった]

[死に対する驚きは少ない。
死者を判ずる者が失われたことに対する憤りも起こらない]

[ただ、調べる手段の一つが失われた事実だけが、すとんと頭に入ってきた]

[死を感じ取ったのか、コートのポケットでリスが忙しなく動き回る。
時折奏でる威嚇音は周囲の者達にも聞こえていたことだろう]

(75) 2012/08/17(Fri) 18:15:20

服飾師 エーリッヒ

……失われたからと言って、止めるわけにも行かない、のよね。

[手をかけた者の判別が出来なくてもやらなければいけないと。
誰に言うでもなく独り言つ。
その声は酷く冷静で、感情の籠もらないものだった]

[ゆるゆると、頭の中で何かが解けて行く。
けれどエーリッヒはそれに気付かない。
誰が人狼なのかを知る術は持たない。
持たないからこそ、取れる手段は限られる。
やらなければ、そんな想いが頭の中にするりと舞い込み、意識へと染み渡って行った]

(76) 2012/08/17(Fri) 18:15:30

服飾師 エーリッヒ

アタシは、一旦帰るわね。
また明日来るわ。

[宵へと足を踏み入れるような時刻。
部屋を借りる心算も無かったから、食堂に残っていた者達にそう言って席を立つ。
夕食も自宅で済ませる心算で居た]

[宿屋を出る前にブリジットの頭を一度撫でて、「じゃあね」と笑みかけてから外へと出る。
ひんやりとした空気が身体を包み、前が開いていたコートを手で握るようにして閉じた。
その頃にもなればリスも大人しくなり、冷える空気に触れぬよう、ポケットの底で丸くなり暖を取っている。
自住居穴へと戻った後は、食事を取って静かに休息を取るのだった]

(77) 2012/08/17(Fri) 18:16:01

服飾師 エーリッヒ

─ 翌朝/自住居穴 ─

[その日の目覚めは穏やかな空気に包まれていた。
リスが、何も騒がなかったのである。
目覚めはいつも通りの時間。
リスは餌を求めてエーリッヒの周囲をうろちょろと動き回っている]

……今日は静かなのね、パラッシ。

[指の腹でリスを撫でようとすると、餌を強請っているのか指先をカシカシとして来た]

……………………。

[あまりに平和な光景に逆に脱力して、のろのろとした動きで起き上がると朝食を先に用意する。
支度を整えるといつものようにコートを羽織り、自住居穴を出て行った。
向かうのは勿論、皆が泊まる宿屋]

(78) 2012/08/17(Fri) 18:16:11

服飾師 エーリッヒ、メモを貼った。

2012/08/17(Fri) 18:19:48

刺繍師 ゲルダ

[夢を、見た。

父も母も共に暮らす頃の、北の寒い村にいた頃の夢。

笑う2人に一生懸命話す自分がいる。
柔らかい笑みを浮かべる二人がいる。

 いつしか、穏やかな調べが遠く山の向こうから聞こえる。
 ひどく心落ち着くような、美しい笛の音色のような。

両親は山の方を指さして、ニコニコと笑う。

いつしか目に見える全てはくにゃりと曲がり
円を描いて真ん中に渦となって吸い込まれていき

―――ゆっくりと目が覚めた時、枕は湿っていた]

(79) 2012/08/17(Fri) 18:20:12

刺繍師 ゲルダ

―翌朝―

[顔を洗って食堂へと降りる。
自衛団員がざわめいてみえるのは、
夜のうちに人狼による犠牲が出たか、
また出たならば誰なのか確認できぬ為だろうか。

昨日は、ミリィの潔白をそれ程言ってはいない。
チラチラと部屋の方を見て、気にする素振りで端に立ち、
ポケットに手を、入れる。]

(80) 2012/08/17(Fri) 18:26:23

刺繍師 ゲルダ

[昨日の掃除の際、ひとつ不思議な事があった。
クヴェレ婦人の部屋でのこと>>72
床に這うようにして見つけた髪が、一人分で無かったのだ。

淡茶の長いものは、間違いなく彼女のものだろう。
だか、黒い色の其れは。

色として思い当たるのはライヒアルトだったが、
それでもって彼を描こうとして何が描かれるか分からない。

アーベルには一応、2人が一緒の部屋に泊まっているのか、
尋ねたりしたけれど。

疑問は解れる事なく、思考を巡らせていた]

(81) 2012/08/17(Fri) 18:34:03

刺繍師 ゲルダ、メモを貼った。

2012/08/17(Fri) 18:35:18

服飾師 エーリッヒ

─ →宿屋 食堂 ─

[宿屋に入ると自衛団員が確認するようにこちらを見てきた。
また襲われた者が居ないかを確認しているらしい]

…今日は誰も襲われていないんじゃないかしら。

[ぽつりと零した言葉に自衛団員達が酷くざわめいた。
何故そう思うのかと問う声が上がる]

パラッシが、大人しかったから。

[告げた理由は自衛団員達にとっては理解しがたいものだっただろう。
ふざけるなと声を上げる者も居る]

(82) 2012/08/17(Fri) 18:46:40

服飾師 エーリッヒ

アタシがそう思っただけだから。
本当かどうかは自分達で確かめてみれば良いわ?

[自衛団員達を映す隻暗緑に感情は籠もらない。
淡々と告げて、最後に緩く口端を持ち上げた。
それは少し不気味に見えたかもしれない。
その横でリスが呑気に「クルル」と鳴いていた]

(83) 2012/08/17(Fri) 18:46:45

神学生 ウェンデル

[カルメンの問いには、彼女の仕草を見て答えなかった]

 団長は知ってた筈だ

[それはつまり、団員も知っていたのではないか、と。
言外に含めてもいた]

(84) 2012/08/17(Fri) 18:53:40

刺繍師 ゲルダ

[ウェンデルが先に居たならば、挨拶をする。
彼を早い時間に見るのは珍しい気がしたが、
ベアトリーチェと親しそうにしていたのは見ていたから
そこについて、ゲルダが突っ込むことは無かった。

自衛団員が声を荒げたのを耳にして視線を向ける。
リスを連れた長身を見止めて、足をそちらへと向ける]


 …、

[ポケットから文字を書き付けた紙片を出し、
彼に見せようと差し出した。
そこには、『ブリジットは人間』と、書かれている。]

(85) 2012/08/17(Fri) 18:57:48

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184回 残2396pt
ウェンデル
158回 残4081pt
アーベル
40回 残7885pt
カルメン
42回 残7571pt
ノーラ
129回 残3923pt

犠牲者 (4)

ギュンター(2d)
10回 残8582pt
ロミ(3d)
67回 残6826pt
ブリジット(5d)
35回 残7973pt
エーリッヒ(6d)
136回 残4582pt

処刑者 (4)

ヨハナ(3d)
58回 残6801pt
ベアトリーチェ(4d)
30回 残8144pt
ゲルダ(5d)
21回 残8437pt
ミリィ(6d)
50回 残7295pt

突然死者 (0)

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