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破壊力があるからこそ、難しいわけで。
……博士に頼むのは……やめとくわ。
[ティルの提案にはきぱっと言った。
後がこわそうとかそんな事は考えてないですよ?]
俺も、手合わせしなかったら誤魔化されてたクチだろうからな。
そうそう、手の内晒すタイプじゃねーだろ、あいつ。
[ユーディットの追従に頷きつつ。
彼女がユリアンに投げた問いに、そちらへ怪訝そうな視線を投げて]
あ、ちなみに俺もあいつの合否は、知らん。
……ティル君。
仮にそんなアイテムがあったとしても。
今何処にいるかわからない人の合否を、どうやって判定するの?
[右のこめかみを押さえる。ちょっと頭が痛い。]
[ティルとアーベルの返答に、更に疑惑が確信に近づく。
……リッヒー、もしかして本当に誰も言って無いのー?
とか、何処とも判らない隔離先に思わず問いかけたくなった
(し、実際脳内で電波は送ってみた。みょんみょんと。)が、
返事が返ってくるはずもなく。]
………。
……俺、知ってる。
[すっっっっごい、言うのを躊躇いつつ。
何とかそれだけ搾り出した。]
……信用するか、しないか。
それは、情報を聞いてから決める事よ。
違う?
[ユリアンの言葉に、いつもと違う不敵な笑みを返す。]
……いや、普通に生きてても身につけられるから、卵割りとかは。
[さくっと突っ込んで。続く言葉には]
お前ね。
その言葉、昨夜のお前にそっくり返すよ?
……疑われて文句言えない立場の俺の事、ほとんど論拠なしに信用したのは誰ですか、と。
へーい、人狼でっす。がおー。
[ティルの反応に気付けば、思わず勢いに乗る21歳。
着席したまま、棒読みで両手を上げて襲うポーズ。
しかし、襲う擬音語が「がおー」て。]
[ユリアンの威嚇がおーにとび退って]
やるか、やるのか、どっからでもかかってこいっ!
[周囲のしんとした空気にきょろきょろして]
あれ?ユリアン人狼じゃねえの?違うのか?
[頭の上に?を7つほど乗せてユリアンの次の言葉を待っている。ちなみに小学校の通信簿には、常に「他人の話は聞きましょう」の文字が]
……!
[普通に生きてても卵割りスキルは身に付くらしいよチミっ子たち!
自分の21年に、ちょっとショックを受けたらしい。
と、続く言葉に更に目を丸くして]
……。えー…?だって、うん……。
アーベルが【人狼】って、何かシックリしねぇんだもん。
[本当根拠ねぇな。]
……うー。ぅあー…。
[ティルの混乱っぷりに、僅かに苦笑しつつ。
ユーディットの視線には、僅かに居心地悪そうに顔を背けて。
……リッヒーごめーん、とか内心超平謝り。
これで、俺の事も告げ口されても文句は言えなくなるのだが
今はどうにも、黙っている場合……じゃ、無いと思う。
多分。]
……内定貰ってないって。
[卵割りは普通に生きてても身につく……そうなのか、と落ち込んでいる。今夜は卵割りのトレーニングをしようと決意。でも食材を無駄にしたらアーベルに何言われるかと思うと葛藤中]
そう。
……だとすると、敵はこちらを混乱させる為に消したのかしら?
[合否はわかったものの、余計にわけがわからなくなった。
【人狼】は、何を考えているのだろう。]
[スコーンを持ってきてくれた、カルルに礼を言い、
まだ温かさが残るそれを朝昼兼用として齧る。
片手には端末、もう片方には紅茶。
スコーンを口だけで支える様は相当行儀悪いが (゚ε゚)キニシナイ!! ]
[弄っていた端末には、さっき会ったHD本人からデーターが届いていて。]
……現役生の情報か…?
……………………………
…………花柄か…………
[女王様のセクシー映像と言うよりは、お姫さんのどっきり少しえちぃ映像。
なんとなく、これを送信してくるHDにも微笑ましさを感じつ、
「サンキューHD」と、言いつつ保存フォルダーに映像は補完。]
[ゆっくりベンチで休憩をとれば、しばらく自室に篭ったり
そのうち、何処かへフラフラしたりしてるだろう]
―回想→現時間軸―
[シックリしねぇんだもん、と言う言葉に僅かに笑んで]
俺も、似たよーなもんだよ。
[お前も大概無根拠だな]
……落ちてた?
[それから、告げられた合否に思わず惚けた声をあげ]
……人狼が合否を知らなかったら、
リッヒー連れ去ってもおかしくねーんじゃね?
受かってないと判ってて、それでも連れ去ったなら訳わかんねーけど。
[ユーディットの言葉に小さく溜息。冷静を装いつつ
内心は、エーリッヒに対し土下座平謝り選手権大会開催中。
…と、アーベルの言葉に、思わず苦笑する]
…さーんきゅ。
[何処か困ったような表情で、へらりと笑って。
続く言葉に小さく頷いた。]
実際に聞いた。多分…嘘は吐いてねーと思う。
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