情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
俺と両思いなんて、や、だろ……?
[軽口をのせる。
途切れ途切れの荒い息が混じる声。
情けなく頼りない響きに心の内でわらう]
……死にたくない。
[ぽつ、と零すのは生への欲]
でも、死なせたく、ない、し……
[込み上げる血が言葉を遮る。
ぐ、と堪えるような表情をして]
守りたかったんだよ、なぁ。
[誰を、とも、何を、とも言わない。
思い浮かべたのが同胞でないのは確かだけど]
[ロミがユリアンを呼ぶ>>*0。
けれど聲は返らない]
…あ、 あぁあ あああ
[アーベルが告げた言葉、ユリアンの死。
それはナターリエのとって最悪の結果でしかなく。
辛うじて保ってきた正気の糸が一本、ぷつりと音を立てて切れた。
零れる聲は混乱の色を含み、小刻みに震える]
どうして ユリアンさん 護れ な
[聲は次第に涙声に。
人ならざる聲は嗚咽によって染められた**]
[強がっていられたのも其処までだった。
四肢から力が抜けるのを感じる。
手にしたアミュレットをきつく握りしめた]
アーベル
[名を呼ぶ。
『俺の分まで生きろ』と紡ごうと動くくちびるは音をなさない。
アーベルの剣を胸に抱いた人狼は、その場にくずおれる]
─ 外 ─
こんな縁で繋がりたかなかったけど、な。
[これが無ければ、自分もユリアンも何事も無く年を取っていけただろう。
お互い白髪混じり位の年までいけていたなら、酒の肴に話を出来たかもしれないのに。
そう思うと、叶わない悔しさが言葉に滲んでしまいそうで一旦口を噤んで]
…人狼だろうと、何だろうと。
お前は俺の、大切な親友だろうが。
[人狼は殺すべきもの>>+19とまるで他人事のように言うユリアンに返す言葉は本心からのそれ。
他の道を選べない自分の弱さを自覚しながら、それでも剣を振り上げて]
…ひでぇなぁ。
俺はお前にベタ惚れなのに。
[荒い息、弱さが入り混じる声>>+20に返すのは震えを抑えきれない声。
戯れを交えなければ、今にも嗚咽に変わってしまいそうだったから、だけど]
― →路地 ―
[ユーディットは詳しく場所を話したか、
ひょっとしたらそんな余裕も無かったかもしれないが。
とにかく子供は駆け出して、あたりをきょろきょろ見て回った。
あとからロミがついてくるのは気づいていたが、
子供は来るなとも来いとも言わなかった。
おそらくそんなには走らずに、
塀だか家だかの合間にある細い路地の奥から、
黒珊瑚亭で嗅ぎまくった匂いに気づいて、ぴたりと足が止まった。]
…………。
[日は昇っているのに薄暗くみえるのは、
安定しない天候のせいだろうかと子供は思った。]
[じりっと一歩踏み出すと、砂利踏んだ音がやけに響く。
一歩、また一歩、奥へと進むと赤い色がじんわり路地に染みていた。]
ユリにー…。
[その染みの元にいた青年に、呼びかけたが返事は無い。
もはや只の屍と成り果てていた。
立ち尽くす、足はそれ以上動かない。
怖いと思うほど無残な姿でなかったせいか、
子供の頭の中には、ぐらんぐらん同じ事が繰り返し回っていた。]
アベにー、なんで。
[何故どうして。
アーベルとユリアンが仲が良かったのは知っていた。
だから、何でこうなったんだと、そんな疑問しか浮かばない。]
ナターリエお姉ちゃん……?
[カヤの後に続きながら、聞こえるそれは激しく哀しみとも動揺とも判断のつけにくい感情の色を大きく感じる聲で]
私…、その……
[駆けつければ護れていたかもしれない、そう思ってしまうと罪悪感のようなものも感じてしまって、しばらくはかける言葉が見つからずにいた]
― 黒珊瑚亭 ―
おい、アーベル?
[シスターと一緒に>>11手を止めた。
呼びかけにも殆ど反応せずに中に入って行く態度は尋常でなく、その手が赤いのにも気がついたけれど。ユーディットがすぐ追いかけたようなので>>6少し待った]
おいこら!
[ユリアンは外にと聞くと、子供達が>>14真っ先に飛び出してゆく。
二人一度に引き止められそうにはなく、カヤとは>>12どうも上手くやれていない。血に染まった雑巾を放り出していくのも、習いとしてできかねて出遅れた]
子供達を落ち着かせられるようなもの、用意できますか?
俺も行ってきます。
[頼むより先にシスターは動き出していたかもしれないし、人の死に何かを感じるらしいカルメンも先に動いていたかもしれないが。
雑巾と桶を端に寄せ、言い残してから後を追って]
─ 黒珊瑚亭 ─
[本当なら、力仕事に慣れている自分が率先してユリアンを運ぶべきだろうとは思う。
けれど、命を奪った上に自衛団に引き渡す手伝いまではどうしてもしたくなくて。
それも自分の弱さと解るから、余計に誰とも声を交わす気にもなれなかった。
扉の外、聞こえる声にユーディが追ってきた事を教えられるも、扉を開くことはせず]
…ん、頼む。
[出る前に渡した羅針盤を預かっておくというのに、かろうじて短く返事を返した後は、沈黙を守り。
ユリアンの残した言葉を裏切る事になるのは、どれ程の時間が過ぎた頃、だったか**]
―→路地―
[カヤ君の後に続きたどり路地に入ると、立ち止まったそこにようやくおいつき隣に並ぶようにし、息を整える。
最近特に嗅ぎなれてしまったような匂いに気づき、ゆっくり薄暗い路地に足を進めるのに、少し遅れてついていく]
ユリアン、お兄ちゃん…?
[路地に似つかわしくない赤の色には一緒に気づき、カヤ君に遅れて呼びかける。
返事は返ってこない、ユーディットお姉ちゃんの言葉のとおりに、死んでいることを示すものしかそこには見られない]
カヤ…君……
[なんでというカヤ君の服のすそを思わずつかむ。
二人は確か仲良しだったはず、そんな二人の間なのに……]
わからない、ナターリエお姉ちゃんだって、アーベルお兄ちゃんだって、
なんでしたくもないのに、しなくてもよかったかもしれないのに、こんなこと……
正しいことだなんて、私、思えないよ……
人狼が悪いって……、そういうことなの……?
[嵐が隠した犠牲者を運ばなければ
ずっと隠して生きていけただろうか。
これまでのように在り続けたかったと思う。
けれどいずれ近しい者を手に掛けてしまう未来もまた恐ろしい。
だから、これで良かったのだとも、思っていた]
――……。
[こんな縁で、とアーベルはいうけれど
こんな縁でもないよりは良かったと思う。
縁繋ぐ相手があるなら、一人ではないかもしれないと思えるから。
思いを伝えたいと思うのに、声は出ない。
もう、口を動かすことも出来ない]
…………。
[親友と彼が言えば、生気失われゆく眸が濡れる。
軽口のような告白にわらいたいのに、微かな動きも出来ぬまま]
[震える声音に泣くなと言いたくなるけれど
涙流してしまったのはユリアンの方だった。
つ、と目尻に流れる一筋。
獣の孤独を和らげたのは、親友である彼の存在。
呼ぶ声が聞こえる。
続く言葉も薄れゆく意識の中聞いたけれど。
生きて欲しいという願いは変わらない。
人の姿のまま、事切れて、それでおしまい]
なんで…、どうしてなの……?
ユリアンお兄ちゃん……死ぬつもり……だったの……?
[答えてくれる聲もない]
ナターリエお姉ちゃんが、とっても、つらそうなんだよ……
お願い………、こたえ…、て……
[自分もしばらくは、それ以上の聲はだせずにいた]
/*
何だろう、ユリが愛し過ぎてたまらん。
コミットは本当申し訳なかったし同時落ちはびびったけれど一緒に墓下来られて良かった。
やっつけないと、人狼を、
早くやっつけないと…。
[眉根をきつく寄せて、さっきまで生きていた人を見るが、
きゅうにしなりと眉が落ちた。]
ユリにーの細工、
見せてもらう約束だったのに…。
[ぎゅうっと拳を握り締めると、じんわり目の端に涙が滲んだ。
ただただひたすら、悲しかった。]
お子様 カヤが「時間を進める」を選択しました。
お子様 カヤは、孤児 ロミ を能力(守る)の対象に選びました。
お子様 カヤは、音楽家 ヘルムート を投票先に選びました。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新