人狼物語 ─幻夢─


87 紅の宴─人喰らい・鬼殺し─

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視点: 人

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ジラント

……誰も、いねぇか。

[鉈を再び鞘に収めてからシーツの傍にゆっくりとしゃがみこみ、僅かにめくる。
左目に最初に激痛が走った時、気遣ってくれた少女が、変わり果てた姿で横たわっていた。]


……お嬢ちゃん、か……すまんな。

[血の変色具合やこぼれた血の固まり具合から、恐らくはベルナルトと戦う前に殺られたのだろう推測できたから。
少女が喰われる前にベルナルトを狩っておれば、とつい侘びの言葉が口を吐いた。]

(37) 2013/09/11(Wed) 20:03:45

ジラント

………ん?

[妙なひっかかり。

ベルナルト>>3:133は、"ご主人さんは、中々美味かった"とは言っていたけども。
リディヤの名は出していなかった。]

まさか、なぁ……?

[浮かんだ推測をかき消すように、頭を振った。]

(38) 2013/09/11(Wed) 20:05:40

ジラント、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 20:10:39

メーフィエ

― 二階/リディヤの部屋→ ―

[キリル>>7には、「彼女」の方を見ぬまま無言で小さく頷いてみせた。
何処か曖昧に聞こえる響きは、理解しきれていないようだとも漠然と思いはしたが、それでもさらに言葉重ねることもせず。
やがてサーシャに続きアレクセイ>>8の足音が遠ざかるのを聞いた時も、そちらに一瞥を向けるでもなく、ただ黙っていた。

それから幾らかして、メーフィエもまた顔を上げ、立ち上がった。
スカートの膝元にはリディヤの血が染みるも、それに視線をくれることもなかった。
もしこの時キリルが未だ部屋に居たとしても、メーフィエの方から視線を向けたり、何かしらの言葉を残したりすること無く。
ただ無表情を保って、部屋を出て行った。]

(39) 2013/09/11(Wed) 20:39:40

メーフィエ

― →客室 ―

[その後、ジラント>>36がリディヤの部屋を訪れる前に、メーフィエは自室へと辿り着く。
時間が経った所為か、喉が渇きはしたものの。
わざわざ階段を下りて、誰かと鉢合わせるかもしれない大広間に寄ることは無かった。]


――――…

[風呂場の蛇口から水を流し、それを両手で掬って飲み下す。
それから、近くに備え付けられた己の顔を、見詰めた。]

(40) 2013/09/11(Wed) 20:40:44

サーシャ

─ 一階/大浴場 ─

[オリガの骸を抱き締めたまま、彼女が言っていたことを思い出す]


     [── …私の時も、そうして下さいね ──]


[ああ…、と小さく声が漏れた。
腰を折って抱き締めていた状態から起き上がり、自分に凭れさせる形でオリガを抱え上げる。
パシャリと水飛沫を散らしながら、僕は湯船から上がった]

(41) 2013/09/11(Wed) 20:54:46

サーシャ

……まだいる……

『鬼』が、まだ  居る

[死んでいない。
ジラントが『鬼』と言ったベルナルトが死んでも、終わらなかった。
何故?]

……ベルナルトさんじゃなかったんだ……

アイツが、嘘ついたんだ

[正しい思考は為されず、顔の左半分のように歪み行く。
憤りは、憎悪は、先刻手当てをした狩人へと向いた]

(42) 2013/09/11(Wed) 20:54:51

サーシャ

─ →二階/オリガの部屋 ─

[脱衣所を抜け通路へと出て。
滴る雫はそのままに客室のある二階へとオリガを運ぶ。
左足の痛みなんてもう分からない。
足首は恐らく悲鳴を上げていたのだろうけれど、僕はそれを感じることが出来ないままに階段を上って行った]

……………

[誰かに声を掛けられたとしても足は止めることなく。
醜く捩れた肌を晒したままオリガの部屋の前へ。
一時だけオリガを左腕だけで支えて部屋の扉を開いて、彼女を抱えて部屋の中へと入った。
ベッドに仰向けに横たえて、備え付けられた毛布をオリガにかけてやる。
それを終えて力なく両腕を垂らした後、僕はゆらりとオリガの部屋を出て行った]

(43) 2013/09/11(Wed) 21:05:09

サーシャ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 21:10:09

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

[硝子張りの部屋、一人佇む。

外の異変に気付き、確認の為駆け込んだ時と同じく、見上げるのは紅い月。

けれどあの時のように、震えが身体を走りはしない。
身の内にある感情は変わらぬもの、だけれど]

───…?

[ぐ、と。
無意識、握ろうとした掌に走った痛みに気付き。
視線落とすと、ナニかの棘が作ったのだろう、小さな傷から血が滲んでいた]

(44) 2013/09/11(Wed) 21:10:55

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

[微かな、けれどはっきりと流れ出る赤を見つめる。

命あるものから流れるそれ。
『鬼』が置き去った華と、重なる色。
それに口つけ、嘗め取って]


…やっぱり、不味い。

[小さく声落とす、表情に色は無く*]

(45) 2013/09/11(Wed) 21:16:22

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 21:16:51

ジラント

― ニ階・リディヤの部屋 ―

[切り裂かれた喉と胸元。

そして、飾られていたのは真紅の薔薇。
女主人の元にも落ちていたもの。
そして、ベルナルトが庭園で触れていたものと同じ。]

随分キザったらしいこった。
手向けのつもりかね?

[皮肉に口元歪めるも、薔薇の花はそのままに、シーツを元に戻す。
少女の素性を知っておれば、故郷に送り届けもできただろうけど、生憎男は知るわけがなく。
もしかしたら、オリガなら、宿帳から調べられるかもしれないと、雨に降られてこの館に来た時のこと>0:110>>0:114を思い出す。]

……あー、なんにせよ、ここを出てから、だな。

(46) 2013/09/11(Wed) 21:34:37

ジラント


      嬢ちゃん、安らかに―――な。


[ぽつと零して立ち上がり、男は部屋を辞した。]

(47) 2013/09/11(Wed) 21:35:04

ジラント

― エントランス ―

[がちゃがちゃ、虚しい音が響く。]

……どういうことだ?

[男は玄関に手をかけたまま呟く。
未だ、誰も逃がさないとばかりに閉ざされたまま。]

まさか……

[思い返すのは、リディヤの部屋で感じた違和感。]



       ―――まだ終わってないって事か?

 

(48) 2013/09/11(Wed) 21:50:39

ジラント

[だとしたら。

まだ狩りは続くのに。
男の身体は、狩をするにはもうずたぼろで。
ましてや獲物すら見つけてはいない。]

くそったれが。
ただ狩られる側なんざぁ真っ平ごめんだってぇの。

[吐き捨てた。]

(49) 2013/09/11(Wed) 21:51:08

メーフィエ

― 客室 ―

[風呂場の近くに備え付けられた鏡で己の顔を見詰めながら>>40
やはり綺麗にも美人にも見えない顔だな、とぼんやりと思う。
「綺麗」だと告げてきた者の一人は、丁度オリガ>>0:211だった。]

あの子の手は、誰かを優しくもてなす方がいい。
……誰かの血で染まることなんて。

[そんな呟きを聞き拾えるのは、姿見えぬ死者くらいだろう。
オリガに向けて、またリディヤの亡骸の前で零した言葉は、『鬼』の傍に在る自分に対する言い訳じみてもいる。
『人』である者を『鬼』が喰らえれば――という、そんな思いだって抱いていたのだから。]

(50) 2013/09/11(Wed) 21:51:59

メーフィエ

[ベルナルトを刺し――「コエ」で、それを聞いた――返り撃たれたのだろう者が誰だったのかは、その時以降に顔を合わせた者たちの顔を思い出せば、その時に見ていなかった者たちの誰かだと解る。
思い描いたのは、名を未だ聞いていなかった、たどたどしい口調の筈だったあの男。
「変化」しているように見えた恐ろしい彼も、この世に居ないのだと思えば。
心に抱かれるのはやはり、安堵の方だった。]

あとどのくらい、『人』が死ねばいいのかな。

[――それは何処まで、本当の「あたし」?
ふっと何処かで迷って、けれど、一先ずはそれ以上の思考を止めた。
「理不尽な」『ゲーム』に、のまれて、受け入れて。
そして――ただそれに勝たねば、と決めるように。]

(51) 2013/09/11(Wed) 21:52:19

ジラント、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 21:54:02

メーフィエ


あたしは、みじめじゃない。
ひとりじゃ、ないん、だから。 

一緒に、生きて、勝つんだ。
―――…一緒に。

[「仲間」のひとりのコエが途切れて抱いた哀しみと。
もうひとりの「仲間」の行く先を気に掛ける心。
それさえも、「メーフィエ」ではないものの思考かもしれなくて――。
自分とも自分でないとも付かぬ心を抱えたまま。
けれど確かに「死にたくない」と思った彼女は、鏡の前を離れ、ベッドに一度身を沈めた。]

(52) 2013/09/11(Wed) 21:54:44

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

[嘗め取った赤。
空から降り注ぐ赤。

それを暫く見つめていた、けれど]


…そろそろ、行きましょうか。

[階を二つも隔てては、嘆き>>16はここまで届かない。
彼女はもう誰かに見つけられただろうか。
それを確かめに行こうと、翻した服の裾からひらり、一片の赤が舞い落ちた**]

(53) 2013/09/11(Wed) 22:03:46

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 22:04:35

キリル、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 22:13:36

サーシャ

─ 二階 ─

[点々と通路に続く水雫の痕。
大浴場からオリガの部屋へ続いていたその上に立ち、僕は一度通路を見回した。
前髪は乱れたままであり、その下から窪んだ左目と、それを縫うように捩れた肌が覗く]

……最初から ”  ”せば良かったんだ。
誰がどうとか分からないんだから、 ”  ”せば良かったんだ。
僕と、オリガ以外、みんな。

[掠れた声で呟かれる言葉。
不穏な単語は紡がれたようで音にはならず、うわ言のように言葉を連ねながらある人物を探した。

”嘘”をついた、その人物を]

(54) 2013/09/11(Wed) 22:15:32

サーシャ

[水痕をなぞるように階段を下りて、エントランスへと向かう]


……あの人も。

誰も彼も。


────……”殺”してやる。


[歪みに歪んだ思考は、対象を選ばず。
生きるためと言うよりは、憎悪と喪失感に支配されて牙を剥こうとしていた]

(55) 2013/09/11(Wed) 22:15:40

サーシャ

─ → 一階/エントランス ─

[降りる先に感じる人の気配>>49
顔を上げ、隻眼で見遣る]

……ああ、 ジラント さん、ここに居た。

[醜い肌を晒したままでわらう僕を、彼はどんな風に見ただろう。
僕は一歩一歩、僅かに揺れながら彼との距離を詰めるべく近付いて行く]

(56) 2013/09/11(Wed) 22:15:49

ジラント

― エントランス ―

[かけられた声>>56は、人だと知っている存在のもの。
ほんの僅かに表情を緩めて振り返るも。

露わになったままの醜い肌と、わらい。

一瞬息を飲む。]


……よ。

[短く声を掛け。
自然、右手はいつでも鉈を抜けるようにと伸びるけども。
傷の痛みが、その動きをぎこちなくさせた。]

(57) 2013/09/11(Wed) 22:22:56

メーフィエ

― 客室→二階廊下 ―

[客室に籠りベッドで身を休めているのは、「仲間」から告げられた言葉故。
けれどそれでも、心安らかにこの場に留まっている訳ではなかった。]

ジラント、さん……は。

[鬼を見つけたと言っていた男。
今どんな傷を負っているのか、厳密に言えばその生死さえも、メーフィエは未だ知らないまま。
彼の動向を案じ、それでも尚、外に出ないままでいたのだけれど。]


 …………………。

[もし「仲間」に見つかったならば、お腹が空いたからと言えば良い、と。
実際、最後にスープを飲んでから長いこと何も食べていないのは事実で――。
血の付いたスカートを脱ぎ、屋敷に着いた時に着ていた黒いワンピースに着替えてから。
少し長めの剣を、再び腰のベルトに差し、廊下へと出た。]

(58) 2013/09/11(Wed) 22:24:21

メーフィエ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 22:26:37

サーシャ

─ エントランス ─

[ジラントの右手が動く>>57のは見えたけれど、僕はまだ構えることもせず。
浮かべていた笑みを唐突に消す]

────……オリガが殺されたよ。

『鬼』に。

[虚ろな瞳で彼を見て、僕は低い声を出した]

『鬼』を殺したはずなのに、オリガは『鬼』に殺された。
もう誰も殺されないはずだったのに、オリガは殺された!!


…なぁ、アンタが『鬼』を見つけたなんて、嘘だったんだろ。
アンタの思い込みで『鬼』じゃないベルナルトさんが殺されて。
『鬼』をのうのうとのさばらせたせいでオリガが死んだ。殺された。

(59) 2013/09/11(Wed) 22:35:45

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生存者 (3)

メーフィエ
24回 残12163pt
ジラント
30回 残12460pt
アレクセイ
107回 残9070pt

犠牲者 (4)

アナスタシア(2d)
0回 残13500pt
リディヤ(3d)
54回 残11465pt
オリガ(4d)
35回 残12174pt
キリル(5d)
34回 残12444pt

処刑者 (3)

プラーミヤ(3d)
51回 残11824pt
ベルナルト(4d)
111回 残9450pt
サーシャ(5d)
122回 残9741pt

突然死者 (0)

発言種別

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