人狼物語 ─幻夢─


87 紅の宴─人喰らい・鬼殺し─

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ジラント

あ……ナイフは、俺が抜く……
その、あとに……
ぐっと、ガーゼで……思いっきり、抑えろ。

[言って、ナイフの柄を両手で握る。僅かに抜くだけでも、悲鳴が上がりそうな痛み。
それならばと、男は一気に引き抜く。

紅が、散った。]

(27) 2013/09/11(Wed) 13:23:09

ジラント

  
      うぁぁぁぁぁーーーーーっ!

[意識を手放しそうなほどの激痛を、叫ぶことで必死に紛らせる。
散る紅は、直様サーシャが押し当てたガーゼに吸い取られた。]

……――っ、ぁ……。
そ、そのまま……。

[問う声に>>24、頷き。
やがて、流血は収まる頃に包帯を巻いてもらう。

止血してもらったとは言え、それでも。
ナイフを抜いた時の失血に震え、まともだった右目も霞んでいた。]

(28) 2013/09/11(Wed) 13:23:43

ジラント

……そ、だな……。
終わり、か、な……。

[ゲームの終了条件など、男は全く考えていなかったけども。

終わりを問われれば>>24

獲物を――、
鬼を狩ったなら、もう自分たち人が狩られる事もないだろう、と。
まだ鬼が残っていることを知らぬ男は、サーシャの肩を借りて、立ち上がり、共に大広間へ。

回復には食事と休息だと。
メイドに暖かいスープと肉を頼んで、無理やり腹に収めた後、やがて睡眠を貪るために*自室へと。*]

(29) 2013/09/11(Wed) 13:28:44

ジラント、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 16:10:32

アレクセイ

─ 地下一階・武器庫 ─

[地下一階まで降りたのは、事が起きたのが室内庭園とは知らなかったからと。
己の身守る為、『ゲーム』に勝つ為の牙を早く強固にしたかったから。

武器庫の中に入ると暫し物色に時間を費やし、選んだのは]

使いやすそうなのは、これかな。

[腰に括りつけているナイフを3倍程大きくしたような小剣を手に、独りごちる。
そのまま幾度か振って、その重さと間合いを身に覚えさせてから腰に取り付けた鞘に収め。
もうこの場に用は無いと、踵を返した]

─ →一階・室内庭園 ─

(30) 2013/09/11(Wed) 19:02:09

アレクセイ


─ 一階・室内庭園 ─

[武器庫から出て向かったのは、室内庭園。
青年が横たわるその場所に、ジラント達の姿は既に無く。
キリルやメーフィエがその場に居たならば、会釈位はしたが声はかけなかった。
誰がいてもいなくても、構わず青年の元へと近付いて]


ベルナルトさん。

[名を呼び、傍らに膝をつく。
その顔を見て、緩く細めた目を、伏せて]

借りにしておくと言っておいて。
…踏み倒していくのは、どうかと思いますよ。

[さらりと、金の髪を掬いあげて。
青年にしか見えないように顔を俯かせ、言葉を紡いだ後。
ふらりとした足取りで、この場を離れた]

(31) 2013/09/11(Wed) 19:02:30

【赤】 アレクセイ

[室内庭園から離れる間際。
もう一度、青年へと視線を向け]

……頼りないかもしれませんが。

後は私に、任せて。


…あなたは休んでいて、下さいね。

[乗せたコエは、『仲間』へと向けたモノ]

(*12) 2013/09/11(Wed) 19:09:07

アレクセイ

[それから、どこへ行き何をしたか。

少なくとも、生きている誰かの部屋を訪ねることはせず。
食事を取りに行くことも、しなかった。

この屋敷に着いたばかりの時は確かに空腹を覚えていたのに。
今は、まったく食欲が湧かなくて。


リディヤの部屋、女主人の書斎と辿り、彼女達の亡骸に触れ。

最終的に足を止めるは、三階の展望室**]

(32) 2013/09/11(Wed) 19:21:26

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 19:22:52

サーシャ

─ 数時間前:一階/室内庭園 ─

[ジラント>>26から返る声は是を含み。
僕は彼がとびきりの獲物を仕留めたのだと改めて知る。
彼の指示通りに止血を手伝い、上がる絶叫>>28に思わず耳を塞ぎたくなった。
けれど目の前で弾け飛ぶ紅が目に入り、反射的に言われた通りにガーゼで傷口を強く押さえる。
問うた声に返されるままに押さえつけ、処置が終わった後に僕は深く長い息を吐いた]

終わり……ですよね。
うん。

[問いに返る声>>29に頷き返して、僕はジラントを支えて大広間へと連れて行った。
食事はついでに一緒に済ませる。
その後、彼が自室に戻る際にも手が必要なら、支えることもするだろう*]

(33) 2013/09/11(Wed) 19:40:40

サーシャ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 19:42:53

ジラント

― 自室 ―

ん……。

[男は深い眠りから目を覚ます。
いつもの様に身体を起こそうとして、ずきり、胸に走る痛み。]

―――っ!!

[再び伏せ、痛む箇所に視線を向ける。]

あー、ちくしょ。
こりゃ暫くは大人しくしとかねぇと、か……。

[血は止まっている様だが、激しい動きには耐えられないだろう。
顰めっ面をしつつ、今度はゆっくりと身体を起こして、煙草に手を伸ばす。]

(34) 2013/09/11(Wed) 19:51:42

ジラント

[紫煙、深く吸い込み、吐き出した。

思い返すのはベルナルトとの戦い。
人を喰らうバケモノなのに、戦いぶりは人のそれと変わらなかった。]

なんなんだろな……鬼って……。

[ぽつり、零して。
嗤う。
小難しいことを考えたってどうにもならないとわかってるのに、と。]

(35) 2013/09/11(Wed) 19:53:09

ジラント

[煙草を吸い終えた男は、ゲームが終わったなら玄関が空いているかもと、念の為に腰に鉈を下げ、部屋を出た。
壁に片手を付きながら、なるべく傷に響かない様にそろりと廊下を歩いていれば、血の臭を近くに感じ、顔を顰めた。]

ここ、か……。

[血の臭が漏れている扉をノックする。返事はない。
用心のために鉈を抜いてから扉を開けた。

どす黒く変色した血に染まったシーツが見えた。]

→ ニ階・リディヤの部屋 ―

(36) 2013/09/11(Wed) 20:02:27

ジラント

……誰も、いねぇか。

[鉈を再び鞘に収めてからシーツの傍にゆっくりとしゃがみこみ、僅かにめくる。
左目に最初に激痛が走った時、気遣ってくれた少女が、変わり果てた姿で横たわっていた。]


……お嬢ちゃん、か……すまんな。

[血の変色具合やこぼれた血の固まり具合から、恐らくはベルナルトと戦う前に殺られたのだろう推測できたから。
少女が喰われる前にベルナルトを狩っておれば、とつい侘びの言葉が口を吐いた。]

(37) 2013/09/11(Wed) 20:03:45

ジラント

………ん?

[妙なひっかかり。

ベルナルト>>3:133は、"ご主人さんは、中々美味かった"とは言っていたけども。
リディヤの名は出していなかった。]

まさか、なぁ……?

[浮かんだ推測をかき消すように、頭を振った。]

(38) 2013/09/11(Wed) 20:05:40

ジラント、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 20:10:39

【赤】 メーフィエ

[その時、アレクセイから名を呼ばれ>>*6
瞳震わせたまま、意識はそちらに引き寄せられた。]

アレクセイ。

[もしここでベルナルトの名が――コエ返らぬ彼の名が挙げられていれば、その時こそ本当に泣き出していただろう。
ただ、その言葉>>*7だけ伝えられたことで、メーフィエは努めて感情を抑えて、コエを返すことができた。]

うん、行ってらっしゃい。
――…一緒に、生きて、勝つ為に。

[言葉にされずとも、直に触れられずとも。
彼の堪えきれぬ気持ちは伝わってくるように思えた。
けれど今は、互いに哀しみ寄せ合っているような時じゃないと。
ただ、「一緒に」『ゲーム』に勝たねばと――そう意識しながら、その気配が遠ざかるのを感じた。**]

(*13) 2013/09/11(Wed) 20:39:25

メーフィエ

― 二階/リディヤの部屋→ ―

[キリル>>7には、「彼女」の方を見ぬまま無言で小さく頷いてみせた。
何処か曖昧に聞こえる響きは、理解しきれていないようだとも漠然と思いはしたが、それでもさらに言葉重ねることもせず。
やがてサーシャに続きアレクセイ>>8の足音が遠ざかるのを聞いた時も、そちらに一瞥を向けるでもなく、ただ黙っていた。

それから幾らかして、メーフィエもまた顔を上げ、立ち上がった。
スカートの膝元にはリディヤの血が染みるも、それに視線をくれることもなかった。
もしこの時キリルが未だ部屋に居たとしても、メーフィエの方から視線を向けたり、何かしらの言葉を残したりすること無く。
ただ無表情を保って、部屋を出て行った。]

(39) 2013/09/11(Wed) 20:39:40

メーフィエ

― →客室 ―

[その後、ジラント>>36がリディヤの部屋を訪れる前に、メーフィエは自室へと辿り着く。
時間が経った所為か、喉が渇きはしたものの。
わざわざ階段を下りて、誰かと鉢合わせるかもしれない大広間に寄ることは無かった。]


――――…

[風呂場の蛇口から水を流し、それを両手で掬って飲み下す。
それから、近くに備え付けられた己の顔を、見詰めた。]

(40) 2013/09/11(Wed) 20:40:44

サーシャ

─ 一階/大浴場 ─

[オリガの骸を抱き締めたまま、彼女が言っていたことを思い出す]


     [── …私の時も、そうして下さいね ──]


[ああ…、と小さく声が漏れた。
腰を折って抱き締めていた状態から起き上がり、自分に凭れさせる形でオリガを抱え上げる。
パシャリと水飛沫を散らしながら、僕は湯船から上がった]

(41) 2013/09/11(Wed) 20:54:46

サーシャ

……まだいる……

『鬼』が、まだ  居る

[死んでいない。
ジラントが『鬼』と言ったベルナルトが死んでも、終わらなかった。
何故?]

……ベルナルトさんじゃなかったんだ……

アイツが、嘘ついたんだ

[正しい思考は為されず、顔の左半分のように歪み行く。
憤りは、憎悪は、先刻手当てをした狩人へと向いた]

(42) 2013/09/11(Wed) 20:54:51

【赤】 メーフィエ


うん。今はちゃんと、休んでおく。
無茶なんてしないって、言ったもの。

……アレクセイは、頼りなくなんてない、から。
だから、任せるから――必ず、生きて。

[届いたコエ>>*12に、小さく、願いを載せた。
ベルナルトのことが過った故に、如何しても心は揺らぐ、けれど。
この時は、そう返していた。]

(*14) 2013/09/11(Wed) 20:59:14

サーシャ

─ →二階/オリガの部屋 ─

[脱衣所を抜け通路へと出て。
滴る雫はそのままに客室のある二階へとオリガを運ぶ。
左足の痛みなんてもう分からない。
足首は恐らく悲鳴を上げていたのだろうけれど、僕はそれを感じることが出来ないままに階段を上って行った]

……………

[誰かに声を掛けられたとしても足は止めることなく。
醜く捩れた肌を晒したままオリガの部屋の前へ。
一時だけオリガを左腕だけで支えて部屋の扉を開いて、彼女を抱えて部屋の中へと入った。
ベッドに仰向けに横たえて、備え付けられた毛布をオリガにかけてやる。
それを終えて力なく両腕を垂らした後、僕はゆらりとオリガの部屋を出て行った]

(43) 2013/09/11(Wed) 21:05:09

サーシャ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 21:10:09

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

[硝子張りの部屋、一人佇む。

外の異変に気付き、確認の為駆け込んだ時と同じく、見上げるのは紅い月。

けれどあの時のように、震えが身体を走りはしない。
身の内にある感情は変わらぬもの、だけれど]

───…?

[ぐ、と。
無意識、握ろうとした掌に走った痛みに気付き。
視線落とすと、ナニかの棘が作ったのだろう、小さな傷から血が滲んでいた]

(44) 2013/09/11(Wed) 21:10:55

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

[微かな、けれどはっきりと流れ出る赤を見つめる。

命あるものから流れるそれ。
『鬼』が置き去った華と、重なる色。
それに口つけ、嘗め取って]


…やっぱり、不味い。

[小さく声落とす、表情に色は無く*]

(45) 2013/09/11(Wed) 21:16:22

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 21:16:51

【赤】 アレクセイ


メーフィエ。

[返されたコエ>>*14に、緩く目を伏せる。
何か零してしまいそうなのを、彼女に伝えぬ様に]


…ありがとうございます。

[アレクセイ、と。
呼ばれた名に走る痛みは隠して、柔らかな笑みを返した。
生きて、という言葉に答え返すことはしなかったけれど*]

(*15) 2013/09/11(Wed) 21:19:46

ジラント

― ニ階・リディヤの部屋 ―

[切り裂かれた喉と胸元。

そして、飾られていたのは真紅の薔薇。
女主人の元にも落ちていたもの。
そして、ベルナルトが庭園で触れていたものと同じ。]

随分キザったらしいこった。
手向けのつもりかね?

[皮肉に口元歪めるも、薔薇の花はそのままに、シーツを元に戻す。
少女の素性を知っておれば、故郷に送り届けもできただろうけど、生憎男は知るわけがなく。
もしかしたら、オリガなら、宿帳から調べられるかもしれないと、雨に降られてこの館に来た時のこと>0:110>>0:114を思い出す。]

……あー、なんにせよ、ここを出てから、だな。

(46) 2013/09/11(Wed) 21:34:37

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生存者 (3)

メーフィエ
24回 残12163pt
ジラント
30回 残12460pt
アレクセイ
107回 残9070pt

犠牲者 (4)

アナスタシア(2d)
0回 残13500pt
リディヤ(3d)
54回 残11465pt
オリガ(4d)
35回 残12174pt
キリル(5d)
34回 残12444pt

処刑者 (3)

プラーミヤ(3d)
51回 残11824pt
ベルナルト(4d)
111回 残9450pt
サーシャ(5d)
122回 残9741pt

突然死者 (0)

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