人狼物語 ─幻夢─


87 紅の宴─人喰らい・鬼殺し─

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視点:


ベルナルト を 5人が心の中で指差しました。
ジラント を 2人が心の中で指差しました。

ベルナルト は人々の意思により処断されたのです……。


【赤】 アレクセイ

 堕ちろ オリガ!

2013/09/11(Wed) 00:00:00

 次の日の朝、 オリガ が無残な姿で発見されました。


 今、ここにいるのは、 サーシャ、 キリル、 メーフィエ、 ジラント、 アレクセイ の全部で 5 人かしら。


サーシャ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 00:02:21

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 00:05:05

ジラント、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 00:05:44

サーシャ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 00:08:41

キリル、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 00:11:10

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 00:13:25

ジラント、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 00:15:27

サーシャ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 00:15:59

【赤】 アレクセイ

[ベルナルトに向けるは、信用から信頼へと変わっていたから。

彼の言葉を疑ってなど無かった。
だから、聞こえたコエ>>3:*25が、最初は理解出来なくて]


…ベルナルト?

[名を呼ぶコエは、どこか呆けたような響き]

(*0) 2013/09/11(Wed) 00:17:16

【赤】 メーフィエ

[あの時ベルナルト>>3:*23が出した結論には、特に異存を挟むでもなく、頷くような色を返した。
メーフィエ自身、オリガが何らかの「力」を持っているとはっきり知っている訳ではなかったから、直ぐに彼女を殺さねばとは思っていなかった。

心に抱いていない訳では無かった。
もし彼が「どーにか」できなかったら、と。
けれどそれをコエに出すことはしなかった。
こう見えて、と明るく告げた彼>>*17を、信じなければと思った。
ベルナルトなら大丈夫だと、信じた――言い聞かせた。]

そうね。そうだよ。
三人で、一緒に生きて、出るんだから。 ―――…一緒に。

[そう信じながら。
柔らかい笑みと共にアレクセイ>>*3:24が告げたことにも、努めて屈託なく、口にした。]

(*1) 2013/09/11(Wed) 00:21:21

【赤】 メーフィエ


[―――それなのに]
 

(*2) 2013/09/11(Wed) 00:21:59

アレクセイ

─ 二階・自室前 ─

…そう、ですね。
もしかしたら、何の意味も無いのかもしれないし。

[サーシャ>>3:141に向けるのは、解らないという同意。
少し距離があるために、細められた片目には気付くことはなく

聞こえた声に、メーフィエが入った部屋の中にキリルも居る>>3:137とは気づいた。
その気付きは、よりリディヤの部屋へ近付きにくくして]

(0) 2013/09/11(Wed) 00:25:03

【赤】 メーフィエ



――――…?

ベルナルト。どうしたの。

[ふいに届いた短いコエ>>3:*25
メーフィエにも初めは、彼が何を言わんとしたのか判らなかった。
けれど少しして、ふっと、彼の身に何があったのか、幾らかだけでも察せられて]

(*3) 2013/09/11(Wed) 00:26:48

キリル

─ 二階/リディヤの部屋 ─

弔い、お供え……
……そんな事、意味無いのになぁ。

[聞こえた言葉>>3:141>>3:144の意味は分かるけれど、行動の意味はどちらにせよボクには解らない。
死んだら終わりで、何か供えられたって分かるわけがない。少なくともボクはそう思っていて。
眉根を寄せながら、シーツを元通りに被せた]

というかこれ、何処から持ってきたんだろう。
外は雨だし。

[室内庭園の存在を知らないボクはぽつりと呟く。
そこで今起こっている事だって、知る訳もない]

(1) 2013/09/11(Wed) 00:27:45

サーシャ

─ 二階/リディヤの部屋前 ─

[メーフィエの推測>>3:144は僕の考え>>3:141に少し似ていた。
ただ、考えようともしない僕とは違い、『鬼』の思考を探るようだったけれど]

……ともかく、『ゲーム』は未だ続いていて、『鬼』がまだ居ると言うことは間違いないですね。

[それだけを紡いで、僕はリディヤの部屋から離れ階段の方へ。
呼び止められない限りはそのまま階下へと降りていくつもり。
左足は相変わらず、右足に庇われ床に添えるだけのような動きをしていた]

(2) 2013/09/11(Wed) 00:29:24

【赤】 アレクセイ



───…ベルナルト。


[もう一度、名を呼ぶ。
このコエが、彼の耳に届かないはずは無いのに]


返事を、して下さい。


[不安滲むコエを、軽く笑い飛ばして欲しい。
そう強く願うも、返るコエはない。]

(*4) 2013/09/11(Wed) 00:31:12

アレクセイ

─ 二階・自室前 ─

[サーシャが階段に向かうのに気付くも、呼び止めようとはしなかった。
だが彼の歩き方に、そういえばこの屋敷で顔合わせをした所で捻挫したと言っていたなと思い返して]

…どちらに向かわれるかは、知りませんが。
よろしければ、手を貸しましょうか?

[申出は、純粋な気遣いからだけではなく、足を傷めているなら仮に襲われたとしても逃げられるだろうという打算を含んで。
だから拒否されれば、それ以上重ねることはせず見送るだけ]

(3) 2013/09/11(Wed) 00:43:15

メーフィエ

― 二階/リディヤの部屋 ―

[キリルの疑問>>3:137に対するサーシャ>>3:141の答えを、背中越しに聞いた。
自分でも、まだ実際に『鬼』に意図を問うた訳ではなかったから、心に抱かれるものも結局推測に過ぎない。
それでも、未だ知らぬその心に思いを寄せる。]

無くは無いよ――無くは無い、です。
花をお供えすることで、生きている――残された人が慰められる。
そういうことも、あると、思うんです。

[キリル>>1の思考を読んだ訳ではなかったが、「死者」ではない方の視点からぽつりと呟いた。
何処から持ってきたのか、という疑問の言葉には、判らないと示すように軽く首を傾げてみせて。
再びシーツに覆われた遺体の前で、俯いた。]

(4) 2013/09/11(Wed) 00:46:36

メーフィエ

[去り際のサーシャ>>2の言葉には、振り向かぬまま小さく頷いて。
特に彼を引き留めることもせず、立ち去る足音を聞いていた。]


……………、

[シーツの前に膝を突いたまま、小さく短く息を吐く。
俯いたままの顔には何の表情も無く。
ただその両目だけが、微かに震え続けていた。**]

(5) 2013/09/11(Wed) 00:50:59

サーシャ

─ → 一階 ─

[掛けられる声>>3に振り向いて]

アレクセイさんの手を煩わせるほどじゃありませんよ。
移動するくらいなら、問題なく。

[前髪に隠れない右目を瞼に隠し、笑みを形作る。
ちょっとした警戒もあるが、真実誰かの手を借りるほどのことでもない。
アレクセイにそう言って、僕は階段に向き直り一階へと降りて行った]

(6) 2013/09/11(Wed) 00:52:46

メーフィエ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 00:54:17

キリル

─ 二階/リディヤの部屋 ─

へぇ。
そういうもの、なんですか。

[メーフィエさんが教えてくれた理由>>4、それも正直に言えば良く分からなくて、曖昧に頷くに留まる。
でも死者の為って考えよりはまだ納得できなくもないかな、とは思う。その程度だったけれど]

……それにしても、リディヤちゃんかぁ。
まぁ、仕方ないか。

[聞きたい事があったけれど、聞けないならしょうがない。首を軽く振って、ボクは立ち上がる。
とりあえず部屋を出ようかな、と思った。
アレクセイさんがいるのには声で気付いていたけれど、彼がこちらに来ない理由は知らなかった**]

(7) 2013/09/11(Wed) 00:54:52

キリル、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 01:01:17

【赤】 メーフィエ


ベルナルト。
だいじょうぶって、言ったじゃない。
なんでそんなこと、言うの―――…

[アレクセイの呼びかけに対して、何の返事も聞こえなかった。
メーフィエが出したコエにも、また、ベルナルトからの返事は聞こえなかった。

叫びそうに、泣きそうになるのを、駆け出しそうになるのを、辛うじて堪えた。
それでも瞳だけは、震えを隠し切れずにいた。**]

(*5) 2013/09/11(Wed) 01:02:26

アレクセイ

─ 二階・自室前 ─

そうですか。

[振り向いたサーシャの隻眼が細まり笑みを象る>>6を見つめ、頷く。
現状警戒されるのは当然で、断られる事も想定していたから声は重ねることなく見送って。

サーシャの姿が階下に消えるのを待つも、キリルとメーフィエが部屋を出てくるのは待つことなく。
自分もサーシャと同じく階段へ向かい、けれど足は一階で止まることなく地下一階の武器庫まで動いた**]

(8) 2013/09/11(Wed) 01:07:42

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 01:08:53

【赤】 アレクセイ


…メーフィエ。

[メーフィエのコエ>>*1は、自分と同じくベルナルトを信じていると思えるものだった。

彼が落としたコエに向けたそれ>>*3も、自分が最初に落としたと同じようで。
事態を察した彼女が落としたコエ>>*5が哀しく聞こえてくる、自分もきっと同じようなコエを落としたのだろう。
そう、思いながら名を、呼んで]

(*6) 2013/09/11(Wed) 01:14:23

【赤】 アレクセイ



私は、武器を取ってきます。

…一緒に生きて、此処から出る為に必要ですから。


[ベルナルトの分も、とは口にしない。出来ない。
彼女が今哀しんでいると思うも、現実に傍に行くことすら。

哀しみ堪えられぬのは、自分も同じだったから*]

(*7) 2013/09/11(Wed) 01:18:43

サーシャ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 01:24:35

サーシャ

─ 一階 ─

[一階まで降りると、僕は直ぐにオリガの姿を探した。
彼女が離れてから幾許か時が流れている。
階段の近くに居るはずもなく、どこへ行っただろうと辺りを見回す羽目になった]

……そういや、こっち行ったことないな。

[大広間がある方とは反対側の通路。
一度も踏み込んだことのない方向を片目で見た。
オリガを探すついで、屋敷を見て回るのも悪くないだろう。
何か、発見することが出来るかもしれないのだし。
そう考えて僕は未踏の地へと足を踏み入れる]

(9) 2013/09/11(Wed) 01:39:34

サーシャ

先ずは扉が一つ、と……オリガ?
何してるの?

[進んだ先で最初に見つけたのは両開きの扉。
それが何なのかを把握する前に、そこに立ち尽くすようにしていたオリガの後姿>>3:136を見つけた。
彼女の姿を見つけることが出来たのに安堵したが、どうも様子がおかしい。
問えば彼女の目的と、この先の気配についてを聞くことが出来るだろうか]

(10) 2013/09/11(Wed) 01:39:44

サーシャ

なにか、居る?

……ちょっと、見てくるよ。

[万一を考えてオリガは置いていくつもりだったけれど、彼女も行くと言うのなら止めはせず。
気配と、僅かに物音や声のする通路の奥へと歩を進めた]

(11) 2013/09/11(Wed) 01:39:48

サーシャ

─ →室内庭園 ─

[通路の奥にあったのは、普通ならなかなかお目にかかれない室内に広がる庭園。
一瞬、その光景に面食らってしまったけれど、その中で起きていた血腥い状況に僕は我に返った]

なっ……!

[『鬼』を見つけたと言ったジラントが、ベルナルトに鉈を食い込ませている。
ベルナルトもまた手にした短剣をジラントへと突き刺しているようだった]

もしかして、ベルナルトさん、が。

[極小さく、推測を口から零す。
この光景はそうとしか考えられない。
そうでなくば、ジラントがベルナルトと対峙している理由がつかないのだ。
僕が目にしたのは丁度勝敗が決するところ。
どちらかが、もしくは両方が動かなくなってから、僕は紅に濡れる者達の傍へと歩み寄った。
オリガが何かを感じ取っていたかもしれないけれど、それを聞く機会を得損ねたと僕が気付くのは、もっと後になってからのこと*]

(12) 2013/09/11(Wed) 01:39:59

サーシャ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 01:42:10

【赤】 アレクセイ

オリガさん。

[機会は何時訪れたか。
その女性以外の気配が無いのを見計らって、向かった先は大浴場。
脱衣所に一人で居る彼女に、声をかけた。
入浴する前か、後か、服を着たままの彼女はどんな反応を見せたか。
対してこちらは平静を保ったまま]

警戒せずとも良いですよ。
「私」は、「女」ですから。

[さらり、口にした言葉通り服を脱いで見せる。
包帯に抑えた膨らみは、豊かではないが確かにそこにあって]

…もっとも。
『鬼』でも、あるんですけれど。

[ふわりとした微笑み向けると同時、脱いだ服に隠し持っていたナイフで彼女の喉を掻き切った]

(*8) 2013/09/11(Wed) 01:55:24

【赤】 アレクセイ

[女性からの抵抗はあったか、無かったか。
返り血を浴びるのも気にせず、更にナイフを閃かせて胸を裂く。
十字に切るは、祈りの為ではなくただその奥にある命の中心を取り出す為。

十字の中心、鋭くナイフを突き立てると女の耳に、顔を寄せて]


…ここの中にあるものを、いただきます。

この『ゲーム』を、終わらせる為に。


[告げる声は、出来る限り感情を込めぬまま。
女を抱え込むと、突き立てた刃をぐるりと回してその塊を抉り出した]

(*9) 2013/09/11(Wed) 01:55:41

【赤】 アレクセイ

[胸の内が見える女を抱えたまま、抉り取ったそれを口に含む。
喉に流れる味を、決して忘れまいとするように、全て咀嚼して]

……これで、三つ目。

[口にした心臓の数を、数える。
最も女主人は一口だけだったけれど、それでも食べたことに変わりはなく]


…でも。
終わらせるには、まだ、足りない。

[『鬼』と「人」、両方の感情を込めた呟きを零しながら、紅を流す女を連れて湯に向かい。
彼女を浮かべると、ついでに自分についた血を洗い流して。

脱衣所に戻ると、花瓶に生けてあった薔薇の花を一輪取り、また湯の元へと戻って]

(*10) 2013/09/11(Wed) 01:55:57

【赤】 アレクセイ

………あなたは。
命を奪った私から冥福など、祈られたくないでしょうけれど。


私は、あなたの冥福を祈ります。

私の自己満足の為に。

[そう告げると、くしゃり、手で潰し解けた花弁を彼女の上に散りばめて。

濡れた身体を拭いて服を着込み、何事も無かったようにこの場を後にした**]

(*11) 2013/09/11(Wed) 02:02:03

サーシャ

─ しばらくして ─

[室内庭園から離れた後、オリガはまだ用があったようだからその場で別れて。
小腹が空いて来たために僕は大広間へ行ってメイドに軽食を頼んだ。
ジラントはどうしていたか。
手当ての手が必要だと言うのなら、手伝うつもりでは居る。
『鬼』退治という大業を為したことに対する、多少の労いの意味も含めて。
それがなかったとしても、時間は刻一刻と過ぎて行った]

……オリガまだかな。

[あれからだいぶ時間が経っている。
どれだけ時間が掛かるものなのかまでは知らなかったけれど、これだけ間が開くと流石に不安になってくる。
その後もしばらく悩んだ後、やっぱり様子を見に行くことにした]

(13) 2013/09/11(Wed) 02:35:17

サーシャ

─ 大浴場 ─

[先程見た両開きの扉の前。
そこが何なのかはさっき聞いたため、唐突に扉を開けることはしない]

オリガー? まだ居るー?

[何度か扉をノックした後、その奥へと声をかけてみる。
しかし返事はなく、しんと静まり返った空気だけが返ってきた]

……もう出たのかな。

[体感経過時間的に、単純に考えればそれが妥当だろう。
それでも一応、中を確認しておこうと思った。
もし事故が起きたら………まぁ、その時はその時だ]

(14) 2013/09/11(Wed) 02:35:22

サーシャ

入るよー?

[声をかけながら両開きの扉の片方を開け、中へと身体を滑り込ませる。入ってすぐの脱衣所に人の気配は無い。
やっぱりもう出たのかな、と思ったところで、大浴場へと続く扉の前に鮮烈ないろが落ちているのが目に入った]

…………───── !!

[僕の顔から表情が消える。
今までにも何度か見た、鮮やかながら深みのある真紅のいろ。
アナスタシアやリディアの時とは違い、ひとひらだけであったけれど、嫌な予感を呼び起こすには十分なものだった。

僕は躊躇いなく目の前の扉を開ける]

(15) 2013/09/11(Wed) 02:35:38

サーシャ

う、 あ


   うあああぁぁああぁあああぁあぁああぁぁああ!!!


[最初は押し殺すように。
けれど耐え切れず、僕は喉が引き裂かれんばかりの悲鳴を上げた。
右目からは止め処なく雫が溢れ、表情は絶望に歪む。
両手は両側頭部を掻き毟るように動き、顔の左半分を隠していた前髪が大きく乱れた。

僕の片目に広がった光景は、美しくも残酷なもの。
湯面に漂う薔薇の花弁。
輝く金糸は放射状に広がり、その中央に白い肌、それを彩るように忌まわしき紅が散っている。
切り裂かれた胸元は、やはり空洞を作っていて、そこから湯面にも紅が零れ漂っていた]

(16) 2013/09/11(Wed) 02:35:54

サーシャ

なん、 なんっ で、

  なんで だ 、 『鬼』は、 死んだんじゃないのか!

[ジラントがころしたベルナルトが『鬼』だと思っていたのに。
もう誰も死ぬことは無いと思っていたのに。
思いは、最悪の形で裏切られた]

(17) 2013/09/11(Wed) 02:36:04

サーシャ

[乱れた前髪の奥から垣間見える、捩れ歪んだ肌。
右目からは滾々と雫が零れ落ちるのに、窪んだ左目からは何も零れてはくれない。
醜く歪んだ顔の左半分は、悲しみと同時に抱いた憤りを表しているかの*ようだった*]

(18) 2013/09/11(Wed) 02:36:16

サーシャ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 02:41:58

ジラント、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 06:05:28

ジラント

― 一階・室内庭園 ―

[ぐ、と胸元に更なる痛みは、死の間際の鬼が残したもの>>3:142
反射的に、男の右手も更に力こもるけども。
そこで一度意識は途切れて。

来訪者に>>12気づくこともなく。
人と鬼はその場に崩れ落ちた。]

(19) 2013/09/11(Wed) 10:14:28

ジラント

[男が意識を失ってたのは少しの間。
ガラス越しの雨音に、男の漏れる息が混じる。]

……――っ。ぁ……。

[瞼が震え、ほんのわずか開く。
そこにあるのは、地獄の風景だと思っていたのに。]

あ………。

[覗き込むサーシャの姿。]

う、ぁ……

[視線だけを横へ。
血の気を失くしたベルナルトの顔。
それは、どこか愉しげなモノにも見えた。]

(20) 2013/09/11(Wed) 10:18:14

ジラント

[地獄へエスコートじゃなかったのかよ、馬鹿野郎が。
そんな事を毒づきながらも痛む胸元へ。
ナイフは突き立てられたまま。
もし、ナイフが抜かれていれば、失血死していたかもしれない。
もし、ナイフが数センチズレていれば、心臓を直撃していたかもしれない。]


……鬼は、死ん……だ、か――?

[絞り出す様な声で問いかけた。]

(21) 2013/09/11(Wed) 10:19:27

ジラント

[その後、男はサーシャに止血を頼む。
やり方がわからないようなら、指示をし。
ほどなくして、シャツの代わりに包帯を巻かれた状態に。]


……すま…ん……。
もう、大丈……夫……。

[ああ、どこかで言ったセリフに似てる。
紅に濡れ、仰向けに倒れているベルナルトの顔をちらと*見た。*]

(22) 2013/09/11(Wed) 10:29:21

ジラント、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 10:35:59

サーシャ

─ 数時間前:一階/室内庭園 ─

[近付いた先に倒れる、ふたつの身体。
片方は、骸。
もう片方は───]

……あ、生きてた。

[声と、薄らと開いた瞳>>20に、僕は思わずそんな言葉を零した]

『鬼』───  ベルナルトさんの、こと?

……………うん、死んで る。

[問いかけ>>21に視線をジラントからベルナルトへと向けて、息をしていないことを確認すると肯定の言葉を返す。
愉しげに見えるベルナルトの表情に、笑ったまま死んだアナスタシアの顔が重なって。
薄ら寒い思いが身を襲い、紡ぐ声が引き攣った]

(23) 2013/09/11(Wed) 11:17:00

サーシャ

[ジラントに刺さったナイフは際どいところにあるようで、止血と、その処置を彼に頼まれる>>22]

こう?

[軽い怪我の手当てくらいなら出来もしたけれど、こんな重傷者を相手に手当てしたことなんてなくて。
ジラントに教えられながら止血をして、彼を包帯でぐるぐる巻きにした]

ここだと落ち着かないだろうし、大広間にでも行きますか?
肩貸すくらいなら、出来ますよ。

………もう、『ゲーム』は終わり、ですよね?

[左足に関しては一旦捨て置いた。
流石に重傷者を放置なんてしていけない。
『鬼』が死んだなら、『ゲーム』は終わりのはず。
僕はそう思い込んで、ジラントに確認するように*問いかけた*]

(24) 2013/09/11(Wed) 11:17:28

サーシャ

─ 現在:一階/大浴場 ─

[僕の悲鳴で駆け付けた者は居たか。
周囲を気にする余裕もなく、僕はふらりと湯船へと足を進める。
服が濡れるのも構わずその中に入って、衣服を身に纏ったまま浮かべられたオリガへと手を伸ばした]

オリガ……………オリガ……っ!

[真一文字に切り裂かれた喉が痛々しい。
触れたオリガの肌は、お湯に浸かっているにも関わらず、どこか冷たい。
肩の後ろに右手を通し、彼女の腰に左手を当てて。
僕は身体を折り曲げるようにしてオリガを自分の方に引き寄せた。
一度は思い止まった行為。
失いたくなかった者、護りたかった相手。
零れ落ちたものを取り戻そうとするかのように、僕はきつく、彼女の骸を*抱き締めていた*]

(25) 2013/09/11(Wed) 11:30:20

サーシャ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 11:33:05

ジラント

― 一階・室内庭園 ―

そ、か……。

[引き攣る声が告げる鬼の死>>23
短い返事は、それが鬼との肯定も含めたもの。

は、と乾いた嗤いが漏れた。
地獄の果てまで狩ってやるつもりだったのに、と。]

(26) 2013/09/11(Wed) 13:19:05

ジラント

あ……ナイフは、俺が抜く……
その、あとに……
ぐっと、ガーゼで……思いっきり、抑えろ。

[言って、ナイフの柄を両手で握る。僅かに抜くだけでも、悲鳴が上がりそうな痛み。
それならばと、男は一気に引き抜く。

紅が、散った。]

(27) 2013/09/11(Wed) 13:23:09

ジラント

  
      うぁぁぁぁぁーーーーーっ!

[意識を手放しそうなほどの激痛を、叫ぶことで必死に紛らせる。
散る紅は、直様サーシャが押し当てたガーゼに吸い取られた。]

……――っ、ぁ……。
そ、そのまま……。

[問う声に>>24、頷き。
やがて、流血は収まる頃に包帯を巻いてもらう。

止血してもらったとは言え、それでも。
ナイフを抜いた時の失血に震え、まともだった右目も霞んでいた。]

(28) 2013/09/11(Wed) 13:23:43

ジラント

……そ、だな……。
終わり、か、な……。

[ゲームの終了条件など、男は全く考えていなかったけども。

終わりを問われれば>>24

獲物を――、
鬼を狩ったなら、もう自分たち人が狩られる事もないだろう、と。
まだ鬼が残っていることを知らぬ男は、サーシャの肩を借りて、立ち上がり、共に大広間へ。

回復には食事と休息だと。
メイドに暖かいスープと肉を頼んで、無理やり腹に収めた後、やがて睡眠を貪るために*自室へと。*]

(29) 2013/09/11(Wed) 13:28:44

ジラント、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 16:10:32

アレクセイ

─ 地下一階・武器庫 ─

[地下一階まで降りたのは、事が起きたのが室内庭園とは知らなかったからと。
己の身守る為、『ゲーム』に勝つ為の牙を早く強固にしたかったから。

武器庫の中に入ると暫し物色に時間を費やし、選んだのは]

使いやすそうなのは、これかな。

[腰に括りつけているナイフを3倍程大きくしたような小剣を手に、独りごちる。
そのまま幾度か振って、その重さと間合いを身に覚えさせてから腰に取り付けた鞘に収め。
もうこの場に用は無いと、踵を返した]

─ →一階・室内庭園 ─

(30) 2013/09/11(Wed) 19:02:09

アレクセイ


─ 一階・室内庭園 ─

[武器庫から出て向かったのは、室内庭園。
青年が横たわるその場所に、ジラント達の姿は既に無く。
キリルやメーフィエがその場に居たならば、会釈位はしたが声はかけなかった。
誰がいてもいなくても、構わず青年の元へと近付いて]


ベルナルトさん。

[名を呼び、傍らに膝をつく。
その顔を見て、緩く細めた目を、伏せて]

借りにしておくと言っておいて。
…踏み倒していくのは、どうかと思いますよ。

[さらりと、金の髪を掬いあげて。
青年にしか見えないように顔を俯かせ、言葉を紡いだ後。
ふらりとした足取りで、この場を離れた]

(31) 2013/09/11(Wed) 19:02:30

【赤】 アレクセイ

[室内庭園から離れる間際。
もう一度、青年へと視線を向け]

……頼りないかもしれませんが。

後は私に、任せて。


…あなたは休んでいて、下さいね。

[乗せたコエは、『仲間』へと向けたモノ]

(*12) 2013/09/11(Wed) 19:09:07

アレクセイ

[それから、どこへ行き何をしたか。

少なくとも、生きている誰かの部屋を訪ねることはせず。
食事を取りに行くことも、しなかった。

この屋敷に着いたばかりの時は確かに空腹を覚えていたのに。
今は、まったく食欲が湧かなくて。


リディヤの部屋、女主人の書斎と辿り、彼女達の亡骸に触れ。

最終的に足を止めるは、三階の展望室**]

(32) 2013/09/11(Wed) 19:21:26

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 19:22:52

サーシャ

─ 数時間前:一階/室内庭園 ─

[ジラント>>26から返る声は是を含み。
僕は彼がとびきりの獲物を仕留めたのだと改めて知る。
彼の指示通りに止血を手伝い、上がる絶叫>>28に思わず耳を塞ぎたくなった。
けれど目の前で弾け飛ぶ紅が目に入り、反射的に言われた通りにガーゼで傷口を強く押さえる。
問うた声に返されるままに押さえつけ、処置が終わった後に僕は深く長い息を吐いた]

終わり……ですよね。
うん。

[問いに返る声>>29に頷き返して、僕はジラントを支えて大広間へと連れて行った。
食事はついでに一緒に済ませる。
その後、彼が自室に戻る際にも手が必要なら、支えることもするだろう*]

(33) 2013/09/11(Wed) 19:40:40

サーシャ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 19:42:53

ジラント

― 自室 ―

ん……。

[男は深い眠りから目を覚ます。
いつもの様に身体を起こそうとして、ずきり、胸に走る痛み。]

―――っ!!

[再び伏せ、痛む箇所に視線を向ける。]

あー、ちくしょ。
こりゃ暫くは大人しくしとかねぇと、か……。

[血は止まっている様だが、激しい動きには耐えられないだろう。
顰めっ面をしつつ、今度はゆっくりと身体を起こして、煙草に手を伸ばす。]

(34) 2013/09/11(Wed) 19:51:42

ジラント

[紫煙、深く吸い込み、吐き出した。

思い返すのはベルナルトとの戦い。
人を喰らうバケモノなのに、戦いぶりは人のそれと変わらなかった。]

なんなんだろな……鬼って……。

[ぽつり、零して。
嗤う。
小難しいことを考えたってどうにもならないとわかってるのに、と。]

(35) 2013/09/11(Wed) 19:53:09

ジラント

[煙草を吸い終えた男は、ゲームが終わったなら玄関が空いているかもと、念の為に腰に鉈を下げ、部屋を出た。
壁に片手を付きながら、なるべく傷に響かない様にそろりと廊下を歩いていれば、血の臭を近くに感じ、顔を顰めた。]

ここ、か……。

[血の臭が漏れている扉をノックする。返事はない。
用心のために鉈を抜いてから扉を開けた。

どす黒く変色した血に染まったシーツが見えた。]

→ ニ階・リディヤの部屋 ―

(36) 2013/09/11(Wed) 20:02:27

ジラント

……誰も、いねぇか。

[鉈を再び鞘に収めてからシーツの傍にゆっくりとしゃがみこみ、僅かにめくる。
左目に最初に激痛が走った時、気遣ってくれた少女が、変わり果てた姿で横たわっていた。]


……お嬢ちゃん、か……すまんな。

[血の変色具合やこぼれた血の固まり具合から、恐らくはベルナルトと戦う前に殺られたのだろう推測できたから。
少女が喰われる前にベルナルトを狩っておれば、とつい侘びの言葉が口を吐いた。]

(37) 2013/09/11(Wed) 20:03:45

ジラント

………ん?

[妙なひっかかり。

ベルナルト>>3:133は、"ご主人さんは、中々美味かった"とは言っていたけども。
リディヤの名は出していなかった。]

まさか、なぁ……?

[浮かんだ推測をかき消すように、頭を振った。]

(38) 2013/09/11(Wed) 20:05:40

ジラント、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 20:10:39

【赤】 メーフィエ

[その時、アレクセイから名を呼ばれ>>*6
瞳震わせたまま、意識はそちらに引き寄せられた。]

アレクセイ。

[もしここでベルナルトの名が――コエ返らぬ彼の名が挙げられていれば、その時こそ本当に泣き出していただろう。
ただ、その言葉>>*7だけ伝えられたことで、メーフィエは努めて感情を抑えて、コエを返すことができた。]

うん、行ってらっしゃい。
――…一緒に、生きて、勝つ為に。

[言葉にされずとも、直に触れられずとも。
彼の堪えきれぬ気持ちは伝わってくるように思えた。
けれど今は、互いに哀しみ寄せ合っているような時じゃないと。
ただ、「一緒に」『ゲーム』に勝たねばと――そう意識しながら、その気配が遠ざかるのを感じた。**]

(*13) 2013/09/11(Wed) 20:39:25

メーフィエ

― 二階/リディヤの部屋→ ―

[キリル>>7には、「彼女」の方を見ぬまま無言で小さく頷いてみせた。
何処か曖昧に聞こえる響きは、理解しきれていないようだとも漠然と思いはしたが、それでもさらに言葉重ねることもせず。
やがてサーシャに続きアレクセイ>>8の足音が遠ざかるのを聞いた時も、そちらに一瞥を向けるでもなく、ただ黙っていた。

それから幾らかして、メーフィエもまた顔を上げ、立ち上がった。
スカートの膝元にはリディヤの血が染みるも、それに視線をくれることもなかった。
もしこの時キリルが未だ部屋に居たとしても、メーフィエの方から視線を向けたり、何かしらの言葉を残したりすること無く。
ただ無表情を保って、部屋を出て行った。]

(39) 2013/09/11(Wed) 20:39:40

メーフィエ

― →客室 ―

[その後、ジラント>>36がリディヤの部屋を訪れる前に、メーフィエは自室へと辿り着く。
時間が経った所為か、喉が渇きはしたものの。
わざわざ階段を下りて、誰かと鉢合わせるかもしれない大広間に寄ることは無かった。]


――――…

[風呂場の蛇口から水を流し、それを両手で掬って飲み下す。
それから、近くに備え付けられた己の顔を、見詰めた。]

(40) 2013/09/11(Wed) 20:40:44

サーシャ

─ 一階/大浴場 ─

[オリガの骸を抱き締めたまま、彼女が言っていたことを思い出す]


     [── …私の時も、そうして下さいね ──]


[ああ…、と小さく声が漏れた。
腰を折って抱き締めていた状態から起き上がり、自分に凭れさせる形でオリガを抱え上げる。
パシャリと水飛沫を散らしながら、僕は湯船から上がった]

(41) 2013/09/11(Wed) 20:54:46

サーシャ

……まだいる……

『鬼』が、まだ  居る

[死んでいない。
ジラントが『鬼』と言ったベルナルトが死んでも、終わらなかった。
何故?]

……ベルナルトさんじゃなかったんだ……

アイツが、嘘ついたんだ

[正しい思考は為されず、顔の左半分のように歪み行く。
憤りは、憎悪は、先刻手当てをした狩人へと向いた]

(42) 2013/09/11(Wed) 20:54:51

【赤】 メーフィエ


うん。今はちゃんと、休んでおく。
無茶なんてしないって、言ったもの。

……アレクセイは、頼りなくなんてない、から。
だから、任せるから――必ず、生きて。

[届いたコエ>>*12に、小さく、願いを載せた。
ベルナルトのことが過った故に、如何しても心は揺らぐ、けれど。
この時は、そう返していた。]

(*14) 2013/09/11(Wed) 20:59:14

サーシャ

─ →二階/オリガの部屋 ─

[脱衣所を抜け通路へと出て。
滴る雫はそのままに客室のある二階へとオリガを運ぶ。
左足の痛みなんてもう分からない。
足首は恐らく悲鳴を上げていたのだろうけれど、僕はそれを感じることが出来ないままに階段を上って行った]

……………

[誰かに声を掛けられたとしても足は止めることなく。
醜く捩れた肌を晒したままオリガの部屋の前へ。
一時だけオリガを左腕だけで支えて部屋の扉を開いて、彼女を抱えて部屋の中へと入った。
ベッドに仰向けに横たえて、備え付けられた毛布をオリガにかけてやる。
それを終えて力なく両腕を垂らした後、僕はゆらりとオリガの部屋を出て行った]

(43) 2013/09/11(Wed) 21:05:09

サーシャ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 21:10:09

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

[硝子張りの部屋、一人佇む。

外の異変に気付き、確認の為駆け込んだ時と同じく、見上げるのは紅い月。

けれどあの時のように、震えが身体を走りはしない。
身の内にある感情は変わらぬもの、だけれど]

───…?

[ぐ、と。
無意識、握ろうとした掌に走った痛みに気付き。
視線落とすと、ナニかの棘が作ったのだろう、小さな傷から血が滲んでいた]

(44) 2013/09/11(Wed) 21:10:55

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

[微かな、けれどはっきりと流れ出る赤を見つめる。

命あるものから流れるそれ。
『鬼』が置き去った華と、重なる色。
それに口つけ、嘗め取って]


…やっぱり、不味い。

[小さく声落とす、表情に色は無く*]

(45) 2013/09/11(Wed) 21:16:22

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 21:16:51

【赤】 アレクセイ


メーフィエ。

[返されたコエ>>*14に、緩く目を伏せる。
何か零してしまいそうなのを、彼女に伝えぬ様に]


…ありがとうございます。

[アレクセイ、と。
呼ばれた名に走る痛みは隠して、柔らかな笑みを返した。
生きて、という言葉に答え返すことはしなかったけれど*]

(*15) 2013/09/11(Wed) 21:19:46

ジラント

― ニ階・リディヤの部屋 ―

[切り裂かれた喉と胸元。

そして、飾られていたのは真紅の薔薇。
女主人の元にも落ちていたもの。
そして、ベルナルトが庭園で触れていたものと同じ。]

随分キザったらしいこった。
手向けのつもりかね?

[皮肉に口元歪めるも、薔薇の花はそのままに、シーツを元に戻す。
少女の素性を知っておれば、故郷に送り届けもできただろうけど、生憎男は知るわけがなく。
もしかしたら、オリガなら、宿帳から調べられるかもしれないと、雨に降られてこの館に来た時のこと>0:110>>0:114を思い出す。]

……あー、なんにせよ、ここを出てから、だな。

(46) 2013/09/11(Wed) 21:34:37

ジラント


      嬢ちゃん、安らかに―――な。


[ぽつと零して立ち上がり、男は部屋を辞した。]

(47) 2013/09/11(Wed) 21:35:04

ジラント

― エントランス ―

[がちゃがちゃ、虚しい音が響く。]

……どういうことだ?

[男は玄関に手をかけたまま呟く。
未だ、誰も逃がさないとばかりに閉ざされたまま。]

まさか……

[思い返すのは、リディヤの部屋で感じた違和感。]



       ―――まだ終わってないって事か?

 

(48) 2013/09/11(Wed) 21:50:39

ジラント

[だとしたら。

まだ狩りは続くのに。
男の身体は、狩をするにはもうずたぼろで。
ましてや獲物すら見つけてはいない。]

くそったれが。
ただ狩られる側なんざぁ真っ平ごめんだってぇの。

[吐き捨てた。]

(49) 2013/09/11(Wed) 21:51:08

メーフィエ

― 客室 ―

[風呂場の近くに備え付けられた鏡で己の顔を見詰めながら>>40
やはり綺麗にも美人にも見えない顔だな、とぼんやりと思う。
「綺麗」だと告げてきた者の一人は、丁度オリガ>>0:211だった。]

あの子の手は、誰かを優しくもてなす方がいい。
……誰かの血で染まることなんて。

[そんな呟きを聞き拾えるのは、姿見えぬ死者くらいだろう。
オリガに向けて、またリディヤの亡骸の前で零した言葉は、『鬼』の傍に在る自分に対する言い訳じみてもいる。
『人』である者を『鬼』が喰らえれば――という、そんな思いだって抱いていたのだから。]

(50) 2013/09/11(Wed) 21:51:59

メーフィエ

[ベルナルトを刺し――「コエ」で、それを聞いた――返り撃たれたのだろう者が誰だったのかは、その時以降に顔を合わせた者たちの顔を思い出せば、その時に見ていなかった者たちの誰かだと解る。
思い描いたのは、名を未だ聞いていなかった、たどたどしい口調の筈だったあの男。
「変化」しているように見えた恐ろしい彼も、この世に居ないのだと思えば。
心に抱かれるのはやはり、安堵の方だった。]

あとどのくらい、『人』が死ねばいいのかな。

[――それは何処まで、本当の「あたし」?
ふっと何処かで迷って、けれど、一先ずはそれ以上の思考を止めた。
「理不尽な」『ゲーム』に、のまれて、受け入れて。
そして――ただそれに勝たねば、と決めるように。]

(51) 2013/09/11(Wed) 21:52:19

ジラント、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 21:54:02

メーフィエ


あたしは、みじめじゃない。
ひとりじゃ、ないん、だから。 

一緒に、生きて、勝つんだ。
―――…一緒に。

[「仲間」のひとりのコエが途切れて抱いた哀しみと。
もうひとりの「仲間」の行く先を気に掛ける心。
それさえも、「メーフィエ」ではないものの思考かもしれなくて――。
自分とも自分でないとも付かぬ心を抱えたまま。
けれど確かに「死にたくない」と思った彼女は、鏡の前を離れ、ベッドに一度身を沈めた。]

(52) 2013/09/11(Wed) 21:54:44

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

[嘗め取った赤。
空から降り注ぐ赤。

それを暫く見つめていた、けれど]


…そろそろ、行きましょうか。

[階を二つも隔てては、嘆き>>16はここまで届かない。
彼女はもう誰かに見つけられただろうか。
それを確かめに行こうと、翻した服の裾からひらり、一片の赤が舞い落ちた**]

(53) 2013/09/11(Wed) 22:03:46

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 22:04:35

キリル、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 22:13:36

サーシャ

─ 二階 ─

[点々と通路に続く水雫の痕。
大浴場からオリガの部屋へ続いていたその上に立ち、僕は一度通路を見回した。
前髪は乱れたままであり、その下から窪んだ左目と、それを縫うように捩れた肌が覗く]

……最初から ”  ”せば良かったんだ。
誰がどうとか分からないんだから、 ”  ”せば良かったんだ。
僕と、オリガ以外、みんな。

[掠れた声で呟かれる言葉。
不穏な単語は紡がれたようで音にはならず、うわ言のように言葉を連ねながらある人物を探した。

”嘘”をついた、その人物を]

(54) 2013/09/11(Wed) 22:15:32

サーシャ

[水痕をなぞるように階段を下りて、エントランスへと向かう]


……あの人も。

誰も彼も。


────……”殺”してやる。


[歪みに歪んだ思考は、対象を選ばず。
生きるためと言うよりは、憎悪と喪失感に支配されて牙を剥こうとしていた]

(55) 2013/09/11(Wed) 22:15:40

サーシャ

─ → 一階/エントランス ─

[降りる先に感じる人の気配>>49
顔を上げ、隻眼で見遣る]

……ああ、 ジラント さん、ここに居た。

[醜い肌を晒したままでわらう僕を、彼はどんな風に見ただろう。
僕は一歩一歩、僅かに揺れながら彼との距離を詰めるべく近付いて行く]

(56) 2013/09/11(Wed) 22:15:49

ジラント

― エントランス ―

[かけられた声>>56は、人だと知っている存在のもの。
ほんの僅かに表情を緩めて振り返るも。

露わになったままの醜い肌と、わらい。

一瞬息を飲む。]


……よ。

[短く声を掛け。
自然、右手はいつでも鉈を抜けるようにと伸びるけども。
傷の痛みが、その動きをぎこちなくさせた。]

(57) 2013/09/11(Wed) 22:22:56

メーフィエ

― 客室→二階廊下 ―

[客室に籠りベッドで身を休めているのは、「仲間」から告げられた言葉故。
けれどそれでも、心安らかにこの場に留まっている訳ではなかった。]

ジラント、さん……は。

[鬼を見つけたと言っていた男。
今どんな傷を負っているのか、厳密に言えばその生死さえも、メーフィエは未だ知らないまま。
彼の動向を案じ、それでも尚、外に出ないままでいたのだけれど。]


 …………………。

[もし「仲間」に見つかったならば、お腹が空いたからと言えば良い、と。
実際、最後にスープを飲んでから長いこと何も食べていないのは事実で――。
血の付いたスカートを脱ぎ、屋敷に着いた時に着ていた黒いワンピースに着替えてから。
少し長めの剣を、再び腰のベルトに差し、廊下へと出た。]

(58) 2013/09/11(Wed) 22:24:21

メーフィエ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 22:26:37

サーシャ

─ エントランス ─

[ジラントの右手が動く>>57のは見えたけれど、僕はまだ構えることもせず。
浮かべていた笑みを唐突に消す]

────……オリガが殺されたよ。

『鬼』に。

[虚ろな瞳で彼を見て、僕は低い声を出した]

『鬼』を殺したはずなのに、オリガは『鬼』に殺された。
もう誰も殺されないはずだったのに、オリガは殺された!!


…なぁ、アンタが『鬼』を見つけたなんて、嘘だったんだろ。
アンタの思い込みで『鬼』じゃないベルナルトさんが殺されて。
『鬼』をのうのうとのさばらせたせいでオリガが死んだ。殺された。

(59) 2013/09/11(Wed) 22:35:45

サーシャ

……アンタのせいだ。

アンタが、オリガを殺したんだ。

[ゆら、と身体を揺らして、僕はベルトに通してあった刀身波打つ短剣を抜く。
右手で握り、けれどもだらりと腕を横に垂らして。
大股で無造作に歩き、ジラントとの距離を詰めようとした]

(60) 2013/09/11(Wed) 22:35:51

キリル

― 客室→二階/廊下 ―

[メーフィエさんが動き出すより少しだけ前>>39、ボクはリディヤちゃんの部屋を出た。
何だか疲れたから、ちょっとだけ眠ろうと思って――どれくらい経ったかは分からない。
とにかく目が覚めたのは、遠くで悲鳴>>16を聞いた気がした時だ]

ん……?

[何しろ遠かったし、存外に深く眠ってしまっていたらしい。頭が上手く働かなくて、部屋を出ようと思うまで少し時間がかかった。
扉を開けた時、丁度サーシャさんが目の前を通り過ぎて行くところで、何か大きな物を腕に抱えていた。
――いや、物じゃなかった]

(61) 2013/09/11(Wed) 22:48:22

キリル

あ、オリガさん。
殺されちゃったんだ。

[ボクの言葉は届いていたのかどうか。とりあえず反応は無かった]

(62) 2013/09/11(Wed) 22:48:49

ジラント

― エントランス ―

[オリガが殺された。
その事実に男は、ああと息を漏らす。

推測はやはり当たっているのだろうと。]

[男は生憎鈍感だから、サーシャとオリガ、二人の間にあった感情などわからなかったけども。
それでも、今のサーシャの激高ぶりを見れば、彼がオリガを憎からず思っていたのだろうとは想像は着く。

けども。

今はオリガへの弔いの思いよりも、勝手な思い込みをしているサーシャへの怒りの方が勝って。]

(63) 2013/09/11(Wed) 22:51:36

キリル

……また、『鬼』ってやつ?

[彼が部屋の中に消える>>43のを見送って、一人首を傾げた]

鬼、鬼…… 確か怖いもので、悪いもので、退治されるもの、だったっけ。

[誰も教えてくれない詳しいルールは、少ない知識を使って、自分なりに解釈するしかない。
暫く考えた後で、ボクがその場から動き出したのは、サーシャさんが再び廊下に出てくる>>43より少し前のことだった]

(64) 2013/09/11(Wed) 22:52:10

ジラント

うっせぇ……
びぃびぃ喚くなガキがっ!

[低い声で一喝。]


……惚れた女守りきれなかった八つ当たりしてんじゃねぇよ。
つーかだ、なんで鬼が一匹しかいないって発想になってんだよ……。

付き合いきれんぞ。

[右手は柄を握ったけども、まだ鉈はさやに収まったまま。]

(65) 2013/09/11(Wed) 22:53:29

キリル

― →三階 ―

[廊下に落ちる水跡を辿ったのは階段の直前までで、ボクは上へ行くことを選んだ。
今更になってしまったけれど、話で聞いていただけのアナスタシアさんの死体を見ておこうと思ったのだ]

“おにさんこちら、てのなるほうへ”……っと。

[なんとなく、自分では遊んだ事もない遊びの歌を口ずさんでみたりして。
以前は途中で止まって、ベルナルトさんと誰かさんの殺し合いを見ていた階段を上がり切って、書斎の方へ歩き出す]

(66) 2013/09/11(Wed) 22:56:53

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

[落ちた花弁には気付かぬまま、一瞥するは空の月。

煌々と輝く紅が染めるは、己だけでなく森に降り注ぐ雫も変わらず]


本当に。
この『ゲーム』の仕掛け人は、趣味が良い。

[口にした皮肉は、誰かの耳に届く事はあったか。
この屋敷に来てから、時追う毎に人の気配には敏感になってきたけれど]

(67) 2013/09/11(Wed) 22:57:35

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 22:58:00

キリル、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 23:00:31

サーシャ

─ エントランス ─

[一喝する声>>65に、僕はまたわらった]

…ああ、そうだよ。
護れなかった。


だから────もうどうでも良い。

[誰が『鬼』だろうと、関係ない。
八つ当たり? ああそうだ。
これは八つ当たりだ。
何も出来なかったことに対する、子供染みた我侭だ。
ただ、そのスケールは度を越していたけれど]

(68) 2013/09/11(Wed) 23:01:07

サーシャ

もう、みんな殺す。
『ゲーム』なんて、どうでも良い。

殺す。

それだけだ。

[言い放って短剣を握った右腕を振り上げると、ジラントの左肩目掛けて斬り付けるように振り下ろす。
武術など習ったことも無い、素人同然の動きだった]

(69) 2013/09/11(Wed) 23:01:11

アレクセイ


……おや?

[歌声>>66が聞こえて、軽く瞬く。

声の主を思い返し、思考するように瞑目した後]


…キリルさん?

[確かめるように、その名を紡ぐ。
「彼女」がこちらに気付いて来るならこの場で待ち。
気付かぬようなら、自分が彼女の元へ向かって]

(70) 2013/09/11(Wed) 23:05:28

【赤】 アレクセイ


…メーフィエ。

[意識で呼ぶは、『仲間』の名。
彼女が今何をしているかは知らず、何を思っているかも知らず]

…次は、キリルさんを喰らおうかと思います。

丁度、こちらにいらしているので。

[告げるコエは、感情のこもらぬもの]

(*16) 2013/09/11(Wed) 23:10:15

ジラント


は……

 てめぇの勝手に巻き込むなボケがっ。

[振り下ろされた短剣、普段なら難なく鉈ではじきかえせる程度の動き。
けども。]


   ――………っ!

[鉈を抜こうとしたした瞬間、激痛が走り、一瞬遅れの動作。
弾きそびれ、左肩を短剣がかすめて、紅が散った。]

(71) 2013/09/11(Wed) 23:10:24

ジラント

ちっ……。

[壁に背を預け。
右手は鉈を構えつ、左手で傷を抑える。

ああ、殺らなきゃ殺られる。

結局、鬼相手だろうと、人相手だろうと一緒か、と男は痛みに顔を顰めながらも嗤った。]

(72) 2013/09/11(Wed) 23:13:57

キリル

― →三階/展望室 ―

……あれ?

[何処かで声>>67が聞こえた。何を言ってるかは分からなかったけれど。
書斎に行こうとしていた足を止めて、辺りを見渡した。そこでもう一回>>70]

はぁい?

[今度は呼ばれたような気がしたから返事をして]

あ、アレクセイさんでしたか。

[行く方向を変えて紅月の下に顔を出したボクは、軽く会釈をする。
空も暗いままだし、時間感覚もよく分からなくなってきたから、挨拶の言葉は向けないけれど]

(73) 2013/09/11(Wed) 23:15:34

メーフィエ

― 二階廊下 ―

[何時だったか、階下からの叫び声>>16は、微かに耳に捉えども。
それに応じて客室を出ることはしなかった。その時は未だ、出られなかった。

今漸く客室を出て、床に滴る水痕>>43に気付く。
他の客室の一つと、階段とを繋ぐように落とされたそれ。
目を階段の方に向けた時、下から響くふたりの男の声>>59>>65に瞬いた。
その声色から漠然と、誰と誰の諍いであるかは察せられた。
懸念はジラントだけでなく、サーシャにも抱くべきだったとこの時覚った。]

オリガさんを想う気持ちは。
変わらなかった、って、ことなのかな。

[『鬼』に喰らわれたオリガを見たのならば、あの様子も道理だと。
どこか痛ましく、けれどどこか冷めた心で、小さく零した。]

(74) 2013/09/11(Wed) 23:19:44

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

やはり、キリルさんでしたか。

[返る声>>73に、出ようとしていた足を止めてキリルが来るのを待つ。
硝子越しに紅い光差すこの部屋の中、迎え入れるこちらは笑みを返して]

…あなたは、変わりませんね。

『ゲーム』が始まって、もう何人も死んでいるのに。

[問うではなく、確かめるように声を向けた]

(75) 2013/09/11(Wed) 23:20:54

サーシャ

─ エントランス ─

[振り下ろした短剣はジラントの肩を掠めるだけ>>71
手応えの無さに僕は軽く眉を顰めた。
それでも、相手が手負いであるため優位にあると思い込み。
壁際に追い詰めた>>72のだと錯覚する。
相手を嘲うかのように僕の顔が歪んだ]

大人しく殺されてよ。
その怪我じゃ、碌に動けないだろ?

[身体の横に垂れていた右腕を後ろへと引き、ジラントの胸のど真ん中を狙って突き出す。
鉈が鞘から引き抜かれていると気付いたのは、攻撃を繰り出してからのこと。
僕の身体の左側は、失明しているのもあってかなり無防備だ]

(76) 2013/09/11(Wed) 23:22:47

【赤】 メーフィエ

[名を呼ぶコエ>>*16が聞こえてきたことに、小さく安堵の息を零した。
キリルを喰らう旨に、「彼女」がアレクセイのところに来ているということに。
階段下の方に視線向けたまま、姿見えぬコエの主へと。]

判った、よ。
くれぐれも、気を付けて。

[それだけぽつりと返したのは、さらに心配が口から零れてしまわないようにしたため。
それに、喰らわれる者に対する思いも、零れたりしないように、と。
感情籠らないコエに対し、努めて淡々と、返した。]

(*17) 2013/09/11(Wed) 23:32:05

キリル

― 三階/展望室 ―

[ガラス張りの外は、あの時みたいに赤い雨が降っていた。何時になったら止むんだろう]

……変わる必要、あります?

[言葉の意味は良く分からなくて、アレクセイさんに目を向ける。
笑みが珍しく思えるのは、ここ数日そうでない顔ばかり目にしてきたからか]

たくさん、死んじゃいましたねぇ。
オリガさんも殺されちゃったみたいです。

[唇に指を当て、他人事みたいにボクは言う。というか、他人事だった]

(77) 2013/09/11(Wed) 23:32:18

ジラント

はっ、あいにく、だが……

[窪んだ左目、なら俺と同じだ、と。

サーシャの右手がまっすぐ胸へと突き出されるよりも早く。
男の右手は、サーシャの首筋を左から強かに切りつけようと。]


  ―――そういう趣味はねぇさっ!!!

(78) 2013/09/11(Wed) 23:34:05

【赤】 メーフィエ

[あの時彼は――「彼」だ、とメーフィエは思っていた――礼の言葉こそ返してきたものの>>*15
その柔らかな笑みとコエの中に、「生きる」という語は挟まれていなかった。]


――――…あたしも、十分に気を付ける、から。

[「一緒に」生き残らねば。「あたしは」生きなければ。
心に繰り返し呟きながら、けれど「任せる」と告げた言葉に従うかのように。
この時アレクセイとキリルを、敢えて探しにいくことはしなかった。]

(*18) 2013/09/11(Wed) 23:40:07

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

[紅い光に染まる部屋。
「男」の暗色の髪も、光に照らされ紅に染まる]

いえ。
ただ、羨ましいと思いまして。

[変わる必要を問われ>>77、頭を振る。
笑みは変えぬまま、続く声にも軽く肩を竦めて]

そうですね。

それがこの『ゲーム』における、ルールですから。

(79) 2013/09/11(Wed) 23:40:08

アレクセイ



だから。

あなたも、死んで下さい。

[すらり、剣を抜き放ち、キリルへと向ける。
これが自分の、『ゲーム』に勝つ為の、牙]


私に、喰われて。

(80) 2013/09/11(Wed) 23:42:04

【赤】 アレクセイ

[メーフィエから向けられるコエ>>*17>>*18は、どこまでも優しく響く。
このコエが無ければ、きっと私はベルナルトが命奪われたと知った時点でこの『ゲーム』を続ける事など出来なかったろう。

込み上げるは、ただ、『仲間』を思う心だけ]


メーフィエ。

[小さく、名を呼ぶ。
キリルへと剣を向けたまま、コエだけを彼女に向けて]


…これは、私の勝手な願い、ですが。

どうか。
……あなたまで、『鬼』には、ならないで。

(*19) 2013/09/11(Wed) 23:47:37

【赤】 アレクセイ

[自分はこの『ゲーム』を受け入れた。
「人」を殺し、「人」を喰らい、今も一人、手にかけようとしている。

けれど、彼女はまだ、血の一滴たりと流すことも、流させることもしていないはずで]


あなたは、まだ、戻れるのだから。


[どうか自分の分も人でいてと願う思いと。
自分と同じ鬼になってと願う思いと。

相反する心を秘めた、囁きを向けた]

(*20) 2013/09/11(Wed) 23:52:11

キリル、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 23:52:14

サーシャ

─ エントランス ─

[窮鼠猫を噛む───。
その言葉が頭の中に残っていたなら、相手を侮りはしなかっただろうに。
僕の頭は他の者達を殺すことでいっぱいになっていた。
だから、僕の短剣が届くより早く相手が動く>>78とは思っていなくて、勢いよく迫る刃に右目を瞠った]

ぐっ…!

[死角からの動きには流石に対応が遅れる。
迫る刃から逃げるように反対側に身体を跳ねさせたが、首を護るために持ち上げた左腕に鉈の刃が深く、刺さった。
ジラントへ向けていた狙いも当然外れ、更には鉈が振り抜かれる勢いに身体自体が、飛ぶ。
勢いで左腕に刺さった鉈が抜け、紅を散らしながら僕は床へと落ちた]

(81) 2013/09/11(Wed) 23:53:38

メーフィエ

― 二階廊下→階段、一階付近 ―

[緩やかに段を踏み、降りていく。
慎重に足を運んだのは、「無茶はしない」という言葉を表すように。
声がした方の様子を一先ず目で確かめようと、階段の上からエントランスの方を覗き見れば。
そこにやはり居た二人の男と――舞う短剣と、鉈。]


っ、―――…

[ジラントとサーシャには、階段上に立った女の気配は捉えられたかどうか。
メーフィエには咄嗟にはそれは解らなかったが。
それでも、腰元の剣に手を添えて、一歩、下がった。]

(82) 2013/09/11(Wed) 23:54:10

キリル

─ 三階・展望室 ─

[何故羨ましがるのか分からないけれど、問題はそこじゃない。
部屋の床。
赤い光に紛れて、赤い花の欠片が落ちている事に気付いたのと]

あぁ。
貴方が『鬼』なんだねぇ。

[剣が抜き放たれた>>80のは、殆ど同じタイミングだった]

(83) 2013/09/11(Wed) 23:55:00

キリル

やだなぁ。
見逃してくれないかなぁ。

[多分無理かなぁ、とは思いながら。ボクはそっとスカートに手を触れる。
そこに隠してあるナイフは、3本。向かってきたら投げつけてやろうと思っている。
その後どうするかは、その時次第だ]

(84) 2013/09/11(Wed) 23:55:18

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 23:56:11

サーシャ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 23:56:48

メーフィエ

[この時、ジラントの手負いの姿が察せられたこともあって。
もしかしたら、生き延びたどちらかをこの剣で、この手で殺すことも、できるかもしれないと。
そうは、思ったの、だけれど――。]

(85) 2013/09/11(Wed) 23:57:23

キリル、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 23:57:55

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 23:57:59

ジラント

[鉈を振るった瞬間、激痛が走る。
けども、勢い任せでそのまま薙いだ。

手応えはあるけども、それは首筋ではなく、サーシャの左腕に深々と突き刺さり。
紅が散る。]

はは……。

[サーシャが床に転がり落ちると同時、男も胸元抑えて、その場でがく、と崩れ落ちた。]

(86) 2013/09/11(Wed) 23:59:00

ジラント、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 00:02:50

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

[羨ましいと思ったのは、ただ、キリルの揺らがぬ様に。
自分は役割を受け入れても、微かな揺らぎが残ったままで。

仲間に申し訳ない思いを、ずっと抱いていたから]


死ぬ時くらい、種明かしがほしいでしょう?

[キリルに返す言葉>>83を紡ぎながら、剣を抜き放ち。
見逃して>>84という声に、笑みは変えぬまま頭を振って]


それが出来るなら、最初から乗りませんよ。
こんなばかばかしい『ゲーム』なんか。

[人差し指を立てて、片目を瞑ってみせた]

(87) 2013/09/12(Thu) 00:05:35

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 00:06:39

ジラント

[激痛に崩れ落ちた、その視線の先、階段の上の人影>>82をぼんやり捉える。

ああ、あのシルエットは……。]

[武器を振るう様な無茶などせずにいたのだろうか、と、小さく笑う。]

(88) 2013/09/12(Thu) 00:10:13

メーフィエ、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 00:11:40

【赤】 メーフィエ

[姿見えぬ「彼」から再び、名を呼ばれた>>*19
そのコエが告げた「願い」に。「まだ、戻れる」と囁くコエに>>*20
一瞬、呆然として、間が空いた。]

――――…あたしまで、だなんて。
貴方だって、まだ、人、じゃない。
だってそうじゃなきゃ、あの子に花を供えたりしない。
それにまだ、「貴方」のままで、居るじゃない――。

[何時かベルナルトに返していたコエ>>2:*22からは、確かに「彼」自身の意思があったじゃないか、と思いがしながらも。
「彼」やベルナルトと、自分との隔たりは、確かに感じていた筈で――。
そしてそれが、彼らが『鬼』で、自分が『鬼』でない、ということだって。
そんな直感から目を逸らすような、たどたどしい返答。]

(*21) 2013/09/12(Thu) 00:13:04

サーシャ

─ エントランス ─

[落ちた拍子に右半身を床に打ち付けた。
短剣を手放さなかったのは執念に近いだろう。
切り裂かれた紺の袖からだらだらと零れ落ちる紅は、服と床の両方を濡らしていく]

───いてぇ……いてぇよぉ…。

[傷が痛むのか、心が痛むのか。
どちらなのかも分からない。
呟くように言いながら、もがくようにして僕は身体を起こした。
跳ね飛んだ紅が左の頬骨辺りへと付着し、まるで血の涙を流しているような軌跡を作る。
右目からは透明な筋が幾本か、目尻を伝い零れていた]

(89) 2013/09/12(Thu) 00:13:08

サーシャ

[左腕に力が入らない。
右腕も、右足も、落ちた衝撃でまだ痺れている。
左足も、今は感じられなくなったけれど、悲鳴を上げていてぎこちない動きしかしないはずだ。
それでも尚、僕は全身に力を込めて立ち上がり、覚束無い足取りでゆらゆらとジラントに近付こうとした]

──…死ねよ。

もうみんな、死んじまえ───

[一歩、歩を進める度に左腕から紅が零れ落ち、床に点々と痕を作る。
途中倒れそうになってガクンと身体が揺れるも、ジラントに対して牙を剥くのは諦めなかった]


[メーフィエがこちらを窺っている>>82ことは、意識に入って来ずにいる]

(90) 2013/09/12(Thu) 00:13:14

【赤】 メーフィエ

[けれど「彼」の願いの中に、もうひとつの思いが重なってみえた。
おなじ「鬼」になれと囁き掛けるような、何か。
それは本当に、『鬼』になったモノの誘い掛けにも思えて――。]

(*22) 2013/09/12(Thu) 00:13:47

キリル

─ 三階/展望室 ─

[返って来たのは否定>>87と、お茶目な仕草だ]

うぅん、ダメかぁ。
他の人にしてって言っても、ダメです?

[他の人、それが今どのくらい生き残っているのかボクは知らない。
そうでなくても、集まった中で一番弱っちいのはボクだろうから、多分これも無理だろう。
そう思いながらも言葉を紡ぐ。理由なんて、命が惜しいからに決まっている。
少しだけ後ずさった。扉の位置は近いけれど、さっき閉めてしまったから逃げ出せるかどうか]

(91) 2013/09/12(Thu) 00:15:35

【赤】 アレクセイ

いいえ。

私はもう、変わってしまった。

[メーフィエ>>*21に返すコエは、否定。
自分は人の血を、命を、口にした。
『ゲーム』に課せられた役割であっても、それを受け入れたのは事実で]

それに。

私は、この屋敷に集められた「人」ばかりじゃない。

あなたも、騙していた。

(*23) 2013/09/12(Thu) 00:17:14

【赤】 アレクセイ

「アレクセイ」は、私の名前じゃない。

共に生まれ、育つことなく命落とした兄の名前。


「アレーナ」が、私の本当の名前なんですよ。

[コエに、女の名を告げた]

(*24) 2013/09/12(Thu) 00:19:19

【赤】 メーフィエ




…………………あたしは、『鬼』に、なりたくない。


[震えたコエは、ふっと感じられた怖れの所為だ、と。
そう、自分で思った。]

(*25) 2013/09/12(Thu) 00:19:20

ジラント

[すぐ近く、呻く様な声>>89]

は、はは……。

[朧気な視界の中、影がゆらりと近づいてくるのが見える。]

くたばれ、ってんだ、くそがき……。
……しつこい男は、嫌われ……るぜ……。

[痛みで全身が悲鳴を上げている。
けども、転がったまま、右手にぎゅと力入れ。]

(92) 2013/09/12(Thu) 00:21:31

アレクセイ


安心して下さい。
他の人の命も、ちゃんと頂きますから。

[キリル>>91に返す声は、変わらぬ穏やかさを湛えて。
変わっているのは瞳に宿す光の冷たさ。

彼女が後ずさるのを見れば、じり、と身を詰めて。

次の一瞬、駆け出すと小剣を喉元へと向け真っ直ぐに突き出した]

(93) 2013/09/12(Thu) 00:22:38

メーフィエ

[崩れ落ちたジラント>>88の笑みが目に映る。
覚束ない様子で彼の方へ歩を進めるサーシャ>>90もまた、目に映る。
互いに血を散らし、傷ついたその姿を前にすれば、女の目にもそれは解る。
まるで『鬼』にでもなるように、その命を断つことは、きっと容易い、と。]


…………ジラント、さん。 サーシャさん。


[剣に触れて、その柄を握りしめて――。
それでも、鞘から抜き出すことができなかった。
ただ、両方の肩が、両目が、小さく震えた。]

(94) 2013/09/12(Thu) 00:25:46

【赤】 アレクセイ


……そうですか。


[聞こえたコエ>>*25に返すのは安堵したようにも、哀しむようにも聞こえる響き。
けれど]


…一緒に、生きて、勝ちましょうね。

[最初に彼女に向けた時と同じ、『仲間』へのそれを紡ぐコエはただ、柔らかな思いを込めた]

(*26) 2013/09/12(Thu) 00:27:04

サーシャ

─ エントランス ─

[床に倒れたままのジラント>>92
そこに近付いて、歪んだ笑みを浮かべた後、短剣を逆手に握って腕を顔の位置まで上げた]

……お互い様、だろ?

[『鬼』を見つけたと言った時のジラントも、執念染みたものを持っていた。
それを上げて、わらった後、僕は握った短剣を振り下ろした*]

(95) 2013/09/12(Thu) 00:29:22

キリル

─ 三階/展望室 ─

……別に、
“ボク”だけ生き残れれば、良いんだけどなぁ。

[ダメで元々だったんだけど、やっぱり無理>>93らしい。
見てくる目が冷たくて、ボクは何故だかちょっと笑ってしまった。
ついでにうっかり“キリル”を装い忘れたけれど、今更だし良いか。
壁に背がついて]

(96) 2013/09/12(Thu) 00:29:47

【赤】 アレクセイ



…『仲間』でいてくれて、ありがとう。


[紡ぐコエは、メーフィエだけでなく。
コエを返せぬ相手にも向けたもの*]

(*27) 2013/09/12(Thu) 00:29:54

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生存者 (3)

メーフィエ
24回 残12163pt
ジラント
30回 残12460pt
アレクセイ
107回 残9070pt

犠牲者 (4)

アナスタシア(2d)
0回 残13500pt
リディヤ(3d)
54回 残11465pt
オリガ(4d)
35回 残12174pt
キリル(5d)
34回 残12444pt

処刑者 (3)

プラーミヤ(3d)
51回 残11824pt
ベルナルト(4d)
111回 残9450pt
サーシャ(5d)
122回 残9741pt

突然死者 (0)

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