89 赤き果実る崖の上で
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お嬢様 ヘンリエッタは、メモを貼った。
2013/12/14(Sat) 22:02:46
巡礼者 ユージーンは、メモを貼った。
2013/12/14(Sat) 22:07:27
お嬢様 ヘンリエッタは、メモを貼った。
2013/12/14(Sat) 22:09:17
お嬢様 ヘンリエッタは、メモを貼った。
2013/12/14(Sat) 22:09:33
― 2階・ラッセルの客室 ―
[ネリーから受け取ったナイフを軽く握り込み、手首を返す。
彼女とユージーンの会話>>57>>58には思わず苦笑を零して]
[話して何とかなるなら。
ユージーンが落とす言葉>>62を聞きながら、腕を緩く垂らす]
『人狼は殺すことでしか対抗できない』
……そうだろう?
[そう零しながら、一人足を扉へと向けた]
何処に居るかは私にはわからないね。
探しに行くよ。
(64) 2013/12/14(Sat) 22:10:32
― 2階・ラッセルの客室 ―
あらそうだったんですか。
嫌だわ、か弱い女性相手に。
[>>58疑っていたとの言葉に、悲しそうな顔をする。無論作り物のそれはすぐに剥がしてしまうのだが。動揺を見ればあははと声を出して笑った。]
図星つかれてムキになる所がですよー。
ま、刺すのは冗談ですけど。
(今のところはね)
[反応を十分楽しんでいる様子で。逃げた元同僚達についての言葉には、少し首を傾げて。]
そのうち徒党組んで様子見には来ると思いますけど。
疑われてるかどうかは、みんなの口の上手と切羽詰ったさ次第ですかね。
[そういえばあの無口な料理長は自己弁護出来てるのかしらねと、一瞬思ったがすぐに忘れた。]
(65) 2013/12/14(Sat) 22:10:33
フフ、人間追い詰められたらなんでも出来ますからね。
[初めて人を殺した時なんてまさにそうだったと、口にはしないが胸奥で思う。>>60だから自己弁護に似たそれは当てにはならないのだという姿勢を取った。
問うような顔にも、笑みを向けたまま、無言。逆にこちらの問いかけに、応えるそれには笑み深めた。]
はい?あら何時の間に。
[カラトリーを返されると、足りなかった事に気づかなかったので瞬いた。それではと両手で受け取ると代わりにこちらを太腿のホルダーへと忍ばせておいた。]
(66) 2013/12/14(Sat) 22:11:14
お嬢様でしたらお部屋ですかねぇ。
…でも、ずっとお部屋にいるとも思えませんけど。
[>>63何処かとの問いには、答え二つ。つまり解からないという意になった。]
(67) 2013/12/14(Sat) 22:11:38
巡礼者 ユージーンは、メモを貼った。
2013/12/14(Sat) 22:12:04
画家 ヒューバートは、メモを貼った。
2013/12/14(Sat) 22:12:14
メイド ネリーは、メモを貼った。
2013/12/14(Sat) 22:14:52
― 2階・ラッセルの客室 ―
[ネリーの答え>>67に一度足を止める。
ふむ、と零しナイフを持たぬ手で顎髭を撫で]
……では、一度部屋に行ってみようかな。
ありがとう、ネリー。
[その手をひらりと振って、再び歩み出す。
誰がついてきても、ついて来なくても。
足を止めるつもりは無く]
(68) 2013/12/14(Sat) 22:20:00
─ リンゴの樹傍 ─
[伸ばした手は熟しきっていないリンゴを突く。
拾うことは無く、ただ暇を持て余すが如く。
その頭上には落ちずに留まった実がいくつか成っていた。
根元に転がるものとは違う、ほんのりと色付いた熟しかけの実]
……折角、成ったのに。
[あの嵐が無く、順調に熟せば絵にも描かれ、誰かの口に入ったであろうリンゴ。
貰いに来た人は既に赤く染まり、魔法の担い手もまた赤く染まるのかもしれない]
……好きで落ちたんじゃ、ないよね。
[呟いて、土がこびり付いたリンゴを少しだけ撫でた]
(69) 2013/12/14(Sat) 22:26:58
― 3階・ヘンリエッタの部屋の前 → ―
[言葉の通りに向かった3階。
扉を叩き、返らない声に不躾ながら扉を開くも姿は無く。
踵を返しながら、さて、と悩む]
[正直を言えば、検討などひとつも付かない。
主の書斎はないだろうし、寝室は余計に無いだろう。
書庫も食堂も台所も、館の室を浮かべても思い当たりはせず]
[ふ、と。何気なく向けた窓の向こう。
小さな、小さなあかいろ]
…………、
[一度、足を止めて。
逆手に持ったナイフを握り直して、歩む]
(70) 2013/12/14(Sat) 22:32:57
― → 林檎の樹の傍 ―
[階段を1階まで。廊下を歩み、扉を開けば外へ。
焼け落ちた吊り橋から然程離れていない樹の元に]
……ヘンリエッタ。
[少し距離のある内から、声を掛ける。
歩む速度は常の通り。
程近くまで寄ろうとするのも、常の儘に]
(71) 2013/12/14(Sat) 22:33:12
─ リンゴの樹傍 ─
[離れた位置からかけられる声>>71。
首を巡らせてそちらを見、姿を視認するとしゃがんでいる状態から立ち上がった。
ふわり、と両サイドの髪とスカートの裾が揺れる]
…なぁに、ヒューバートさん。
[声に声を返して相手の顔を見上げた。
動きに呼応して、胸元の銀と赤も揺れる]
(72) 2013/12/14(Sat) 22:37:41
― 二階/ラッセルの客室 ―
か弱い、ですか?
[じーっと見つめつつ、笑う声>>65にはやはり動揺して]
ずっと教会生活で慣れてないだけです。
旅してても禁欲は守ってますから。
[あまり自慢にならないようなことをぽろりと落とし。同僚について語るのには]
ここは、神のご加護があるように祈っておくべきですかね?
[と。こんな状況で何故かネリーのペースに乗せられかけ、ヒューバートの声>>64に、はた、と我に返る。
そして、その言葉には頷きだけを返した]
(73) 2013/12/14(Sat) 22:43:41
[居場所はわからない>>67、と言うのとヒューバートが動く>>68のはほぼ同時か]
あ、ヒューバートさん、一人じゃ危険です!
[そう言って、彼の後を追う]
(74) 2013/12/14(Sat) 22:44:24
― 少し前・廊下にて ―
[追い掛けてきたユージーン>>74に苦笑する。
来るなとは言うつもりはない。
結末は気になるものだろう。
けれど]
……ユージーン。
すまないが、できれば手出しはしないで貰えるかな。
[それで死んでしまっても、悔いるつもりはない。
後のことは任せてしまうことになるけれど、と]
(75) 2013/12/14(Sat) 22:56:41
― 林檎の樹の傍 ―
[髪とスカートとが動きに呼応して揺れる>>72。
立ち上がる彼女に対し、自身はその前で膝をついた。
これまでと同じように。けれど右手には刃を手にしたまま]
昨日、言ったようにね。
私の『力』で、また一人を視たんだ。
[穏やかな口調で、反して浮かべられない常の笑み]
昨夜、私が視たネリーは『人間』だった。
そして今朝、ラッセルが殺された。
人狼でしかできないような殺し方で。
……ハーヴェイは、ユージーンが殺した。
ここに残るのは四人。
私が視る事ができていないのは、たった一人。
(76) 2013/12/14(Sat) 22:56:51
[一度、目蓋を伏せる。
少し深く息を吸い、吐き出しながら開いた瞳は真っ直ぐと]
……人狼は、君だね。ヘンリエッタ。
(77) 2013/12/14(Sat) 22:57:04
― 2階・ラッセルの客室 ―
か弱いですよ?
ナイフより重たい物なんて持った事がありませんから。
[>>73何処まで本気か分からない返事を返して。まだ動揺する様には軽く笑ったが、禁欲生活を遵守している様にはへーぇと感心した声を零した。]
それはご立派ですねー。さぞ誘惑だって多かったでしょうに。
そうですねぇ、そんな立派な人なら、ここは折角だから、
私の代わりにでも祈っててあげてくださいな。
私には祈る神様なんていませんし。
[祈りは自分にとっては何の救いにもならないから、誰にも何も祈れない。]
(78) 2013/12/14(Sat) 23:02:34
はい、どういたしまして。
それでは、お気をつけて。
[>>68ヒューバートと、それを追うユージーンの後は追わなかった。ふわりと、メイドらしい礼を取って背を見送った。]
(79) 2013/12/14(Sat) 23:03:03
― →林檎の木の側 ―
[止まる事なく進むヒューバートの後を追って、辿り着いたのは、来た時とは違って色付いた林檎の木。
そこから、少し離れたところで警戒するかに足を止めた]
………ヘンリエッタ……
あ……
[見えた少女に敬称をつけることも忘れて名前を呟く。
ヒューバートの歩みは止まらず、少女の下へ。制止の声は口の中で固まった。
気付いた彼がこちらを見て落とす言葉>>75に、それ以上何も言えずに。
自身は近寄らない、近づけず声も掛けず、ただ視線だけを。
声を掛けたら問い詰めてしまう。下手に刺激する事は避けたかった]
(80) 2013/12/14(Sat) 23:13:36
[それでも
もし、少女が彼を殺めようとするなら、いつものように隠し持っている短剣を振るう事にはなるだろうけれど。
今は、ただ、二人を見守る]
(81) 2013/12/14(Sat) 23:14:12
─ リンゴの樹傍 ─
[傍に来て膝をつく様子>>76をただじっと見詰める。
紡がれる言葉、浮かばぬ笑み。
それらを前にして、ヘンリエッタは悲しげな表情をした]
ヒューバートさん───
[一つ一つ紡がれる言葉はヘンリエッタを追い詰めるもの。
けれど、少女は何一つ揺れる気配を見せなかった]
(82) 2013/12/14(Sat) 23:14:30
──わたしじゃ、ないです。
[はっきりと告げる言葉。
瞳は真っ直ぐ、ヒューバートへと向けられる]
わたしがお父様を襲っただなんて、冗談でも言わないで。
…ヒューバートさん。
あなたがもつ『力』、本当に、正しいことを示しているのですか?
[口調は慣れ親しんだものから、一つ壁を挟んだものへ。
ヒューバートへの不信感は、そんな細かいところにも表れていた]
(83) 2013/12/14(Sat) 23:14:35
『力』を使って、ユージーンさんと、ネリーを視て、わたしを視ていない。
視ていないだけで、人狼だなんて決め付けないで。
その石が正しいことを言っている保障なんて、どこにも無い。
ヒューバートさん、石を信じすぎてないですか?
もし石が、人狼を人だと言っていたらどうするんですか?
わたし、その『力』、信じません。
わたしを人狼にしようとしている『力』なんて、信じません。
わたしが、お父様を襲っただなんて、そんなことあるはずが……!
[言葉を紡ぐにつれて、声は涙声へと変わっていき。
終には瞳から涙が零れ落ちる。
最後に紡いだ言葉はヘンリエッタの本心。
少女は知らないのだ、その事実を]
(84) 2013/12/14(Sat) 23:14:45
[表は一旦ヘンリエッタに任せて良いか、とハーノは判断する。
人狼であることは受け入れざるを得ないとは言え、人を襲ったことに関してはヘンリエッタは否定出来る。
ラッセルのことは目の当たりにしたが、父については全く知らないのだから]
(*7) 2013/12/14(Sat) 23:16:51
― 2階・ラッセルの客室 ―
ぞろぞろついて行ってもねぇ。
[そう呟いて、手持ち無沙汰になると部屋を出た。
間際に一度振りかえり。]
それじゃさよなら、ラッセル様。
(もう会うこともないけれど)
[最後に笑って、扉を閉めた。]
(85) 2013/12/14(Sat) 23:23:35
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