― 談話室→聖堂外 ―[オクタヴィア>>67が改めて言うのに、目を伏せて。ごくりと唾を飲み込みながら指折り数える。今朝になって、あと見ていないのはレナーテだけ]行かなくちゃ。外に出たライヒアルトさんはきっと、あの人を追いかけて。[疑問を浮かべた父>>66の顔を見る。答えるというよりは自分の考えを表に出して、パッと身を翻した。焦りは一段と大きくなって、とにかく外へと足を動かす]