― 談話室 ―[ぎゅ、と唇を食い締める。食い締めた場所から裂けて、血が出ても構わない、というように。]イレーネ、あたしもいく!………『Gib Schutz』[ばたばたと駆け出しながら、『おまじない』を口の中で呟いた。]