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投票変え忘れてたー。
デフォはライヒアルト。
しかし今日終了の流れに持ってっても良いのだろうか。
明日休みだから俺はありがたいが!(
― 聖堂 ―
[撫でるように動かすその手に、跳ねるような感触>>+11が伝わった気がして、瞬いてそっと手を離す。
亜麻色の陰から、見慣れた、だけど、どこか懐かしくも思える姿>>+12
ゆっくりと体を起こすのを、目を細め見つめて、こちらの姿を捉えたと知れば、微笑んで視点を同じ高さにあわせて]
……俺が、わかる?
[と、一言訊いて、そっと見つめた。
「消えないで」
と、願うように伸ばされた手>>+13が止まり、躊躇うように握られて、カルメンが一つ問う。
問い掛けに答えるかのように、そっと、その手に触れる。
消えたりはしないことを、ここに居ることを伝えようと]
わかるかい?
俺は、ここにいる……消えたりはしない。
だいじょうぶ、だから……
[この言葉を、音にせずに伝えたのは昨日の事のはずなのに、遠い昔のようで。
ふと、老尼僧の口癖もそうだったな、と思い出す。
子供の頃、聖堂に預けられた幼いカルメンが泣くのを、そう言って宥めているのを見たのを覚えている。
あの時は、それとわかって言った訳じゃない。
少しでも、不安をぬぐえればいい、と、そう思っていたから]
[老尼僧が殺された時、俺はもう、カルメンが人狼と知っていたから、初めは演技なのだと思っていた。
だけど、お互いを大切に思っているのは知っていて、カルメンは、あんなふうに大事な人を殺したりはしない、とも思っていて。
そんな疑問が、俺を、俺の気持ちをカルメンへと向かわせた。
悲劇が起こることを嘆く声も
縋るように揺れる瞳も
安堵に震える体も
時折、何か言いたそうにしている口元も
そして、何かに耐えるように伏せられた目も、全てが嘘とは思えなかった、から
ああ、カルメンは、耐えているのだ、と、そう思った。
そして、老尼僧を殺したのは、もう一人の人狼なのだとも悟ったのだ]
[俺は狂信者で、本当なら、その背中を押して衝動を解き放たなければいけなかった。
だけど、心の中で育つのは、まったく違う思い。
支えたい、と
側にいたい、と
悲しませたくはない、と
狂信者は、人狼にとって役に立つようにと願い、動くと、そう言われて……いや、刷り込まれて、来た。
だから、この感情もそうなのだと、「俺」の感情ではないのだ、と、
俺の中の「狂信者」の物なのだ、と……
カルメンが人狼だから惹かれたのか、そうではないのか、俺にはわからなかった、から
だから、思っていても、何も言えずにいた。
人狼とか、人とか関係ない……「カルメンだから」
それに気付いた時には、もう、伝える事は出来なくなっていたけれど]
だいじょうぶ
[もう一度、言葉でカルメンに伝える。
手は、そっと触れさせたままで
彼女に、ちゃんと伝わるだろうか、なんて、少し不安に思いながら**]
─ 前日/談話室 ─
……『まだ終わらない』。
[アーベルが伝える、カルメンの言葉>>23を小さく繰り返す。
一時伏せた天鵞絨が向かう先にゆれるのは、藍玉抱いた銀十字架]
……なら。探さないと。
[そ、と音に変えた言葉に答えるように、藍玉が微かに煌いたのは、誰かの目に留まったか]
見出して……止めないと。
[それが自分の『役目』である事。
無意識、拒んでいた認識が、内側に落ちる。
けれど、その場ではそれ以上の言葉は紡ぐ事はせず]
……誰か、教えてくれるなら。俺もそれ、聞いてみたい。
[エルザが漏らした呟き>>20には、小さくそう、呟いていた。*]
[訳の分らぬまま聖堂を出て。
憧れの人が獣へと変わるのを見なかったのは、幸だったのか、不幸だったのか]
カルメンさんが、人狼……?
[娘は見なかった。故に、決してその事実を認めようとしなかった。
あの綺麗な人がそんな化け物の筈がない。
そもそももっと怪しい奴がいるのに、どうして彼女を殺したのか。
彼女自身がそう言ったのだと、そう望んだのだと知らないから、誰に何を言われても、例えその末に獣の死体を見せられたとしても、最後まで首を縦には振らなかった。
最期まで、信じなかった。
信じる訳にはいかなかった]
― 談話室 ―
[娘は少しだけ顔を上げた。
良く似た顔が眠るそのすぐ隣で、体育座りで蹲って]
……。
[誰かが呼ぶ声も聞こえていないのか、反応らしきものは見せない。
ぼんやりとしていた目にはやがて涙が浮かび]
…… ッ、く………、
[膝に顔を埋めて、声も出さずに泣き始めた**]
─ 深夜 ─
そうか……お前がレアンか。
[安置されているカルメンの頬を指でなぞる。
当に冷え切っているはずなのに不思議と温かさを感じる。
それが例え暖炉の火のせいであってもレナーテには違う"なにか"にしか思えなかった]
お前も……私とは違ったのだな。
[幾度も同じような場を生き残り、その度に骸を積み重ねてきた。
そしてその数だけ同属達を失った。
ある者は力に溺れて人間に打ち果たされた。
そして多数の者たちが獣として目覚めるのを拒み、人間としての死を選んだ。
今、目の前で眠るレアンのように。]
なあ、レアン……私は何を間違えたんだ?
─ 深夜 ─
[胸の前で手を組み、祈りの真似事をする。
レアンの魂が二度と獣に囚われない様にと。
姿だけはあのシスターの様に、神に届けと祈りの真似事を。]
……レアン。
すまないがお前の望みは聞いてあげられない。
それこそが…私がこの世に在る意味だから。
[こんなのはいつものこと。手にいれようとして零しただけ。
だから、もうここには何の用も無くなった。
あとはいつものように終わりを迎えるだけ。]
───始めよう。
[それから1時間もしない内に、女を一人手に掛けた。]
― 客室 ―
じゃあ、なんで……?
[何故苦しいのかと、父>>13に訴える。
酷く冷静に、苦しいのなら苦しくないように考えて動けばよいと言う声が聞こえる。自分だけに聞こえる自分の声に、だって、と抗えば先ほどの冷たさとは別の、嫌な熱さが身体を駆け巡る。
それでも優しい思い出は色褪せず、それを手放すことは出来なかったから、父の手を力なく握り続けた]
……うん。みんな、おなじ。
[イヴァンが死んだ時のことが頭を過った。
せめても安らかに。エーリッヒも、カルメンも。
死に繋がる道を選んだカルメンの思いは、その場近くにすらいなかったから知る由もなく。その覚悟も知らないまま、ただ自分が思うままに娘は祈りながら、逃げて。
閉じられた瞼の下は、僅かに濡れていた]
そうだ……それに、あの時は
[ぼんやりと、思い出したこと]
カルメンが、縋るように見つめてきたのは、レナーテを案じての物だと思っていたんだっけ……
[その時は、二人の人狼が対立しているなんて、思っていなかったし
その対象に自分が入っているなんて、思ってもいなかったから]
俺って、やっぱり、鈍いのかな?
[そんな思いは、誰かに届く前に溶けて消える]
旅人 レナーテは、湯治客 アーベル を能力(襲う)の対象に選びました。
旅人 レナーテは、自衛団員 マテウス を能力(襲う)の対象に選びました。
─ 翌朝/自室 ─
[目覚めが訪れたのは、夜明けの直後。
まだ淡い光の中起き出して、首から外した銀十字架と向き合う]
……命の滴の盟約によりて、請う。
彼の者に祝福授けし光の源、示す事を。
[紡ぐべき言葉は、ごく自然に口をついていた。
これまでは無自覚に力が発動して、信じたいと願うところへ力が無作為に飛んでいたけれど。
今は、自分の意思で、力を向ける先を定める。
とはいえ、これという宛があるわけではなく。
考えた末に向けたのは、皆に危険とみなされ、自身も危ういものを感じていた旅人で]
……っ!
[浮かび上がるイメージは、今までとは違うもの。
温かい陽射しではなく──冴え冴えとした、月光。
旅人の姿は、その光に護るように包まれて見えて]
…………『みつけた』。
[落ちた認識を、小さく口にすると同時に、イメージは消え失せて。
後に残ったのは、言葉に表せない、高揚感と]
……ってっ……。
[それに飲み込まれるのを厭うかのような、頭痛。
思わず上げた声に、小鳥が案ずるような鳴き声を上げた]
……ん、大丈夫だ。
それより……。
[ここで一度、言葉を切って。
天鵞絨は、思案するように伏せられる]
止めに、行かないと。
[皆に知らせるのではなく、直接止めに行く、と。
選んだのは、それ]
……『役割』に流されるのは。
もう、嫌だから。
[断片的に浮かんでいる記憶。
見出した後の事を人任せにした結果、酷く後悔した事だけは、辛うじて思い出していたから。
身支度整え銀十字架を身に着けると、部屋を出ようとする。
小鳥は悩む素振りも見せず、肩へと飛び移ってきた]
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