人狼物語 ─幻夢─


91 白花散る夜の月灯

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視点: 人

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湯治客 アーベル

―談話室―

[落とすな、と。
向けられる言葉>>75に焦る思いで強く頷く]

[渡し方は優しくて、労わられていて]

……っ、と、

[けれど、ひとは重いのだ。
腕が滑って落とすなんてことはしなかったけれど。
持ち上げ続けることは難しくて、そろそろと床に下ろす]

……どうか、

[立て続けに人が出て行った扉。
エミーリアの身体を支えながら、祈るように頭を垂れた]

どうか、無事に――

(76) 2014/01/17(Fri) 23:48:02

編物好き イレーネ

― 聖堂外→雪原 ―

[父の声も、オクタヴィアの声も、聞こえていたけれど聞こえていなかった。そこは昨日と同じようで、息が上がってきても速度を落とさず走り続けた]

小鳥さん!?

[ピリリと甲高い声>>71は何故か聞こえた。それを導に走る。
良いとは言えない足元も気にならない。何かに後押しされるように駆けて]

だ、めぇっ!

[剣を構えたレナーテ>>72が見えると、喉が張り裂けんばかりに叫んだ。手にあったのは、エルザにもらった匂い袋だけ。せめてもと投げつける]

(77) 2014/01/17(Fri) 23:49:27

編物好き イレーネ、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 23:50:59

司書 ライヒアルト

─ 雪原 ─

諦めたらっ!
祈る事も願う事も諦めたら、なんにも、ない、だろっ!

[切っ先が繰り出される。
けれど、大きくは避けなかった。
戦いの術など知らぬ自分が、それに慣れた相手に一撃加えるには、身を捨てる覚悟が必要なのはわかっているから]

……祈りや、願いは、誰かに届く事を、期待するんじゃ、なくて!

[ぷつり、と音を立てて銀十字架を支える鎖を引き千切る]

(78) 2014/01/17(Fri) 23:54:21

雑貨屋 エルザ

― 談話室 ―

[ぎゅ、と唇を食い締める。
食い締めた場所から裂けて、血が出ても構わない、というように。]

イレーネ、あたしもいく!

………『Gib Schutz』

[ばたばたと駆け出しながら、
『おまじない』を口の中で呟いた。]

(79) 2014/01/17(Fri) 23:54:26

司書 ライヒアルト

自分の意志で、目指す所に、届かせるもの、なんだよっ……!

[鎖を引き千切った銀十字架、その切っ先が前に来るように握り直して]

だから、俺は、逃げない……届かせて、終わりにするっ!

[宣の直後に感じたのは衝撃。
けれど、それに屈すまい、との一念で、右手に握った銀十字架を旅人に突き立てた]

(80) 2014/01/17(Fri) 23:54:35

旅人 レナーテ

ふふふ……。

[右手には確かな手応え

だが、レナーテから流れ落ちたものが雪を赤く染める。

ぽたり、ぽたり、と。

そして焼け付くような激痛と冷たい銀の感覚



───それが左手にあった]


ふふふふははははははは!!!

(81) 2014/01/18(Sat) 00:00:39

自衛団員 マテウス

─ →雪原 ─

[駆けるのはオクタヴィアンの後ろ。
外に出てしまえば後は足跡を追うのみで。
武器になるようなものは何も持たず、身一つで現場へと出た]

イレーネ!!

[叫ぶ声>>77が聞こえる。
その声を目指して駆け、ようやくその姿を見つけた。
足元の雪を蹴散らしながら進み行く先。
そこにあるのは鮮烈の赤と漆黒の黒]

(82) 2014/01/18(Sat) 00:02:28

編物好き イレーネ

― 雪原 ―

[エルザ>>79にも答える余裕がなかった。
けれど『おまじない』の声は、小鳥の声と同じように届いていて。何かの力になるならばと]

あ、っ。

[投げると姿勢が崩れ、雪の上に膝と手を突いた。
四つん這いになりながら顔だけは上げて、銀十字架>>80と流れる色>>81に視線を注ぐ]

(83) 2014/01/18(Sat) 00:03:19

旅人 レナーテ

惜しかったな……司書さん。。
だけど……この差は何だと思う?

[ライヒアルトの奥の手を左手──レナーテは獣のそれではない人の素手で受け止めた。
その痛みが左腕全体に波及するが眉を顰めて激痛に耐える。]

──経験。

お前と私を隔てたのはそれだよ……神の使徒。

[それは踏んできた場数の違い。それは葬ってきた人間たちの数だけ知った人間の覚悟……故に防げた一撃。
すでに動かなくなった左腕、他の感覚はないのに確かな痛みだけが残る。これほどの傷を受けたのはいつぶりのことか]

お前と最初に出会っていたのなら私は死んでいただろう。

(84) 2014/01/18(Sat) 00:07:38

ピアノ奏者 オクタヴィア

─ →雪原 ─

[先を走るイレーネの足は思いのほか早く。
男女の性差のお陰か引き離されはしないものの、雪に足を取られるせいで追いつけまではしない。

何かに導かれるように迷いなく走る少女のすぐ後を追いかけて、見えた光景に息を飲んだ。
イレーネが投げたのは何かもわからず、雪に転ぶ彼女の身体を慌てて支えて]

……っ

[旅人と対峙している司書に、司書から銀十字を突きたてられている旅人に視線を注いだ]

(85) 2014/01/18(Sat) 00:09:43

旅人 レナーテ

なん…だ?

[ライヒアルトの口を封じ、あとは順番に殺していくだけだというのに。
心臓が……跳ね上がるように……鼓動が……強く]

……貴様。

[ライヒアルトを睨み付けた瞳の色は───赤。
同時にレナーテの短く切りそろえた髪が徐々に伸びていく。
その長さが腰にまで達しようというころ、

獣は大きく吠えた]



オオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

(86) 2014/01/18(Sat) 00:17:54

湯治客 アーベル

―談話室―

[そうして、人は居なくなり。
陽が昇って初めて扉が開かれた時と同じ影だけが残る]

[行きたい気持ちはあるけれど、それよりも]

……よ、っと。

[横向きに凭れかかるエミーリアの身体の向きを変える。
左肩に顎を乗せさせて、申し訳ないとは思いつつも脚を開かせ。
左を基点に自身の身体を反転させる。
両腕を肩の上から前へと引き、どうにかこうにか背負い上げた]

……これなら、何とか。

[安定させるのに少し掛かってしまったけれど。
歩み出す足は開かれたままの扉を潜り、彼らとは逆へ]

(87) 2014/01/18(Sat) 00:18:19

ピアノ奏者 オクタヴィア

[イレーネを支えたまま、>>84旅人の言葉を聞く。
彼女はこちらに気付いていないのだろうけれど、小さく呟き]

…違うわ。


アンタとライヒアルトさんを隔ててるのは、絆の有無、よ。


[駆けつけたマテウスに視線を向ける。
このまま自分に娘を任せるなら、彼はきっと司書を助けに行くだろう。
そう思うのは、彼が娘の元に来るなら自分が司書の下へ向かうつもりだから]

(88) 2014/01/18(Sat) 00:19:26

司書 ライヒアルト

─ 雪原 ─

[刃がどこにどう突き立ったか、なんて、知らない。考える余裕もない。
自分がどうなっているか、よりも、今は目の前の月のいとし子に意識を向ける]

……そんな話、どーでも、いい。

[零れ落ちるのは、こんな呟き。
右手からは力を抜かない。ただ、食らいつく意志が、そこにはあって]

……俺は。
いや、俺だけじゃなくて、誰も。
諦める事はしない……。

……『運命』に飲まれて、押し流されるだけのひとたちじゃない、って。

しんじてる、から。

[掠れた声で紡ぎつつ。睨み付ける赤を天鵞絨で見返す。
そこに宿る色は、静かだった]

(89) 2014/01/18(Sat) 00:21:42

旅人 レナーテ

[夜はまだだというのに、人間の姿を保てない。
だが……力も身体へと満ちる。]

ふふふ……そうか、確かにお前の言う通りだ。

[レナーテは口許をまるで三日月のように歪めて笑うと、]
ライヒアルトだけに聞こえる声で言葉を放つ。]

───皆殺しだ。

[左腕に銀の十字を突き立てながら弾けるように走り出す。
反応ぐらいはできた者もいるだろう。だがレナーテの動きはもはや人のそれではない。
疾走する姿はまさに獣、狼にごとき速さで、地面に落ちた小さな小袋を踏みつけて標的へと迫る。]

我が爪、我が牙、獣の力
何の能力-チカラ-も持たぬ人間-オマエタチ-に防げるものか!

[その凶刃が向かう先は
         ───イレーネ!]

(90) 2014/01/18(Sat) 00:26:31

雑貨屋 エルザ

― →雪原 ―

[到着はマテウスとオクタヴィアと前後するかたちとなるか。]

……っけほ。

[軽くせき込みながらも、対峙する二人を見る。]

……もう、人狼にころさせない。

[なぜ、どうして。
その疑問はあるけれど。

手にしていた短剣の鞘を外して。]

(91) 2014/01/18(Sat) 00:27:54

旅人 レナーテ、メモを貼った。

2014/01/18(Sat) 00:28:57

自衛団員 マテウス

─ 雪原 ─

[オクタヴィアンよりやや遅れて辿り着くと、交差した赤黒から紅が零れていて。
雪に映えるいろを認識しながらも、視線は一度イレーネへと向かう。
その傍にオクタヴィアンが居て支えてくれていることに安堵した後、再び瞳を紅の散る箇所へと向けた。
直後、聞こえたのは獣の咆哮>>86]

────ッ!

[瞳を細めて見遣る先。
赤が色を増し、レナーテの変貌を見た。
左手が強く熱を帯びる]

(92) 2014/01/18(Sat) 00:31:24

自衛団員 マテウス


させ、るかああぁ!!

[歩を止めなかった足はイレーネの下へ。
身体が前に出るより早く、突き出されたのは朱の花抱く左手。
愛する我が子へと向かう凶刃を防ぐ盾にすべく娘の目の前へ]

(93) 2014/01/18(Sat) 00:31:53

司書 ライヒアルト、メモを貼った。

2014/01/18(Sat) 00:33:59

ピアノ奏者 オクタヴィア

[>>92マテウスと視線が交わる。
彼の顔に安堵が浮かぶのを見て、微か微笑み。

それもすぐに、>>86旅人の変貌を目にすれば消えて]


─── っ !

[>>90こちらに駆けてくるのを見て、狙いが誰かすぐに悟る。
今までもずっと、彼女は哀しむ者が居る存在ばかりを奪っていったのだから]


……もう、止めなさい!!!

[咄嗟、イレーネを背に庇う為、前に出た]

(94) 2014/01/18(Sat) 00:35:18

編物好き イレーネ

[オクタヴィアの声>>88が聞こえて、ちらりと見上げた。
支えてくれることにも気が付いて、小さく会釈のような動きをする]

……。

[ライヒアルト>>89の掠れ声を聞いて。
獣のような動きで迫る人>>90を見て]

怖くないよ。
私はあなたを屠れるほど、強くないけれど。

[虚勢ではなく呟き、まっすぐに見詰め返す。
父の手が>>93目の前に伸びてくる。肩がピクリと揺れたけれど、それを支えるように両手を添えた]

(95) 2014/01/18(Sat) 00:36:39

湯治客 アーベル

―→自身の客室―

[そういえば部屋の位置を知らなかった。
適当に開いて他の人の部屋だと困る。
だから、誰も困らない場所を選んだ。
――彼女は、困るかもしれないけれど]

[自身も腰を下ろすようにベッドに彼女を下ろし。
向きを変え、静かに横たえる。
柔らかな布団をそっと被せ、ぽふり、撫でて]

……後悔したって、仕方ないのはわかってるけど。
もっと、話せばよかった。

[零れたのは言葉と]

……っ、

[溢れた、雫]

(96) 2014/01/18(Sat) 00:37:51

湯治客 アーベル

[嗚咽を堪えるように僅かの間が空いて。
すぐにそれは左腕によって拭い去られる]

[泣いてる場合じゃない。
まだ、終わってない]

……行ってくる。
全部終わらせたら、一緒にかえろう、ね。

[そっとあかい髪を撫でて。
部屋を、飛び出した]

(97) 2014/01/18(Sat) 00:37:59

司書 ライヒアルト

─ 雪原 ─

[咆哮の後、落ちた囁きに眉を寄せるけれど。
さすがに動ける状況ではなく、ただ、見送るだけ]

……ん。

[小鳥の鳴き声が近くで聞こえる。
そちらに向けるのは、柔い笑み。

記憶が解かれていくのを感じつつ。
天鵞絨はただ、場のあり方を見つめるのみ]

(98) 2014/01/18(Sat) 00:38:34

編物好き イレーネ、ピアノ奏者 オクタヴィアにも庇われつつ、視線は動かない。

2014/01/18(Sat) 00:39:05

雑貨屋 エルザ

ー 雪原 ー

ーーいい加減に、しなさい!

[もう一人のいもうとを守るように。
もう、失わないように。

凶刃を振るおうとする相手>>90に、短剣を振るおうと。]

(99) 2014/01/18(Sat) 00:45:14

ピアノ奏者 オクタヴィア

[マテウスの声も聞こえる。

彼も来たなら、大丈夫。
この子は守れる。殺させない。]


…もう、命を弄ぶのは、止めなさい。

人だろうと獣だろうと、曲げちゃいけないものがある。
それを、アンタは曲げたのよ。


[旅人を真っ直ぐに見据えたまま、告げて。
怖くないというイレーネの言葉に柔く微笑む。

強い子だ。
この子の、この子達の未来は守らなくては]

(100) 2014/01/18(Sat) 00:48:11

湯治客 アーベル

―→雪原―

[外に出た、とイレーネは言っていた。
狭い訳では無いけれど、場所は限られている]

[当然真っ直ぐにとはいけなかったけれど。
それでも駆け付けたその場所]

――イレーネ!!

[あかい獣が奔るのに声を張り上げる。
届くまでには遠過ぎて、それでも、駆けて]

(101) 2014/01/18(Sat) 00:50:35

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生存者 (6)

マテウス
150回 残9956pt
ライヒアルト
137回 残9381pt
エルザ
39回 残13912pt
アーベル
77回 残11656pt
イレーネ
93回 残10736pt
オクタヴィア
58回 残12068pt

犠牲者 (3)

ギュンター(2d)
0回 残15000pt
エーリッヒ(3d)
91回 残11230pt
ミリィ(4d)
64回 残12594pt

処刑者 (3)

イヴァン(3d)
0回 残15000pt
カルメン(4d)
83回 残11549pt
レナーテ(5d)
94回 残12033pt

突然死者 (0)

発言種別

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