人狼物語 ─幻夢─


91 白花散る夜の月灯

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湯治客 アーベル

[巡るばかりで結べない思考。
逃れられぬ最中、鉄紺の瞳は悪夢の向こうへ旅立った彼女を無機質に見下ろし続けていたけれど]

[自身を呼ぶ声>>18に、ひとつ、瞬き]

――…あ、 うん。
そ、だね。

[一度ライヒアルトへと向いた視線は、提案への同意に頷いたままに再び落ちる。
過るのは、たいせつに抱えられた、金色]

……カルメン、さ。
エーリッヒのトコじゃ、だめかな。

[願いは小さく控えめに。
それが聞き入れられてもそうでなくても。
運び込んだ部屋、寒くないように確りと纏わせて]

[無自覚に動かしていた左腕に気付いたのは、その最中]

(22) 2014/01/17(Fri) 20:06:29

湯治客 アーベル

―→談話室―

[終えて向かう談話室にはどれ程の人が居ただろう。
椅子のひとつに腰を下ろし、彼女の言葉を語る]

[『私を止めて』と]

[――『まだ終わらない』と]

……俺は、カルメンの言葉を信じようと思う。
止めてと願うようなひとが、そんな嘘をつくとは思えない。

[そう、話すことはできたけれど]

[エルザの問い>>20に返せる答えはない。
自身もそれを求めて、喘いでいたから]

(23) 2014/01/17(Fri) 20:06:59

湯治客 アーベル

[マテウスとイレーネが姿を見せないならば、伝えなければと彼らを探す。
伝えられるのは同じ事で。
イレーネがマテウスに告げた言葉は、きっと知らないまま]

[動かなければと、思いながら]
[殺させない為にと、思いながら]

[酷く重い身体は再び刃を手にできないままでベッドに沈んだ*]

(24) 2014/01/17(Fri) 20:07:33

湯治客 アーベル、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 20:08:53

湯治客 アーベル

―翌朝/客室―

[目覚めは今日も良くはなかった。
カーテンの隙間から射す光は白に弾けて目を焼くほどに。
焼かれ開かれた意識は厭うように光を遮り、やがて目蓋を押し上げる。
仰向けのまま両腕で起き上がり、変わらぬ部屋の光景に息を吐いた]

[自身が動ける安堵に零れたそれは、けれどすぐに翳る。
彼女の言葉を信じているから、思考を過るのは自分ではない誰かに訪れた――]

[きつく手を握り込み、頭を振る。
払うことなどできないけれど、靴に爪先を滑らせ、赤に彩られた上着に袖を通した]

(25) 2014/01/17(Fri) 20:11:42

湯治客 アーベル

―→談話室―

[だからと言って、ひとつひとつの部屋を確認したくはなかった。
逃避のように歩みは皆が集う談話室へと向かう。
真白に包まれた場所に建つここは酷く静かで。
その静かさが好きだったけれど、今は]

[取り留めのない思考を払うことも出来ずに扉を開く。
光が射し込む部屋は寝不足気味の瞳には痛くて。
僅かに顔を顰め、掌を翳して]

[漸く、気付く]

――ッ 、

[ソファに横たわる影。
力無く投げ出された手足。
それらを彩る、髪よりも一層鮮やかな]

(26) 2014/01/17(Fri) 20:12:41

湯治客 アーベル

エミーリア!!

[喉を引き裂かんばかりに飛び出した声は、けれど通りも高くもない。
どれだけの空気を震わせられたかもわからないが、そんなこともどうだってよかった]

[駆け寄らなくてもわかる、けれど駆け寄らずにはいられない。
胸元を染める赤は疾うに噴き出す力を失っている。
顔からは血の気の一切が引いて。
縋るように触れたからだは氷のように冷たかった]

ど、……して

[問う声も酷く空虚に響く。
『まだ終わらない』と知っていたのだろう?
脈打つ蒼の生み出す熱が、嘲る声のようにさえ思えた**]

(27) 2014/01/17(Fri) 20:13:34

湯治客 アーベル、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 20:16:20

自衛団員 マテウス

─ イレーネの部屋 ─

[その時娘は起きていたかどうか。
目覚めの如何に関わらず、訪問者>>24は部屋の中へと招かれる。
告げられた言葉への反応>>16の後、顔を上げてアーベルを見据えた]

……俺も、まだ続くと思っている。
襲われ方が、2種類あるんだ。

[告げるのは彼の考えへの同意と、その理由。
詳細を問われるなら、先程考えていたこと>>14 >>15を伝えた]

(28) 2014/01/17(Fri) 20:38:05

自衛団員 マテウス、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 20:39:53

旅人 レナーテ、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 21:12:29

湯治客 アーベル

─前日/イレーネの部屋─

[イレーネが目を覚ましていたのなら、赤を乗せた上着を着る身では部屋に入るのは少し躊躇いもしただろう。
瞠られた瞳には真実への動揺が齎したものと思い込んで、違和感としても捉えられないまま]

[色が移ってしまうから、と立つままだから。
上げられた顔>>28は見下ろす態となる]

……うん。
カルメンははっきりとは言わなかったけれど、シスターとエーリッヒはカルメンじゃないみたいな言い方だった。

誰か聞きたかったんだけど、さすがに教えてくれなかったよ。

[誰を殺せばいいかを教えろと言っているようなものだと。
自覚をしていた蒼花は小さく苦笑を零した]

(29) 2014/01/17(Fri) 21:12:30

湯治客 アーベル、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 21:15:08

湯治客 アーベル、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 21:16:38

自衛団員 マテウス

─ 翌朝 ─

[如何に娘を護ろうと思っても、夜通し起きていることは出来ず。
そのことに少し悔しさを覚えながらも最初に確認するのは娘の安否。
無事を確認したなら安堵の息を漏らし、その頭を右手でゆるりと撫でる]

まだ終わっていない可能性が高い。
全員無事かどうか、確認しなければ。
……動けるか?

[身体の具合はどうかを問い、ついて来るか部屋で待つかは娘に任せ、マテウスは廊下へと出た]

(30) 2014/01/17(Fri) 21:28:49

自衛団員 マテウス

──…ッ!

[直後、左手を襲うのは昨日目覚めを促したのと同じ痛み。
右手で左手首を掴み、握り拳を作って痛みが引くのを待つ。
しばらくして痛みは引いていったが、左手には疼くような熱が残った]

昨日と、同じ…。
やはりどこかで…。

[呼吸を整えながら呟き、廊下で一度視線を巡らせる。
この付近に新たに漂う匂いは無い。
ならば周辺ではないのだろうと当たりを付ける]

(31) 2014/01/17(Fri) 21:28:55

自衛団員 マテウス

─ 翌朝/→談話室 ─

[外か、別の場所か。
回廊に出て中庭に視線を投げ、異常が無いことを確認すると更に移動。
談話室を覗いて何も無ければ外か、と考え扉を開けた先。
そこにあったのは赤と蒼のいろ>>27]

─── アーベル?

[問いかけた後、漂う匂い。
弾かれたように駆け寄った先には紅に濡れた赤があった]

エミーリア…!

…………?

[娘と歳近い子の死を目の当たりにして、現実の残酷さに一時言葉を失う。
けれど視線が死の原因たる箇所へと向かった時、思考は疑問に彩られた]

(32) 2014/01/17(Fri) 21:29:24

自衛団員 マテウス

………今までと、違う。
人狼に襲われたのではないのか?
それにこの傷口は───

[男には見覚えがあった。
二日前にも見た傷跡。
思い浮かぶ姿はただ一つ]

(33) 2014/01/17(Fri) 21:29:30

自衛団員 マテウス、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 21:32:52

司書 ライヒアルト、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 21:36:22

【墓】 役者 エーリッヒ

― 聖堂 ―

[撫でるように動かすその手に、跳ねるような感触>>+11が伝わった気がして、瞬いてそっと手を離す。

亜麻色の陰から、見慣れた、だけど、どこか懐かしくも思える姿>>+12
ゆっくりと体を起こすのを、目を細め見つめて、こちらの姿を捉えたと知れば、微笑んで視点を同じ高さにあわせて]

……俺が、わかる?

[と、一言訊いて、そっと見つめた。

「消えないで」

と、願うように伸ばされた手>>+13が止まり、躊躇うように握られて、カルメンが一つ問う。

問い掛けに答えるかのように、そっと、その手に触れる。
消えたりはしないことを、ここに居ることを伝えようと]

(+21) 2014/01/17(Fri) 21:44:33

【墓】 役者 エーリッヒ

わかるかい?
俺は、ここにいる……消えたりはしない。

だいじょうぶ、だから……

[この言葉を、音にせずに伝えたのは昨日の事のはずなのに、遠い昔のようで。

ふと、老尼僧の口癖もそうだったな、と思い出す。
子供の頃、聖堂に預けられた幼いカルメンが泣くのを、そう言って宥めているのを見たのを覚えている。

あの時は、それとわかって言った訳じゃない。
少しでも、不安をぬぐえればいい、と、そう思っていたから]

(+22) 2014/01/17(Fri) 21:45:37

【墓】 役者 エーリッヒ

[老尼僧が殺された時、俺はもう、カルメンが人狼と知っていたから、初めは演技なのだと思っていた。

だけど、お互いを大切に思っているのは知っていて、カルメンは、あんなふうに大事な人を殺したりはしない、とも思っていて。
そんな疑問が、俺を、俺の気持ちをカルメンへと向かわせた。

悲劇が起こることを嘆く声も
縋るように揺れる瞳も
安堵に震える体も
時折、何か言いたそうにしている口元も
そして、何かに耐えるように伏せられた目も、全てが嘘とは思えなかった、から

ああ、カルメンは、耐えているのだ、と、そう思った。
そして、老尼僧を殺したのは、もう一人の人狼なのだとも悟ったのだ]

(+23) 2014/01/17(Fri) 21:46:33

ピアノ奏者 オクタヴィア、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 21:46:38

【墓】 役者 エーリッヒ

[俺は狂信者で、本当なら、その背中を押して衝動を解き放たなければいけなかった。
だけど、心の中で育つのは、まったく違う思い。

支えたい、と
側にいたい、と
悲しませたくはない、と

狂信者は、人狼にとって役に立つようにと願い、動くと、そう言われて……いや、刷り込まれて、来た。
だから、この感情もそうなのだと、「俺」の感情ではないのだ、と、
俺の中の「狂信者」の物なのだ、と……

カルメンが人狼だから惹かれたのか、そうではないのか、俺にはわからなかった、から
だから、思っていても、何も言えずにいた。

人狼とか、人とか関係ない……「カルメンだから」
それに気付いた時には、もう、伝える事は出来なくなっていたけれど]

(+24) 2014/01/17(Fri) 21:49:12

【墓】 役者 エーリッヒ

だいじょうぶ

[もう一度、言葉でカルメンに伝える。
手は、そっと触れさせたままで

彼女に、ちゃんと伝わるだろうか、なんて、少し不安に思いながら**]

(+25) 2014/01/17(Fri) 21:49:48

司書 ライヒアルト

─ 前日/聖堂 ─

[向けられた同意、その後に続いた願い>>22に、天鵞絨は緩く瞬いた]

……うん。
その方が、いい。
きっと。

[言葉少なく紡いで返すのは頷き。
理由はわからないけれど、その方がいい、と思えたから。
ふたりの亡骸は、同じ場所に眠らせて]

…………。

[部屋を出る前に銀十字架を握り締めるものの、祈りの聖句は紡げなかった。
ただ、静かな眠りを願うだけで、留めて。

一度厨房に寄ってお茶を用意してから、向かったのは談話室]

(34) 2014/01/17(Fri) 21:53:42

司書 ライヒアルト

─ 前日/談話室 ─

……『まだ終わらない』。

[アーベルが伝える、カルメンの言葉>>23を小さく繰り返す。
一時伏せた天鵞絨が向かう先にゆれるのは、藍玉抱いた銀十字架]

……なら。探さないと。

[そ、と音に変えた言葉に答えるように、藍玉が微かに煌いたのは、誰かの目に留まったか]

見出して……止めないと。

[それが自分の『役目』である事。
無意識、拒んでいた認識が、内側に落ちる。
けれど、その場ではそれ以上の言葉は紡ぐ事はせず]

……誰か、教えてくれるなら。俺もそれ、聞いてみたい。

[エルザが漏らした呟き>>20には、小さくそう、呟いていた。*]

(35) 2014/01/17(Fri) 21:54:41

【墓】 読書家 ミリィ

[訳の分らぬまま聖堂を出て。
憧れの人が獣へと変わるのを見なかったのは、幸だったのか、不幸だったのか]

カルメンさんが、人狼……?

[娘は見なかった。故に、決してその事実を認めようとしなかった。
あの綺麗な人がそんな化け物の筈がない。
そもそももっと怪しい奴がいるのに、どうして彼女を殺したのか。
彼女自身がそう言ったのだと、そう望んだのだと知らないから、誰に何を言われても、例えその末に獣の死体を見せられたとしても、最後まで首を縦には振らなかった。
最期まで、信じなかった。
信じる訳にはいかなかった]

(+26) 2014/01/17(Fri) 21:59:20

【墓】 読書家 ミリィ

[だって、認めてしまったら。
女性ですら信じられないと、知ってしまったら。
信じられる物が何一つ無くなってしまう]

(+27) 2014/01/17(Fri) 21:59:37

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ライヒアルト
137回 残9381pt
エルザ
39回 残13912pt
アーベル
77回 残11656pt
イレーネ
93回 残10736pt
オクタヴィア
58回 残12068pt

犠牲者 (3)

ギュンター(2d)
0回 残15000pt
エーリッヒ(3d)
91回 残11230pt
ミリィ(4d)
64回 残12594pt

処刑者 (3)

イヴァン(3d)
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カルメン(4d)
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レナーテ(5d)
94回 残12033pt

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