人狼物語 ─幻夢─


91 白花散る夜の月灯

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司書 ライヒアルト

─ 前日/聖堂 ─

[向けられた同意、その後に続いた願い>>22に、天鵞絨は緩く瞬いた]

……うん。
その方が、いい。
きっと。

[言葉少なく紡いで返すのは頷き。
理由はわからないけれど、その方がいい、と思えたから。
ふたりの亡骸は、同じ場所に眠らせて]

…………。

[部屋を出る前に銀十字架を握り締めるものの、祈りの聖句は紡げなかった。
ただ、静かな眠りを願うだけで、留めて。

一度厨房に寄ってお茶を用意してから、向かったのは談話室]

(34) 2014/01/17(Fri) 21:53:42

司書 ライヒアルト

─ 前日/談話室 ─

……『まだ終わらない』。

[アーベルが伝える、カルメンの言葉>>23を小さく繰り返す。
一時伏せた天鵞絨が向かう先にゆれるのは、藍玉抱いた銀十字架]

……なら。探さないと。

[そ、と音に変えた言葉に答えるように、藍玉が微かに煌いたのは、誰かの目に留まったか]

見出して……止めないと。

[それが自分の『役目』である事。
無意識、拒んでいた認識が、内側に落ちる。
けれど、その場ではそれ以上の言葉は紡ぐ事はせず]

……誰か、教えてくれるなら。俺もそれ、聞いてみたい。

[エルザが漏らした呟き>>20には、小さくそう、呟いていた。*]

(35) 2014/01/17(Fri) 21:54:41

湯治客 アーベル

―談話室―

[ソファの傍に膝を付き、揺り動かそうとして落とした手はその縁を掴む。
ぎり、と零れた音はその手か、噛み締めた歯か]

……、

[傍から落ちてくる言葉>>33に漸く顔を持ち上げる。
少しだけ冷静になって見れば赤が広がる中心はひとつで、これまでに比べて随分と小さかった]

[けれど、それがどうだと言うのか。
まもれなかった命は彼方に遠く。ここに戻ることはない]

[ぱたり、と。力無く両腕が床に落ちる。
思考は空回りさえ起こさない。
左肩を侵す熱さえも何処か遠くて]

(36) 2014/01/17(Fri) 22:00:26

旅人 レナーテ

─ 深夜 ─

そうか……お前がレアンか。

[安置されているカルメンの頬を指でなぞる。
当に冷え切っているはずなのに不思議と温かさを感じる。
それが例え暖炉の火のせいであってもレナーテには違う"なにか"にしか思えなかった]

お前も……私とは違ったのだな。

[幾度も同じような場を生き残り、その度に骸を積み重ねてきた。
そしてその数だけ同属達を失った。
ある者は力に溺れて人間に打ち果たされた。
そして多数の者たちが獣として目覚めるのを拒み、人間としての死を選んだ。
今、目の前で眠るレアンのように。]

なあ、レアン……私は何を間違えたんだ?

(37) 2014/01/17(Fri) 22:01:05

旅人 レナーテ

─ 深夜 ─

[胸の前で手を組み、祈りの真似事をする。
レアンの魂が二度と獣に囚われない様にと。
姿だけはあのシスターの様に、神に届けと祈りの真似事を。]

……レアン。
すまないがお前の望みは聞いてあげられない。

それこそが…私がこの世に在る意味だから。

[こんなのはいつものこと。手にいれようとして零しただけ。
だから、もうここには何の用も無くなった。
あとはいつものように終わりを迎えるだけ。]

───始めよう。

[それから1時間もしない内に、女を一人手に掛けた。]

(38) 2014/01/17(Fri) 22:04:06

編物好き イレーネ

― 客室 ―

じゃあ、なんで……?

[何故苦しいのかと、父>>13に訴える。
酷く冷静に、苦しいのなら苦しくないように考えて動けばよいと言う声が聞こえる。自分だけに聞こえる自分の声に、だって、と抗えば先ほどの冷たさとは別の、嫌な熱さが身体を駆け巡る。
それでも優しい思い出は色褪せず、それを手放すことは出来なかったから、父の手を力なく握り続けた]

……うん。みんな、おなじ。

[イヴァンが死んだ時のことが頭を過った。
せめても安らかに。エーリッヒも、カルメンも。
死に繋がる道を選んだカルメンの思いは、その場近くにすらいなかったから知る由もなく。その覚悟も知らないまま、ただ自分が思うままに娘は祈りながら、逃げて。
閉じられた瞼の下は、僅かに濡れていた]

(39) 2014/01/17(Fri) 22:04:46

編物好き イレーネ

― 客室 ―

[意識は闇と光の中を行き来する。
人の声がすると>>うっすら目を開けることもあったけれど、離れずにいてくれた父の手が温かかったから、誰かの声が聞こえても>>24甘えてそのまま曖昧な世界に漂った]

ちが……、よか…た。

[聞こえた話>>29に寝言のように呟いて、ホッと息を吐き出した。父の言うこと>>15は正しい。それならやはり悲しんでもいいのだろうと、騙し絵を編み上げながら再び眠りに落ちた**]

(40) 2014/01/17(Fri) 22:04:49

編物好き イレーネ、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 22:05:20

司書 ライヒアルト

─ 翌朝/自室 ─

[目覚めが訪れたのは、夜明けの直後。
まだ淡い光の中起き出して、首から外した銀十字架と向き合う]

……命の滴の盟約によりて、請う。
彼の者に祝福授けし光の源、示す事を。

[紡ぐべき言葉は、ごく自然に口をついていた。
これまでは無自覚に力が発動して、信じたいと願うところへ力が無作為に飛んでいたけれど。
今は、自分の意思で、力を向ける先を定める。

とはいえ、これという宛があるわけではなく。
考えた末に向けたのは、皆に危険とみなされ、自身も危ういものを感じていた旅人で]

……っ!

[浮かび上がるイメージは、今までとは違うもの。
温かい陽射しではなく──冴え冴えとした、月光。
旅人の姿は、その光に護るように包まれて見えて]

(41) 2014/01/17(Fri) 22:12:18

司書 ライヒアルト

…………『みつけた』。

[落ちた認識を、小さく口にすると同時に、イメージは消え失せて。
後に残ったのは、言葉に表せない、高揚感と]

……ってっ……。

[それに飲み込まれるのを厭うかのような、頭痛。
思わず上げた声に、小鳥が案ずるような鳴き声を上げた]

……ん、大丈夫だ。
それより……。

[ここで一度、言葉を切って。
天鵞絨は、思案するように伏せられる]

(42) 2014/01/17(Fri) 22:12:25

司書 ライヒアルト

止めに、行かないと。

[皆に知らせるのではなく、直接止めに行く、と。
選んだのは、それ]

……『役割』に流されるのは。
もう、嫌だから。

[断片的に浮かんでいる記憶。
見出した後の事を人任せにした結果、酷く後悔した事だけは、辛うじて思い出していたから。
身支度整え銀十字架を身に着けると、部屋を出ようとする。
小鳥は悩む素振りも見せず、肩へと飛び移ってきた]

(43) 2014/01/17(Fri) 22:12:31

司書 ライヒアルト、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 22:14:25

自衛団員 マテウス

─ 談話室 ─

…アーベル…。

[力無く落ちる腕>>36
左腕までもが動いていたことには驚いたが、それを指摘する雰囲気でもなく。
そう言えばエミーリアの宿に宿泊していたのだったか、と様子の変化に思い至る。
掛ける言葉は見つからず、娘にするように頭を一度、ぽんと軽く叩こうとした]

(44) 2014/01/17(Fri) 22:19:16

旅人 レナーテ

─ 翌日・雪原 ─

[人として人を殺す。
いつもその場は疑心に満ちた闇のような世界だった。
閉ざされ逃げることも許されない中で人間たちは自ら殺し合いを望んだ。
私は毎夜血を啜りながら少しだけ人間の背中を押してやるだけ。

彼らはいつも泣きながら、または怒りを燃やしながら結局は人間を手に掛けた。
自分たちが生き残るために。

私とどこが違う?
彼らも結局は獣と変わらない。

商人を殺した場所に一人立つ。
すでに赤い色はなく真っ白な雪の上で手のひらを見つめる。
この手で二人殺した。
獣の爪や牙ではなく、この手で、人として。]

……なんだ。
もう何も無くなったのか。

(45) 2014/01/17(Fri) 22:19:41

司書 ライヒアルト

─ 翌日/→雪原 ─

[聖堂内を一巡りしたものの、求める姿は見えなかった。
談話室に人の気配があるのはわかっていたけれど、立ち寄るのは避けて。
選んだのは、外へと出る事]

……お前……。

[せめて聖堂の中に、と離そうとしたけれど。
小鳥は拒むようにぱたぱたと羽ばたく。
その様子に、置いていく事は諦め、外に出た。
包み込んでくる冷たい空気に僅かに身を竦めつつ、歩き出す。
半ば無意識の内に、願い歌を紡ぎながら、進んで]

……ああ。
こちらにいらしたんですか。

[かつて紅落ちた場所に立つ姿>>45を見つけると、静かな声で、呼びかけた]

(46) 2014/01/17(Fri) 22:29:01

湯治客 アーベル

―談話室―

[ぽん、と。頭に触れていった掌は大きくて>>44
ひとつ。ふたつ。瞬き、顔を上げる]

[見上げた先には、おおきな、ひと。
言葉に困る様子が視界に映って、思考の歯車が噛み合う。
ああ、これでは、いけない]

……ごめん、ありがとう。

[大丈夫とは決して言えないけれど。
鉄紺色を細めるように、ゆるり、笑みを浮かべた]

(47) 2014/01/17(Fri) 22:34:33

司書 ライヒアルト、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 22:34:45

旅人 レナーテ

─ 雪原 ─

[雪を踏みして近づく男に顔を向ける]

お前も私を殺したいのか?
あの娘のように。

[昨晩手に掛けた娘。司書の男はそれを知ってここに来ているのだろう。ならば言いたいこともやりたこともよくわかる。
人間というものは時に理不尽さを想いの強さでで正当化する。そんなときはただそれは間違っていると教えてやればよい]

あれは、正当防衛というものだぞ。

[もう何も残っていないというのに、いまだにニンゲンの振りを続ける自分の滑稽さに笑いが漏れそうになる]

(48) 2014/01/17(Fri) 22:38:44

編物好き イレーネ

― 翌朝・客室 ―

ん……。
ありがとう、パパ。

[父の声>>30に意識を引き上げられ、その顔を確認して、同じように安堵の息を零した]

うん。終わってない、ね。

[昨日のように身を内から焦がすような熱ではなくなっていたけれど、心拍数を押し上げるものはまだ残っていたから、唇を引いて頷いた]

パパは、先に行って、て?
大丈夫、だから。

[不安から来る乱れなのか、少し呼吸を宥める時間は必要そうだったので、そうお願いして。
ベッドから出て腰かけ直すと、胸の前で手を祈りの形に組み、深呼吸を繰り返した]

(49) 2014/01/17(Fri) 22:41:25

編物好き イレーネ、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 22:41:59

司書 ライヒアルト

─ 雪原 ─

……あの娘?

[談話室には踏み込まずに来ていたから、ミリィの事は知らぬままだった。
だから旅人の言葉>>48の意は知れず、天鵞絨が緩く瞬く]

正当防衛……誰かを、手にかけた、という事か?

[確かめるような問いかけは、旅人に何を思わせるか。
青年はひとつ、息を吐いた後、天鵞絨を上げて真っ直ぐ、旅人を見る]

殺したいのか、と問われるなら、是と返すしかない。
……月のいとし子たるあなたを、このままにはできないから。

[ついで、紡がれた言葉は視線と同じく迷いなき響き帯びるもの]

(50) 2014/01/17(Fri) 22:47:12

ピアノ奏者 オクタヴィア

─ 前日 ─

[司書の呼びかけに頷き、この場を離れるエルザを先に聖堂から離し。
ミリィはどうしたろう、見届けると言うなら司書にミリィを任せてエルザとともに離れ。
彼女もこの場を離れると言うなら、エルザとミリィ二人をこの場から離した後、自分は司書と共に見届けるを選んだ。

見届けないにしろ、アーベルがカルメンの願いを聞き届けたことが解り次第聖堂に戻り、彼女とエーリッヒを部屋へと運ぶのを手伝って。
マテウス達の姿が見えれば、説明はアーベルたちに任せて安堵と苦さの混ざった息を落とし、その場を離れた。

そして向かったのは、血の臭いが残る聖堂]

(51) 2014/01/17(Fri) 22:47:43

ピアノ奏者 オクタヴィア

─ 前日 ─

……何度だって弾いてあげるって、言ったものね。

[昨夜は弾けず仕舞いだったピアノに触れて、呟く。
こんな事になるなら、もっと時間の許す限り弾けば良かった。
>>3:134最期の願いを残した彼女は、人狼だった、けれど]

…アタシもね。
嬉しそうに踊る、アンタを見るのが、とても好きだったのよ。

[幸せに微笑む老尼僧と同じ様な気持ちでいると、そう思えたあの時間が何より好きだった。
老尼僧も、少女も。もう戻らない。けれど、少しでも届いたら良いと。
もしかして、一人で此処にいれば狙われるんじゃないか。───狙ってくれるんじゃないか。
そんな考えで、たった一人、眠りに落ちるまで懐かしい歌を南曲でも弾きつづけた*]

(52) 2014/01/17(Fri) 22:48:32

雑貨屋 エルザ

― 翌日/客室→談話室 ―

[目が覚めた時、『おまじない』に手応えがなかったことにほっとして。

ずっと置きっぱなしだった短剣を持って、部屋を出て。]

(53) 2014/01/17(Fri) 22:54:37

編物好き イレーネ

― 客室→回廊 ―

ライヒアルトさん?

[息を整えた後、窓の外に白銀の上を歩く影>>46を見た。
どこに向かっているのかその時は分からず、疑問を覚えながらも他の人の姿を探して歩く]

(54) 2014/01/17(Fri) 22:54:43

自衛団員 マテウス

─ 談話室 ─

[見下ろせば浮かぶ笑み>>47
それに対し何度か唇を開閉させるも、言葉は出ず]

…………謝る必要は無い。

[ようやく口にしたのはその言葉のみ。
その後も何か言いたげな表情をしていたが、大きく息を吐き出すことでその表情を掻き消した]

運んでやろう、部屋に。
そのままと言うのも本意ではあるまい?

[本当は、泣きたいのなら泣けと言いたかったのだが。
それを是としない可能性もあったから。
全て心の裡へと仕舞いこんで別のことを口にした]

(55) 2014/01/17(Fri) 22:55:29

旅人 レナーテ

─ 雪原 ─

月の……なんだって?

[青年の聞きなれない言葉についつい聞き返すも大事なのはそこではない。

娘の死を知らない?

ならなぜここに来る。
この男には確信がある。
私を殺すだけの理由がある。]

お前……何者だ。

[目つき鋭く見据えると、腰のレイピアを抜く]

(56) 2014/01/17(Fri) 22:56:29

ピアノ奏者 オクタヴィア

─ 翌朝 ─

[目が覚めたのは、凍える寒さによって。
前夜は遅くまでピアノの元に居たけれど結局自分が無事である事に落胆を感じながら部屋に戻った。
目が覚めても、生きていることにまた悔いを感じ、代わりに誰かが殺されているのだろうか。
もしくは誰かが殺されるのだろうか。
そんな思いが過ぎり、立ち上がろうと思うのに身体が動かなかった。

今居る彼ら、彼女らは誰も死んでほしくないと願う者ばかりだったから。
─── いや、一人だけは違う。

その顔を思い浮かべて、男はようやく重りの様な腰をあげて部屋を出ていった]

(57) 2014/01/17(Fri) 22:57:02

ピアノ奏者 オクタヴィア

─ →談話室 ─

[談話室に向かったのは、アーベルの声が聞こえたから、ではなく。
頭に思い描いた相手の部屋を知らぬから、誰かに聞こうと思って、だった。

クラッチバッグを片手に入った部屋、重い空気に一つ、息を飲んで。
ミリィとアーベルの姿が目に入れば、あぁ…と声を落とし]

…、
ちゃんと、寝かせてあげましょう。

   …いいわよね?アーベル。

[青年に問うように声をかけた後、マテウスに近付き彼だけに届くように小さく声を落とし]

…レナーテさん。
今、何処に居るか知らないかしら。

(58) 2014/01/17(Fri) 23:02:37

ピアノ奏者 オクタヴィア、メモを貼った。

2014/01/17(Fri) 23:04:17

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生存者 (6)

マテウス
150回 残9956pt
ライヒアルト
137回 残9381pt
エルザ
39回 残13912pt
アーベル
77回 残11656pt
イレーネ
93回 残10736pt
オクタヴィア
58回 残12068pt

犠牲者 (3)

ギュンター(2d)
0回 残15000pt
エーリッヒ(3d)
91回 残11230pt
ミリィ(4d)
64回 残12594pt

処刑者 (3)

イヴァン(3d)
0回 残15000pt
カルメン(4d)
83回 残11549pt
レナーテ(5d)
94回 残12033pt

突然死者 (0)

発言種別

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