人狼物語 ─幻夢─

96 ― Lupus in Nebbia ―


ro0okie 礼斗

[互いに死にたくないと意地を張り合ってその後。
ややあって礼斗の意識は浮上する。

ここに来た時のように、呆然と天井を見上げてから、両手を見下ろした。
あの時と違うのは、視界を横切る黒ふち眼鏡がないことと、
自分が既に事切れているくらいのもので。

この身体で気配を感じる、というのも変なのだが――自分以外の何者かもこの空間にいるように思えて、顔を挙げてぐるりと見渡し]

皆さん、お揃いで。

[どこか間の抜けた呟きは、「墓下」に落ちた時にいつも書き込んでいたおなじみの言葉。]

(83) 2014/12/11(Thu) 00:12:35

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