[安置の後は、図書室の片付けを、と。思いながら階段を上がる。対なる者と言葉を交わしたのは、どの時か。いずれにせよ、告げられた結果には、と一つ息を吐き] ……そうか。 まあ、それは気づいていたのだけれどね。[彼の人の宿す蒼には気づいていたから、そう告げて] いずれにせよ……これで、終わってくれるならば。 それが、何よりなのだがな。[ほろ、と零すのは偽りなき本音。ともあれ、その後は図書室の片付けを手伝い。次に足を向けたのは、広間]