人狼物語 ─幻夢─


100 緋くさざめく月光海

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画商 エーリッヒ

[左腕を掴んでいたヘルガの手から徐々に力が抜けて行き、力なくベッドの上へと彼女の腕が落ちていく。
それを確認した後、心臓を彼女の腹部へと置いて、エーリッヒは身を震わせた]

[その身が変化し、金色の毛並みをした大きな獣が現れる。
深い翠を宿す瞳は女を一瞥した後、先ずは腹の上に置いた心臓を牙で噛み砕いた。
ぺちゃり、くちゃり、と食餌する音が小さく響く。
命の源を喰らい尽した後、今度は腹部に爪を立て、引き裂き現れた内腑を腹へと収めていく]

ん……ふぅっ、

ふふ、わるくない味。

[恍惚とした笑みで食餌を続け。
やがて内部を喰らい尽くした後、口の周りの紅を舌で舐め取り手足や毛並みに付いた紅も舐め取って、入ってきた窓からするりと外へ出て行った]

(19) 2016/08/15(Mon) 16:08:14

画商 エーリッヒ

[後に残るのは、腹部を空にし、心臓を抜き取られた女の骸。
ベッドと床には血溜りが出来、女の爪には彼女とは別の人物の血が付いていた。
誰かの侵入を示すように、窓が開け放たれ、カーテンが風で大きく揺れている**]

(20) 2016/08/15(Mon) 16:08:25

画商 エーリッヒ、メモを貼った。

2016/08/15(Mon) 16:10:10

音楽家 ヘルムート

─ 図書室→地下室 ─

 ……えー、じゃない。
 ったく、そっちの方が年上なんだから、子供みたいにごねるな。

[突っ込みへの反応>>11に更に突っ込みを重ねる。
口調がどんどん崩れて来ているのは、今の所自覚なし]

[手当てと亡骸を包み込むのが終わったら、エーリッヒと共にカルルを抱えて地下へと降りた]

 ……ああ。

[増えちゃった、と零すエーリッヒ>>13に返すのは短い同意。
言葉を重ねる事なく、ただ、黙祷を捧げるに止めて、地下室を出た]

(21) 2016/08/15(Mon) 16:27:23

音楽家 ヘルムート

[安置の後は、図書室の片付けを、と。
思いながら階段を上がる。

対なる者と言葉を交わしたのは、どの時か。

いずれにせよ、告げられた結果には、と一つ息を吐き]

 ……そうか。
 まあ、それは気づいていたのだけれどね。

[彼の人の宿す蒼には気づいていたから、そう告げて]

 いずれにせよ……これで、終わってくれるならば。
 それが、何よりなのだがな。

[ほろ、と零すのは偽りなき本音。
ともあれ、その後は図書室の片付けを手伝い。
次に足を向けたのは、広間]

(22) 2016/08/15(Mon) 16:27:27

音楽家 ヘルムート

─ 広間 ─

[広間に入り、真っ直ぐに向かうのはピアノの元。
蓋を開け、無言のままに鍵盤に指を落とす。

最初に紡ぐのは、これまでも奏でていた鎮魂歌。
その旋律が大気に溶けた所で、ふ、と視線を窓越しの空へと向けて]

 ……さて。
 覚えている、かな?

[そんな呟きを漏らした後、鎮魂歌とも幻燈歌とも異なる曲を奏で始める。

それは、いつかの音楽祭で奏でたもの。
場に満ちた音の調和の心地よさに、つい、予定に全くなかった出来たばかりの曲を演奏した事は。
果たして、少年の記憶に残るや否や。**]

(23) 2016/08/15(Mon) 16:27:31

音楽家 ヘルムート、メモを貼った。

2016/08/15(Mon) 16:29:19

音楽家 ヘルムート、メモを貼った。

2016/08/15(Mon) 16:56:28

音楽家 ヘルムート

─ 二階/客室 ─

[広間での演奏の後、部屋へと引き上げて。
これで終わればいい、という願いを抱きつつ、その日を過ごす。

連日の事、疲労は深かったのか訪れた眠りは深く。
夢も見る事なく沈んでいた淵は、不意に揺らされた]

 ……っ!?

[何の前触れもなく感じた衝撃に、文字通り跳ね起きる。
妙に心拍が上がっているような心地がして、数度瞬いた]

 な……んだ?

[滲んでいた汗を拭い、荒い呼吸を繰り返す。
言葉に出来ない、嫌な感触。
何かが欠けたようなそれは、何を意味するのか]

(24) 2016/08/15(Mon) 19:45:57

音楽家 ヘルムート

 ……まさか……な。

[対なる者同士は、少なからぬ共鳴を起こすらしい、とは伝承のどこかに記されていたか。
それが、見出す者、見極める者にも適応されるというならば。

そんな、巡る可能性を否定するように頭を強く振ってから、部屋を出る。
汗を落としに行く心算──だったのだが]

 ……?

[とある扉の前で、足が止まる。
その向こうから微か、異様な臭いを感じたような気がして]

 ……これは……。

[ここ数日、幾度となく接し、つい慣れてしまいそうになっているそれ──血の臭いに。
反射的に、その部屋の扉に手をかけていた]

(25) 2016/08/15(Mon) 19:46:01

音楽家 ヘルムート

[扉に鍵はかかっていたか、否か。
かかっていたならば、強行突破で派手な物音が響いたろうが。

ともあれ、扉開いて踏み込んだ先にあったのは──あかいいろの、広がり。
そして、心臓と内腑を失った女性の姿。
開け放たれた窓から吹き込む風がカーテンを揺らし、揺らめく影をその上に描き出していた]

 ……っ……まだ。終わらん、という事、か。

[最初に口をついたのは、そんな一言。
直後に、つきり、と。
どこかが痛むような心地がしたのは気のせいだったか、どうか。
確かめる術は持ち合わせていない。
ただ]

 ……苦しい思いをさせて。
 すまなかった。

[厨房で、己が在り方を告げた時の様子を思いだし、小さく紡ぎ。
嘆息の後、深紫を伏した。**]

(26) 2016/08/15(Mon) 19:46:06

音楽家 ヘルムート、メモを貼った。

2016/08/15(Mon) 19:48:01

画商 エーリッヒ

─ 食餌後 ─

[夜中の内に大浴場へと向かい湯を浴びる。
血の匂いを取るのは勿論、左腕に付いた傷を洗い流す意味もあった]

…………

[ちゃぷ、と湯の中に沈む胸の辺りには、2本平行につけられた古い傷。
普段は包帯の下に隠れているもの]

…ありのままに生きられないってのは、本当に酷い話だ。

[名を奪われ、性別を変えられ、生き方を変えられた。
その上で殺されるために生きるなど、受け入れられない。
己は一度生き延びた。
だから今度も]

────生き延びてやる。

[女性の声で低く吐き出される強い意志]

(27) 2016/08/15(Mon) 20:16:19

画商 エーリッヒ

[湯から上がる身体は男性にしては細く、シルエットだけ見れば女性そのもの。
それを渇いたバスタオルで包み、胸に包帯を巻き、普段の服を着る頃には男性のシルエットへと変化していた。
長年で身につけた、体格の錯視。
そうして”エルナ”は”エーリッヒ”となる]

[朝になればまたあの女を発見されるだろう。
人狼はまだいると知れる事柄。
あと少し。
あと少しで全てが終わる、と。
左腕の傷はワイシャツで隠しただけのまま、自室とする客室へ戻って行った*]

(28) 2016/08/15(Mon) 20:16:28

画商 エーリッヒ、メモを貼った。

2016/08/15(Mon) 20:18:12

音楽家 ヘルムート

─ ヘルガの客室 ─

[深紫を伏し、佇んでいたのはどれほどの時間か。
このままにはしておけない──そんな思いと共に、動き出す]

 ……さすがに。
 このままで晒しておくわけには……な。

[また、地下に安置すべきだろう、と。
そう思い、リネン室からシーツを取ってくる。
その間に、部屋を訪れた者はあったか。
やって来た者に問いを向けられたなら、小さく息を吐き]

 ……血の臭いが、したんでな。
 嫌な予感がして、訪ねてみたらこうなっていた。

 ……まだ、終わってはくれない、という事らしい。

[どこか硬質の声でそう説明して。
持って来たシーツで亡骸を包もうとして──ふと、違和感を覚えた]

(29) 2016/08/15(Mon) 22:16:29

音楽家 ヘルムート

 ……これは。
 単に、血を浴びたにしては……。

[左の爪を染めるあかは、他とは着き方が違うように見えた。
惨状のさいに散ったいろを浴びただけとは違うような。
何かに突き立て、掻き毟ったようにも見えるそれは、飛び散ったものを浴びた結果としては不自然に見えて]

 抵抗の痕……とみえなくもないが。

[単純に考えるなら、襲撃者に抵抗した痕──とも見えるが]

 本当に、そうだとしたら。
 ……女性というのは、やはり、強いな。

[場違い、とは思いながらもついこんな言葉が口をつく。
そうでもしないと、そろそろやり切れない──というのも、少なからずあるのだが]

(30) 2016/08/15(Mon) 22:16:42

音楽家 ヘルムート

 ……さて。
 まだ、終わっていない……と、なると。

 選択肢は、二つ、か。

[蒼花を宿したクレメンスが人であるのは、明白。
と、なれば残る二人のどちらかが、という事になる。
さて、どちらか、と。
思考を巡らせながらも、今は、亡骸を休ませる方へ意識を向けた。*]

(31) 2016/08/15(Mon) 22:16:45

音楽家 ヘルムート、メモを貼った。

2016/08/15(Mon) 22:20:41

神父 クレメンス

― 二階 客室 ―

う、ん……?

[男は、どれくらい眠っていただろうか。
重い体を無理矢理ベッドから引き剥がし。
着替えようとしたところで、ぼろぼろになったシャツと薄汚れたズボンに気がついて。]

……しまったな。
着替えも持ってくればよかった。

[と、呑気な事を口にした。
仕方ないので、ズボンはそのまま履き、上は、カソックを直に着るという実力行使に。

そして、部屋から出て、階下へと向かおうとした所でヘルムートと出会ったか。]

……今度は、誰だ?

[ヘルムートの様子に、短く問うたものの。
人数が減った現状では、顔を合わせてしまえば容易に解ってしまうけれど*]

(32) 2016/08/15(Mon) 23:08:23

音楽家 ヘルムート

─ ヘルガの客室 ─

 ……ヘルガ殿だ。

[やって来たクレメンスからの、短い問いかけ。>>32
それに、返す言葉は短く端的なもの]

 ……彼で終わってくれれば、と思ったんだが。
 そうは、いかないらしい。

[言いながら、は、と息を吐く。*]

 ……儘ならんものだな。

(33) 2016/08/15(Mon) 23:16:30

画商 エーリッヒ

─ 客室 ─

[眠りは深く、目覚めは普通通りに。
大きな欠伸をした後、ベッドから降りて身支度を整えだした]

…あー

[ふと、左腕を見て、胸に巻く包帯のスペアを軽く巻いておく。
言い訳考えておかなきゃなぁ、と心中で呟きながら、ワイシャツの袖を下ろして部屋を出た]

(34) 2016/08/15(Mon) 23:19:13

画商 エーリッヒ

─ 廊下 ─

………ん、

[廊下を出てしばし、客室の1つの扉が開け放たれていることに気付き、その中を覗き込む。
部屋からは鉄錆の匂いが漂い、その中でヘルムート>>29がシーツでヘルガを包み込んでいた。
クレメンスも起きて来た>>32らしい。
あぁ見つかったのか、と心中で零した後、彼に声をかける]

まだ居るんだね……手伝う?

[様子を窺うように問うた*]

(35) 2016/08/15(Mon) 23:19:20

神父 クレメンス

─ ヘルガの客室 ─

ヘルガが……。
にしても、まだいるのか……。

[十字を切り、安息を願う聖句を口にする。
続いた言葉はうんざりした物になったのは仕方がないかもしれない。]

……本当にな。

(36) 2016/08/15(Mon) 23:27:33

音楽家 ヘルムート

 ……どうも、そういう事らしい。

[うんざりしたような物言いのクレメンス>>36に、頷きを一つ返す。
同意の言葉にはただ、息を吐いて。

そこにもう一つ、かかる声。>>35
対して振り返る深紫は静かだが、どこか険しさを帯びたもの]

 ……いや、それには及ばん。
 昨日は、任せきってしまったしな。

[手伝うという問いには静かにこう返す。
口調は静かでも、帯びる険しさは隠しようもないものだった。*]

(37) 2016/08/15(Mon) 23:32:09

画商 エーリッヒ

[向けられる瞳と言葉の険しさ>>37に、軽く肩を竦めた。
怯えたのではなく、仕方がないなぁ、といった様子]

…ヘルムートさんと神父様は違うってことは、……

[残るのは1人しか居らず、溜息と共に右手で後頭部を掻く。
当然、名を挙げた彼らにとっては2択であるのは承知の上]

(38) 2016/08/15(Mon) 23:50:11

音楽家 ヘルムート

 ……そうだな。
 あなたの視点からは、一択になるか。

[ため息と共に落ちた言葉は最後まで綴られる事はなかったが、言わんとする所は伝わる。>>38]

 だが、言うまでもないだろうが……私たちからは二択となる。
 どちらかを、選ばねばならんわけだが……。

[そのための導はない。
手がかりとなりそうなものはあったが、それをどう生かすべきか。
巡るのは、そんな思案。*]

(39) 2016/08/16(Tue) 00:02:30

神父 クレメンス

おはよう?

[遅れてきたらしきエーリッヒ>>35に、手を振る。
警戒はしながらも、けして表には出さないように。]

……そのカヤの姿、ウェンデルの騒動のあとから見たか?

[姿の見えない、エーリッヒから見ての人狼の名を口にする。
生きている者を判じるものは、殺されてしまったから。

今ある情報で判断しなければ行けないのが*悩ましい*]

(40) 2016/08/16(Tue) 00:07:11

神父 クレメンス、メモを貼った。

2016/08/16(Tue) 00:07:55

音楽家 ヘルムート

─ ヘルガの客室 ─

 いや、私は見ていない。

[クレメンスの問い>>40には、首を横に振る]

 島から出る事は、まだできんだろうから……どこかには、いると思うが。
 いずれにせよ、探さねばならんだろうがな。

[昨日のやり取りを思い返せば、カヤが、というのは今ひとつピンとこないのが現状で。
そこの解消も含めて、話をせねば、という思いもあるのだが。
どこに行ったのかは、現状、皆目見当もつかなかった。**]

(41) 2016/08/16(Tue) 00:17:28

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生存者 (3)

ヘルムート
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クレメンス
23回 残14402pt
カヤ
26回 残14236pt

犠牲者 (2)

ギュンター(2d)
0回 残15000pt
ヘルガ(5d)
38回 残13363pt

処刑者 (4)

ブリジット(3d)
23回 残14143pt
カルル(4d)
0回 残15000pt
ウェンデル(5d)
68回 残13109pt
エーリッヒ(6d)
71回 残12993pt

突然死者 (0)

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