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演奏家 オトフリート は 薬師見習い エーファ に投票した。
薬師見習い エーファ は 大工 イヴァン に投票した。
大工 イヴァン は 薬師見習い エーファ に投票した。
仕立て屋 ユリアン は 大工 イヴァン に投票した。
薬師見習い エーファ に 2人が投票した。
大工 イヴァン に 2人が投票した。
大工 イヴァン は村人達の手により処刑された。
薬師見習い エーファ は、大工 イヴァン を占った。
今日は犠牲者がいないようだ。何かの介入か、それとも……?
訪れたのは、夜明け。差し込む光に、人は何を思うのか。
名前 | ID | 生死 | 役職 |
---|---|---|---|
自衛団長 ギュンター | master | 死亡 | 村人 (村人を希望) |
演奏家 オトフリート | sammy | 生存 | 狂信者 (狂信者を希望) |
薬師見習い エーファ | tasuku | 生存 | 占い師 (占い師を希望) |
大工 イヴァン | rokoa | 死亡 | 智狼 (おまかせを希望) |
仕立て屋 ユリアン | Melissa | 生存 | 村人 (村人を希望) |
画家気取り カルメン | nadia | 死亡 | 智狼 (村人を希望) |
修道士 ライヒアルト | helmut | 死亡 | 聖痕者 (守護者を希望) |
旅人 ゼルギウス | tukineko | 死亡 | 共有者 (共有者を希望) |
─ →外 ─
[橋の復旧作業を確認するために外へ出る。
遠く離れた対岸で作業を進める人影が数名。
その中に見慣れた動きをする人物が見え、ふっ、と笑みを零した]
…遅ぇーんだよ、くそ親父。
[もっと早くに橋が直っていれば。
そう思わずにはいられない。
橋の復旧により「場」の条件が崩せていれば、もしかしたら、死なずに済んだ者も居たかも知れないのに。
あーぁ、と再び嘆息した後、橋のある場所とは逆の、屋敷の裏へ*]
─ 広間 ─
[ゆるく目を閉じた後、訪れたのは浅い眠り。
眠りの淵に意識が落ちる事で、普段は抑えられているもの──身の内に宿した力が目を覚ます。
旅人だった父が遺したもの。
それは、彼の人の植えた薔薇の花に宿る祈りに応じて、望むものの在り様を示す力。
ただ、その事を知らぬ少年には、意図的に力を寄せる事ができなかった。
力は想いが強く寄る所に向かい、その在り様をひかりによって示す。
少年の祖父が向けた問いかけ──『どちら』が示していたのは。
少年が父から力を継いだのか、それとも娘である母を介して自身と同じもの──『花』を継いだのか。
それを問うものだったとは、誰一人知る由もないもの]
…………ん。
[不意に、微睡みが破れる。
ゆるく開かれた蒼はどこかとろん、としたまま周囲を見回し。
そこに求める薄紅色がない事に気づくと、それを求めてとてとてと歩き出した。
呼び止められても答える事はないまま、向かうのは三階の自室]
…………。
……おしえて。
[部屋に入り、机の上の薄紅に手を触れる。
小さな呟きに応じるが如く、零れ落ちたのは黒いひかり。
広がったのは、あかい彩の、月のひかりの幻燈]
…………。
[目を伏せた。
意識は既に覚醒している。
もう少しざわめくかと思ったけれど、心は薙いでいた]
……逃げちゃ。
ダメ、だよ、な。
[自分自身に言い聞かせるような言葉に、黒猫がにぃ、と鳴く]
……行くよ、モリオン。
終わらせるために。
[それに返す声に迷いはない]
─ →外 ─
[部屋を出て、階段を下りる。
二階からはもう、音色は聞こえない。
ならここにはいないかな、と更に階下へ降り。
屋敷の中をぐるりと巡って姿が見えぬと確かめると、勝手口から外へ出て]
……ここに、いたんだ。
[屋敷の裏手で姿を見つけて、は、と息を吐いて]
……にーさん……いや。
『月のいとし子』さん。
[呼びかける声は揺らぎのない、澄んだもの。*]
じゃあ俺は、嘘ついてるエーファをどうにかしねーとなぁ。
[大袈裟に溜息をつきながらエーファへと向き直り、その体格を誇示するかのように両手を腰に当てる。
直ぐに仕掛けないのは、相手の様子を窺うため]
覚悟は出来てんな?
[殺る覚悟、殺られる覚悟、その両方を問う*]
─ 屋敷の裏 ─
うん、視たよ。
[肯定はごくあっさりとしていた。
回りくどく言っても仕方ない、なんて、そんな思いもあったから]
……それはお互い様でしょ。
[それでも、嘘ついてる、という言葉には、ほんの少しだけむう、とした響きを乗せる。
誇示される体格差。
力では勝てないのはわかっている。
ここ数年でようやく動くようになったけれど、元は筋金入りの引きこもりだ]
……今更、それ、聞く?
[覚悟を問われ、返すのは、揺らぎない声]
それがなかったら、ここに立ってない。
とっくに逃げ出してる。
[言いながら、一つ息を吐く。
刃は潜ませているが、容易く突き立てられるとは思えない。
ならどうするか、と考えるその横で、添うて来た黒猫が威嚇の唸りを上げて低く身構えた。*]
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