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お前…だったんだな…。
〔驚きは無い〕
いつから…紛れ込んだ。
俺はずっと前から、お前を知ってたはずだ。
いつから…。
お前にそんな爪があったんだよ…。
〔言葉に宿る感情は、ただ、哀しみだけ〕
〔先ほどの怒りを、フランに対してぶつける事は出来なかった〕
…フラン……。
やめろぉっ!!!!
[こみ上げてくるものを振り切るように、短剣を構えて地を蹴る。
真っ直ぐに、それを前へと突き出して。]
―抱き締められながら、目からこぼれる雫を指ですくって。
にゃは。安心、安心。
―そう呟いて、にへらと笑う。
ディーノに、わんちゃんもおはよーさん♪
―抱き締められながら肩ごしにひょいと顔をだし、ニンマリ笑う。
…生まれた時から、よ。
知らなかったでしょうけれど。
父も私も、人狼の血筋を継ぐ者。
[静かに告げる]
人狼も。
人間と変わらないわ。
ただその血筋を保つのに。
人の血肉が必要というだけ。
だからこそ。
基本的には隣人は襲わない。
村で同じような惨劇が起きたこと。
無かったでしょう?
〔一歩、近づく〕
〔自警団員が倒れ、フランのその爪にはぬらりとした赤いものが流れている〕
…フラン。
もう止めるんだ。
止めてくれ…フラン。
〔一歩、また、一歩と、近づく〕
[倒れた自警団員たち。
広がる混乱に、軽く、唇を噛んだ後]
……危険だから、下がって!
[状況に混乱する者たちに声をかけ、立ち上がる]
…………。
[右の手を、ポーチに入れて。
紫の包みを取り出し、胸にかき抱く。
包まれているのは、母の形見、護りの霊刀]
……逃げない……から。
[零れ落ちるのは、小さな呟き]
[走りこんでくるレッグ]
[咄嗟に爪を前に出して]
[絡め跳躍する]
ック。
やるじゃないの!
[睨みつける]
[けれどその瞳の奥には]
[何かを待ち望む色]
…わかんねぇよ!わっかんねぇんだよ!!
いっつもニコニコ明るくて、楽しくお客さんと笑いあってて。
フランってそうじゃなかったのかよ!
[目の前の惨劇と、今までの彼女の姿が、
どうしても心の中では一致しない。]
〔どうしてだろう〕
〔今、目の前にいるのは異形の者〕
〔なのに〕
〔なのに〕
〔その笑顔が好ましいと思ってしまうのは〕
〔その行動に意味があると思ってしまうのは〕
お前、俺の、願いが、聞こえたのか?
〔かすれて上手く喋れず、空気の振動のような音になる〕
星を砕いて、開放……。
何から?
その開放って、なんのためのもの?
わからないよ……前にも、同じ事、言われた。
でも、ボクには、わかんないっ!
[対峙する者たちへ向けて、叫ぶ。
それは、ずっと引っかかっていたものだから]
ねえ、死にたがりのランディ。
どうすれば信じられるのかな。
私は以前同じ状況で。
同胞にも人間の協力者にも裏切られた。
勿論、人間達が許してくれるはずは無い。
死にたくなかった私は。
どうすれば良かったのかな?
[少し俯いたディーノに気付いて、傍に寄る。
それはディーノのためというより、もしかしたら仲良さげなリディアとノブへの対抗心からだったかもしれない。]
おう、おはよーさん。
つーか、てめぇも俺のこと驚かねえのか。
どうなってんだこの村は……。
[ちょっと遠い目をして天を仰ぐ。]
[淡い微笑]
[首を振る]
私は村人だよ。
少なくともずっとそうだった。
皆と一緒に居るのが楽しかった。
だから頑張っていたんだよ。
必要以上に人間を手に掛けたりしなかった。
クレア…リディちゃんだって。
今まで同胞だなんて知らなかった。
彼女もまた、薬で抑えてまで。
頑張っていたのにね。
なのに。
…最初から……。
[爪に弾かれて、勢いを殺すように軽く地面を転がる。]
喰わなきゃ生きていけないって…なんで、そんなっ!
[使命は、奴等の脅威から人を守り、奴等を倒す事。
それはまるで本能のように、この星を刻まれた時から判っていたけど。
守りたい日常の一部に、倒さねばならぬものがあるなんて。]
…どうすりゃいいってんだ、ちきしょうっ!!
[それでも身体は、彼女を追って地を駆ける。]
[傍に寄ってくるパトラッシュに気付けば、浮かべていた翳りも消え、嬉しそうに微笑みながらその身を寄せる]
変人が集まる村だったのかもね。
[以前パトラッシュに自分は変人と認定された。パトラッシュが喋ってもさして驚かなかったがために。クスクスと笑いながら天を仰ぐパトラッシュを撫でた]
これが起きたらね。
どっちかが死ぬまでは終わらないんだ。
道は開けない。
[真っ直ぐに]
[顔を上げる]
だから、生き残るつもりがあるなら。
貴方達が私を。
最後の赤の星であるこのエリスを。
砕かなければいけないんだよ!!
[宣言する]
[もう一つの名を名乗って]
[爪を構える]
[ノブを抱きしめながら僅かに届いた赤い便り]
[彼女は今何を想うんだろう]
[何を願うんだろう]
[浮かぶ顔は月夜に輝いたあの黄金色。
凛とした姿――今、何もしてやることもできない無力さに瞳を伏せながら]
[抱きしめる腕に少し力が籠もる]
人狼とはそういうものなんだ。
人間にとっては異端の存在。
人間は異端を許さないからね。
……この場合は当たり前だろうけれど。
[迫る銀を]
[青の星を]
[ギリギリで弾く]
ボクはどこに居てもかわんないねー。どこにいっても、ボクはボクだもの。にゃはははは。
喋るくらいで威張っちゃダメダメ♪
―パトラッシュの方を見てにへらと笑い。
ワンワンっ!
ね?ボクだって鳴けるもんねーだ。
[変人、の声に振り返り。
片手でスケッチブックを引き寄せて綴る。
変人なのはノブさん。
私が人狼だって知っても変わらなかった。
不思議な人、と書いてノブを見る]
[砕かなければ終わらない。
それは、この手で倒さねばならぬことで。]
…フラン。
[足が止まる。
ちらりと視界の隅に見えたのは、刀を抱いて震える細い腕。]
くそっ!
[どちらかしか選べないならば、きっと選んでしまうだろう。
けれども、迷いはまだ、その足を鈍らせて。]
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