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─中央塔下部・ファクトリーエリア─
[部屋の片隅。苦しそうに横たわっている。額には脂汗
右腕の行使により襲ってくる痛みは、既に我慢の限界を超えかけている
ごっそりと自分が別のものに作り替えられて行く感覚。それに右腕が軋むほどに強く握り締める
既に侵食は右上半身から頬の辺りまで至ろうとしており、先は長くないことを自覚している
だから……]
それま……でに、アイツを見つけ……ないと
[苦しそうに紡がれる呪言]
[呼んだのは][呼ばれたのは]
[果たして誰であったか
]
[共鳴]
[共振]
[同調]
[初めに願ったのは、誰であったか。]
[返って来た言葉に、『やはり』と私は哀しげに啼く。
なれど「無理はしない」と穏やかに言われれば、前とは違う様子に少しだけ哀しみは和らごうか]
……は…い…
[素直に頷いて、いつもいらぬと言われてしまう謝罪の代わりに、小さく反省を込めて啼く。
時の竜と僅かに近くなったよな距離に、心揺れ惑いながら]
[――それでも、翠樹を逃がしてしまった事、落下を助けられた事、運んでもらった事、そして階段を落ちた事などを知れば。
彼の竜の予想通り、*海より深く落ち込んでしまうのではあれど*]
[……だが、彼女は気づくことができなかった。そう呟いた瞬間、腕からくる痛みとは別の胸の痛みがちくりと一瞬走ったことを]
[そして、心配を掛けているのは彼の猫だけではなく――
陽の精や地の獣、青の魔…その他の係わりあった者達にもであり]
[そして何より、腕の中の愛し仔と――――時の竜にもである事を]
[応えの有無に関わらず]
[片側の青に宿るのは気遣う色]
[幾許か沈んだ様子も窺えるか]
[*彼は未だ、真実を知らず*]
[かけられる声に薄っすらと目を開くとそこにはアーベルの姿
緩慢に体を起こすと]
…………何、してんの?
[腕を押さえたまま、問いかける]
[多少空腹もまぎれてお昼寝中。たまに気配に起きては、襲い来るドロイドを迎撃したりとか。]
…確かに…カレーじゃなさそうだけど…
何処か遠い国の料理だと思えば、多分大丈夫だと…思う。
[とりあえず腹が膨れれば、なんでもいいみたいですよ。]
はらへった…。
[同じ理由で火の竜が起きたことなんて露知らず。
身じろぎをして、目を覚ました。
エルザが起きないよう、そっと体を起こしてからきょろきょろとまわりを見て。
もう一度、*目をとじた*]
[非常用倉庫から持ち出した鍋に飯盒でカレーの準備中。]
スパイス類はあまりありませんでしたから、ブリジット様のように本格的とはいきませんが・・・。
[何故か倉庫にあった大きなアルマイト鍋に野菜とルーをいれて煮込んでいる。*]
[アーベルの手から感じた機鋼の力に、一瞬ビクッと身を震わせるが]
……ん。大、丈夫……
[そう言って、手をとるでもなくただ俯く]
―廃棄エリア:第二集積室―
< 猫、ぽかぁん。
おでこの人、すごい。とてもすごいです。
やっぱり食料庫は、おしえちゃだめですね!
それにしても…… >
あっちの部屋も、ドロイド出るかな?
…… * だいじょうぶだと、いいなぁ *
[厨房の惨状なぞ露知らず。深い眠りからようやく完全に覚醒する。その顔から疲労の色は消えないが]
……だる……。
体力まだ戻ってねぇんかな。
[もぞもぞと緩慢な動きでベッドを降りた]
[体力が戻らないのも当然と言えば当然。色々あってろくに食事を取れていないのだから。人間であるハインリヒに取って、何か食べなければ体力の回復も難しい]
うー、腹減った。
昨日も結局食べ損ねたな。
[空気を入れ替えるために窓を開ける。風が入り込み頬を撫ぜた。それに乗り、何かの匂いが漂う]
………。
何だこの微妙な匂い。
[何だか食欲が減退しそうになった。風にその匂いを運ばないように命じると、ようやく一息つくか]
厨房は危険そうだな…。
…果樹園何か生ってねぇかね。
[危険を感じ厨房には向かわず。階下へ降りると広間の前を通らずに裏口から庭の果樹園へ]
―二階個室―
[「休んでないとダメ」
雷精の残した言葉の通り、私はもう一度瞼を閉じて――今度は安心した彼の仔と共に――眠りに落ちて。
目を覚ましたのは、いつであったか。
私は緩やかに首を振り、乱れた髪を頬から払って褥から身を起こす。振動に目を覚ましたか、傍らの碧の獣が小さく鳴いて伸びをするを優しく見守り、羽を指先で整えてやる]
『…ええ、もう だいじょうぶ』
[心配そうに鳴く彼の仔へと、柔らかく口を動かして。
私は口内に未だ残る血の味を消す為に、静かに褥から下りた]
/PL/
しかしハイン/ヘルガとはまた思い切った……いやいや。
ということは共鳴はナタ/オトか。
ユリアンは昨日誰も助けに来なかったから共鳴候補から外す。
[水を求めて、私は裾を引きながら緩やかに階段を下りゆく――
途中で、獣の鼻がそちらに行ってはならぬとの警戒を発して。
どうやら同じ意見に至ったらしき彼の仔と共に、静かに厨房を避けて、瑞々しい果実の生る果樹園へと向かおうか]
─果樹園─
[様々な果物が生る果樹園。その中のリンゴの木へと近付き、赤々と生っている実を一つもいだ。1個貰うな、などと声をかけつつ]
…あのリンゴもここのだったのかね。
[先日陽光の精霊から貰った(顔面に投げられた)リンゴ。それを思い出して一人ごちる。シャリ、ともいだリンゴに齧り付いた]
[適当な木の根元に座り。背を預けて。ぼんやりとしながらリンゴを租借する。ふと、果樹園をうろつく黒い影を見つけた。それはどこか陽光の気配がする黒い猫]
あー、ヘルガの猫だっけか。
……おめーの飼い主、一体何なんだろうなぁ?
[それはヘルガの正体についてではあったが、一番かかっていたのは昨日ミリィが逃げた時の様子。草のカッターが向かってくるにも関わらず、何もせず、何も起きなかった。いや、何も起きなかった訳では無い。何もしなかったのに、”ヘルガには傷一つついていなかった”のだ]
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