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< ひとのような、ドロイドでした。
猫をみて、みーって、なきましたけど。
それは、マテウスの人の形の影にそっくりでした。 >
< でもさすがに、しめました。
ものっそい怖かったんです、猫。
みーっていうんですよ。みーって。
そしてはたと思いました。
もしかして
もしかして、ここにいる人の形をしたドロイドが、いてもおかしくないんじゃないかと。猫本人含め。 >
[企業秘密。その言葉にはやはりか、と言うような表情。続く言葉には]
…まぁ、その確信がなくばお前が契約に是と言わないか。
だが、奴は力を欲している。
そのためにお前は他の連中を奴の場所に送っている。
そのお前も、力を持っている。
取り込まれない保証は、無いんじゃないか?
この世界に15の属性が揃った理由。
それがここに繋がってるんじゃねぇかと、俺は思ってる。
[機鋼竜の状態はオトフリート達の会話を聞いたが故に頭の中に入っていて。本能的に動いているのであれば、理性たる魂が無い状態のそれが本当に約束を果たすとは思いにくい]
…どうせ聞いても、肝心なところは答えてくれねぇんだろ。
[広間の状況は感じてはいたが。
今のままでは身動きが取れないのもまた、事実で。
いざとなれば、魂分かつ白梟も動けると。
そんな思いも、微かにあって。
歩みは自然、上へと]
[当の白梟は、その意図を感じ。
ばさり、窓辺で翼を広げるか]
[二階の一室][寝台の上]
[雷撃の精を横たわらせて]
[色濃く残る赤へと目をやる]
[触れると][掌にも]
[それは][べっとりとついて]
……、
[口唇を寄せて][舐め取る]
[赤を流す雷精の痛みは無論、]
[その味もわからず]
[――わからないことだらけ。]
[*部屋を出た後は、何処かへと消えて*]
< 外の音、少しやんだみたい。
猫はかんがえて、猫の姿になりました。そのほうがきっと、見つかり難いでしょうから。
生体反応でたしかめてたらどうにもなりませんけど。
そしてぱたぱたととんで、扉をあけて(あけられるんですよ、きっと)、外へ出ます。
と――その先に >
ええと……?
< ギュンターの姿がありました。 >
< 猫に気付いたギュンターがやってきました。
食料庫に案内してくれるみたい。
猫は人の形になりました。
戦力外通告をうけながらも、ギュンターと一緒に、やがてたどりついた食料庫。
いくつか、袋につめます。何日分か。
そして食料庫から、元の場所へと戻りました。
また見回りにいくというギュンターに、お礼をいって、手を振って、猫はふたたび、こわれたドロイドたちのところ。 >
[ユリアンが部屋へ運ばれるのを見届けたなら、自身もナターリエを、部屋の一つに落ち着けて。
……足の異変に気づいたのは、その時か。
異眸は微かに、険しさを帯びて]
……さて。セレス、お前はここに。
俺は、下に行って、ヴィンターを呼んでくるから。
「……時空竜」
大丈夫だ。麒麟殿を頼むよ?
[ぽふり、と従魔の頭を撫でて、階下へと]
保証? うん、無いね。
[きっぱり肯定。]
……ただ。そうだね。もし、私を取り込むようなら。代わりにフッ飛ばしてやるのも一興、かも。
[そう呟く。その言葉は嘘か真か冗談か。相変わらず無表情な顔からは判別つかないか。]
エーリッヒにより持ち出された食料
――――
プレッツェルx10箱
板チョコレートx3枚
ソフトキャンディーx数多
かわいたパンx1袋およそ30個
牛乳(一人用紙パック)xどっさり
紅茶(一人用紙パック・無糖・アールグレイ)x1本
飲料水(300mlペットボトル)x10本
クッキーx1箱
またたびx1袋
氷砂糖x1袋
ラーメンの乾いたようなおかしx大袋1袋
えびせんべいx大袋1袋
するめいかx1袋
魚の干物x10袋(約30尾)
[返って来た言葉は至極あっさりしたもので。続く言葉はどちらかと言えば本気に聞こえたか。イレーネに照準を合わせるのを見れば]
─…止めろ。
お前が邪魔だと思ってんのは、俺だろ。
[言葉で牽制。腰に当てていた手に力が篭る]
< とりあえず、袋の中から、するめいかを取り出しました。あと牛乳。
猫はそれをあけると、もぐもぐもぐ。
静かに、食べました。
するめいかは噛んでいると、やわらかくなって、おいしくなるのです。
人の姿でも好きなもののひとつ。
しあわせな吐息。 >
退かない。
[きっぱりと。翠樹の少女へと向き直る。]
[風に煽られるように広がった灰銀が、さらりと床へ流れた。
長く伸びた髪を気に留めず、ゆるりと、向けられた銃口へ視線を注ぐ。
今では、疾風の傍に佇む陽精と変わらぬ身の丈へ]
――退く必要も、心算も無い。
[疾風の言葉を耳にしてか、口許に薄く弧を描き、
少年の声より、僅かに低い声で。]
……やめて。
力が必要なら、殺すのは意味が無いでしょう。
[左手を胸元へと引き寄せる。
一歩前へと出た。ハインリヒに並ぶ形になるか]
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