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……なんか、前にもどっかから落ちたような……。
[がったんと、派手な物音と共に滑り落ちた直後に零れたのは、こんな言葉。
以前は窓から、精霊たちの寛ぐ庭に落ちたんだっけ……などと思い返しつつ]
[扉を閉める音と、階段から何かが激しく落ちる音はどちらの方が大きかっただろう?
表現通りキョトンとすると、首を一捻り。
階段へと近づき]
…何してんの、おとっつぁん。
[上から見下ろし]
[呼びかける声に、一つ、瞬いて。
見上げれば、眩い陽光。落ちた後には精霊に会うものなのかと思いつつ]
……見ての通り、階段から落ちたとこです。
ていうか、誰がおとっつぁんですかと。
[あくまでそこは突っ込むのか]
あれ、誰かにおとーさんて言われてなかったっけ。
ライデンかな?
[階段をのんびり降りながら、起き上がる気配がなければ手をさしのべて起こしもするだろうが]
[ほんの一瞬掠めた苦笑は、どこへ向いたのか。
恐らくは、降りてくる陽精ではないのだろうけれど]
……そりゃま、彼にも言われてますけどね。
[投げられる言葉に、小さくため息。手を差し伸べられたなら、素直に助力を受け入れて立ち上がる。
その際に、気の乱れは伝わるだろうが]
どうも、助かりました。
―1F・厨房―
[とりあえず休息は一応取って。実際には大きな力を使ったわけでも無いし、彼女自身はそれ程酷い疲労もしておらず。
昨晩の思いつきどおりに階下へと降りてきていた]
うー、無理しようとしたわけじゃないのに。
[その台詞が昨日のハインリヒの言い訳と同じになっているのには気が付いていない。鍋をかき回しながら小さくぼやく]
あれ、そういえば。
なんでヘルガさんは何もしなかったし、なかったの?
[時竜と風の人が紡いだ防御は一通りのそれを防いでくれたけど。ヘルガの位置には場所的にそれを越えるほどの刃が迫っていたはずで。疑問符を浮かべながらおたまを動かしていた]
[それ以外にも考えることは多く。
響いてきた音もどこか遠く聞こえて首を傾げたのみ]
力を求めて、かぁ。
皆で協力してあげられるようなことならいいのに。
それなら普通に行けば終わるのにな。
[ぐるぐるぐる。脳の中もお鍋の中も。
作業台には雑多な調味料]
…おなか、すいた。
[ぐーきゅるる。]
[膝抱えて寝てて、空腹でお目覚め。
いまなら、ブリスの壊滅的ごはんもおいしくたべられます。]
< こわがる。
それがわからなかった、アーベル。
猫は、目を閉じている彼を、そっと撫でました。 >
今の、アーベル、みたいなこと、かな。
足もとが、ぐらぐら、するみたいで。
……おやすみ?
< 静かな、かれに、声をかけました。返事は、なかったでしょうか。
少し考えて、猫は、彼から離れると、ちょっとあたりをみまわしました。よくわからない部屋です。とりあえず、棚をあけて、ようやくひとつ、毛布を発見すると、ぱさりと彼にかけました。
さて、どうやってメンテナンスエリアから出ようかしら。外に、ドロイドがいっぱいだったり、するのかしら。 >
< 何はともあれ、ギュンターがきて、戻る事になりました。
そして――先に送られてきた人々の話を聞きました。
そばにいるのなら会いにいきたいです。
猫は、それじゃあ明日って約束をして、ねむりました。
そして朝。
プレッツェルを1箱、もって出動です。 >
[さざめく時の気配に苦笑しながらその手を引いて立ち上がらせながら]
…落つかれ、おとっつぁん?
[クスクスと苦笑する。
きっちんから感じる香りに首をかしげつつ]
―廃棄エリア:第二集積室―
< 歩いていって、顔をのぞかせました。あらあら、みんないる。嬉しくなって猫はとててと入ります。
みんな、まだ、寝てるのかしら。
と。思ったら。
声がしました。
たばこ? >
……あ。
おでこの人。
[獣の警戒心ゆえか。
何処からか届いた物音に、私の意識は深き淵から浮き上がる]
………
[緩やかに指先が動く。何かを探そうとするように]
[微かな耳の震えに、従魔はじぃ、とナターリエを見つめ。
静寂に、ぱたり、と寂しげに尾を振るか]
[一方時空竜、向けられる苦笑に、決まり悪げに頭を掻き]
少し、飛び回りすぎたようで。
……ま、こんなんだから、あちこちに怒られるんだって、わかっちゃいるんですが。
[性分でねぇ、と冗談めかして言いつつ。
直後にこちらも厨房からの気配に気づいたか。
ちょっとだけ、嫌な予感がしたとかそんな]
飛び回る。
まったく、竜ってのはどいつもこいつも気ままだねぇ。
[誉めているのか貶しているのかは謎だったが。
それから本来の目的であるキッチンへアルコールを貰いに行こうと思い立ち]
…キッチン行くけど、どうする?
[軽く首を捻り尋ねた]
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