人狼物語 ─幻夢─


18 【機鋼の宴】─精霊演戯・第三演─

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【赤】 青年 アーベル

[彼らの会話を聞く者がいたとて]
 [理解には及ばなかったであろう]
[各人に届く声は異なっていたが故に]




[まるで、心を鏡に映したかの如く。]

(*26) 2007/11/23(Fri) 15:09:47

【赤】 読書家 ミリィ

─中央塔下部・ファクトリーエリア─

[部屋の片隅。苦しそうに横たわっている。額には脂汗
右腕の行使により襲ってくる痛みは、既に我慢の限界を超えかけている
ごっそりと自分が別のものに作り替えられて行く感覚。それに右腕が軋むほどに強く握り締める
既に侵食は右上半身から頬の辺りまで至ろうとしており、先は長くないことを自覚している
だから……]

それま……でに、アイツを見つけ……ないと

[苦しそうに紡がれる呪言]

(*27) 2007/11/23(Fri) 15:10:41

【赤】 読書家 ミリィ

[……だが、彼女は気づくことができなかった。そう呟いた瞬間、腕からくる痛みとは別の胸の痛みがちくりと一瞬走ったことを]

(*28) 2007/11/23(Fri) 15:12:58

【赤】 青年 アーベル


 [機鋼の竜は、ただ静かに、其処に在る。]
 

(*29) 2007/11/23(Fri) 15:16:16

【赤】 青年 アーベル

……、

 [手を離して][顔を上げる]

(*30) 2007/11/23(Fri) 15:17:29

【赤】 青年 アーベル


 ミリィ?
 

(*31) 2007/11/23(Fri) 15:22:08

【赤】 青年 アーベル

[応えの有無に関わらず]
[片側の青に宿るのは気遣う色]
[幾許か沈んだ様子も窺えるか]

     [*彼は未だ、真実を知らず*]

(*32) 2007/11/23(Fri) 15:32:00

【赤】 読書家 ミリィ

[かけられる声に薄っすらと目を開くとそこにはアーベルの姿
緩慢に体を起こすと]

…………何、してんの?

[腕を押さえたまま、問いかける]

(*33) 2007/11/23(Fri) 15:32:40

【赤】 青年 アーベル

……何でも無い。

[身を起こす彼女へ近寄り]

大丈夫?

[手を伸ばす]
[其処よりは彼女の厭う*機鋼のちから*]

(*34) 2007/11/23(Fri) 15:35:19

青年 アーベル、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 15:38:05

ランプ屋 イレーネ、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 16:06:21

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 16:12:13

【赤】 読書家 ミリィ

[アーベルの手から感じた機鋼の力に、一瞬ビクッと身を震わせるが]

……ん。大、丈夫……

[そう言って、手をとるでもなくただ俯く]

(*35) 2007/11/23(Fri) 16:21:29

探偵 ハインリヒ

[厨房の惨状なぞ露知らず。深い眠りからようやく完全に覚醒する。その顔から疲労の色は消えないが]

……だる……。
体力まだ戻ってねぇんかな。

[もぞもぞと緩慢な動きでベッドを降りた]

(159) 2007/11/23(Fri) 17:35:06

探偵 ハインリヒ、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 17:39:04

シスター ナターリエ、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 17:51:26

探偵 ハインリヒ

[体力が戻らないのも当然と言えば当然。色々あってろくに食事を取れていないのだから。人間であるハインリヒに取って、何か食べなければ体力の回復も難しい]

うー、腹減った。
昨日も結局食べ損ねたな。

[空気を入れ替えるために窓を開ける。風が入り込み頬を撫ぜた。それに乗り、何かの匂いが漂う]

………。
何だこの微妙な匂い。

[何だか食欲が減退しそうになった。風にその匂いを運ばないように命じると、ようやく一息つくか]

厨房は危険そうだな…。
…果樹園何か生ってねぇかね。

[危険を感じ厨房には向かわず。階下へ降りると広間の前を通らずに裏口から庭の果樹園へ]

(160) 2007/11/23(Fri) 17:54:10

シスター ナターリエ

―二階個室―

[「休んでないとダメ」
雷精の残した言葉の通り、私はもう一度瞼を閉じて――今度は安心した彼の仔と共に――眠りに落ちて。
目を覚ましたのは、いつであったか。
私は緩やかに首を振り、乱れた髪を頬から払って褥から身を起こす。振動に目を覚ましたか、傍らの碧の獣が小さく鳴いて伸びをするを優しく見守り、羽を指先で整えてやる]

『…ええ、もう だいじょうぶ』

[心配そうに鳴く彼の仔へと、柔らかく口を動かして。
私は口内に未だ残る血の味を消す為に、静かに褥から下りた]

(161) 2007/11/23(Fri) 18:00:15

シスター ナターリエ

[水を求めて、私は裾を引きながら緩やかに階段を下りゆく――
途中で、獣の鼻がそちらに行ってはならぬとの警戒を発して。
どうやら同じ意見に至ったらしき彼の仔と共に、静かに厨房を避けて、瑞々しい果実の生る果樹園へと向かおうか]

(162) 2007/11/23(Fri) 18:07:41

探偵 ハインリヒ

─果樹園─

[様々な果物が生る果樹園。その中のリンゴの木へと近付き、赤々と生っている実を一つもいだ。1個貰うな、などと声をかけつつ]

…あのリンゴもここのだったのかね。

[先日陽光の精霊から貰った(顔面に投げられた)リンゴ。それを思い出して一人ごちる。シャリ、ともいだリンゴに齧り付いた]

[適当な木の根元に座り。背を預けて。ぼんやりとしながらリンゴを租借する。ふと、果樹園をうろつく黒い影を見つけた。それはどこか陽光の気配がする黒い猫]

あー、ヘルガの猫だっけか。
……おめーの飼い主、一体何なんだろうなぁ?

[それはヘルガの正体についてではあったが、一番かかっていたのは昨日ミリィが逃げた時の様子。草のカッターが向かってくるにも関わらず、何もせず、何も起きなかった。いや、何も起きなかった訳では無い。何もしなかったのに、”ヘルガには傷一つついていなかった”のだ]

(163) 2007/11/23(Fri) 18:09:20

探偵 ハインリヒ、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 18:10:26

【赤】 青年 アーベル

……、そう?
でも、そう、見えない。

[俯いた顔][頬に触れかけて][止まる]

…………痛い?

(*36) 2007/11/23(Fri) 18:10:47

シスター ナターリエ、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 18:18:29

シスター ナターリエ

[痛む喉に固き果実は辛くて、私は柔らかな実のなる温室へとゆく。
機鋼界の制御が狂いつつある中、たわわに実るは陽の麗人の恵みであろうか。
見た事なき果実の数々に目を丸くする彼の仔を、優しく導いて、辿り着くは紫と翠の垂れ下がる棚]

『いただきまする』

[唇の動きでそう告げて、豊かに房なすその実へと指先を伸ばす。
一房は食べられぬやもと思い、幾粒かを摘んで掌へと転がせば、彼の仔は興味深げにその珠を突付こうか]

(164) 2007/11/23(Fri) 18:33:20

探偵 ハインリヒ、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 18:35:48

シスター ナターリエ、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 18:41:29

探偵 ハインリヒ、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 18:43:14

探偵 ハインリヒ

[うろつく黒い猫の興味を引こうと、猫探しの時に鳴らす音を投げかけてみる。一度黒猫はこちらへと視線を向けたが、寄ってくることは無くまたうろうろ]

……飼い主が飼い主なら、ってことかね。

[嫌われていると認識したらしい]

(165) 2007/11/23(Fri) 18:45:54

シスター ナターリエ

[瑞々しい果実を食み、喉を潤して。血の匂いを嚥下する。
濡れた指先を舐めれば、彼の仔も真似をして前足を舐める姿に、仄かに目元を和ませようか]

[葉に包んだ土産を前足に抱いて飛ぶ姿を招きつ、私は翠の木立へと足を向ける。彼の仔に見せたき物がありしゆえに]

(166) 2007/11/23(Fri) 18:53:35

探偵 ハインリヒ

[風が緩やかに流れる。昨日より風精の数は少なく、元々このエリアに存在するくらいにまで落ち着いている。耳に届く声は相変わらずいつもより減っているが]

[リンゴを食べ終わり、流れる風を身に受けていると、小さな黒い影が目の前、立てられた膝の上に降り立った。それは対なる獣が連れていた鳥]

あれ、お前アーベルと一緒に居たんじゃ無かったのか?

[彼の者の下から逃げていたとは知らず、鳥に向かってそう声を投げかける。否定するように、ぴー、と鳴いた鳥は再び羽ばたき宙を舞う。眩しげにそれを眺めると、その先に影を2つ見た]

ん…ナタ・リェと、セレスティン?

[昨日オトフリートから倒れたと聞かされていた天聖の者。傍には機鋼の従魔の姿。2つの姿を見つけて、思わずその名が口から漏れ出た]

(167) 2007/11/23(Fri) 19:05:01

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