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[広間の状況は感じてはいたが。
今のままでは身動きが取れないのもまた、事実で。
いざとなれば、魂分かつ白梟も動けると。
そんな思いも、微かにあって。
歩みは自然、上へと]
[当の白梟は、その意図を感じ。
ばさり、窓辺で翼を広げるか]
[二階の一室][寝台の上]
[雷撃の精を横たわらせて]
[色濃く残る赤へと目をやる]
[触れると][掌にも]
[それは][べっとりとついて]
……、
[口唇を寄せて][舐め取る]
[赤を流す雷精の痛みは無論、]
[その味もわからず]
[――わからないことだらけ。]
[*部屋を出た後は、何処かへと消えて*]
[ユリアンが部屋へ運ばれるのを見届けたなら、自身もナターリエを、部屋の一つに落ち着けて。
……足の異変に気づいたのは、その時か。
異眸は微かに、険しさを帯びて]
……さて。セレス、お前はここに。
俺は、下に行って、ヴィンターを呼んでくるから。
「……時空竜」
大丈夫だ。麒麟殿を頼むよ?
[ぽふり、と従魔の頭を撫でて、階下へと]
保証? うん、無いね。
[きっぱり肯定。]
……ただ。そうだね。もし、私を取り込むようなら。代わりにフッ飛ばしてやるのも一興、かも。
[そう呟く。その言葉は嘘か真か冗談か。相変わらず無表情な顔からは判別つかないか。]
[――数刻後。]
−中央塔外周通路下部・メンテナンスエリア−
[視線を移ろわす][銀の骨組みの翼]
[視線を逸らす][一角に置かれた本]
[右の手を触れて][発する][コトバ]
" 174038136 30190: 417827 "
[データの][読み込][み]
[天青石の睛へと光が映りこんで、]
――…………っ、
[流れ込む][記憶]
[生命の魔へ][雷撃の精へ][連ねた言の葉]
[大切な人との][大切な思い出]
[やさしさ?][いたみ?]
[眉を顰める]
[頭が痛むかのように、]
(痛みは無いはずなのに)
[左の手を蟀谷に添えて]
[じゃらり、][鎖の音。]
[否応なく]
(自ら望んだのだから応と言うべきかだ)
[入り込んでくる]
[日に日に][増える][記憶(データ)]
[知らない事を][知る]
[その為の][筈なのに]
[何かが][間違って][いる?]
[返って来た言葉は至極あっさりしたもので。続く言葉はどちらかと言えば本気に聞こえたか。イレーネに照準を合わせるのを見れば]
─…止めろ。
お前が邪魔だと思ってんのは、俺だろ。
[言葉で牽制。腰に当てていた手に力が篭る]
退かない。
[きっぱりと。翠樹の少女へと向き直る。]
[風に煽られるように広がった灰銀が、さらりと床へ流れた。
長く伸びた髪を気に留めず、ゆるりと、向けられた銃口へ視線を注ぐ。
今では、疾風の傍に佇む陽精と変わらぬ身の丈へ]
――退く必要も、心算も無い。
[疾風の言葉を耳にしてか、口許に薄く弧を描き、
少年の声より、僅かに低い声で。]
……やめて。
力が必要なら、殺すのは意味が無いでしょう。
[左手を胸元へと引き寄せる。
一歩前へと出た。ハインリヒに並ぶ形になるか]
[俯いた顔]
[髪に隠れて]
[表情は窺えずに]
……、…………リディ。
[装置へと手を触れて]
[名を呼ぶ]
[未だ彼女の言葉がわかったわけではなく]
[けれど、]
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