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[交わされる声は届く事なく。
眠りは深く深く深く。
揺れて、揺られて――――木綿の香りに包まれる]
― →二階個室―
[生きているかを確かめるように、小さな前足が触れて、離れる。
側にある愛し仔の匂いに、表情は僅か穏やかになりて]
……
[呼吸が深く静かに変わり、昏々と*深き夢の中へ*]
[少年から紡がれた、きっぱりとした否定の意思。ブリジット同様、少年を下がらせるつもりであったが、その声はそれを良しとしないもので]
[瞬間、目の前で少年の変貌が起こる。その姿や声は青年と言っても過言ではなく。彼が何を思い、そのように変じたかまでは分からず。ただ、その奥で銃を構える少女に意識を集中する]
[伝わる気配と、白梟から見える様子と。
それに、はあ、と一つ息を吐き]
……っとに、どいつもこいつも。
[続く言葉は、飲み込みつつ、右手を一度、振る。
漆黒の光鎖をそこに巻きつけ、扉を開けて、中へ]
─…→広間内─
[突然大きくなったイレーネをパチクリと見ていたが]
……わ。びっくり。
[でも、無表情。果たして本当にびっくりしてるんだろうか。
そして、退かないと言い張るイレーネに一瞬目を瞑るが]
そう。じゃあ、仕方ない。先に……
[そう言って、引鉄を引こうとし]
[引き金へと手を掛ける少女を、笑みを浮べたまま見据え――
ふと、広間へと入って来た人物へ視線を向けて。
一度僅かに目を見開くも、直ぐさま、すぅと蒼を細める。]
…此れでも、まだやる気かな。翠樹の娘。
私は兎も角――、時空の竜相手に、退いた方が無難だと思うが。
[小さく、何処か愉快気に喉の奥を鳴らし]
[動いた。右手の中の鎖を一気に外そうとして]
っ。
[増えた気配にすんでのところで止めた。
この場は任せた方がいい。イレーネの言葉を聞きながらじっとミリィを見る]
[他者の記憶]
[幾ら詰め込んだところで]
[真に理解など出来るはずもなく]
[それでも][求め][拒絶する]
……………っ、
[ふるり、] [立てた膝に]
[頭を振って] [顔を埋め]
[広間に踏み込み、後ろ手に扉を閉めて。
イレーネの声が聞こえれば、くすり、笑みが掠めるだろうか]
あんまり、買い被らないでいただきたく?
[冗談めかした言葉とは裏腹に、異眸は厳しく。
いつでも、陣を展開できるようにと、身構えて]
[尚もイレーネに照準を合わせるミリィを見て、腰にあるモノに手をかける]
[しかし、広間に増えた時空の気配。それに続くイレーネの言葉を聞き、それを抜き放つのは止める]
[もしもの時はすぐに繰れるように、手はかけたまま]
おや。――相応の評価だよ、オトフリート。
[くつくつと笑みを零して。
ゆるりと、銀の腕輪が填められた右腕を、少女へ向けるように前へ差し出す。
これ以上動く気ならば、此方からも厭わないと宣言する様に]
[……そこに飛び込んでくるオトフリート。ちらりとそちらを見やる。対面のイレーネの言葉にスッと目を細めると]
まあね。対多は得意だけど、流石に相手が相手だし、ね。
[イレーネの愉快気な言葉にも表情は一切動かず。おもむろに動いた右手が腰の魔銃に触れると]
……桟ノ首(さんのくび)「木花開耶姫(コノハナサクヤビメ)」
[瞬間、周りの空間にかなりの数の草のカッターが現出する。]
では、またのちほど。ハヴ・ア・ナイス・ナイトメア。
[そう言った瞬間、カッターが全方位に発射。怯んだ隙に通信機を起動して、下界に*消えるか。*]
いえいえ、過分なお言葉で……っと!
[不意に現れた、草の刃に舌打ち一つ]
……エターナル・ロンド! 護法陣!
[とっさに解き放つのは、護りの陣。
一片たりとも、草の刃を通すまい、と光鎖が舞う]
[少女が言葉を紡いだ直後。周囲に草のカッターが出現。もちろん己達の方へも刃は向けられて]
--Die Mauer des Windes--!
[咄嗟に呪を紡いだ。開け放してあった窓から風が流れ込み、壁を形成。周囲に風精が多かったせいか、それはいつもより大きいものに]
[オトフリートが展開した護りの陣もあって、二重の壁が出来上がるか]
こわが、って……、
何?
こわがる、って。
[くぐもった声]
[顔を埋めている故][表情は見えず]
[逃げる代わりに、][目を閉じる。]
[他から見れば眠ったとも思えるか]
[けれど、]
[訪れぬ眠りの代わり]
[見られぬ夢の代わり]
[幾度も繰り返される][他者(偽り)の記憶]
[*目蓋の裏に焼きついて*]
[一本だけ鎖を完全に外す。
紡がれる力が妨げられることの無いように沿わせて。
向かってきた刃は広げられた壁によって防がれていた]
[光鎖と風と、護りの力は、草の刃を押し止め、鎮めるに至るか。
いずれにせよ、その乱舞が鎮まった時には、それを解き放った者の姿はなく]
……ひとまず、引いた……か。
[ぽつり、呟いて。
ひとまず危機が去った、と確かめたなら鎖を収め。
広間の面々に一連の出来事を聞き、こちらも知る限りを伝えたなら、白梟を連れて二階へ。
ユリアンの傷の治療の後、ナターリエに寄り添うように眠る従魔の姿を確かめたなら、自身は相方と共に、*自室へと*]
――…、
[翠の刃に、笑みを浮かべた侭蒼を僅かに細め。腕の輪をシャラリと鳴らす。
も、即座に展開される護りの陣と風の壁に目を見開けば、
笑みを深めて、するりとその腕を下ろす。]
…流石だな。
此処まで頑丈な壁で有れば、私が出る幕などあるまいよ。
[小さく笑みを零しながら、密かに込めていた力を静かに霧散させて。]
[息を吐いて左手の鎖を元へと戻し。ずっと安定していた風の力に、余計なことだったなとちょっと苦笑い]
…行っちゃった。
[呟いた言葉の色は安堵に近かったか]
[動きを止めた草。鋭さを消したそれは集まった風精によって外へと運ばれるか]
…どうすりゃ止められるんかね。
[さっきまで少女が居た場所を眺めながらぽつりと漏らす。彼女を揺らすために投げかけた疑問も、彼女にとってはさした問題でも無かったらしく。治療され、傷跡も無くなった左の肩に、右手をあてた]
[オトフリートと情報交換をし、その姿を見送った後にイレーネへと視線をやる]
それにしても…お前まで変身するとはな。
アルだけじゃ無かったのか。
[あの緊張感の後のなんとも間抜けな感想]
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