人狼物語 ─幻夢─


19 白雪幻想

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探偵 ハインリヒ

[急ぐ必要は無くなったのだろう、と男は思う。そして、この事態が、アーベルを変えることがあるのか、と]

[*二人の青年を見つめる瞳は、今は揺らがなかった*]

(11) 2008/01/11(Fri) 01:31:00

青年 アーベル

誰も……いない。答えが、ない。

[伸ばされる手、それには気づかずに]

……猩、グリズ、ライン……誰も。

それに。
ブリスも。
消えた……。

[最後に、緋色の世界で見たのは。
自分を呼んだ。緋色の名前──ヴィント、ではなく。
それは間違いなく、いつもの少女で]

……死んだって……コト?

(12) 2008/01/11(Fri) 01:31:53

【赤】 青年 アーベル



そういう、コト、な、ワケ?
 
 
 

(*3) 2008/01/11(Fri) 01:32:52

【赤】 青年 アーベル




[やはり、答えは、なく]
 
 
 

(*4) 2008/01/11(Fri) 01:33:28

ランプ屋 イレーネ

マテウス、さん。
大丈夫、ですか…?

[蹲ってしまった人の傍にまず寄った]

あの。今、外に誰、か。

[朱花の一部を巻き込んだ傷は深く。
白い袖は緋色を吸い切れずに雫を落としている。
けれどそれより気になったのは]

金色…まさか。

[扉の外へ。窓の外を確認しようと。
全身の感覚が麻痺したまま、歩く]

(13) 2008/01/11(Fri) 01:34:11

探偵 ハインリヒ、メモを貼った。

2008/01/11(Fri) 01:34:24

職人見習い ユリアン

[紡がれる名前は半分もわからなかった。
けれど、最後のひとつは、自分もよく知っている少女の名で。

――間に合わなかった?]

アーベ、ル。

[何も言えなくて、
ただ、
手を掴んで、
彼の名を呼んだ。]

(14) 2008/01/11(Fri) 01:36:16

シスター ナターリエ

[二階へ上がると一つの部屋の前で喧騒が聞こえた]
[そこに歩み寄り、中を覗く]

[血を流すイレーネと、蹲るマテウス]

…!
どうなさったんですか?
治療を…ブリジットさんかミハエルさんは?

[医療に長けた二人の名を呼ぶ。視線で探して]
[名を呼んで、ブリジットが人ではない事を思い出す]

(15) 2008/01/11(Fri) 01:36:16

傭兵 マテウス

…ああ…怪我じゃねえから安心しろ

[怪我でもなければ。剣を振るったことによる疲労でもない。
ただ凶眼を使用した後は、どうしても負担が大きくて、本当ならこのまま意識を落としたい。
だが、外に誰か。という言葉に、それをするわけにもいかずに立ち上がって]

イレーネのほうが大怪我だろうが

[剣を鞘に収め床に落ちたコインを拾う]

(16) 2008/01/11(Fri) 01:39:01

ランプ屋 イレーネ

シスター…ッ。

[呼ばれた名に、声が詰まる。
そう、金の髪。あれは多分ミハエルが]

外、に。
ミハエルさん、落と…!

[落とされたというのは何か違うと。
だから言い直した]

落ちてしまった、かも。

(17) 2008/01/11(Fri) 01:41:00

青年 アーベル

[手を取られ、我に返る。
その瞬間に、感じる、痛み。
震えは、確りと伝わる、か]

……探して、くる。

[ぽつり、零れる、呟き]

……俺が、見つけなきゃ。
でないと。

[自衛団に、見つけさせたくはなかった。
それを示すのが、解放に必須といわれた事など。
当の昔に抜け落ちて]

……俺しか、いないん、だから。

(18) 2008/01/11(Fri) 01:42:54

傭兵 マテウス

[剣を鞘に収めたところで、ふらっとするが、なんとか倒れずに踏みとどまって]

ちょうどいい時に来たな。シスター
ブリジットは人狼だった。で、今ここにはいねえよ。詳しくなにがあったかは後で言うが、イレーネの止血頼む

[そして、イレーネと同じように窓の外を見に行こうと歩き]

(19) 2008/01/11(Fri) 01:42:54

シスター ナターリエ

[窓へと歩み寄る二人を見守る]

何が……

[それ以上は言葉にできない]
[それくらいに妙に張り詰めた空気]

また、血が流れたのですか…?

[目を閉じる]
[願いは届かない]

(20) 2008/01/11(Fri) 01:44:28

青年 アーベル、メモを貼った。

2008/01/11(Fri) 01:47:13

傭兵 マテウス

ミハエルが…か

[イレーネの言葉を聞いて呟き、霞みそうな意識の中で、窓から外を見るが]

こっからじゃ、よくわからんな。

(21) 2008/01/11(Fri) 01:48:56

職人見習い ユリアン

[ブリジットが人狼で、彼女が死んだと言うのなら。
それを示せば、終わりのはずだった。
自警団の拘束も解ける。解放される。
だから、彼に探させずに、……ここで、引き止めるべきだ]
[でも、]

……、わかった。

[ハインリヒはどんな表情で、見ていただろう。
それに構うことはなかった]

でも、忘れないで。
苦しくても、辛くても、逆らって、
――生きるんだって。

[死んだものは、もう還らないのだから。
そう付け加えた言葉は、小さかった]

[自分がついていって、何の役に立つだろう。この身体で、この眼で。
だから、手を]

(22) 2008/01/11(Fri) 01:49:34

職人見習い ユリアン、     離す。

2008/01/11(Fri) 01:50:05

ランプ屋 イレーネ

これは。
私のせい、だから。

[マテウスに首を振る。
どうしても確認せずにはいられなかった]

私が、遅かったせいで。
また。

[窓の外を見下ろした。
ピクリとも動かない影。上からではそれしか見えなかった。
けれど]

――ッ!

[麻痺している感覚の中ですら、鋭く衝撃が走った。
堪えきれずに、崩れる]

(23) 2008/01/11(Fri) 01:50:59

シスター ナターリエ

ミハエルさんが?

[それを確認する間もなくマテウスから告げられた言葉]

ブリジットさん、なのですか?

[確認は、人狼であることではなく、これをなしたのがそうであるという事]
[止血を、といわれ急ぎイレーネの元に]

この傷…

[それは傷と呼ぶには大きすぎて]
[包帯を取りいく時間も惜しく]
[シーツを引き裂いて強く縛る]

専門家ではないから、我慢してくださいね?

[それでも、少しは出血を止める事はできるだろうか]

(24) 2008/01/11(Fri) 01:52:09

シスター ナターリエ

イレーネさん!

[崩れる体を支えようと手を伸ばす]
[傷には触れないように]

(25) 2008/01/11(Fri) 01:53:21

青年 アーベル

[離される、手。
蒼の瞳は静かに場にいる二人を振り返る]

ん……。
わかってる。

決めた、コト、だから。

[忘れないで、と言われた言葉に、一つ、頷いて]

……狼連中には、手出しさせないようにする、けど。
制御してた猩がいない、から。
長くは抑えられんかも知れない。

……だから、早く、戻れ。

[静かに言い置いて、駆け出す。
木々の向こうから、微かに感じる、血の匂いへ向けて]

(26) 2008/01/11(Fri) 01:56:18

傭兵 マテウス

なに自分のせいだとかいってんだか
遅かったも速かったもねえんだよ

[イレーネの言葉に気遣う余裕もなくそう言って、ナターリエが駆け寄ったのだけ見ると、少しほっとした]

…ああ。そういうことになるな、シスター
理由だとか、そういうことは聞くなよ。俺にもわからんからな。

(27) 2008/01/11(Fri) 01:58:31

職人見習い ユリアン、駆けゆく蒼を、見送る。

2008/01/11(Fri) 02:04:03

傭兵 マテウス

[剣を軽く抜き、己の腕を少し切る
滴り落ちる血。だが痛みで薄れていた意識が少しましになって
イレーネを支えるナターリエを押しのけて、イレーネを抱え上げ]

下に行くぞ。ここから見てるだけじゃ何もできねえし、イレーネの傷もここじゃたいしたことできん

[そういってずかずかと、階段を下る]

(28) 2008/01/11(Fri) 02:05:06

青年 アーベル

[駆ける間に、その姿は風となる。

蒼の風の狼へと。

ヴィント──『風』の名は。
遠い昔の第一の覚醒の際に、瞬間触れた、緋色の世界で。
父が自分を呼んだコトバだったかと。
今更のように、思い出しながら]

(29) 2008/01/11(Fri) 02:05:08

【赤】 青年 アーベル



……そっか。
 
 
 

(*5) 2008/01/11(Fri) 02:05:31

【赤】 青年 アーベル



この感じは。
 
 
 

(*6) 2008/01/11(Fri) 02:05:47

【赤】 青年 アーベル




……あの時と、同じ…………。
 
 
 

(*7) 2008/01/11(Fri) 02:06:06

ランプ屋 イレーネ

[傷口を縛られたことで、落ちる雫は少なくなってゆく]

ありが、とう、ございます。

[崩れかけた所もナターリエに支えられた。
もう何度目になってしまうだろう]

…は、い。
あの。下、恐らく、は。
あのまま、じゃ。

[マテウスの言葉にも切れ切れに答える。
遠く聞こえるのは狼の声なのだろうか。
正確に伝えられなくても、彼ならわかってくれるだろうか]

(30) 2008/01/11(Fri) 02:06:22

【赤】 青年 アーベル




[理解して。

一人になった、と。

改めて、感じた]
 
 
 

(*8) 2008/01/11(Fri) 02:07:16

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302回 残5722pt
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77回 残11333pt
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219回 残5748pt

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