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─工房前・出店─
……ありがとうございましたっ!
風のご加護が、ありますように。
[最後に残っていた、薔薇水晶の髪飾り。
それに、ささやかな祝福を込めて、新たな手へと託す。
薄紅の水晶は、それを贈られた少女の髪の上で灯火を受け、光の粒子をこぼした]
よっしゃ……無事、完売、と!
[左の掌に、右の拳を打ち当てて呟く。
周囲の出店の主たちがおめでとさん、とか、お疲れさん、とか声をかけてくるのに笑顔で返しつつ、出店を片付け。
一度部屋に戻って、ぐるりとそこを見回す]
五年、かぁ……。
結構長く、いたもんだよなぁ、ここに。
[感慨を込めつつ、呟いて。
きちんと片付けられた作業台の上の天使と、それから、花冠を見やる]
[やった覚えはない、と言われれば、しゅんとなって。]
強引だったのは、認めます…。
でも……解放しようと言う意思を持って、私達に与えるひとは…いませんから……。
[……何故、という問いには。
困ったような…泣きそうな笑みで、ゆるゆると首を振る]
よっしゃ……んじゃ、行くか!
バカ親父を引きずり出しに!
[低く言う瞳には、明確な決意の色彩。
もう一度室内を見回した所で外へ、そして、広場の中央へと足を進める]
─…→広場中央─
―祭り最終前日・広場―
[相変らず祭りの賑やかさは健在で。
広場にあつらえた舞台では、
明日の最終日に向けた準備が急ピッチに行われていて]
[青年も勿論かり出されていて。]
[最終演目前の広間は、祭りに飽いたのか少し静か。]
だろうな。
[それを知っている人間など、殆どいないだろう。
首を振るユーディットの様子に、暫しの沈黙]
……そんなに。僕は、信用がなかったか?
確かに、あの時……僕は、妖精の存在を信じていなかった。
それは、認める、が。
─広場─
[やって来た広場は、多少にぎわいも薄れ。
実行委員の面々が、クライマックスの準備に追われている]
……なんか、あっと言う間だな……。
[進められていく準備を見やりつつぽつり、と呟けば。
肩の相棒がきゅ、と鳴いて頷いた]
[最終日の演目は今日までの村の安全へ感謝と、
明日からも恙無く過ごせるよう、また来年祭りが開けるよう
妖精に感謝し、これからの安全を祈願する
…この祭りの主旨に準えた静かな式典…が行われる。]
[式典で入場者が着用する、白い衣が搬入される。]
/中/
↓投稿中止メッセージ
[そして子供は、あたたかなミルクを両手で抱えて、
そっと外へ出た。
その背には、寒さをしのぐ、
旅のための、薄い緑の色のマント。]
↑
ニコr
[そして子供は、あたたかなミルクを両手で抱えて、
そっと外へ出た。
祭りはもうすぐ終わりだけれど、
子供は広場に近づこうとは思えなくて、
かわりに、そっと、コエをなげる。]
最終日、か……。
なんとか、それには間に合わせられるな。
……さすがに、これに間に合わなかったら、泣けるだろーし。
[初期に取り込まれた面々の事を思いつつ、ふとこんな事を呟いて]
[明日の式典の間は、一度村中の全ての日が落とされ、
舞台で焚かれ、シャーマンの祈りが込められた火を
各自持ち帰ることになるだろう。]
[実行委員が先導し、街灯の替わりの雪灯篭に火を灯しながら
民は各々一番大切にしているランプに火を貰い自宅へ。
そうやって、ゆっくりと広場から灯火が村の至るところへ。]
[……明日は一日村中に雪灯篭を作る事が仕事になるだろう。]
妖精の存在を信じられないのは…仕方のないことだと思います…。
[――私達は、捕まえられるのを嫌いますから。と、
小さな声で呟いて。
それ以上は、何も言えずに…。俯いて、瞳を閉じる。]
[――あの時も、答えずに来てしまった問い。]
「……何故だ?」
『妖精との約束を破ってしまったリディや、妖精なんて嫌いになってしまったベアトリーチェ。
そして誰より…ご主人様が攫われて欲しくなかった。』
「何か、不満でもあったか。」
『不満なんて…何も無い。
だけど、否定してしまったら……何故辞めるのか。
言うまで絶対に許してくれないと思ったから…違うって言えなかった。』
[暗くなった現在、舞台の設営は終盤で。
天井を覆うようにかけられた白い布がトーンダウンした祭りの喧騒に揺れる。]
「今日の所はこのあたりだな。」
[実行委員の誰かがそうつげ、準備に駆り出された面々が開放される。]
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