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─回想─
[誰も現れない広間。
『遊戯』が始まる前には誰かしらが居た場所。
今はかつての賑やかさは見られない。
静寂に包まれる広間の中、ソファーに腰掛け瞳を閉じる。
背凭れに体重をかけ、静寂に同調するように物音一つ立てずじっと動きを止めた。
その姿はまるで彫像のようにも見えたか]
[平時、何事も無いように振舞ってはいるが、オトフリートの姿は常に影を纏っているため、少しずつ消耗していく。
消耗しないためには解除すれば良いだけの話だが、いつ誰が来るとも知れないとなるとそうも行かない。
自然と身体が回復を欲し、いつしか緩やかな眠りへとついた]
[どれくらい眠ったか。
ふ、と目を開けたのは玄関側からの音と振動を感じたため。
訝しげにしながらソファーから身体を起こした。
ぎし、と身体が軋む。
そのことから随分長く眠っていたことを理解した。
軋む身体を動かして、ソファーから立ち上がり。
広間の扉を開け廊下へと出る。
十字路を通り過ぎ、メディカルスペースとモニタールームがある通路までやって来る。
音と気配、どちらも感じ取れるのは──モニタールーム。
扉に向き直ると、不意な何かに用心しながらゆっくりと扉を開けた]
………───!
[扉を開け、まず目に入ったのは倒れている二人の少女と、一人だけ立っている金髪の青年。
そして、戦闘の痕跡]
──随分と派手に行われたようで。
まさか屋内でやり合うとは思いませんでしたよ。
[それは青年に向けられたものなのか、単なる独り言なのか。
部屋へ一歩は居ると辺りを見回す。
倒れているのはぬいぐるみを抱えた年端の行かぬ少女と、ところどころ破れた制服を着た少女。
どちらも気を失っていて、起きる様子は無い]
…で、三つ巴でもしたのですか?
いや……この場合は2対1が正しいでしょうか。
いくらなんでも『仲間同士』でやり合った訳では無いでしょう?
ねぇ、エーリッヒ様。
[部屋の中に一人立っていた青年に声をかける。
これまでほとんど顔を合わせることの無かった青年。
自己紹介したかも怪しいその相手の名を違うことなく呼んだ。
相手がどんな表情をしたかは分からない。
視線は既にモニターへと向いていたために]
設備を壊すのは勘弁して下さいね。
外の様子が見れなくなっちゃうじゃないですか。
私は貴方方の盾にならねばならぬ時があるのですから、この部屋は重要なのですよ?
どこで戦っていようと、すぐに向かえるように…。
[軽くモニターを操作してみて、正常に作動することを確認すると、再びエーリッヒへと視線を戻す]
おや、酷い怪我をなさっていらっしゃるじゃありませんか。
治療しなければいけませんねぇ。
そちらのお二人と共に。
[倒れている二人を指し示して。
小さな少女に酷い外傷は無いが、制服の少女は何かに打ち抜かれた後が複数あった。
三人を治療しようと隣のメディカルスペースへの移動をエーリッヒに促した]
[相手が拒否しようとも、その柔和な雰囲気で半ば強引にエーリッヒの治療を行う。
傷の酷いブリジットの手当てを簡単に行った時、組織の回収スタッフが現れ、ブリジットを連れて行った]
…彼女の敗北でしたか。
失敗しましたね、盾になり損ねるとは。
主様がこの展開で楽しんで下さっているのならば良いのですが。
[ふ、と浮かぶのは笑み。
それはこの『遊戯』を愉しんでいるかのごとく]
[イレーネの手首を掴んで部屋に引っ張り込もうとしたとき。
金髪の少年の姿が目の端にちらりとうつった。
そういえば、昨日。
敵には見えなかった…ような、気がした。
出よう!とテンションの上がっていた為、そのままにっこりと笑い。]
こっちこっち。
ティムさんも、ちょっと来て来て!
[手招きをした。]
―回想・モニタールーム―
ああ。
[気が付いたか、と僅かに安堵を見せ]
喧嘩…。
まあ、間違っているとも、言えないか。
[首を傾げながら聞かれれば、何とも複雑な表情で苦笑して。
イレーネには気付かれないように小さく息を吐いた]
あなたも、回復しきれて、いないのだろう?
休めそうなら、休んでおいた方が、いいようだ。
…まだ、終わっては、いない。
[何が終わっていないのかは言葉にせず。イレーネが自分で身を支えれば、ゆっくりと壁に手を突き立ち上がった]
[やがて歩き始めたイレーネから少し離れて廊下を戻る。
お腹すいたの声にはやはり笑みを誘われるように。
医療器械のあった方へと向かうイレーネを横目に、自室へ戻ろうと思ったのだが]
……?
[飛び出してきたユーディットとの会話を何となく聞いていた。そして出てきた「ここから」の言葉に僅か目を光らせる。
更にはこちらに気付いたユーディットに手招きをされ、小さく頷いてそちらに向かった]
―…→個室c―
[イレーネの手首を掴んだまま、ティムを先に促しつつ部屋へと入る。
ブリジットに言われた言葉で、なんとなく急に監視の目が気になりだし。
そういえば、モニターに沢山色々な場所が映っていた。
カメラなど、見つけたことはないのに。
不安になる。]
…ちょっと、失礼、だよ!
[布団のシーツをはがし、3人の頭の上からかぶせた。]
これで、カメラとか平気。
あのね、さっきブリジットさんと言ってた、んだけどね。
ここに居ても、殺されるだけなんだって。
だからさぁ、協力して、ここから出ない?
そーゆう計画、立てない?
[目をキラキラさせて、じ、とふたりを交互に見る。]
うわ!?
[部屋に入り、突然シーツをはがし始めたユーディットに不審の目を向けていたのだが。まさか被せられるとは思わず小さく驚きの声を上げた]
あ、ああ。
監視への警戒か。
[能力が使えれば狭い範囲程度は調べられるのだが、と。
耳の金属を苛立たしげに引っ掻いた]
ブリジット?
あれはSchwarzes・Meteor側の人間だろう?
[眉を寄せて聞き返した]
提案そのものはこちらも願いたい所だが。
[指に力が入る]
/中/
つーか、男ばっかりですな(今更。
で、唯一残ったおにゃのこがデフォって、なんなの(笑)。
さて、本日どうなりますやら。
ブリジットさんはねぇ、裏切るって。
どーせ居ても、「処分」されるだけだって。
なら、ねぇ。
あ、今は体力なくして寝てるけど。痛そうだったもん。
これがあると、まともに能力が使えない。
…銀翼との戦闘で、暴走を起こしていたから。というのもある、のだろうが。
[容易に外せるようにはできていないそれに爪を立てた]
まあいい。
いざとなれば、どうとでもする。
なるほど、処分されるくらいなら、という話か。
どこまで信用していいのかは、分からないが。
…戦力は、少しでも多いに、こしたことはないだろうしな。
[右手を口元に当てつつ、眉を寄せて考えて。
イレーネの反応も見ながら最後には頷いた]
いいだろう。
僕も乗る。
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