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[まだぶつぶつと考え事をしながら戻ってくると、唐突に何かを叩いたような音が聞こえ、...は驚いて音のほうに目をやると……]
ジョエルんにラスさん?
とりあえず、リディアとネロの分だ。
二人とも、お前を責める気はないみたいだからな。
[掴んだ襟を離し、幼馴染みの頬を張った手を軽く振りながら言う]
……ん。
[不意に、くるるとラウルの鳴く声が響き、羽ばたきを止める]
どしたい、ラウル?
[問いに、ラウルはまたくるると鳴いて。
ふわり、真白を広げて下へと向かう]
って、こら、何処へ!
だから、馬鹿だと言うんだ。
全部壊すとか言ってた奴が、家族の恥だの結婚の邪魔だの、今更何を言ってる?
[赤くなった手の平をさすりながら、呆れた声で言って、溜め息をまた零した]
……。
[手を離されれば、無言で再び地面にあぐらをかき、足首を手で握った。
赤く腫れた頬の下、唇から流れた血がぽたりと地面に落ちる。]
[上空の影は、白。そこから伸びる見覚えのある長い尾羽に]
……らう、る?
[頭上に手を伸ばすと、くるると鳴きながら、白が腕へと舞い降りる]
[森へと降りたラウルの様子に、っとに、と舌打ち一つ]
何だってンだい、もう……。
[文句を言いつつ、白の後を追う]
[オーフェンの腕に止まったラウルは、くるる、くるるる、と案ずるような声を上げ]
どうしたの……散歩?
[ラウルの柔らかな背を指で撫で、ふわり穏やかな笑み]
……うん、平気……だよ。あり、がと……
[上空から迫る紫の四翼が視界に入れば、そちらを見やり、表情を硬くする]
[散歩、という問いに真白はふるりと首を横に。
それから、硬くなる表情にくるる、と鳴いた]
[他方、四翼は森へと降りる。
目に入るのは、真白と、そして]
オーフェ……って、わっ……。
[真白が止まる者の名を呼ぼうとした矢先、翼の均衡が崩れた。
地上までもう少し、という所で、軽く失速し、落ちる]
ったあ……情けなぁ……。
また馬鹿って言ったな?
[顔を向けると、半眼で睨みつけて]
犠牲だろう。
俺は全部壊す気でいたんだから、最初にとか言われても関係ないから。
そもそも、自分が勝つ前提で話すな。
確かに腕力では、子供の頃からお前に勝てた試しは無いが、俺だってお前と渡り合う程度の手だてはある。
虚の力なんてものに頼らなくてもな。
[何か難しい話をしているのは理解した。しかし、何となくジョエルがラスを苛めているように見えて、...はムっとした感情を一旦横において、ジョエルの後ろから取ってきた洋梨でゴンと叩いた]
こら! ジョエルん! ラスさんを苛めちゃダメだよ!
……っ!?
[いきなり失速するアヤメの身体を抱えようと駆け出した。間に合った所で下敷きになるだけだろうが、多少の緩和はできるだろう]
……アヤメ、さん……っ、平気……?
[落ちた相手の顔を見れば、その異常さに気づき、息を飲む。その音は近くでくるる、と鳴き声に掻き消されたか]
[言った端から、リディアに洋梨で殴られた]
〜〜………リディア……〜〜〜
[後頭部を押さえて顔を顰める]
……苛めてるんじゃない!説教してるんだ!
[勝つ前提で、との言葉には思わず笑みが漏れてしまう。
慌てて口を引き結び、ジョエルを睨む。]
…でも、負けたじゃないか。
俺、あんたをここに封じ込めたし。
無理して寝ずに頑張ったりするからだ。
[低く言うと、リディアがゴンと洋梨でジョエルを叩くのが見えて。
再び、笑んでしまう。]
苛められてないぞ、俺。
お前に封じ込められた覚えはないな。
虚の力を飛ばしたんだろう?
お前自身の力じゃない。威張るな。
[胸の前で腕を組む。ラスの零した笑みを見ていたかどうかは表情には出ない]
それに俺は寝ずに頑張ったわけじゃない。
不 安 で 眠 れ な か っ た だ け だ。
[きっぱり、と、断言した]
[同時に非難する声を上げる男性二人に、...はフン! と鼻を鳴らしてビシィ! と音が聞けるかと思うくらい華麗に指をさした]
ジョエルん! 自分自身でもどうしたいのかよくわからない……。変な感覚だけある……。
そんな状況下の人に説教して意味ありますか? はい! 五秒以内に回答!
次にラスさん! さっきみたいに沈んで沈んでまるでタイタ○ックみたいな危険な表情でいるのに、苛められてない? 自覚のある部分を何度も言葉にさらされるのは無自覚の虐めと一緒じゃないんですか? はい! ラスさんも五秒以内に返答!
[と、一気にまくし立てて、カウントダウン開始]
[駆け出すオーフェンに気づき、半ば気合で揚力を生み出して。
下敷きにする前に、軌道を正してふわりと……やっぱり落ちる]
ってて……ああ……平気さね。
まだ、四翼を使うのは、慣れてないからねぇ……。
[口調は常のよに軽いが、浮かべる笑みは苦笑交じり]
……こんな顔になってるの、みんなにはナイショだよ?
[音はかき消されても仕種はさすがに読み取れて。
冗談めかした口調で、口止めを試みる]
不安で眠れなかった?
それでも寝なかったのは、一緒…
[いいつつ、まくし立てるリディアに気おされる]
え、え、?は、はい。
[思わず、よい返事。]
意味など無くてもいいんだ、リディア。
[答える声は、ふいに柔らかくなった]
俺は、こいつと、本当に話したいだけなんだから。
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