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……ふぅん?
[オーフェンを育てた老婆の事情は知らぬから、首を傾げつつ]
……ま、知り合いだったら、その時はその時さね。
[息を吐く様子に、苦笑しつつ、ゆっくりと立ち上がる]
いや、いいさ。アンタと話したいって思ってたし。
……その様子だと、大丈夫そうだしね。
そうだ。ラウル、アンタはこの子と一緒にお行き。
どうにもすぐにふらつくようだし……危なっかしくて、ほっとけやしない。
[何でもない事のようにさらりと言えば、ラウルはぴぃぱた、羽ばたいて]
んじゃ、ひとっ走り行って来るから、口止めはよろしくね?
アンタも、無理はするんじゃないよ!
[ハンカチを断られ、肩を竦める。残念めいた顔。
本題のすぐ近くの話題に、少し考えて]
…それは、昨日の?
あんまり…詳しくは知らないかな。
カレンちゃんと……ラスだった事は、知ってるけど。
[名を呼ぶ前に、微かな躊躇い]
…その事で、エリカちゃんに会いに来たんだ。
……そう。
封じられたのは、堕天尸。
また、気づけなかった。
[ぽつり、
零す声にも感情の色は見えず。
ただ、眼が揺らめいた]
そのこと?
あれは…アヤメ。それに…ああ、あの子供か。
[遠目見つけた姿に、昨夜から一緒だったのかと合点する。
そのまま空を滑り近づこうとして、視界の端を掠めた淡い金色に反射的に振り返った。]
…………ロザリンドか。
[昨夜封印した人物ではない事に、安堵と落胆の混じる感情を抱えつつ、空に留まりその姿を見た。]
うん。大丈夫……
[むっとしたように口を尖らせて、天を指さして]
危なっかしいのは、アヤメさん……だよ?
……さっき、落ちてきた、のに……
[ぴぃぱたと羽ばたくラウルに、ね?と同意を求めて]
うん、内緒
……アヤメさん、も、無理しないで、ね。
[口の前に指を一本立て。ラウルへの言葉に違和感を覚え、駆け出すアヤメの背中に向けて]
ごめん、なさい……
[なかなか告げられなかったその言葉は、果たして耳に届いたか]
結界樹…ですか…。
[ やはり、考えることは好きなようで。]
……少しでも汚せるよう、根元に虚を埋めてみるのも。
それは、それで愉しいかもしれませんね。
――――――…。
ケイジ様がご存知だとは。
悪い方向に働かなければいいですが。
[ 視界には結界樹が。]
…そおね。ラスは、堕天尸だった。
[鈍い痛みと共に、浮かべるのは苦笑]
……また、って事は、前にも気付けなかったことがあったんだ?
[その口ぶりを気に止めて、顔を覗きこむ。
感情の無さ、けれど、揺らめくものが其処にはあって]
うん、その事。まだ、この島には堕天尸がいて。
それだから、エリカちゃんに、俺の味方になって欲しくて。
[駆けながら、肩越しにちらりと振り返る。
指一本立てる仕種に、くすりと笑みが零れた。
それから]
……エリィといい、オーフェンといい……。
なぁんで、揃いも揃ってアタシに謝るかなぁ……。
[微か、捉えた言葉に。困った子たちだ、と呟いて]
そんな言葉、いらないよ。
謝るなら……笑って。前、見て。
[紡がれるのは、願い]
………いや。
[一度横に首を振り、紫紺を広げ近づいてゆく。]
………………よく見るなと思ってな。
[それがいつからかを思い、目を眇め淡い金色の翼を見る。]
……鷹の目殿ですか…。
[ 暫く考えた後。]
嗚呼、彼を消すのもまた面白いかもしれませんね。
[ 最近の様子を見ていると、長老には信頼されていそうだ。
と、するならば。
彼が長老に封印される可能性は低いだろう。]
……ここでやるのは目立ちますね。
[ 羽根の金色が暗く明滅する。]
[小さな頷きは、肯定の意。
前に向いた眼差しは過去を見つめる]
……どういう、こと?
[まだいるという事実を彼が知っていることと、
その後のまるで繋がらない台詞に、眉を寄せた]
[走り去るアヤメを見送った後、くるる、と鳴く声に]
……ラウル、どうしたの?
アヤメさん、心配?
うん、大丈夫、だよね。強い、から……
[嫌な予感を振り払うように、ラウルの嘴をちょんとつつき、微笑む]
[家へと駆け戻れば、さっと湯を使って身体を流し、身支度を整える。
泣き腫らしの顔も、多少はマシになっただろうか]
さぁて、と……。
あの子ら、二人を一度には護れはしない……なら。
アタシ自身が盾になるのもまた、一興かね。
……旦那やら兄さんやらには、怒られちまうだろうけどさ。
[期せずして、それは巫女の思いと同じものだが。
それは、知る由もなく]
……行って、みるか!
[先の事はわからない、けれど。
決意を込めた呟きの後、外へ]
コレが、ねェ
[空に舞いあがり、浮かべた微笑。
狐の面に隠されて。]
餌とは。
――さすがというやら、おろかというやら。
喰らいつくせなど、しないものを
2度も気付けないでいるなんて、本当は、エリカちゃん…無意識に気付くことから逃げてるんだったりしてね。
[浮かべる笑みは偽悪的なものへと変わって、]
…エリカちゃんが、この間、翼を要らないって言ってたの思いだしてさ。
それで、君はこの世界のそういうコトワリも含めて壊してみたりしたいのかなぁ、って。
もしそうなら、手伝って欲しいんだ。
もう一人の堕天尸を残すことと、結界樹の中の人数を増やすこと。
[自らの立場を明確にせず、けれど頼む内容は明確に]
[かけられた、声。
視線がつい、と上を向く]
……おや、狐の旦那。
アタシだって、たまにゃ一人の時もあるよぅ?
[口調は軽いが、しかし。
瞳には、底知れぬ男への強い警戒の色]
……で、何か御用かい?
おもしろいことを、知っているものだからねェ。
[警戒の様子になお愉しげに、狐はわらう。]
――かれが、なぜ、付き人殿を おしこめたか
[ 大げさに溜め息をついてみせる。]
……普段は確かに出かけませんからね。
かといって、家に篭っていても仕方ありません。
[ 癖になってしまったのか、左目を隠した。]
昨日、堕天尸が封じられたと聞きました。
それからカレン殿のことも。
まだ堕天尸はいるようですね。
[ 相手を牽制するかのように問いかける。]
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