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はい
[足音だけで去っていくのがわかるが]
史人。
私ら昔なじみの中で最年長はあなただ。しっかりしろ
私も少ししたら戻ります
[その声は届いたかどうか。だが別にどちらでも構わないだろう。己のように後悔しないのならば]
失礼ねー。大違いよ。
物理的というか、生物的には一応死んでるわよ。
痛かったわー。
お兄さんの脳を半分引きずり出して、目玉を片方潰して、ハラワタ食いちぎって塩水に沈めてやりたいくらいに痛かったわー。
[けらけら笑いながら物騒な事を呟く。]
ニヤついてたのはまぁ色々、本能入ってたからねー。血みどろになるのが楽しくて仕方ないのよ。
あっはっは。完全に獣形とっちゃうと半分呪われるわ獣の面が強く出るわでどーにも。
[全く悪びれずにさらりと言い放つ。]
/*
ああたしかに…。
でも、私狼側に何の文句もないしー。
少なくともエピまでには戻ってきて欲しいな…!
愛が空回るー。
そしてログを読んだ時、また赤希望が無かったと知って驚き。
あたしもおまかせだったしなあ。
[ゆっくりと、立ち上がる。
人影を捉えた。]
アハハッ。
見つかっちまッた。
[愉しげにわらい、涼のほうへ近づいて。
だが立ち止まることは無く、傍を通り過ぎて行こうとする。]
旅行家 蓮実は、研究生 孝博 を投票先に選びました。
こ、え…?
誘われし者を、判じる、ための…?
[玲の持つ力の詳細は知らない。何がどうなったのかの詳細は理解出来なかったかも知れないが、彼女の様子から探す術が失われたことだけは理解して]
誰が、誘われし者、なのか、探せなく、なっちゃったん、だ。
どうにかして、誘われし者を、探し出さないと、惨劇は、終わら、ない…。
…とにかく、玲ちゃん、は、少し、休もう?
タオル、取ってくる、から。
[きゅ、と一度玲の手を握り締めてから、そっと離す。濡れたままでは拙いと、一旦奥へと向かい、タオルを持ってきた。ふわりと、玲を包むようにタオルをかけてやる]
[一度崩れると一気にあふれ出てきてしまうが]
裕樹。
愚痴りたい。聞いてくれるだろ。付き合え
[返答が帰ってくるはずがないと知っているが構わない。
何かを愚痴るなど不慣れな自分はどうせ結局*押し黙ってしまうわけだから*]
あ、
[桜が煙る。]
たか、ひろ
まって
[何でって、見えないけど、何か、あるのは、わかって]
たかひろっ…!
[通り過ぎようとする手は、握るだけじゃなくて、引いて、引き止めなければ]
腹が立つのは同じだが、到底楽しむ気にはなれねーよ、クソ。
[鼻息荒く座り込むと、地面に拳を*突き立てた*。]
/中/
そろそろ寝ます。おやすみなさいー。
…ん。愚痴、聞くって…約束してたもんな。
覚えてたのか。
[ふ、と笑うように息を吐く。
今の自分を、伝える事は出来ずとも]
敬語の方は、忘れたくせに。
[口ぶりは明るい]
コエは。準備の時にも一度だけ聞こえた気がしたの。
さっきのはそれよりもずっと弱くて。だけど気になってしまって。
分からないけど、怖くて。
でも…うん。探さないわけには、いかない。
[榛名の声に、恐慌に陥りかけていた心が少しだけ凪ぐ。
今は現実の視界も閉ざされていて、恐怖は薄れてくれないけれど]
…ごめんなさい。ごめんなさい…!
[タオルに包まれて泣いた。榛名に縋るようにして]
ぞんびよりは幽霊の方が綺麗でいいわー臭いもないし。
[裕樹には軽く首を傾げてみたり。]
あらぁ。
楽しいわよ。だって
まだ終わらないんだもの?
[次は誰が死ぬかしらとくすり笑んで。
再び体は崩れ、集った霧は黒狼へと化し。
その口元に何かを加えたまま、じっと村を*見据えている。*]
中:
お休みー。こっちも就寝ー*ノシ*
さァね。
見て来れば?
[視線で桜の根元を示す。]
仕方ねーよな。
言うコト聞かなかッたんだから。
[わらいながら、背を向ける。
掴まれた手を振りほどこうと、強く引いた。]
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