人狼物語 ─幻夢─


28 Rainbow stone

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【墓】 画家の卵 ミリィ

【何ゆえ、生者は闇を求めるか?
何ゆえ、死者は光を求めるか?

答えなど、分かりきったこと。

運命。宿命。
そのようなものは存在しない。
ただそれこそが現実であるという事実のみ

事実が分かれば、結果など、容易に想像出来る。
いや。結果があるからこそ、事実になる。
それだけのこと】

(+139) 2008/08/10(Sun) 23:56:17

娼婦 イレーネ

ぅ、あっく!!

[遠慮なく思い切り、振り払われ丘に叩きつけられた。
聞こえる咆哮、血の匂い。苦悶の声、そしてティルの声。
それが遠くに聞こえるほどに、表の意識が一瞬霧散した。]

…、ぅ。

ぅ…ん…、―――!!!

[ほんの数秒、消えた意識を取り戻すと、草だらけの体を起こし、倒れた主の傍らへと膝をついた。]

ユリアン、ユリアン!
ぁ、あ、ユリアンっ!!!

[銀の短剣からは血が溢れ出て。この毒を抜かなければいけないのだが、今抜けば確実に今以上の血は溢れるだろう事は理解できて。ただ今は、傷口をストールで押さえるだけ。]

ユリアン、しっかり、しっかりして―!

[呻く主の名を何度も呼びかける。]

(99) 2008/08/10(Sun) 23:56:32

【墓】 青年 アーベル

――馬鹿、
此方に来たら、笑ってやる。

[己も、あんな風だったのか。
そう考えたら、笑いが零れた。
楽しいわけでは、なかったけれど]

(+140) 2008/08/10(Sun) 23:56:42

【墓】 青年 アーベル

< ――にゃぁ。
 白猫は、声成らぬ声を
 否定するでも、
 肯定するでもなく。
 ただ、啼いた >

(+141) 2008/08/10(Sun) 23:58:23

【墓】 画家の卵 ミリィ

【そう。事実。事実なのだ。
世界を変えようなどとは、おこがましい話でしかない。

されど、少女は夢見た。
されど、少年は希望した。

世界は変わらない。誰にも変えられない。
もし変わるとするならば、

―――ここが、幻や夢の舞台であったということか】

(+142) 2008/08/10(Sun) 23:59:06

【墓】 画家の卵 ミリィ

【嗚呼。
そう。
それこそが、

―――幻夢―――

世界が幾重にも広がった瞬間。
物語は今も―――続く】

(+143) 2008/08/11(Mon) 00:01:00

【墓】 召使い ユーディット

笑えないわよ、あれは――
アーベル!

[掴んだ手に力を込める。]

行かなきゃ。もう、黙って見てられない。
判ってても……無理!

[アーベルの手は握ったまま、駆け出す。]

(+144) 2008/08/11(Mon) 00:01:17

音楽家 エーリッヒ

[響く、声。
それは、いつかも聞いたもの。

その時は、自身のした事への覚悟もなく、押し潰された。
だが、今は。
心揺らされる事もなく、静かにそれを見て、聞いていた]

……ち。
さすがに……効いた……。

[勿論、動けぬ理由には、肩と、腹の傷もあるのだけれど]

(100) 2008/08/11(Mon) 00:01:47

工房徒弟 ユリアン

[白銀の姿はいつしか元の人型へと戻っていき。
瞳を彩っていた紅い光も鳶色へと戻る]

ごほっ…!

っは……、イ、レー……ネ……。

[どうにか発した言葉は、己を上から覗き込み、傷口を押さえる愛しき者の名。
大量の失血と、銀の毒が身体に回ることにより、徐々に視界が霞んでいく。
滲むイレーネの姿。
やはり死ぬのか、と心の中で呟いた。
僅かに残る力を振り絞り、震える右手を持ち上げて、目の前の少女の頬に手を伸ばす]

(101) 2008/08/11(Mon) 00:02:59

工房徒弟 ユリアンが「時間を進める」を選択しました。


【墓】 青年 アーベル

行って――何を、しようってのさ。

[ユーディットに手を引かれて、丘を往く。
胸中に抱いた感情が何か、己でも解らぬ侭]

(+145) 2008/08/11(Mon) 00:05:11

少年 ティル

[やっと追いついたけれど、その場は入り込める雰囲気ではなくて。

傷ついたエーリッヒの姿を見て、青ざめる]

エーリッヒ兄ちゃん!大丈夫!
[エーリッヒに向かって駆け寄った]

(102) 2008/08/11(Mon) 00:08:35

【墓】 医師 オトフリート

[ふと、空いていた手が上がった。
僅かに唇に触れる。それが最後まで残っていた彼の心]

[同胞の血が流され、世界が再び動き出すのを知る]

[ここが幻でも夢でも。彼にとっては現実であったのだから。
だから彼が伝えたかったのは]

(+146) 2008/08/11(Mon) 00:08:55

娼婦 イレーネ

ユリアン…
いや、いやだ…
せっかく、やっと、会えたのに、

待ってたのに、ずっと、待ってたのに、ロスト様と、エウリノと、
私の、私の愛するご主人様、どうか、どうか、死なないで―――

[涙は溢れ止まらない。
頬に赤いぬめりとした感触を感じ、細い指でそれを包んだ。]

(103) 2008/08/11(Mon) 00:09:24

【墓】 召使い ユーディット

わかんない!
わかんないけど、放っておけないじゃない!

[人の身ならざる足で駆ければ、その場所に辿り着いたのはすぐで]

エーリッヒ様。

[膝をつくエーリッヒの傍らに跪いて、その傷に手を当てようとするけれど、それは叶わない。]

(+147) 2008/08/11(Mon) 00:09:57

【墓】 医師 オトフリート

Tut mir leid. ――

       ―― Auf Wiedersehen.

[それは同胞であった者達へ向けて]
[それは隣人であった者達へ向けて]

(+148) 2008/08/11(Mon) 00:11:22

【墓】 医師 オトフリート

Tut mir leid. ――

       ―― Vielen Dank...

[それは世界となった彼女へ向けて]

(+149) 2008/08/11(Mon) 00:11:48

音楽家 エーリッヒ

[呼びかける、声。
は、と一つ息を吐いてから、そちらを見る]

ティル……?
なんだよ、ついて、来たのか……?

危ないから、ついて来させないように……黙って出てきたのに……。

[まったく、と。
浮かべる笑みは、いつもと変わらず]

大丈夫……って、言っても、説得力は、ない、が。
どうにか、生きちゃ、いる……。

(104) 2008/08/11(Mon) 00:12:12

工房徒弟 ユリアン

[死なないで。
そう懇願してくる少女に対し、弱々しくも優しい笑みを向け。
もはや声の出ぬ震える唇を動かした]

(105) 2008/08/11(Mon) 00:13:25

【赤】 工房徒弟 ユリアン



   ──……ありがとう、そしてすまない……──
     ──……愛してる、イレーネ……──
 
 

(*92) 2008/08/11(Mon) 00:13:39

工房徒弟 ユリアン

[唇の動きが止まると、辛うじて持ち上げていた右手から力が抜け、するりと地面へ落ちた。
イレーネを映していた鳶色の瞳は、もう何も*映していない*]

(106) 2008/08/11(Mon) 00:13:51

【墓】 青年 アーベル

[此れは、望んでいたことだったか。
見たいと、願ったものだったか。

一つの結末。
近づく終焉。

――解らない。答えも、存在しない]

(+150) 2008/08/11(Mon) 00:15:19

工房徒弟 ユリアン、メモを貼った。

2008/08/11(Mon) 00:16:02

【墓】 召使い ユーディット

[駆け寄ってきたティルに向けられたエーリッヒの言葉に、
ほっと息をついて]

貴方はいつまで私に心配かけさせる気なんですか!

[届かないだろう声をいつものようにエーリッヒにぶつけ]

もう、安静にしててください。本当に……。

[――もうひとつ、倒れている影にも目を遣る。
手が落ちるのを見届ければ、顔を伏せた。]

(+151) 2008/08/11(Mon) 00:16:47

【墓】 画家の卵 ミリィ

【……なるほど。
この舞台だから、笑えるのか。
望みは叶うというのか。
一瞬であり、永遠である終わりの後の舞台で。

時は迫る。
世界が、変わる瞬間が。
全てが、集う宴が】

[「彼女」が満足げに頷いた。
姿を認識できるはずのない観測者が]

(+152) 2008/08/11(Mon) 00:16:53

【独】 工房徒弟 ユリアン

/*
多分やりきった!(多分かい)

しかし進行に関してはエピでジャンピング土下座だな。
うーん、狼陣営勝利目指すの難しい。

(-45) 2008/08/11(Mon) 00:18:29

【墓】 召使い ユーディット

アーベル。

[傍らの存在に声をかけ、見上げる。]

これで、終わるんだよね……?
もう、誰も死ななくて済むんだよね……?

(+153) 2008/08/11(Mon) 00:21:59

娼婦 イレーネ

[聞こえない声は確かに聞こえて。
支えていた手が、ずるりと地面に落ちていく。

もう呼びかけても何の反応もなく。
いくら探しても、あの赤い世界に愛した人の欠片もない。]

あ、あ…

ユリアン、ユリアン、私…

[光の消えた瞳を覗き込んでも、優しい言葉は返ってこない。]


ああああああああああああああああああああ!!!!!!!


[酷い絶叫が唇から漏れた後、少女はかくりと肩を落とし、それっきり、*動かない。*]

(107) 2008/08/11(Mon) 00:22:23

【赤】 娼婦 イレーネ

―――赤い世界に、少女は一人取り残された―――

(*93) 2008/08/11(Mon) 00:23:03

小説家 ブリジット

……ざわめき。
ざわめき、が……

塔が崩れしは怒りによって。
なれば怒りとは何か。
黒き影は怒りであり、怒りとは黒き影でありしか。
ただ、……

[静寂が広がる宿の中、ふと、水滴のように落ちる呟き。視線を落としていたノートの空の頁に指先で触れ、なぞる。ペンを取り出してはおもむろに線を引き始め――少しずつ、細い、だが強い筆跡で文字を書き込んでいく]

(108) 2008/08/11(Mon) 00:23:06

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