人狼物語 ─幻夢─


28 Rainbow stone

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【墓】 青年 アーベル

その必要も、もう無いよ。
自由に、なったんだから。

[この“場”から逃れることは、出来ないが。
途端、あがる怒鳴り声に、きょとりとした]

……お前な。
覚えてるのか、ないのか、どっちかにしろ。

[何方で居て欲しいかなんて――
己の死を覚えていて良いのかなんて、解らないけれど。

音の源、鎖へと、朧げに手を伸ばした]

(+30) 2008/08/10(Sun) 01:53:09

【墓】 青年 アーベル

……そっちは、大丈夫か。
随分、静かだけれど。

[一瞬、片隅へと声を投げた]

(+31) 2008/08/10(Sun) 01:53:34

【墓】 召使い ユーディット

未来の私。未来。

あるんだぁ、未来。

[感心したように言う。]

ご主人様は……あの人は、嫌い。悪い人狼。

[憎憎しげに呟いた。]

探偵で、助手。なんだ。
そっちのほうが、面白そう。

[くすくす、と笑うその声は、まさにユーディットと同じもの]

(+32) 2008/08/10(Sun) 01:54:15

工房徒弟 ユリアン

が、は…!
…ゲイ、ト…。

[傍らの気配に左眼だけで視線をやり、赤き世界での名を紡ぐ。
身体が毒が回るような倦怠感で支配され、その声も熱に魘されるようなものになる。
傷口を水で現れると、走る痛みに表情を歪めた]

…っ!

[悲鳴は上がらず、食い縛るような呻きが漏れた。
右眼は銀の効果により既にその機能を失い、ただ抉れた傷跡だけを残している]

(17) 2008/08/10(Sun) 01:54:30

【墓】 医師 オトフリート

『…どうにか』

[未だ姿戻すまでは至らず。
人というには些か異質な声で一言だけ返した。
ユーディットの言葉には暗紅色の目を伏せながら]

(+33) 2008/08/10(Sun) 01:56:45

娼婦 イレーネ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 01:57:14

【墓】 召使い ユーディット

自由だったら、こんなのついてないのに。

[首輪に手をかけ、引っ張ってみる。
苦しいだけで取れやしない。]

変なこと言わないで。
私は、私。ちゃんと覚えてる。

[鎖に手がかかれば、怯えたように身体が逃げる。]

それ、引っ張っちゃ嫌。

(+34) 2008/08/10(Sun) 01:57:25

【墓】 召使い ユーディット

………。

まだ誰か居る。

[辺りを見渡す。]

どこ?

(+35) 2008/08/10(Sun) 01:59:14

【墓】 青年 アーベル

助けて貰ったんだってさ。

[触れたものは、
重く、硬く、冷たいように感じた]

囚われてるのは、過去の記憶にじゃない。
覚えていないから、言ってるんだ。

[自ら引きはしなかったものの、
逃れられれば、結果的にはその形になる]

外せるかと思って。

[別に。外れなくとも、関係はないのに]

(+36) 2008/08/10(Sun) 02:01:27

【墓】 青年 アーベル

そう、――あぁ、

近くに居ないほうがいい。

[そう忠告めいた台詞を投げたのと、
彼女が獣に気付くのとは、果たして何方が先だったか]

(+37) 2008/08/10(Sun) 02:02:09

少年 ティル、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 02:02:12

【墓】 医師 オトフリート

[思わず身体を強張らせる。
首に繋がれた鎖、断片的な言葉。それでも想像のつくものはある。確信は無いが、ユーディットが人狼に向けた憎悪を思えば、あながち外れているとも思えなかった。
ただ、それでも目を逸らすことはしない。じっと双つの暗紅色を向けていた]

(+38) 2008/08/10(Sun) 02:02:40

娼婦 イレーネ

[まずは傷口の消毒、オトフリートの診療所から持ってきた薬を塗りこむが、銀の毒を癒す術はそこにはない。
すぐに、持ってきた荷物の中から古い小箱を取り出し、中から幾つかの薬を出した。]

効き目があるかどうか分からないけど…銀の毒を緩和させるもの、って。

[代々伝えられていたものの中には、万一主が傷ついた時の為のものもあった。それをユリアンの口元へと運ぶ。
右目に走る傷痕には、顔をゆがめた。]

(18) 2008/08/10(Sun) 02:04:42

【墓】 召使い ユーディット

ふうん……。早く来ればいいのにね。

[宙を見上げる。
助けといえば、空からかなあ、なんてことを考える。]

よく判らない。

[あっさりと返した。]

外せないよ……鍵がないから。
隠されちゃった。

[悲しそうに言う]

(+39) 2008/08/10(Sun) 02:06:21

【墓】 医師 オトフリート

(逃げるなと言ったのはそちらでしょうに)

[ふと笑いたくなった。だがそれは形にまではならず]

(ミリィのことだけじゃないでしょう、逃げてはいけないのは)

(+40) 2008/08/10(Sun) 02:06:23

【墓】 召使い ユーディット

ん、……。?

[やがて、その目は獣を捉えた。]

君はだれ?

[しゃがみ込んで、尋ねる。]

(+41) 2008/08/10(Sun) 02:07:51

音楽家 エーリッヒ

……さて、と。
これ以上、ここにいても、始まらん、か。

[小さく呟いて、ユーディットの亡骸を抱き上げつつ立ち上がる]

……俺は、自衛団の詰め所へ行って、今の事を話して来る。
それから、家に戻るけど……。

ティル、それから、ハインリヒさんも。
ここに泊まるのが不安なら、家に来てくれて構わないから。
……どうせ、部屋は余ってるし、ね。

[口調だけは軽く言って、宿を出る。
緑の瞳は静かで、そこにある感情は*読み取れずに*]

(19) 2008/08/10(Sun) 02:09:09

小説家 ブリジット

終わりは来たるか。望むべき終わりは。
望むべきでない終わりとは。
星の落下と同意に過ぎないのだよ。

[口調は話しかけるように言いながら、ユーディットの傍へと歩み寄り。たおれたその身体を見下ろして]

赤く。赤きモザイクは……もう。
欠片は連続となり。連続は集合となり。
集合とは何の集合か。
連続の集合だ。欠片の集合だ。

欠片は……
欠片は、纏まりによって腐食させん。

[呟く。声と表情は朦朧と]

(20) 2008/08/10(Sun) 02:09:29

小説家 ブリジット

終わりは集合を連続にせしか。
連続を欠片にせしか。
欠片を霧散させたるか。

そのどれでもないのなら。
そのどれかでもないのならば。

[エーリッヒによってユーディットが抱き上げられるのをただ見遣り。去っていく姿を眺め]

……恐ろしい事だ。

(21) 2008/08/10(Sun) 02:10:38

【墓】 青年 アーベル

あ、……そ。
[落ちた溜息は、呆れか]

鍵があれば、開くってことだろう。

[鍵。
在るのだろうか。
子を探していた姉を想起する。
囚われ、見つからない侭、彷徨う母]

(+42) 2008/08/10(Sun) 02:11:24

【墓】 青年 アーベル

お前の為に言っている訳じゃない。

[獣へと返し、
なら何故か、己に問うて]

――面倒な事になると、厭だから。

[零れたのは、子供染みた言い訳だった]

(+43) 2008/08/10(Sun) 02:11:49

音楽家 エーリッヒ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 02:12:45

【墓】 医師 オトフリート

『半端者ですよ』

[苦痛が遮断され、叩き付けるような殺気も一時ほどではなくなり。何より倦怠感の方が強く伝わってくるようになり。
どこか力なく伏せたまま、しかし口にしたのはそんな言葉]

(…ああ、本当に性質(タチ)が悪いな)

[自分でもそう思った。苦笑のようなものが浮かんだ]

(+44) 2008/08/10(Sun) 02:13:08

【墓】 医師 オトフリート

『それは失礼』

[どこか子供っぽさを感じさせる言い方に苦笑が深まる]

(+45) 2008/08/10(Sun) 02:14:44

工房徒弟 ユリアン

[促されるままに薬を口に含み、飲み下す。
傷の手当てもあって、少しだけ落ち着きを取り戻した]

……エーリッヒが護る者だったとは。
忠告は、これを指していたのだな。

[先に倒れた同胞からの忠告。
それがあったにも関わらず、狂気に任せて襲い掛かってしまった。
そんな己に舌打ちし、一息つけるように大きく息を吐いた]

だが次はそうは行かない。
俺の全力を以って、あやつを喰らってやる…!

[再び擡げる憎悪。
正体が割れた今、傷を癒す時間は無いに等しい。
己に対抗する術を持つ者。
それを排さねば己が望みは叶わない]

[薬により銀が緩和され、身体が動くようになると、短い間でもしっかりと休むために、自室へと戻り。
しばしの休息を取ること*だろう*]

(22) 2008/08/10(Sun) 02:17:04

【墓】 召使い ユーディット

うん、……水と、鍵と。

[欲しいものを指折り数え]

無い。無かったの。あの白い部屋には。

[きょろりと見渡した。]

でも、黒の中になら、あるのかな。

[獣から返る音には、首を傾げる。]

はんぱもの。
それって……痛い?

(+46) 2008/08/10(Sun) 02:17:15

小説家 ブリジット

[言葉と共に片耳を押さえ――口元に僅かな笑みを浮かべる。一瞬だけ。瞳は笑ってはいなかったが]

それでは、聞こえてしまう。

それでは、
何も、
聞こえない。

[途切れ途切れに紡いでから、残骸があった場所を少し離れ。隅の方の席に就き、テーブル上にノートを開く。それからペンを取り出すでもなく、何も書かれていない頁を*見つめていた*]

(23) 2008/08/10(Sun) 02:21:14

小説家 ブリジット、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 02:21:57

【墓】 医師 オトフリート

『物理的になら、今は少し』

[それは本来自分のものではなかったが]

『そうでない意味なら、どうでしょう』

[苦しさを感じなかったといえば嘘になるが]

『ああ、落ち着かれましたか』

[投げた声は女性にでも青年にでもなく、遠いどこかへ。
どうにか姿を戻せなくもなさそうだったが、ユーディットの目の前でそれをするのは躊躇われた]

(+47) 2008/08/10(Sun) 02:22:08

【墓】 青年 アーベル

それが何処だかは知らないけど。
少なくとも、其処と此処とは、違うね。

[白と黒。
己の視界を覆う黒――闇を、見る]

……石。

[自分にも、探し物があった。
耳に、指が触れる。
失くしたのは、見たくないと願ったが故か。
それは既に、遠き過去の事であるのに。
今更だ]

本当に、面倒臭い。

(+48) 2008/08/10(Sun) 02:24:13

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