人狼物語 ─幻夢─


28 Rainbow stone

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工房徒弟 ユリアン、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 20:26:55

少年 ティル、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 20:28:33

【墓】 召使い ユーディット

[とぼとぼと、闇を彷徨っている。]

ここは、どこなんだろう。
どうして、ここにいるんだろう。
私は、だれなんだろう。
私の、名前…………ユーディット?

[告げられた名前を、呼んでみる。]

(+78) 2008/08/10(Sun) 20:29:30

音楽家 エーリッヒ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 20:30:13

娼婦 イレーネ、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 20:32:53

【墓】 青年 アーベル

[闇は薄らいでいる]

Kyrie eleison ――

[紡がれる音は、低い旋律。
主への祈り。
ステンドグラス越しに注ぐ光を目に映しながら、
人気の無い聖堂にて、口遊む。
傍らには、弟殺しの農夫の名を持つ、白い猫の姿が在った。

死者が教会で、聖歌を口にするだなんて、馬鹿げた話だ。
そんなことを、思う]

(+79) 2008/08/10(Sun) 20:34:04

工房徒弟 ユリアン

[工房の風呂場で、喰らい損ね乾き切った紅を洗い流す。
甘いその雫も、乾いてしまえば食指が動かず。
半端に終わった襲撃に衝動が燻ったままとなる]

…喰らってやる…。
俺の邪魔をする、あの忌まわしき守護者め。
貴様の血肉で、この渇きを潤してやる…!

[ぎり、と握られる拳。
その身体は度重なる転変と喰らうことの出来ぬ消耗により、人型でありながら鋭き爪を宿していた。
薬を飲んだとは言え、身体には銀の毒も未だ残っている。
時間が、無い]

(57) 2008/08/10(Sun) 20:35:12

【墓】 召使い ユーディット

[書斎に立っている。散らばった本にかかった朱の飛沫。]

血。

[呟く。目の前に持ち上げた右手は、血で濡れている。
白いワンピースの前面は、朱に染まっている。]

ううん、ちがうの。私じゃないよ。

[激しく首を横に振る。消えるイメージ。
朱の色は無くなる。]

(+80) 2008/08/10(Sun) 20:37:02

少年 ティル、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 20:37:44

工房徒弟 ユリアン

[残された鳶色の左眼が紅く染まる。
それは力の顕現を意味し、身体の各機能は人狼のそれとなる。
研ぎ澄まされた聴覚と嗅覚は、忌むべき相手の気配を捉え。
工房を出ると真っ直ぐとその場所へと向かった]

[そこは、己も好んで通っていた、あの村はずれの丘──]

(58) 2008/08/10(Sun) 20:40:43

工房徒弟 ユリアン、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 20:41:34

【墓】 召使い ユーディット

[自衛団の詰め所。並べられた遺体。
目を閉じたユーディット。その前に佇む少女。]

私……ねえ。あなたは、私?

[答えはなくとも、そうだと言われた気がした。]

どうして私は死んでるの?

私は、何を好きになった?
私は、しあわせだった?
私は、何のために生きた?

[視線を転じる。アーベルの遺体がそこに在る。]

この人、誰だったの?

(+81) 2008/08/10(Sun) 20:43:40

娼婦 イレーネ

[入り口の方で下ろされ、奥に行くユリアンをそこで待った。

主が弱ってきているのは分かっていた。
だがこの身を差し出すことは出来なかった。

主がそれを、拒絶していたからだ。

一族の血が、叫ぶ。主のための生贄となれと。
それは自分の悲願でもあった。
だけれども。
もう、出来なかった。

主が真っ直ぐ向かう先に、自分も少し離れて付き従う。
願わくば、せめてあの約束だけは守ろうと。それだけを胸に誓って。

主の気配をたどり、着いた先は見慣れた丘。]

(59) 2008/08/10(Sun) 20:44:18

音楽家 エーリッヒ

[丘の上の木に寄りかかり、物思いに耽る。
幼い頃、幼馴染たちと遊んだ場所。
しかし、その幼馴染も一人はおらず、一人とは距離を隔て。
今は、一人、そこに佇んでいた。

一人でいるという事、それ自体は自ら望んだ結果ではあるのだけれど]

……ん。

[不意に、左腕に走る、疼き。
伏せられていた緑が開き、やって来た者へと向けられる]

……や、どーも。

[投げた言葉、それ自体は常と変わらぬ物]

(60) 2008/08/10(Sun) 20:47:19

少年 ティル

─エーリッヒ宅・客間─

おっちゃん…
[ユリアンの襲撃を受け重傷のハインリヒの前で、しばらく呆然としていた。エーリッヒの治療の甲斐もあったか、息はしている。生きている。

ほっと息をついて、首をあげれば、窓の外が見えた。そこには見慣れた人影が]

エーリッヒ兄ちゃん…?
……っ!

[何かに気がついたように、バネのように飛び上がった。そのままこっそりついていく。
程なく歩けば、丘にたどり着いた]

(61) 2008/08/10(Sun) 20:50:23

工房徒弟 ユリアン

……随分と、暢気に居たものだな。

[返す口調は人狼の時のそれだが、浮かぶ表情はいつもの無表情で。
今までとの違いと言えば、欠けてしまった右眼と、残された左眼に宿る、紅き色]

(62) 2008/08/10(Sun) 20:51:41

【墓】 召使い ユーディット

[問いかけが終わると、闇から光の欠片が飛び出した。
ふわり、少女の周りに浮かんだのは、幾つも幾つもの水の泡。
七色に光って、ユーディットの過去を、少女の未来を映し出す。

少女のすべての問いに答えるかのように。]

(+82) 2008/08/10(Sun) 20:53:02

音楽家 エーリッヒ

慌てて騒ぎ立てても、疲れるだけだろ。
……己が成すべき事、それが見えるんだから。

[さらり、と返す。
緑の瞳は静かなまま、紅を見据えて]

にしても、まあ。
村から逃げた先で人狼に出くわして。
その後戻ってきたらまた出くわして。

……とことん、呪われてるもんだ、家の血筋ってヤツは。

(63) 2008/08/10(Sun) 20:56:01

【墓】 召使い ユーディット

ああ……。

[嘆息する、少女。]

そうか。私。私は、

[水の泡がくるくると踊る。
少女を戒めていた鎖が、ぷつり、と切れる。
光は力を強くした。]

(+83) 2008/08/10(Sun) 20:58:02

【墓】 青年 アーベル

[永遠に綺麗なものなどない。
決して穢れぬものなどない。
血塗れた此の手でも、
聖別された銀を持つ事が叶う]

神様とやらは、如何なんだろうね――?
死んだら、視えるかと思ったんだけど。

[問いに、答える声は無い。
さて。
求めていたものは、何だったか。
視たいと思っていたものは、何だったか]

(+84) 2008/08/10(Sun) 20:58:50

【墓】 召使い ユーディット

[やがて聖堂には、常と変わらぬユーディットの姿があった。
首輪だけは、未だ嵌められたままだったが。]

アーベル。

(+85) 2008/08/10(Sun) 21:01:43

娼婦 イレーネ

[丘の上には守護者の姿があった。
真っ直ぐそちらに向かう、主からは少し離れた。
邪魔になるのは分かっていたから。

ある程度離れた所に静かに立ち二人を見ていた。
微か顔色は青かったが、表情は無かった。]

(64) 2008/08/10(Sun) 21:03:52

【墓】 青年 アーベル

[名を呼ばれ、振り向く。
変わることのない容貌の中で、
右の眼だけが、罪の象徴のように赤く染まっていた]

……、ユーディット。

[白猫が、小さく鳴く。
距離を置いた青年の代わりのように、
声の主のもとへと寄った]

(+86) 2008/08/10(Sun) 21:09:06

工房徒弟 ユリアン

成すべき事、か。

[それだけ繰り返し、一度隻眼を閉じる]

へぇ、俺以外の人狼にも遭遇してたのか。
道理で騒ぎが起きても慌てる様子が無いと思った。

…俺が成すべき事とお前が成すべき事。
その内容は正反対のものだが、どちらも譲れない。

そうだろ?
我らに仇成す忌まわしき守護者!

[閉じた瞼が叫びと共に見開かれる。
そこにあったのは先程よりも紅い光を宿した瞳。
ざわりと、ユリアンの髪が逆立つかのように膨らんだ]

(65) 2008/08/10(Sun) 21:09:38

【墓】 召使い ユーディット

[足元へ寄ってくる白猫を、身を屈めて撫でる。]

死んでる者同士だから触れるのかな。
アーベルは、どう思う?

[目を上げて、アーベルに微笑みかける。]

戻るのが遅くなっちゃった。えっと、ひさしぶり?

(+87) 2008/08/10(Sun) 21:12:32

少年 ティル

[丘にたどり着けば、エーリッヒと、異形と化したユリアンの姿。
下手に見つかっては、逆にエーリッヒの足手まといになるかもしれない。そう考えて、慎重に姿を隠して様子を見守る。

丘全体を見渡せば、もう一人、人の姿が見える]

…イレーネ姉ちゃん…
[ゆっくりと、イレーネの方に向かい移動する]

(66) 2008/08/10(Sun) 21:15:44

少年 ティル、メモを貼った。

2008/08/10(Sun) 21:17:51

音楽家 エーリッヒ

ま、そうとも言う。
それ以前に、親父殿から護り手の血脈として、色々と叩き込まれていたのもあるが、な。

[軽く肩を竦めつつ、言って。
ゆっくりと、木の幹から身体を離す]

確かに、完全に相反するな。
……俺は、知り合いが無駄に死ぬのは好まん。
それが、人の手によるものだろうと、異端の手によるものだろうと。

守護者の役割とか、そんなもんは、ついでに過ぎんが……。

[す、と懐に入る手。抜かれたそこには、柄に紅を燃え立たせる、銀の短剣が握られて]

使える力は、使う。それが呪いだろうと、異端の証だろうと。

(67) 2008/08/10(Sun) 21:18:18

【墓】 青年 アーベル

[白猫は喉を鳴らして、心地好さげに眼を細める]

さあ。
流石に死んだことはないから、わからないね。

[腕を組み、片側に体重を寄せた。
若干斜めの姿勢になりつつ、視線を転じる]

……久し振り、でもないんじゃない?
現の時で言えば、一日か、その辺りだろ。
時の流れなんて、曖昧だけど。

(+88) 2008/08/10(Sun) 21:19:32

【墓】 青年 アーベル

[一拍、間を置く]

…………思い出したんだ?

(+89) 2008/08/10(Sun) 21:19:53

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