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─路地裏─
[そのネットワークの管理者たる彼女はというと、今路地裏に身を潜めていた
彼女の周りには、ルーター兼情報フィルターの役割を果たす人形が数体
さらには、彼女の腰ほどの大きさのキャリーケースが2つ、壁際に置かれている
目を閉じ、情報収集に専念してした彼女だが、スッと目を開くと]
……なるほど、ね
『依頼主』様のことをそこまで調べられているなら、そろそろ私も引き際かな
あーあ、成功報酬がオジャンかな
[残念そうな口調でそう呟くが、口元にはうっすらとした笑み]
…………まあ、私の正体がバレているのは私としても良しとしないところ。アフターケアはして差し上げましょう
特に、あのハンスさんって人。地の果てまで私追ってきそうな気がするし、ね
[言葉の端々には、クスクスとした笑い声が混じる]
此処から出る方法は、オレ本当に知らないんだ。
此処に居る奴らが、どうなるのかも知らねぇ。
[叶うならばベッティの腕を掴みながら
少女は、彼女に言う。]
でもたぶん、これは壊れたりしねぇから、
怪我しないで欲しい…。
真実のたんきゅー、かぁ。
あんたはもう満足してんのか?
[「元ダチ」と言ったまま、ライヒアルトを追及したりしない隻眼に向けて、
ふと、言葉を投げる。]
満足なんざしてねぇ。
事件の全貌はまだ見えてねぇし。
ここじゃ出来ねぇから大人しくしてるけどな。
[元友人に追及しないのも、別の方法を使おうとしているため]
[その方法とはもちろん記憶を覗くこと]
[まだ友であった時に訊ね、答えが返らなかった内容]
[訊ねても返らなかったと言うことは、そこに明かす程の信頼が無かったと言うこと]
[答えが返らなかった理由は、おそらく男自身の性格と生業にあるのだろうが]
ふーん。
ゴーモンでもすんのかと思った。
[少女は捕まってしまった以上、そんな事もあるのかとも思っていたのでう。
男の思惑も知らぬ少女は、独り言のような調子で呟いた。]
[返る言葉にくつくつと]
[隻眸は水盤に注がれたままだが笑いを漏らす]
んなことして、口を割るタマか?
突発で何かしでかした奴ならそれも有効だが、長くひた隠しに何かを続けて来た奴は相応の覚悟をしてる奴が多い。
拷問したところで口を割る可能性は低い。
ま、他に手段のねぇ奴なら拷問することの方が多いだろう。
俺は俺の方法で突き止めるさ。
…ふーん。
[くつくついう笑い声には、酷く不愉快そうに
少女は眉をぎゅっと中央へ寄せて、
隻眼の男を半ば睨むように見た。]
……なんだそりゃ。
[刹那の間の後、酷い間違い方におかしそうにくつくつ笑った]
どんな勘違いしてんだか知らねぇが、ここで手のうちを見せるほど愚かじゃねぇぜ。
隠す事が活きるといいな。
[此処からでられなければ意味は無いだろうから。
少女は少しだけ、困ったように*わらった*]
さて、どうかね。
後は奴らにかかってる。
[隻眸の先、水盤に映る己が信じた人物達]
[彼らが事件を解決しなければここからはまず出られない]
[今はただ、その時を待つより他なかった]
[フーゴーの宿に集まっている面々の所に、アーニャが現れるのはおそらく彼らが到着してからしばらくのこと]
こんにちわぁ、ご機嫌はいかがですか?
[アーニャの口から出てきたのは、流暢なゲルダの声]
―――回想―――
[アーベル>>97の呟きに、遥か遠い地平線を眺めるような視線で静かに答える]
ああ……世界は広い。
何処に行っても、何をやっても、新しいことばかりで興味が尽きることは無いよ。
この世界に生まれて良かったって素直に思える。
ただまあ―――師匠さんが言ったように、心細いってこともあるだろうし、それ以上に物理的なだけじゃなく、何らかの力を持っていない人間は容赦なく淘汰されていく、無慈悲で、残酷な世界でもあるけどな。
[そこで、ふと視線をアーベルに戻し、先を続けた]
……全てが終わり、世界の華やかさと残酷さを全て考え、後は家族と会話して、それでも何かを見つけたなら、やってみればいい。
なんかあるなら、いるうちならアタイも聞いてやる。「何でも屋」のアタイがな。
[最後にニッと笑うと、あー腹減った。とか言いながら、皆と一緒にフーゴーの宿へと歩き出した]
―――フーゴーの宿屋―――
[道中、適当に露店でメシを買い、宿屋に着いたら着いたでまたメシを食べていたレナーテの目にゲルダの姿が映ると、笑いながら手を上げた]
よー、ゲルダ。
なんかこんかする前に、一緒にメシでも食わねえ?
見る限り、お前も逃げなけりゃ、アタイ達も逃げねえだろうし。
なら、多少ゆっくりしてもいいんじゃねえか?
[本気でいつも通りの調子で、*そんなことを言った*]
[呟きに、レナーテが返した言葉。
外を旅する者であるが故に言える言葉は、近い世界しか知らない身には酷く、重く聞こえて]
……新しくて、無慈悲……か。
[小さく呟き。
向けられた視線と、言葉を受け止める]
ん、まあ、一度に全部はできないし。
まずは終わらせて、それから。
考えてみる。
……なんかあったら頼むよ、『何でも屋』のねーさん。
[最後の笑みには、こちらも笑みで返し。
足早に、宿へと向かった]
─宿屋─
[たどり着いた馴染みの宿。
礼拝堂での一件は既に広まっているのか、姿を見た主人はやや、眉を寄せた]
あー……おっちゃん、ごめ。
ケリついたら店手伝うから、それで帳消しにして?
[渋い顔の主人にこて、と首を傾げて訴える。
「可愛くねぇからやめろ」という常と変わらぬ悪態に微かに笑んで。
とりあえずは、と休息をとる。
人形が現れたのは、一息ついて間もない頃]
……よー。
さすがにここで、『ご機嫌です』と返せるほど、人間できてないわ、俺。
[流暢な挨拶に、返した言葉は素っ気無かった]
…どうかなぁ。
ま、どっちにしてもオレはお役御免、だしなぁ。
[水鏡へと視線を移し
はー、と大仰にため息をついた。]
―回想―
[アーベルが再び呟くのを聞き]
[レナーテの見解も聞いて]
[小さく唇端を上げた]
[覚悟の無いまま飛び出した自分]
[当然辛いことの方が多かったが]
[今も旅を続けているということ]
[少女を連れるようにもなったこと]
[それ以上は何も言わなかった]
[きっと必要なのはもうアーベルの意思だけだろうから]
[ただ少しだけエルザの様子を窺うように見たかもしれない]
―フーゴーの宿―
[水を貰い][預けていた荷の中から薬を取り出した]
[一息つけたと思ったところに現れたのは人形師と共に居た人形]
残念ながら俺も。
この状況を楽しめるほど余裕のある人間ではなくてね。
[口元は笑っているようにも見えるが]
[当然目は笑っていなかった]
…裏の仕事なんざ関わらん方が良い。
一時の利益を求めて足を突っ込んで、一生戻れなくなった奴も居る。
お役御免なら良い機会だろ、足を洗ったらどうだ?
[軽口にも似た響き]
[解放されることを前提で話すのは、宿に集まる彼らを信じているが故か]
[カヤに腕を取られ、扉を叩く手足を止める]
[聞こえて来た隻眼の男の言葉に、扉を見つめたまま]
きっと無意識の内に、知らないことに甘え、言い訳にしたかったからかしら。
……子供だから。
[苛立ちを隠すつもりもなく、扉を蹴りつける]
[背後に置かれた水盤の上の景色を、拒むように]
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