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どちらにせよここから出られなきゃ処分は確実だろうよ。
出られたらの話だ。
仮に出られなくても、相手は痛い腹を探られることになってる。
[そう手配してきたが故に]
[失脚は無理でも痛手は負わせられるはずだ]
ふん、神なんざなるもんじゃねぇよ。
なる気もありゃしねぇ。
[それは以前にも口にした言葉]
[それを思い出したためか口にした言葉に対してか]
[厭うように眉根が寄った]
[引きたくはないが、他への影響を考えれば前に出るのは危険だと分かっている。
警戒はしていても、何が出来るわけでもないのだから]
副業。
[繰り返す。納得いかない、といった表情]
……なんのために、人形を創っているの?
なんのために、「本業」をしているの?
人を喜ばせるために、人を傷つけるの……?
[その隙を狙ってこちらへ攻撃を加えてこようとするレナーテにちらりと視線を送ると]
甘い。近付かせるわけにはいかないんでね
[そう言って、足止めのため『リトル・レギオン』の一部を彼女に向けた]
……言われなくても、そのつもりっ!
[流れを遮ろうとする人形の動き。
風に頼めるのは、単純な動きだけ。
どうするか、の思案は短く]
……『避け』て!
[上げた声が願うのは、回り込み。
くるり、大人形の前で渦を巻いた風は、壁を避けるように左右から回り込もうとしてゆく。
それと、同時、肩の上の翼が空へと舞った]
[ゲルダに付き従う小さき人形達は、かなりの素早さで動き回ってはいたが、捕らえきれないほどではない。
レナーテの拳が、足が、人形達に触れ、次々となぎ払っていく]
―――お。
[だが―――数の多さは如何ともしがたく、レナーテが放つ攻撃の数倍の速さで攻撃を仕掛けてきて、一瞬のうちにレナーテの体に次々に裂傷を受けて、血を飛び散らした]
おー。
[感嘆の声を上げつつ、それでも、レナーテの攻撃は止まない。同じように、人形の群れの攻撃もまた止まない]
かもね。
何にせよ、同じことだ。
[返す声は、いっそ穏やかに聞こえたかも知れない。
いつか聞いた言葉が耳に届けば、ほんの少しだけ眼を細めた]
…………ちなみに
戦力が見えるものだけ………なんてのは甘い考え
[そう言うと同時、エルザとハンスの後方からも潜んでいたレギオンが襲いかかる
エルザの質問には一瞬そちらに視線を向けるものの、すぐにそれは目の前の二人の方へ]
はっ。はは。
[致命傷を受ける攻撃は一つとしてない。そのような攻撃は全て皮一枚で避けている。
それでも襲い来る怒涛の攻撃は、レナーテの周りに血煙を巻き上げ、地面を赤く染め上げていく]
ははははっ。
[それでも、レナーテは変わらない。何一つ変わらない。
ただ、その顔に浮かぶ笑みが段々と濃くなっていく]
あはははははははははははっっ!!
[やがて、笑みは哄笑になり、周囲に響き渡る]
楽しい!楽しいじゃねえか!
すげえ!すげえよ!こんなに沢山の人形を同時に扱えるなんてよ!
[目がランランと輝き、体が傷を負うたびに、レナーテの動きは―――洗練されていった]
やはりくる、な!
[後方から飛び出してくる人形]
[逆側にいれば位置に入るだけでギリギリ]
[それでもギンと鈍い音が響く]
[力任せに払う]
……んとに筋肉馬鹿だな、ありゃ。
[戦う事を悦びとし]
[その動きが洗練されて行く女剣士]
[致命傷を受けずとも周囲を紅く染めて行く様に]
[呆れの声色が混ざった]
だがまぁ……気持ちは解らんでも無い。
[口元に浮かぶ笑み]
[手加減なしで強者とやり合う楽しさは己も知っているが故に]
[「避けて」という言葉と共に人形(大)を回避して風はエルザに襲いかかる
だが、口元を歪ませると]
それくらい……予測がついてないと思った?
[同時、大人形の背から盾を持った隠し腕が現れ、避けようとした風の進路をも阻む
そして、飛び上った隼には人形たち射出]
さあ、来い!人形共!
お前らが感情を持ってんなら、この気持ちも分かるだろう!
もっと。もっともっと楽しもうぜ!
[痛みは、人の体に躊躇をもたらす。
傷は、人の体を鈍らせる。
だが、それはただレナーテの笑みを深くさせ、その動きを軽やかにするのみ。
それは人の理を、ほんの少しだけ超えている証でもあった]
―――。
[レナーテが人形を砕く]
―――。
[レナーテが人形を吹き飛ばす]
―――。
[レナーテが笑い続ける]
用意がいいのね。そのくらいは当然なのかしら。
……まるで神を目指したことがあったみたいな台詞。
っ!師匠、危ないっ!
[思わず水盤に向かって叫ぶと、戦いの様子に固唾を飲む]
……ばっかみてーに、がっちがち。
[出現した盾に、零れたのは呆れたような声。
しかし、それならそれで]
……『止まって』!
[言葉に応じ、風が止む。
その間に、自分は駆け出して]
……『下』!
[短い、声。
数拍の間を置いて、風は人形の足元を掬うよに下から上へと吹き上がる。
天では翼の舞。
狙うものを掻い潜り、引き寄せる乱舞]
[舞い散る紅に眉を顰めている間も、問いの答えを待つ間もない。
飛び出て来た人形に反応し、身を躱そうとしたところでハンスが割り込む]
ああ、もう、だから、
荒事は分野じゃないんだって……っ!
[情けなく悲鳴をあげることはせず、
眼差しはやはり、ゲルダへと注がれた]
こんなの、おかしいじゃない。
皆を楽しませるために――一緒にって、そう思ったのに!
[別の一体が飛び掛ってくる]
[剣を戻す時間は無い][足で蹴り飛ばす]
[長柄武器を持っていた人形はそれを振るいながら後方へ]
[赤い筋が走る]
無理はしなくて、いい!
[再び剣を持つ人形の相手をしながら]
[怯えは見せないエルザに声を投げる]
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