人狼物語 ─幻夢─


42 水面に映る月の翳

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流民 ゼルギウス、メモを貼った。

2009/07/11(Sat) 11:59:58

盲人 カルメン

─二階・ユリアンの部屋─

[遠慮がちに扉から中を覗き込んで居たけれど。
星を、と聞くと表情が明るくなる]

うんっ。

[逸る気持ちを抑えて壁伝いにユリアンが居る方へと歩み、ずっと握り締めていた星の細工をユリアンへと差し出した。
肩に止まっていたロートスは、物言いたげながらもカルメンから離れユリアンの下へ。
しばしの作業の間の後、オカリナはカルメンの手へと渡る]

ありが、と、ユーラ。

[手入れと、貰った星の細工を付けてもらったことに礼を言い、嬉しげに笑んだ。
オカリナを首にかけると、そのまま口へと当てて。
紡がれるは、これまでに犠牲になった者達に対する*鎮魂歌*]

(64) 2009/07/11(Sat) 12:38:50

盲人 カルメン、メモを貼った。

2009/07/11(Sat) 12:40:24

【赤】 刺繍工 ゲルダ


 [抗い難い、甘美なる誘惑が在るというのは知っていた]

(*5) 2009/07/11(Sat) 13:35:18

【赤】 刺繍工 ゲルダ

[例えば、双花の片割れ――蒼花]

[初めから]
   [壊して]
[殺して]
[喰らう心算だった]

[それでも、肩の痣を見たとき、我を忘れた]
[自衛団長の時以上に夢中になった]
[人の核たる心の蔵より何より花を求めた]

[それを奪って]

[朱より赤い][蒼とは対象的な][大輪を咲かせた]

(*6) 2009/07/11(Sat) 13:35:28

【赤】 刺繍工 ゲルダ

[爪は容易く柔い肌を切り裂いた。
牙を肉に突き立てれば、赤い液体が溢れ出て、喉を潤した。
皮膚に守られているはずのモノ。
ぷつぷつと千切られていく組織。
それらも全て暴いて、抉り取り、骨に達する程に、喰らう。

彼女は何と言っていただろう。

いずれにせよ、悲鳴を上げられぬよう、
すぐに喉笛は掻っ切ってしまったけれど。

彼女は何を思っていただろう。

声ならぬ人の言葉は、届かなかったけれど。
届いたとしたって、止めなかったろうけれど]

(*7) 2009/07/11(Sat) 13:35:56

【赤】 刺繍工 ゲルダ


 仕方なかったんだよね。

(*8) 2009/07/11(Sat) 13:36:09

【独】 刺繍工 ゲルダ

[だから。
抗えなかった同胞の気持ちも分かった筈だった。
それでも。
回った歯車は止まらず、狂った方向へと転がり出した。
誘惑と。
本能と。
感情と。
そんなものに踊らされてばかりいる]

[それは、今も。 ただ]

[踊らされたって、決めたのは、他ならぬ自分だった。
止められなかったのではない。
止めなかった]

(-39) 2009/07/11(Sat) 13:36:19

刺繍工 ゲルダ

――集会所2階・個室――

[天を仰ぐ。
見えたのは、空ではなくて天井だ]

仕方なかったんだよ。

[腕の中に抱えた子の頭を撫でた。
普段は二つに括った髪は下ろされている。手に纏わりついた色が移り、明るい茶は少し、汚れてしまった。
舌を覗かせて、唇を舐める。
少女から手を離して、その下に指を当て、ラインをなぞった]

でも。困ったな。
――やるつもりは、なかったんだけど。

(65) 2009/07/11(Sat) 13:36:31

【赤】 刺繍工 ゲルダ

[終わらせようと思った。
終わらせられると思った]

 でも。やっぱり。

[抗えなかった。
抗わなかった]

 ――私は、人狼って事なんだろう。

[改めて、確認するように、口にする]

(*9) 2009/07/11(Sat) 13:36:40

刺繍工 ゲルダ

[昨晩。
少女に「お願い」したことは、多くはない。
伝えたことも。
ただ、その内容は重かっただろうが。

自分が人狼であること。
けれど、人間を喰らう気はないということ。
自衛団に解放されたのなら、水上から離れて遠くへ行くからと。
何でもないことのように告げた。
聞かれたことには答えたけれど、嘘も吐いた。

お願い事は、一つだけ。
もしもの時――解放されなかった時には。
自分が人間であると証明して欲しいということ]

私達、『共犯者』でしょう?

[そのときには、冗談めかして、口にした]

(66) 2009/07/11(Sat) 13:37:09

刺繍工 ゲルダ

[少女が首を横に振ったからだったか。
月が顔を覗かせたからだったか。
その後の事は、よく覚えていない。
ただ。
今、目の前にある事実は変わらない。
断られたとしたって、「壊す」のは別の人間のつもりだったのだが]

まあ。
やっちゃったものは、どうにもなりませんよね。

[少女の胸に空いた穴。
喰われた痕。
閉じられた眼が開くことは、もう、ない]

言い訳。きかないかなぁ。
私の部屋だもんな。

[暢気な言い様だった]

(67) 2009/07/11(Sat) 13:37:41

【赤】 刺繍工 ゲルダ

[喰らう事による、快楽と愉悦を知った。
そして。
抗おうとすることによる、苦痛を知った。

だから、喰らった。

例えば、お願いが通ったとして――痛みを負うのは、少女だったろう。
それが、制約であるが故に。

娘は知ることもないことだけれど]

(*10) 2009/07/11(Sat) 13:38:06

刺繍工 ゲルダ

[緩く、緩く、息を吐き出す。
目を閉じて。
声もなく、笑った**]

(68) 2009/07/11(Sat) 13:40:54

刺繍工 ゲルダ、メモを貼った。

2009/07/11(Sat) 13:43:21

【墓】 浴場管理人の娘 ロミ

[昨夜のこと]

本当に…
本当にだれも、喰べない、ですか?

[ゲルダが人狼と聞いて、最初のうちは逃げ出そうとしていた。
けれど話を聞いて、お願いを聞いて、ロミルダの目はゆらゆら揺れる。
ゲルダからはきっと肯定が返っただろうし、ロミルダ1人なら、それを信じてうなずいていたかも知れない]

(+57) 2009/07/11(Sat) 14:26:51

【墓】 浴場管理人の娘 ロミ

[だけど『あの子』はいう]

《だめだよ、ロミルダ。
さっきのこと、もう忘れたの?
人狼なら、やっつけなきゃ。
それがルールなんだからさ》

でも、

《ちゃんと守ってよ。
――さもなきゃ、出るなんて、許さないから》

[一段低くなった声。
他の誰かみたいに何処かが痛くなることはなかったけれど、それは恐怖心という名の『苦痛』をロミルダに与える]

(+58) 2009/07/11(Sat) 14:27:57

【墓】 浴場管理人の娘 ロミ

[だからロミルダは]

…だめ、です。
人狼は、やっつけなきゃ…

[首を横に振った]

(+59) 2009/07/11(Sat) 14:28:17

【墓】 浴場管理人の娘 ロミ

[それから先は、どうなったのか。
ロミルダの目に映ったのは、空に浮かんだ赤い月。
ロミルダが聞いたのは]

《あーあ、残念だったね。
ばいばい、ロミルダ》

[子供を従わせるために形を変えていた『システム』が、あっさり別れを告げる声。
*それだけ*]

(+60) 2009/07/11(Sat) 14:29:14

【独】 浴場管理人の娘 ロミ

/*
『苦痛』は直接的な痛みじゃなくてもいいかと思ってこんな風にしてみた。

快楽=褒められる、甘言
苦痛=脅される、怒られる

特にロミルダみたいな子供は、肉体的に快楽とか苦痛与えるよりもこっちのほうが言うこと聞くと思いまして。
でも村の主旨と何か違ってたらごめんなさい。(今更

(-40) 2009/07/11(Sat) 14:44:03

【墓】 漁師 ハインリヒ

あぁ…

[全てが見えていた][手の届かないこの場所から]

喰っちまったのか。

[自分が手に掛けようとした子供]
[皆が護ろうとしたその姿はもう]

……もうすぐ、場が壊れるかもしれないってのに…

[その声はもう届かない]

(+61) 2009/07/11(Sat) 15:49:05

【墓】 漁師 ハインリヒ

[生前のままの癖で]
[くしゃりと髪をかき上げて]

[ただ、黙ってその光景を*見ていた*]

(+62) 2009/07/11(Sat) 15:51:13

【墓】 踊り子 ローザ

─回想─

[恨みぐらいもつ、とか。似合わない自覚はある、とか。

そんなことを言うゼルをみながら、寂しそうに笑う。]

自覚あんなら、やめなさいよ。

……バカね。
もっと自分、大事に出来るようになんなさいって。

言ったじゃない。

[そう言って、その前のやりとりを思い出して自嘲する。
死ぬなんて言うなと言ったくせに、自分が死んでしまったのだから。

その自嘲もおさめて、ぽつり。]

…でも、ほんとに似合わないよ、ゼル。

(+63) 2009/07/11(Sat) 16:34:31

【墓】 踊り子 ローザ

[そのまま、ゼルの傍らに寄り添うようにして]

でも、これでもう。

終わるんだね。


…どうなるのかな。

[ゼルはこれでここを出られるだろう。
でも、あたしは。
先がわからなくて、考えたくなくて。
そのまま意識を闇にしずめた。]

─回想終了─

(+64) 2009/07/11(Sat) 16:37:44

【墓】 踊り子 ローザ

[次に気が付いたのは、夜空にぽっかり赤い月が浮かんでいて。

そして。]



・・・・・・ゲルダ、さん。

(+65) 2009/07/11(Sat) 16:48:33

【墓】 踊り子 ローザ

[何も、言わない。

何も、言えなかった。



ただ、ゲルダの腕に抱かれた少女と。

ゲルダを、*見つめていた。*]

(+66) 2009/07/11(Sat) 16:51:28

【墓】 妊婦 ブリジット

/中/
今日も全く時間とれなそうなんで、とりあえず、ブリジットはヒカリのそばをふよふよ漂っていると思ってもらえれば。
なので、基本的には一つのところに留まってません。

話しかけられれば、いつも通りの受け答えとかしてると思います。
まあ、現在は意識のスキマなんで、すぐに話の内容とか思い出せませんけどね。

では、また明日

(+67) 2009/07/11(Sat) 19:08:57

【独】 職人見習い ユリアン

/*
さて。

これは。

どうしよう。

襲撃通ってる事は感知できるからなあ……。
とりあえず、ここでしかできそうにないし、歌ネタやるか……!

(-41) 2009/07/11(Sat) 19:51:01

職人見習い ユリアン

─2階・個室─

[奏でられる鎮魂歌を静かに聴いて。
部屋に戻る、というカルメンを送り出した後、小さく息を吐いた]

「……ユーリィ?」

[鸚鵡の呼びかけには答えず、目を閉じる。
間をおいて、零れたのは小声の歌]

Die Oberfläche des Wassers dieser Wind gehen durch Schütteln.
Ich vertraue einen Schatten vom Monat mit einem Lied an.
Von einem jetzt abgelegenen leeren Boden.
Ich sehne mich und erreiche diese Person.

Das Versprechen an diesen Tag, das es glaubt.
Wenn ich auf alle Fälle zurückkomme.
Aber es ist die Wörter.
Ich singe damit als Unterstützung….

(69) 2009/07/11(Sat) 19:58:52

職人見習い ユリアン

……なぁ、ロートス。
かーさんが、この歌を捧げたひとは。
どんな気持ちで、俺にこれを残したんだろ、な。

[柄と鞘に、月の意匠を施した銀の短刀を見やって、呟く。
鸚鵡は、困ったように首を傾げ、くるる、と鳴いた]

……俺は……正しい選択、できたのかな。
そして……これから……できるのかな。
……わかんねぇ。

[小さく、小さく、呟く。
やがて、意識は眠りの奥へと落ち、そして]

(70) 2009/07/11(Sat) 20:03:17

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