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[ふわりと増えた気配]
[頭に触れる柔らかな感触にピクリと肩を動かした]
こういうところはやりきれないね。
誰がなっても変わるものではないだろうけれど。
[少し声が掠れて咳払いを挟む]
忘れないで欲しいと思うのは私の我侭なのかもしれない。
けれどね。
共に在った時間が大切だから。
その時間が無くなったことになるのは寂しいと。
…同じように思ってくれるのではないかな。
[主語は無かった]
[特定の誰かを指したようでもあり]
[まだ彼方側にいる者達を纏めて指したようでもあった]
[ゆっくりと顔をあげ眠っているミハエルに近づける]
そう思って欲しいというのも。
私の我侭かもしれないけれどね。
[心の奥の方だけで呟く]
堪えて欲しかったわけではないよ。
上手に伝えられなくてすまなかった。
─道具屋→村の通り─
[立って歩ける、と言ったのは、しっかりしないと、という気持ちが強かったのだけど。
それとは別の要素もあったとかなかったとか。
ようは、歩けなくなっているのか、と判断されて倍怒られたらやだな、という後ろ向きな部分も少なからずあったりしたのだが、それはそれ]
……うん、大丈夫なんだよ。
出てくる前も、ちゃんと休んでたし。
……もし、歩けなくなりそうだったら、ちゃんと、言うから。
[気遣う言葉にはこう返して]
……それに……ミィも、心配なんだよ。
もしかしたら、じいちゃの時みたいに、気がついてるかも知れないけど。
そうだったら、余計に、心配。
[長の消滅を知った時の事を思い出し。少しだけ、眉が寄った]
[内緒話をするかのような位置まで近づける]
[少しして身体を離し低い位置からゲルダを見上げた]
どちらにしても、何ができるわけでもない。
泣かないでと願うだけだね。
ありがとう。
[立ち上がりゲルダの頭を撫で返す]
[紅瞳はいつものような穏やかなものに戻っていた]
少しだけ、家の方も見てくるよ。
もう一人泣かせてしまっているようだから。
[まだ眠っていたミハエルの頭をまたそっと撫でるようにして]
[道具屋の方へと戻った]
[道具屋の店内にしゃがみこんでいる妹の傍へ]
[背中から肩を抱くように腕を回す]
そういえば花のことも教えないままだったね。
言うのが良かったのか言わないままで良かったのか。
[どうしてと泣く妹の頭を撫でる]
[ミハエルの時と同じように触れることは出来なかった]
[当然しゃくりあげるのを止めることも出来ない]
無理に我慢させるのも嫌ではあるけれど。
早く泣き止んで欲しいな。
[困った顔で囁きかけるのも届かない]
─村の通り─
うん、分かった。
[ちゃんと言う、とのユーディットの言葉を受けて了承するように頷いた。次いでミハエルのことを聞くと]
……気付いてる?
誰かが消えたことを感知出来るのか、ミハエルは。
[そのことについては何も聞かされていないため、驚くような表情をする]
それが本当だとしたら……。
ミハエル、今はどこに居るだろう。
ユリアンにウェンデルのことを伝えに行ったなら、そこに居るかな。
[行ってみようか、とユーディットに提案した]
[イレーネの足元に目が向いた]
[滲んでいる色に眉を寄せる]
足を怪我していたのか。
気がつけなかったとは情けない。
とりあえずの手当てはしたようだけれど。
ちゃんと診てもらわないと。
ほら、いつもと逆になっているよ。
[けれど妹がしていたように引っ張っていくことももうできない]
[溜息を吐いた]
誰か来てくれないものかな…。
─ユリアン宅─
[ずっとずっと、宥める声は届いていて、自分は随分我儘な事を言っているというのに責める言葉は聞こえずに、あやすような言葉ばかりが届いていた。
ひとりで立っていれずに、
泣きながら、何度も何度も何度も、
消えた先の気配を追うも
──声は聞こえず、手が届かず
翠の瞳の目元は赤く腫れぼったく、
あまり泣きすぎて、心だけでなく、
身体まで、重く疲れてしまったようだった。]
─ユリアン宅─
[それから。
どのくらい寝ていたのかは定かでない。
ゆるやかに意識が浮上して、
目が覚めたのは覚えのないベッドの上で]
……エーリ、兄…?
[抱き上げて運ばれた記憶は、兄の家に遊びに行って、疲れて床で寝たときのそれにぼんやりと似て思えた。
まだ上手く前後が繋がらずにぼんやりと回りを見て]
─村の通り─
消えたことを……っていうのとは、ちょっと、違ったみたい、だけど。
うん、とにかく、感じ取れるものがあるみたい、なんだ。
[話を聞いていた時は、自分も取り乱していたから、あまり良く覚えていないのだけれど]
リアにいのとこ?
そだね、もし行き違ってたら、先にティのとこに行ってもいいんだし。
[心配なのはベッティも……というか、今は心配でない相手の方が少ないのだけれど。
提案に、こくん、とひとつ、頷いた]
―自宅―
[親友の言葉に頷いて]
することがあるなら、そっち優先に。
[ミハエルのことはまかされたと頷いて。
親友の姿を見送った。
パンを食べ終えてからは、眠っているミハエルの頭をなでたりしながら]
遺してくれたものか…
[胸中に思うことは表面にでることはない。
しばらくして、目を覚まし、兄の名を呼ぶ少女に]
おはよう、エーリに会いにいくか?
─村の通り─
そうだったのか…。
[自分の前では気丈にしていたのか、そんな素振りには全く気付かずに居た。そんな自分を不甲斐無く思う。思わず眉根が寄っていた]
それじゃ、ユリアンのところに行ってみよう。
うん、ベッティのところにも行かないとな。
[もう一人の名を出されて同意するように頷き。まずはユリアンの家へ向かうことにした]
─ →ユリアン宅─
─村の通り→ユリアン宅─
[眉根の寄る様子に、僅かに心配そうな表情を覗かせつつ。
同意の言葉に、うん、と頷いた]
リアにい、いるー?
[目指す家までついたなら、投げかけるのは、いつもと変わらない、呼びかけの声]
―回想―
[花だからわからない、というウェンデルには、そうなんだけど、どこか困ったように笑んだ。
胸中では、何かの弾みで気づいてしまうかもしれない、という事を危惧していたりしたのだけど。
死神の力は、何に及ぶかわからない。
それから、また暫くして。
白雪亭を出てすぐにウェンデルと会って、伝えて礼を言われると微かに頷いた。]
またね、ウェンも。
[そう手を振り替えした。]
―回想・終―
─ユリアン宅─
[>>94 顔を上げるとすぐ近くにユリアンがいて、
ぱち。と未だ少し赤い目元をした翠が瞬いた。]
……ああ。
[兄ではない青年の顔に、そうか。と、
ゆっくり思考が繋がる。]
いて、くれた……のか。
[へな、とまだ疲れを引きずる笑い方で、でも、無理があるわけではない笑みを浮かべた。──嫌な夢を見ることもなく、静かに寝れたのは、たぶん。]
……。寝顔を晒したは気になる。が、
…ありがとう、なのだよ。
[誰かがいると教えてくれた手があったからなのだろう。]
うん。…ベッドを占有していては、
ユリアンが眠れない。
[よいしょと身体を起こして、兄の名前に頷くも
掛け布を顔近くまで引き上げて]
…が、
ボクは、ひどい顔をしていないか?
[尋ねるくせに気になる目元の辺りは逆に隠した。]
―自宅―
[ありがとうの言葉には首を振り]
お互い様というやつだ。
[寝顔の件について触れることはないそう言ってすぐに、ユーディットの呼ぶ声と、エーリッヒの声も聞こえてきただろうか。
顔のことについては答える代わりに、一度ミハエルの頭をなでてから]
顔洗ってくるといい。
少しすっきりするはずだ。
[戸の方に向かうと開けてエーリッヒの方をみてから]
ミハエルなら、きてる。
[やりきれないと言われると、ただ頷く事しか出来なかった。
主語のない言葉は、自身の中では一人を差した。]
…わからない。でも。
嘆く言葉しか、聞こえないから。
[時折ぽつり、ぽつりと心に届く声は、後悔の念ばかり。
聞いてしまえば、謝罪と痛みしか心に残らない。]
それに、一緒に居た時間が、大切だと思えるくらい好きだったのか。
[そういえばウェンデルにも聞かれた。
あの時は、直後にレナーテが死んだから、結局口に昇る事はなかったが。
あの時唇から零れかけた答えは。]
……わからないから。
[死ぬのは、あまりに早すぎて。]
[死んでしまえば心は止まる。
未来がないから、ただ見つめるだけ、願うだけ。
レナーテに撫でられると、ようやく少し笑み。
出て行く背を見送った。]
─白雪亭─
……………んぅ。
[机に突っ伏して状態からむくりと起き上がる。]
あれ…………あ、そっか。泣き疲れて……
[ぐしぐしと目元を拭うと、重い身体を引き摺り、洗面所へ向かう。]
…………うあ。酷い、顔。
[水鏡に映った自分の顔に思わずそんな呟きが漏れる。]
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