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[一つ、息を吐いて空を見上げる。
色の異なる瞳には、やや翳りめいた色]
ともあれ、もう一仕事はしないとな。
[呟いて、再び鎖を舞わせる。
崩れた均衡を正す術は持たないが。
そこから生じる歪みの時に干渉し、*そのうねりが暴れだすのを遅らせるくらいはできるだろうから*]
[ひとたび止血が終わった事を確かめる。
(彼は火のちからを持つものだから、やがて氷も溶けるだろうが)]
[包帯を解いた際に溢れた血が、額からこめかみへと伝っている。ソファへ落ちそうなその雫を、指先で拭った。ミハエルが自分の指を口許へ運んだ小さな動きは、アマンダやカウンターの方からは見えなかったろう。まして舌先で唇を拭った事も。]
[片手で頭を持ち上げ、もう片方の手で器用に包帯を巻いてゆく。始終空きっぱなしの口の中も凍結させようかと思ったが思うだけに留めた。]
…シャワーを浴びる程度の分別も無いか。
[溜息を吐き、カウンターへ。
ミハエルのまだ注文していないにも関わらず、既にアイスティーはカウンターの*隅の席へ。*]
−中央部・教会−
[祭壇の奥、神さまの御姿を画いた絵を、虚ろな緑の眼で見つめます。
礼拝堂のうちはがらんとしておりまして、誰も居ませんでした。魔の施した結界により皆の心の流れは変り、力のないものはそこに近寄らず、そして変ったことに気附かず、不思議にも思わないことでしょう。]
……主の、御心のままに。
[小さなくちびるは聖なる句を紡いで、左の手は絵に触れようと持ち上げられました。けれども、しゃらりと鎖が鳴ったものですから、びくりと震えすぐさま引いてしまいました。何べんか、左右に首を振ります。]
……なぜ?
[それは誰に対する、なんの問いかけだったでしょうか。]
どうして?
[ぐるぐると回って気持ち悪いのは視界でしょうか、からだを巡る力でしょうか、頭いっぱいに溢れそうな感情でしょうか。]
わからないよ。
[応えるものはありません。]
―現在・図書館―
[...は閲覧コーナーで本を読みふけっていた。
『精霊使い虎の巻』『サルでもわかる属性の秘密』などの題名が見て取れた]
[こっそり持ち込んだアンパンを食べながら、
今は「探偵手帳vol2」にいろいろ調べたことを纏めている]
[ここ二三日...の側に彷徨ってた蝶の姿はいない。
呼べばきっとすぐに来るはずだが...にその気はない]
しかし……むう。
全然わからない。僕ってサル以下?
[...は気を抜くとやってくる眠気と戦いながら、
*必死にページをめくる*]
[...はアンパンがぶり。
そして牛乳パックにストローをぶすり刺した]
しかし、何か食べてないとすぐに眠ってしまう。
やはり気がつかないうちに力を消耗してるのかな…
こうしてみると「牛乳とあんぱん」の組み合わせって効率よく栄養とるのに適してるのを実感する。さすが探偵の食事。
[なにやら変なことを考えつつ、牛乳を飲み干す]
ティルは大丈夫かな…まあ、大丈夫じゃなかったら、
はなが知らせに来てくれるだろう。
それにハーヴェイさんが見てるだろうから、
滅多なことは起こらないだろうし。
みんな、ハーヴェイさんの正体だけは教えてくれないけど、話を総合するに、ハーヴェイさんが影輝王なんだろうなあ……。
すげーな。あんなに美味しい料理を作れる上に、
さらに影輝王だなんて。
[手にしていた鉛筆を回しながら、なにやら感心]
−西の桜の大樹−
[アマンダはあっさり甘味を食べ終え、桜の樹へとやってきていた。
ミハエルには普通女性は食べられないどうこう言われていたが、アマンダは女性じゃないので気にしない]
…うん、大丈夫。
ティルはちゃんと生きてるよ。無事…ではないけど。
[アマンダに樹の言葉は判らない。
大地を通して感じた不安にも似た何かを宥めるように、幹を撫でる]
[アマンダは大地に片膝を付き、手の平を当てる。
花曇りゆえか人影はほとんどなかった。嵐が来るのかも、しれない]
…さあ、落ち着いて……、あれ?
[微かな違和感。
桜の樹の根元。
意識を伸ばして、撫でるように優しく触れる。硝子の感触]
[その硝子から伝わるのは、結晶の間に沁み込んだ――翠樹の力。
アマンダは細心の注意を払い、その硝子を手元へと引き寄せる。
手の平に収まったそれを良く見れば、ティルがいつも首から下げていた硝子の小瓶だと、わかった]
…どうして、ここに…?
ううん、そうじゃない…君はまだ、ここにあるべきではないんだよ。
[アマンダは、何かを内へと秘めた小さな硝子の小瓶に語り掛ける。
そして、大地と風の場を整えて。
それを終えれば、持ち主の下へと*小瓶を運んで行くだろう*]
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